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ん、爆発が止んだ?
…のかしら。
なら大丈夫そう。
[焼き串を1(6)本追加で食べながら移動する。
食べた串はお持ち帰り。ポイ捨てよくない。]
…そうよ、ぎっちょんの遺産よ!
[主目的を思い出し。
すととととと歩く。]
あら、誰か居たかしら。
[そんな折。見過ごしたのだろうか、誰かがいたのを>>108通り過ぎた後にように思える。]
しょうがないじゃない。
雌を求めて雄が争うのも、縄張り争いで殺しあうのは生き物の常。
これもそれの延長線上のもの。
信じない。
「異」界なんて存在しないから。
異というのはそれに対をなすものは何かのか。
そんな定義を考えれば酷くつまらない。
だから――皆は同じ世界にいきるもの。
私はそう定義した。
[何時も調子で言葉を紡ぐ風精。
リンの側によれば真っ直ぐに視線を重ねる]
[その時一瞬、キリエに対するリンならではの対応案は生まれたのだけれど、それは決して確実とは言えないものだったから、すぐに声に出すことはしなかった。]
記憶を無くしていたわーに手掛かりをくれようとした、
そんな、争うばかりでない優しいキリエの姿も、わーは知っておる。
[ぽつりと続けられたのはそんな言葉くらい]
−一方その頃べんとらー−
『チッ。そう簡単に思い通りにはいきませんかい』
[マイスターにきっぱり拒絶されて舌打ちのような音を発する。 とはいえヒトのような形を取っているわけでもないのだから舌打ち自体をしているわけでもない。
ただ、そのようにするのが『それっぽい』からそのような音を発しているだけだ]
『まぁ、そう意固地にならずによく考えてごらんよ。
あの赤い石ときたら、われわれの技術が誇るべんとらーさえ作動不良に陥らせて見せたんだよ?
きっとキリエを悩ませている声だってぱっと止めちまえるはずさ!OHANASHIはそれからだって遅くない!そうでしょ!
ほら、ね?
アナタにとっても悪い話ではないと思いますが?』
[と、原理も作用もいまだ明確に調査できていないことだから何の確証もないまま、マイスターに告げる。
ありえる想定の範囲を語りはしたが、実際に『そのよう』にならなくても構わないのだから無責任なものだ。
フラットウッド(仮)にしてみれば、調査できる可能性がありさえすればそれでよいのだから]
『出口? その質問に答えてもいいけど、キミに無償で情報を引き渡す理由は、ないかなぁ』
[それはともかく、事態は収束に向かっている様子>>114>>115]
『あちゃあ。まぁ、今回はこんなもんかぁー』
無理を言うのは愛じゃない?
無理を言うのは愛じゃない。
そっかー。
[新事実だ。あいを分かるためにも、愛じゃないことはきちんと避けなくては]
むずかしいですなー?
[サンシアが改めて言葉にしているのを聞いていると、それがなんだか複雑で難しいことのような気がしてくる。
やがて、言葉を切ったサンシアの様子を見ていたら、不安になってきた]
もしや。今のは『無理』?
無理言ってしまいましたか?
[天使の手を握ったまま、彼女が話す様子を静かに見守る。
言葉を尽くして説得するという行為は、男には難しい。
思ったことを伝えることしかできない。
だから、後は祈るように。
やがて、十字架が地面へ落ちていく]
良かった。本当に、良かった。
[心底安堵して、苦笑が零れた。
キリエは地上にいた頃の様子に戻ったような気がした]
……………。
実は僕も、存在理由が無くなりかけている所なんだ。
"生き直す"のは、難しいが…。
悪くないかもしれないと、考えているところ。
[もう一度彼女を握る手に力を込めて、離した]
難しいですよね、愛って。
[何処からが愛で、何処までがそうじゃないのか。
何処までが愛で、何処からがそうじゃないのか。
…そんな方程式みたいな考え方をしている時点で、
愛からは大分離れてるんだろう。多分。
そう考えていると、さっきの問題でハルピアが悩んでいるようで。
切欠を作ってしまった身としては、フォローしないと駄目だろう。]
…無理ではないけど、難しい問題…と言った感じですねー。
多分、考えるのが得意な人なら解けるんでしょうし。
ただ、私にはちょっと難しいですけど。
…そう言えば、なんでハルピアさんは愛について考えてるんですか?
[難しいと口に出したついでに、ふと思った疑問を聞いてみた。
…哲学者には向いて無い気がするの。この子。]
[フィオナ>>118にはじめに言われたことはリンにとっては盲点だったから、むむうと複雑そうに唸った。
それから、信じない、という答えには頷き掛けて――。]
存在しない?
わーの世界にとってはこの世界が「異」で、
この世界にとってはわーの世界が「異」である、
ただそれだけのことではないのか――。
[すぐにフィオナの定義を受け入れられないのは、リンがこれまで信じてきている定義故。
こちらの方が今度は「くだらない」と言われてしまえば、むむ、とまたばつの悪そうな顔をした。
それから少しだけ間をおいて、真っ直ぐに見詰めるフィオナリンの方からも顔を近づけて]
……フィオナ。
わーはなーに、わーの故郷を見せたいと思った。
もし来いといわば、来る気はあるか?
[フィオナが行ける確証などないのに、なんとなく、リンはそんな気になった。]
異と定義すると――まるで他が「正」みたいに聞こえるじゃない。
私はそういう事が嫌ということ。
……リンの故郷?
唐突ね。帰れるあてが見つかったの?
何か嫁取り物語じみてきたけれど。
[リンの言葉に意外そうに瞬く。
然し、「見知らぬ世界を見せる」
そんな言葉には酷く興味を惹かれた様子]
[キリエ>>116からはどこか悔しげに聞こえる言葉を掛けられたが、リンは特段声を曇らせることもなく]
うむ。どういたしまして、なのじゃ!
[えっへん、といわんばかりの返事をしてみせた。
けれど吐き捨てるように告げられたこと>>122には暫し何も答えずにいた。
正直は単純に美徳とは言えぬと言っていたのはさて誰だったか。
リンは案を一つ言い掛けようとして、キリエが見せた硬直に気付いた。]
うむ。
わーはなーにひどい無礼を働いたが、
それでもこうして今も確と向き合ってくれるではないか!
[無礼とは主に神を自称したことについてだった。]
ん…んわ?
あなたは?
[>>125追いかけられていたようだ。
この人もまた、ニンゲンの姿のイメージからは少し離れている。]
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