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[>>0:87で人形を落としぴょこぴょこ跳ねるメデューに対してくす、と笑いかけ]
すごいじゃないか。ほら、人形取っておいで。
[賞品の人形を取ってくるように促す。]
…さすがにここはもう離れようか。
少し、街を見て回らないかい?
[明らかに「お前らもう帰れ」オーラを出している射的屋の主人に目を合わせることができず、メデューの手を引いて射的屋を離れた。]
風を読む青年 ポールが「時間を進める」を選択しました。
[さあ、と風の音が小さな住人の気配を届けてくれる]
風が……。
パーシヴァル、これは君の気配なのかい?
こんなことも起こるなんて、この星は不思議だね。
[来訪者と原住民を風が繋ぐ、ちょっぴり不思議なこの星の奇跡。]
じぇじぇ、じぇじぇじぇっ?
[風が吹けば、何処からともなく御客人の声]
星の風ば吹いて、声聞こえるな!
時々遠き河だの空の鳥だのの喋るの聞こえっけど、
お客の声さ風届げたんは初めてだぁ、くふふっ!
楽しんぢょるかね? ええ星きね?
[きぅきぅ笑い声が風に乗る]
ふー……
酷い目にあったにゃあ。
[そろりそろりと起き上がる。
乱れてしまった毛並みを整えようと、ちゃっちゃっ。と、尻尾の毛繕いしていたが]
………?
[きゅるる。という音に気がつけば、視線は自分のお腹へと注がれる。
野良猫だから空腹はよくあることだけれども。]
お腹すいたにゃあ。
[屋台の食べ物の匂いを嗅いだせいか、お腹のなる音はますます大きくなる。]
なにか食べに行くかにゃっ。
[ぺったんこのお腹を右手でさすり、屋台街へと戻ることにした**]
おぉーきに、ねぇちゃっ!
[両手を差し出して、つまみ屋の女性客からたこ焼きを1つ受け取る。
あつあつのそれを手の上で よっ ほっ とっ と転がしていると
周囲からくすくす微笑ましい笑い声。
小さなリスはこの屋台の客寄せ犬の如き状態になっていた。
頬袋の中は餌付けで与えられた物で一杯になっている]
普段は人さ作うた食べ物けねからなっ。
後に巣穴ば持ち帰るんよぉ、んだけらお腹破裂しない!
ほいだら、また来るべ、然らばっ!!
[食い過ぎじゃあないのか、なんて文句を垂れるつまみ屋の店主には
飄々とした語り口で返して、手の代わりに尻尾を振って、
またて、てててん、てんっ、と観光客の頭を渡って一度屋台街を離れる。
───目的地はさほど遠くない場所なのだけれど。]
黒猫 テトラが「時間を進める」を選択しました。
――いい星だよ。こんなに素敵な風があるなんて。
[風に乗せられ届く声はとても楽しそうな声で。]
ああ、ちょうどいい。これからメデューと街を見て回ろうと思ってるんだけど、どこかおすすめの場所はないかな。
景色が綺麗な場所とか、風が気持ちいい場所とか…。
[隣を歩く彼女をちらり、と横目で見やった気配はパーシヴァルに届くのか。]
[屋台街近くの大きな樹木。
ご神木として祀られていた過去があったらしい巨大な幹には大小様々なウロがある。
そこに住んだり、物を『あずけたり』してるのは現地獣達。
下から5番目、東方向の小さなウロは、パーシヴァルの食糧貯蔵庫No.4である。]
くふふふっ、大漁、大漁っ♪
[両手でふわふわに膨らんだ頬をくぃくぃ押せば、
頬袋からぽろぽろ出て来るカルメ焼き、ポップコーン、
何処かの星の特産物であろう虹色の煎り豆、焼いた貝の様な物…
昨日、早めに来ていた綿飴屋から貰った綿飴の上に敷いて、ご満悦顔。]
………けど、しかど。
何だべ、風ば不思議な気配運ぶものだな?
あったけぇよーな、くらくらすんよぉな…誰さ来ちょるびん?
[屋台街を移動している時に感じ取った不思議な気配>>0:44。
吹き抜ける風がそれの存在を断続的に、微かに伝えている。
ちっちゃな胸を両手で抑えて、ウロの出入り口に両脚で立って、
ぷぅえあむ、と妙な鳴声を上げて、小首を傾げた。]
お喋りなリス パーシヴァルが「時間を進める」を選択しました。
―街中―
[はぐれないようにとメデューと手を繋いだまま歩く。見渡す限りの人、人、人。まさにお祭りといった雰囲気。しかしふと上を見上げてみれば、空は綺麗に澄み渡っており]
……同じ喧騒でも、こうも違うものなのか。
[彼の今の住んでいる星もまた、喧騒激しい星であるが、ビルや工業都市に紛れ、このような綺麗な空は見ることができない。]
くふふっ! えがったえがったっ!!
ここば冬さちっとさみぃけど、夏ば気持ちええもの!!
せでこの時期ば色んな星さ人集まって、仲良くするのなぁ。
メデューさ、いっちょ怯えてたきに、今、楽しそうな風吹いてあっちゃ嬉しいの、くふふっ!!
[楽しげな声に機嫌を最高に良くした現地獣。
小さな肺に涼しい空気をきゅきゅっと吸うと、
例のお喋り訛りの早口で一気に捲し立てた。]
景色ば綺麗なのは恒星の登る方の3つの湖だべ。浮湖、鏡湖、鳴湖…
屋台街さ近くの小川遡って源流の方行くと、暗くなってからちらちら光る虫出る。
源流ば行くなら足下ちっくとあぶねえから、灯買ってくとあぶなくねぇべ。で、小川の近くば面白か植物多くてなぁ>>0:0、お昼寝さ出来たりすっきね!
小川降りてくとちっちぇ磯ある、涼しいとこだべ!
潮風気持ちいいし、岩は青色! ちっと歩くとまっしろな砂場なー。もちっと歩かば、ふるぅぅい廃墟?みてなのが半分海に沈んだとこある。
他にもいっぺある、いっぺ素敵なとこあんよーっ!
白いやじるしの形の花、辿りゃきっと、あっちゃが紹介せてぬ以外の素敵もあびょんっ!
ほげにやじるしな形しとる、湖も廃墟もそれ辿りゃ着くさな。
ー路地裏から屋台街へー
[シンと静まり返った路地裏から、活気に溢れた屋台街へと舞い戻る。
呼び込みをする露天商や、射的の音。そして何より沢山の人々の声。
それらを運ぶ空気から、生命力や熱気まで、伝わってくるようで。]
いいにゃ、いいにゃ。
賑やかだにゃー。
[ご機嫌という様子で目を細め、人々の間を縫うように、足音を忍ばせながら歩いていく。
やがて1:金魚掬い/2:たこ焼き屋/3:お好み焼き屋1(3)に辿り着いた。]
…へえ。本当に色んなところがあるんだね。噂通りだ。
ありがとう。色々行ってみるよ。
君とも一緒になれるといいね、パーシヴァル。
[風に乗る声もまた、さわやかに。]
くふふっ!
あっちゃもちぃっとしたら色々回ぅて様子見てくりゃ、
住んどる場所が賑やかになんのは嬉しゃ、嬉しゃね。
また会ぅたら案内でも何でもせで、よしなぁにっ、ポールさ!!
[きゅ、きゅ、きゅっと甲高いお喋りは風に包まれる]
……お?
[街を散策している途中、ある屋台に見覚えのある姿が。]
テトラ?
[金魚すくいの屋台にいるテトラ>>6に声をかけた。]
[一際賑わう屋台を、視線の先に捉える。
何を売っているのだろう。と足音を潜め、こっそりと近づけば]
にゃ……金魚?
[しゃがみ込み、人々の脚の間から覗き込めば、浅い水槽の中にヒラヒラと泳ぐ赤や白の小さな魚。
ざっと見た感じでは23匹ほどはいただろうか。
綺麗だにゃぁ。とうっとりと目を細めるも、お魚の姿に思わずゴクリと唾を飲み。]
………!
[誰かに見咎められはしなかったか。と警戒しながら周囲を見回す。
バケツで水をかけられるのは御免だ。]
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