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―回想―
[其処で何を見たかといえば。
――図鑑でしか見たことのないような、
かつて地上にいた生物の剥製が、
壁一面に敷き詰められている部屋とか。
――瓦礫と埃の中に、砕けた緑青◆色の石板が
散らばっているだけの部屋とか。
――材質の分からない小さな球が、
天井や壁床に固定してある部屋とか。
其処に保管されていた書物によると宇宙模型らしいが。
聞いたこともないような遥か遠くまで組み立てられている。
――入り口に十字架が敷き詰められていて、
奥を覗くことしかできない部屋とか。
中には枯れた植物のようなものが敷き詰められている。
更にその奥は良く見えなかったが、近づくことは憚られた]
[他にも、
絵画が何故か劣化することもなく陳列されている部屋や、
反対に保存状態の悪い本が雑多に敷き詰められている部屋や、
壊れた鍵のついていた部屋には、刃物、重火器、
男が使っているのに似た光線銃まで保管されていた。
そして最後に訪れた部屋は、
妙に空気がひんやりとしてがらんと広く。
何もない部屋かと思ったが、
中心に一枚の紙切れが落ちていた。
…それは、]
―カタコンベ―
[持ち帰ったのは、一枚の紙切れと砕けた石板。
肩掛け鞄に入った其れを、無表情に見下ろしていたが]
―――――……?
フィオナ。
[声>>+14が、聞こえた気がした。
こんな場所でまさかとは思ったが、彼女の声を間違える筈はない。
佇んだまま、緩やかに周囲を見渡した]
「マイスター。私よ。
ファミア……使い魔を通して話しかけているの。
見たところ無事そうね?」
[空中に溶け込むように浮遊していた其れが姿を表した。
其れは純白のボール状の物体。
表面にはFamiliar 005とシンプルな文字がペイントされている。]
/*
声間違えているぞ、マイスター君。
や、やっちゃったんだぜ!
[中の人の残念具合に、頭を抱えている。
ごめんね、ごめんね]
[届く言葉に状況を理解しようと、暫し思案していたが。
中空に出現した真白のボールに目を瞬かせた]
ああ、僕は無事だ。
他に二人ほど出逢ったが、いずれも大事ない。
…キミは、此処にいるわけではないのか。
私も此処に居る。
アブダクトされたの。
私とマイスターの距離は直線距離にして15km。
直ぐに合流できるから待機していて。
[簡素に事情を伝えると移動を開始する]
ところで――「先輩」としてこの場所の教えてほしいの。
何か面白いものは見つかった?
[ボールが問いを発して2分前後の時間が経過する。
前方から歩いてくる風精その姿がマイスターの視界に入るだろう。]
░▓▒▓█▓░░▓▒░▓▒▓█▓░░▓▒
先輩としてこの場所の感想を教えてほしいの。
[こほんと咳払い。
ノイズで乱れた問いを改めて発する]
キミもベントラーに。
[その言葉は少し意外に思えた。
彼女は何となく、そういったものを
超越してしまいそうな雰囲気を持っていたので]
先輩、といってもそんなに変わらないがな。
此処はおそらく、カタコンベと呼ばれる場所。
"面白いもの"は―――…
[答える前に、当の本人が姿を現した]
大丈夫か?
[ノイズに僅かに眉を寄せてから]
見飽きない程に、色んなものがあったよ。
此処は人間のあらゆる知識が遺された場所、のようだ。
見て回ってみたらどうだろう。
キミを満足させる何かが見つかるかもな。
ただ。
…僕は、もういい。
[言って、後ろの壁に背を預けた]
そう。私もベントラーに意外?
[正面からマイスターを見つめれば首を傾げて問いを向ける]
ええ。大丈夫。
ここは――少し特殊な環境だから。
知識の墓場……?
それとも、知識の方舟?
どちら……かな。
もういい?なぜ?
あなたの目的達成を後押しするものが見つかるかもしれないのに?
[首を傾げながら彼の言葉に感想を漏らす ]
少し。
…キミがあの円盤から逃れるのは、
難しくないことのように思えたから。
[勝手な感想を述べて、改めてカタコンベを見渡した]
特殊、なんだろうな。
やはりと言うか、ラグーンとの通信も繋がらない。
その二択なら、墓場の方が近そうだ。
[続いて彼女から何故だと問われた言葉は、
もっともだとは思うのだけど]
さあな。漠然と。
これ以上此処にいると、
答えが見えてしまいそうな気がするから。
[曖昧な言葉を返して、珍しくはっきりと顔を顰めた]
逃れる……か。
ええ。YesでもありNoでもある。
転位の途中に「跳ぶ」事もできた。
でも、そうすると貴方「達」がどこに行ったのかわからなくなる。
[それなりの回数のアブダクトが起きている事態。
マイスターに簡素にそれを伝えた]
答えがでるならそれで良いじゃない?
答えをだすなり、ここの技術で結果を出すなり。
そして次の目標を作り、そこを目指す。
……難しい?
[顔をしかめるマイスター。
無造作に歩み寄りば彼の顔を覗き込む]
[どうやらアブダクトは何度も起きているらしいこと。
そして、彼女が連れ去られた者の行方を、
気にしてくれていたらしいことを知る]
僕は、キミにお礼を言うべきか?
[些か間延びした言葉を返す。
やがて覗き込まれれば、
顰めた顔は何処か困ったような表情に変わった]
…むう。
フィオナが言っていることは、正しい。
実に正しいと、僕は思う。
ただ、
[難しいかという問いの答えはYesだが、
それだけでは足りないと思った。
言葉を選ぶような間が暫し空いて]
博士の願いは、正確には一つではなかったのだ。
遺志を継ぐことを果たせなかった場合、
僕が世界に存在し続けることを、博士は望まないだろうから。
貸しと借りの連鎖。
そういう事で良いじゃない。
本。ありがとう。
[スカイブルーの瞳が至近でマイスターを見つめる。
小振りな唇が言葉を紡ぎ届けた。]
失敗作は不要。
そんな所?
そのオーダーから逃げたいのなら手伝うけれど……。
博士に殉じるのが正しいと思う?
[スカイブルーに何処か冷えた色が宿った]
ニンゲンの発展に多大な貢献ニンゲンたちは墓が大きいのね。
気持ちはわかるけど、私達が見ても、ね。
そういうより違うものが欲しいんだけど。
[雑多なRIPの立体的絵画を抜けた後は、また別の大きな墓。
どうやら偉人を象っているようだ。
そんな部屋はさっと通り過ぎていく。]
やっと見つけたわ。
そうね、この辺とかどうかしら。
[書籍の部屋、兵器の部屋。
はたまた日用品が箱に入っている部屋。
その辺りから捜索を開始始める。]
[目の前にはべんとらーの光の柱がある。
ポチを背負ったリンはボロい屋根を脚で踏み、べんとらー目がけて飛び上がった。
べんとらーの浮かぶ空、光の降り立つ先の地。
そのこえに無意識に力を請いながら、リンの身体は宙を駆ける。
言葉の形を成さない天のささめき、地の揺らぎ――。
それに加えて、モノを持ち上げ転移させる力の流れを、リンは間近に感じた気がした。]
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