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― 納屋 ―
キリエ。
ここの生活はどう?
荒廃した無人の地球とは違う……。
先進的な技術も無い。
素朴……悪く言えば野蛮な人類だらけの星。
もう、地球が恋しくなったりしていない?
[首を傾げてにこりと笑った]
風の精霊 フィオナは、おやすみなさい** ( B17 )
浄化天使 キリエは、フィオナをじっと見つめた** ( B18 )
[音声認識>>221]
―――ザ…―ガッ――
[思考ルーチンにノイズ発生]
了解シましタ。マスターが範囲外に出るヨウ移動ご
任務ヲ実行しまス
[思考ルーチンにノイズ発生]
―――ガッ――シ――
[思考ルーチンにノイズ発生
任務更新/自爆し、マスターの退路を確保
移動開始]
[ラグーンの後を追う横で、不意に見つける懐かしい文字。]
これは…。
[一見模様だけの何も無い廊下だが、これは自分たちの使用する文字である。文字に書いてあるように壁を叩くと、割れて。]
…。
[目的の本をさっと回収すると、素早く扉だけ閉める。
目配せをして周囲を伺い、本の中身が見られて無いか確かめる。
そしてラグーンの後を追う。]
>>221はい?
[マスターと思しき存在は。
ラグーンに自爆命令を出したように聞こえた。]
いやいやいや。
自爆おわたは勿体無いわよそこの人。
[ラグーンを見ながら。]
なんというか。
寧ろこっちからしたらつれて帰りたい人材なのよね。
天井に大穴開ける手段なら別途ラグーン持ってる無いし使う手段あるんじゃないかしら?
[とりあえず提案してみた]**
人材というよりは機材?
そう。あなたが必要としているのなら
マスター権限を譲渡しても良いけれど……。
以前、みた所では施設や分厚い壁を破壊する装備は持っていないように見えたの。
自爆すれば、半径8km近くを吹き飛ばせる……。
それにかわる手段はあるの?
[ラグーンとしのぶを交互に見つめた**]
ホッスルトコロ?
ハルピアのホッスルトコロ?
盲点ですなー。
[そう思って考えてみたことがなかった。
なにがしたいのかってこと。
考えてみたらすぐに分かった。考えるまでもなく、やってたことだった]
愛を分かるために、生きる
[ソレから、その先は、ガヤに聞かれたときに答えたこと]
愛と、いっしょに、生きる
[それで、ハルピアは、サンシアを、愛、なので]
サンシアと、いっしょに、生きる!
[言葉にしてしまえば、愛を分かるために生きることと、愛といっしょに生きることはおんなじだったから、憶えるのが簡単で助かりました]
そういえば。おなか、すきましたな?
[ごはんとお水をそろえるために飛び回って、それから、ごはんを食べる間もなくここまで来たので。
サンシアの膝の上で、きゅるるとお腹が鳴った]
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