1444 【銀河鉄道の夜風RP村】こちら、銀河ステーション
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―星屑の海岸―
[苦笑するようなクノーの眼差し>>39に、カロラも苦笑で返す。
飛び出した二人>>22>>35を見失わないようにその後を追い、海岸へと降りた。
白く輝く星の海が、とおくまで眼前に広がる。
――それはまるで。
このまま星の海に飲み込まれてしまいそうな。
そんな錯覚を、覚えた]
( 60 ) 2014/08/06(水) 23:11:38
/*
楽しんでもらえているのだろうか、というのが、村立て的に心配なところです。
最終日にカロラ劇場にならないように気をつけないと。
死因?
生存者からの縁故がなかったら、原作と同じように川で水死かな。
( -24 ) 2014/08/06(水) 23:15:25
『間もなく、発車致します。
お乗り遅れのないよう、ご注意ください。
――次は、鷲の停車場。鷲の停車場』
[くぐもったアナウンスが流れ、ドアが閉まると、再び列車は走り出す。
星の海の中を、ゆるやかに]
( -25 ) 2014/08/06(水) 23:25:49
!?
[レナの突然の叫び声>>53に、身体をこわばらせる。]
え・・・えと・・・
[どうすればいいんだろう。
やがて、涙を流し始める彼女>>55に
どうしていいかわからなくて。
でも、何かしないではいられなくて。
さっき、彼女がしてくれたように、その背中をそっと撫でた。]
( 61 ) 2014/08/06(水) 23:30:24
( -26 ) 2014/08/06(水) 23:31:00
―白鳥の停車場・客車内―
[転びそうになった時に助けてくれた青年とはいくつかの言葉を交わしただろうか。
車内で仲よさそうに話したり、チョコレートがやりとりされているのをぼんやりと眺めていると、気がつけば一つ目の停車駅に到着したようだった>>#0]
白鳥の停車場……?
……うわぁ…
[視線を外に向けると、そこには星屑をちりばめた海岸が広がっていて、そのまばゆさに目を奪われる。
そのまま視線を巡らせていくと白鳥達が戯れている姿があった。
大きな目を丸くしてその様子をじっと見る。どうしようか。
乗客の中の数人は外に行く見たいけれど]
……白鳥……。
[白い、羽の大きなその取りを見つめながら呟いた声と表情には、何処か寂しげな色が乗っていた]
( 62 ) 2014/08/06(水) 23:37:36
― 星屑の海岸 ―
[見回せば、列車の中で見た記憶のある顔が、ちらほらと。
膨大な光は、疑問も追憶も、全てを呑み込んで。]
あまり遠くに行くなよ、二人とも。
戻って来れなくなったら、大変だからな。
[この子達なら大丈夫だろう、とは思うが。
>>54見えた背中は、やけに儚く光に融けそうで。]
カロラ、貴方も。
……大丈夫だろうとは、思うけど。
[>>60聞いたばかりの名で、遠く星の海を眺める青年を呼び、付け加える。
……尤も、自分より青年の方が余程、此処の事には詳しそうだが。]
( 63 ) 2014/08/06(水) 23:43:17
(男の子が欲しかったのに)
(また、女の子だ)
[白鳥の姿を見ていると頭にそんな声が響いて周りを見渡す。
けれどその言葉を発しただろう人間はどこにも見当たらない。
見当たらないけれど……ずっと聞かされていた言葉]
(おんなのこはいらない。
ほしいのは綺麗に着飾る女ではなく。
家を継いでくれる男だったのに。
また、女だ。)
[無意識に頭の中に沸いてきた言葉に顔をしかめる。
誰に言われたか思い出せないその言葉はけれど、ずっとずっと、言われ続けてきた、言葉。
だから髪を切り、男の子のような言葉で話し、男の子のような服を着て。
振り向いて欲しくて……
――誰に?]
( 64 ) 2014/08/06(水) 23:43:25
…綺麗。
[ぽつりと唇から零れた言葉は、星屑の海岸のことだったのか、白鳥のことだったのか。
漏らした自分にも解らなかった**]
( 65 ) 2014/08/06(水) 23:43:29
シャロは、メモを貼った。
( A12 ) 2014/08/06(水) 23:45:24
[綺麗すぎる星屑に、呑まれそうで。
ベニに貰ったチョコレートを、立ったま少しだけかじる。
ぱりり、こりり。
怖いほど美しく静かで、星の燃える音すら聴こえそうな海岸。
歯の奥から響く音が、意識を自分へと繋ぎ止めているようで。
白の中輝く二連星を見つめ、二人の元へと近付いて。]
( 66 ) 2014/08/07(木) 00:30:00
……そろそろ、戻る?
白鳥も、国が変われば七夕の鵲《カササギ》になるからね。
長く居ると、連れて行かれてしまうかもよ?
[但し、白鳥座でも鵲でも、誰かを拐うような神話ではないのだが。
――……寧ろ、自分を含めた皆が、星に呑まれ橋の彼方へ足を踏み入れてしまいそうで。
誰かが残りたいと言うならば、出発時刻ギリギリまで、共に海岸で過ごしただろうか。
いずれにせよ。列車の出る頃合いまでには、車内へと滑り込んだだろう*]
( 67 ) 2014/08/07(木) 00:30:22
……うん、そうだね。
このままここにとどまっていたら、星の海に飲まれてしまいそうだ。
[クノーが小さな2人に声をかけるのを聞いて>>67、近くで見守っていたカロラもまた、頷き返した。
といっても、ふたりが留まるというのなら出発の時間までは傍にいるつもりではあったし、どうやらクノーもそのつもりのようだけれど]
……アイスが、食べたいの?
アリスに言えば、きっと、持ってきてくれるんじゃないかな。
[『チョコレートアイス』というルルーの呟き>>59が耳に届き、小さく首をかしげて見せた]
( 68 ) 2014/08/07(木) 00:39:14
( A13 ) 2014/08/07(木) 00:41:11
カロラは、メモを貼った。
( A14 ) 2014/08/07(木) 00:47:33
うわっ、と。
[掴まれた手>>29をしっかりと握り返して支える。反対の手で座席を掴んでいたからか、しっかりと踏ん張ることが出来た。
ふっと息を吐きだす。]
倒れなくてよかった…。
や、それは大丈夫…謝らなくても
[そんなに大事な物じゃないし、と言いかけてはたと気付く。
大事な物じゃないなら、何故自分はそれを持ったままなのだろう。
それは本当に大事な物じゃないのか。
少しの間が空いたため、今度は屈むのを制することが出来ず、そのままバランスが崩れたのを見て慌ててしゃがみこみ声をかけた]
ご、ごめんね…!
大丈夫…?
( 69 ) 2014/08/07(木) 01:12:11
[弾けた気泡が思い出を、脳裏に蘇らせる。]
(ママがチョコレートアイスを、頼んだんだっけ。)
[ジリジリと夏の日差しが照り付ける中、家族で入った喫茶店。
パパもママも、いつになく難しい顔をして、黙りこくっていた。
それでも3人で出掛けるなんて、久しぶりのことだから嬉しくて。
自分が喋れば二人が笑ってくれるのでは。と、ゼンマイを目一杯巻いた玩具のように、途切れることなくお喋りした。
どんな呼びかけにも、生返事と溜息しか返っては来なかったけれど。]
( 70 ) 2014/08/07(木) 01:18:55
[そして着いた白鳥の見える停車場。
まだ夢を見ているみたいだった。その景色はまるで夢のようで、絵のようで。
それでも自分の目にあるそのリアルさを残そうと、スケッチブックの1ページ目を開いてポケットから鉛筆を取り出し。
さらさらと文字に残した**]
( 71 ) 2014/08/07(木) 01:20:08
クノーは、ルルーの呟きを聞き取るには、少しだけ遠かった。
( A15 ) 2014/08/07(木) 01:22:33
うん。アイス……
[首を傾げて問いかける男の人>>68に力強く頷いた後。
何のアイスがいいだろう。と思案顔を浮かべ]
チョコのアイスがいいなー……。
[『鼻血が出るからダメ』いつもはそう言っていた母親が、あの喫茶店で頼んでくれたアイス。
やがてテーブルに運ばれてきた、チョコレートアイスを目の前にしながらも、難しい表情をした両親の様子に、なかなか口をつけることは出来ず。
二人の顔を見比べながら、硝子の器の中でドロドロに溶けていくそれを、ただスプーンで掻き回していた。
チョコレートアイスを頼んだのはあれが最後。
家族3人で出掛けたのも。]
( 72 ) 2014/08/07(木) 01:32:49
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