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[リンはある日、その場所では無い遠い遠い何処かから、
波が唸り、地が轟き、空が嘆くこえを聞いた。
それがやがて故郷の平和を乱すおそれがあると思ったから、
リンはその地に向かうことに決めた。
――はなれていっても、もどってきて――
そんなヒトの声を背に受け、必ず戻ると頷いて、
リンは天と地に為す術を請うた。
そして天地を揺るがす猛きいかづちの力を用いて、
空や地や海の嘆きの元たるその地へ旅に出たのだ!]
[そんなことを思い出しながら飛び上がったら、べんとらーの端っこに片手が届いたところで、手がつるんと滑ってリンは落下した。]
はう! 「ぐぎゅ!」
[リンはばよんばよんと[[2d10]]回程地面にバウンドした。]
あう、サンシア、が、はうう!
[跳ね返る最中、上昇を始めるそのすがた>>1を光の中心に垣間見るも、手を伸ばして引き留める余裕はなかった。
最初に跳ね返った時にリンから離れたポチは、長い手の爪で地面を耕して柔らかくし始めていた。
リンはそこに落ちた時に漸く土に埋まる形で着地できたのだけれど]
うぐ、うう――フィ、フィオナ!
[やっと見上げた頃には、フィオナ>>2ももう、べんとらーにさらわれてその奥に吸い込まれてしまっていた。]
うぐう……こら、待つのじゃ!やーい!
[「待てといわれて待つ者はいない」の法則を何処かで聞いたことがある気がするリンだったが、それでもべんとらーに対して叫んでいた。
しかしばよんばよんしすぎた上に土に半分身体が埋まっている所為で、この時のリンには起き上がることさえもできなかった。
ポチが土の中から掘り出したミミズ(仮)をムギュゴギュモギュモギュと咀嚼する中、リンは先程のハルピア>>5:74の問い掛けを思い出した。]
ハルピア、なーは、べんとらーなアブダクトを呼ぶ――、
べんとらーを知るもので、あった、のか。
[食事中>>2であっても、そして如何にも落ち着いてなさそうであってもお構いなしとばかりに、リンは声をあげた。]
教えよ!
べんとらーに捉われたものらを、助け出すには、
如何すれば良い!
[説明を順序立てることも無く、本題の問いのみをハルピアに掛けた。**]
へえ…こんな捌き方があったのか。
ふむふむ。
今度これどおりに捌いて見ましょ。
[手始めに目をつけたのは料理の本。様々な調味料で味付けをする本。その調味料自体を作るための手段。自分たちの都市でも再現できる知識と、地上の生物がなる種子を回収する。]
ニンゲンと言うのは火薬や兵器がとても好きなようね。
歴史書や指南書としてまで作りこんでいるわ。
んでTankですって、こんな大きなの回収できるかしら…。
[続いて、火薬や兵器についての本を読み漁る。砲の指南書をみると、担いだりするものや接地して使う大物も見えた。]
これはニンゲンの宗教かしら。
あら、私達の―って異教どころか邪教扱いされてるじゃない!
むきー!この作者許さじ…!
[宗派についての本について、ばたばたと怒りゲージをためていた。]**
―カタコンベ―
本、届いていたのか。
借りを作るのは好きじゃないが、
そういうものなら悪くないのかもしれない。
なら、僕達を探しに来てくれて、ありがとう。
[間近で彼女の瞳>>+29を見つめ返しながら、
続けられた質問に少し目を伏せて、また戻して]
さあ、どうだろう。
博士が何を考えていたのか、
僕が推察するのはそれこそ難しい。
僕の存在意義を考えるならば、殉ずるのが正しいのだろう。
……キミが言う所の"呪い"のようなものかもしれない。
今までずっと、その心算ではあったし。
その望みに疑問を抱いたこともなかったのだけれど。
ほんの此処数日間の出来事で、
僕は少し生きることに未練ができたらしい。
皮肉だな。
リン?
[飛べるイキモノは着地できるイキモノ。
そう思っていたから、落ちてきたリンに反応が遅れた。けど。
ばよんばよんして土に埋まる姿はどうもだいじょうぶじゃなさそうだったので、置いていかれた水はそのままに、翼にトンボを挟み込んだそのままに、埋まったリンに駆け寄った]
リンー?
だいじょうぶー?
[そのリンは、べんとらーに向かって叫んでいて。
その様子は、ひとまず元気そう、に、見えた]
助ける?出す?
べんとらー、危なくないですがー…
[少なくともハルピアはそう思ってるので、助ける、って言われてもピンとこない。
『助ける』って、危ないことになってるのをどうにかすること、だと思っていたから。
それよりも]
リン、怒ってる?
[問いかけるリンの、その剣幕に、ほんの少し、及び腰]
――カタコンベ、小部屋――
[少しずつ法則性が見えてきた。
深く考えているときの癖で、尻尾を右に左にリズムをとって揺らしながら、一心不乱に壁の文字を追う。]
数字はほぼそのままだから読みやすい…
これは人間
の歴史の一部、なんだろうな。
何か大切な人がいて、その人が生まれる前と、生まれる後の違い、それぞれの歴史…
…うーー、目が疲れてきちゃった。
[長い時間熱中していたようだ。
石の光はあるといえども、ほの暗い。
のびを一つすると、他の部屋も回ってみることにした。
そうだ、うっかり夢中になっていたが、そもそもここにはしのぶやマイスターを探しに来たのだ。
猫は冷たい床から立ち上がると扉をそれぞれ眺め、適当に一枚選んだ。扉の前に立つと、しゅんっと自動的に開く。]
しのぶー?まいすたー?
誰かいないかー?
[しんとした空間は思ったより声が響いて恥ずかしかったが、控えめに呼びかけつつ、誰かの姿を探しながら部屋から部屋へ渡り歩いている]
[フィオナとは、その後どのようなやりとりがあったか。
いずれにせよ、微かな声>>+37が耳に届けば顔をあげ、
少し逡巡した後に其方へ足を向ける。
静かな空間に響く猫の声は、次第に近づき大きくなっていき]
ガヤ。結局キミも此処に来たのか。
[それは猫が何処かの部屋に入っているタイミングだったか。
漸く追いついて、後ろから声をかけた]
[誰にも会えずに寂しくなっていた頃、急に後ろから声がかかって、びっくりして背中の毛が逆立った。
が、すぐに相手が誰だかわかり、ほっとする。]
マイスター!!
やっぱりここにいたんだな。
よくわからないけど、ハルピアが送ってくれたみたい。
しのぶは来てるのか?
ここには誰か住んでるのか?
というかここは何なのかわかる?
[ほっとするついでに、ぽんぽん疑問が口をついてでた]
…随分、歩き回ったみたいだな。少し探した。
[何にせよ見つけることができて良かった、
と此方もほっとした。
相手の傍までやってくると、身をかがめて頭を撫でる]
さっきは、すまなかった。
[一方的に押し付けた首輪は、まだ猫の首にあった。
ちらりとそれを確認して、息をつく。
結局、御守りのあては外れたらしい]
ハルピアが…。
しのぶも来ている。他にも何人か。
此処はおそらく、カタコンベ。
地下墓所、と呼ばれる場所だ。
住人はいないだろう。
人間の、知識の墓場といったところか。
― 研究室 ―
[灰色の瓦礫が連なる街の中に、ようやく地下へ続く階段を見付けた。
周囲に生き物の気配はない。
ガヤもこの場所に戻ってきてはいないようだ]
……勝手に入るのは気が進まないけれど。
[しかし待っていた所でここの主が戻って来るとも思えず。
ゆっくりと、地下へと続く階段を下りていく]
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