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日の明けて、妻、腕にぶつけきめる痣の残りたる。
されど、妻、ことを露も知らず。
こは一度のみにあらず、度々ありけり。
妻のほか、屋敷の者のなりし事もあめり。
男、「欠欠案山子」の物語、他人にせし事などなかりけるに、親に訊ぬるも、そは戯言なると言ふ。
ならば、……こは何なりや?
>>14
(……暑くて眠れない。
せめて気分だけでも涼しくなりたいので、寺生まれの友人から聞いた不思議な話でも語ろう。)
>>15
(昔、男の子がいた。
男の子は大層怖がりで、親にしばしば躾と称して恐ろしい物の怪の話をされていた。
特に男の子が怖がったのは、「欠欠案山子」と言う物の怪である。
これは、親の言う事を聞かない子供を食べてしまうものだと言われた。
片足で立ち、手を振り回しながらぴょんぴょんと跳んで恐ろしい声で歌いながら近寄って来る、恐ろしい物の怪だと男の子は信じた。)
>>16
(時が過ぎて、男の子は元服をし、妻を娶った。
そんなある日、男は夜に厠へ行こうと目を覚ました。
隣を見れば、寝ている筈の妻の姿はない。
どうしたのかと思いつつ、厠へ向かう道中、妻の姿を見つけた。
しかし、様子が妙である。)
>>17
(「かーんかーんかーかし……」
と歌いながら、片足で跳ねてこちらへ寄ってくる。
手をぶらぶらと振り回し、まるで幼い頃、親に脅かされたそれそのものだ。)
>>18
(男は恐ろしさのあまり動けなくなり、其の場に蹲った。
妻は歌を歌いながら手を振り回している。時折背や頭に手が当たって痛かったが、ひたすら耐え、気が付くと意識を失っていた。)
>>19
(翌日目が覚めると、妻の腕にはぶつけたような痣が残っていたそうだ。
これは一度だけではなく、何度かあったそうだ。
妻だけでなく、屋敷の者であった事もあるらしい。)
>>20
(男は、「欠欠案山子」の話は、他の人にはした事などないし、親に訊いてみても、それは嘘っぱちだと言うばかりである。。
だとするならば、……これは一体何なのであろうか?)
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>>10は「開けむ」だから(開けるだろうか)じゃなくて(きっと開けるだろう)の方が訳としては適切な気がしてきた
ヒェッ…
あやかしがとりついたってことなんでしょうか…。
(もしそうじゃなかったらそっちのほうが怖い…)
…もしくはお嫁さんが…かかし…
キョウの話怖い。
カカシの話は、妻にしたことなかった。
どうして妻が、男の思い描くカカシみたいになる。
もしかして、男が寝ぼけていただけ。
でも、妻の身体には暴れた痕があった。
男が妻に暴力をふるい、妻は男を恐れて、覚えてないと嘘をついた。
これは考えないことにしたい。
妻が男の親からカカシの話を聞かされた。
いま一番可能性がありそうなのは、これ。
親はよく、「あの子が小さいときにはこんなことを怖がってた」という話する。
たぶん、おもしろエピソードのつもり。
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