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[男には子供の頃の記憶、というものがない。
そもそも人工生命であるので、
幼少期というものは存在しないのだと理解していた。
ただ、それは人間を雛形とした生物としては不自然かもしれず。
違和感がないと言えば、嘘になる。
例えば、研究室に残された沢山の絵本。
例えば、倉庫にある妙に小さな棚や食器。
例えば、覚えがないはずなのに脳裏を掠める、あの白い―…]
―地下研究室―
[どれほど眠っていたか。机の上で目を覚ます。
瞳に映るのは、特に変わり映えのないいつもの光景だが。
…何となく、頭はまだぼんやりとしている]
―――…寝て起きても、まだ眠いとはどういう訳か。
[むう、と不機嫌そうに眉を寄せる。
俗にいう体調不良という状態なのだが、
これまで病気に罹ったことがないので理解が及ばない。
睡眠はとったから大丈夫なはず、
とさして気にすることはなく。
長い髪をふわふわと揺らしながら、白い扉の方へ向かった]
人工生命体 マイスターは時間を進めたいらしい。
―実験場―
[其処は、やたらと機械に埋め尽くされた部屋だった。
殆どが博士の遺品ではあったのだけれど。
宇宙船から拾ってきた部品を、少し削って解析に回す。
小さな実験場だが、安定したエネルギー供給は常に課題だ。
少しでも役に立ってくれれば良いのだけれど。
奥の電子回路では、人間に最適な遺伝子の構築を行っている。
しかし肝心の人間の情報が無い為、難航を極めていた。
実際問題として、それは不可能なことと思われた。
フィオナとの会話を思い出す。
有り得ない未来を夢想した分、現実は重く。
無機質な機械の音が、部屋の中に響いている。
博士の言葉が、思い出される]
[親愛なる我が作品よ。是非、私の遺志を継いでほしい]
[あの儚くも美しい人間を、再びこの世に生み出すのだ]
[ただ、万が一]
[もしも、それが無理だと悟ったその時は―――…]
/*
凄くよく分からない方向に突き進んでいますが、
僕の役職すとーかーで全てが残念な感じに。
護衛は鉄板ですが、その前に僕が死にそう。
―地上―
[肩掛け鞄に荷物を詰め直し、
男はいつものように地上へと足を向けた。
研究所で大人しく休んでいるという発想は彼にはない。
それに相変わらずふわふわするが、
歩いている方が幾らか気分も晴れる気がした]
……こうしていると、全てが夢だったような。
[猫と出会ったことも、フィオナと出会ったことも。
一応、ラグーンの通信機は持ち歩いてはいるけれど]
―浄化跡地―
――――…?
此処は、こんな砂地だっただろうか。
[特にあてもなく歩いていたが、周囲の構造物は記憶している。
風化しかけた廃墟があった筈の其処には砂地が広がっていた。
そしてその中心にあるのは、大きな]
十字架。……墓?
[首を傾げると同時、ゆらりとよろめいた]
……………。
[困ったように眉を寄せると、その場に座り込む。
十字架に背を預けたまま目を閉じ、少し休憩**]
−地上−
[通信機の反応=近距離/10m…9m…8…]
ーーー
[目的発見/接近]
ー戦闘用アンドロイド、識別コードラグーン
たダイまとうチャくしマシタ
サブマスターにンむノしジヲ
[目を閉じたまま、物音が近づいてくるのを感じていた。
しかし動く気が起きない。
肉食獣だったら厄介だなぁと何処かぼんやり考えていたが]
――――…あー。
[何処か機械的な声が届くと同時、眼を開けた。
成程、彼がフィオナの言っていたアンドロイドか。
思っていたより機械的なそれだった]
ええと、ラグーン。お疲れ様。
…………。
キミは食事はとるのか?
[風体を見つめつつ、思ったままを口に出す。
思考力はかなり低下している]
取りあえず、座ったらどうだ?
[ぽんぽん、と自分の隣の地面を叩いた]
フィオナにも言ったが。
僕は申し訳ないが、戦争の予定はないのだ。
キミは何ができる。
[求められたなら、何か指示してやらねば悪い気もする。
仕事はないだろうかと思案しつつ、相手を見つめた]
[音声認識>>32/解析=無線の声と一致]
かクゆうゴウろエンじンとうサいなノデほきゅウハふよウ
[任務更新/サブマスターの横に座る/任務完了]
サブマスターあたラシイにンムを**
それは便利だ。羨ましい。
[隣に座ったアンドロイドへ腕を伸ばす。
拒まれなければ、
普段より幾分体温の高い指先が彼の装甲に触れる]
―――――……。
解体させてくれ、と頼んだらキミは応じるのか?
[ぽつりと零した声に感情の色はなく]
[ずるりとそのまま、指先は地面へ落ちる]
冗談だ。
これをフィオナに届けてほしい。
借りを作るのは嫌いだ、と伝えてくれ。
[言いながら鞄から一冊の本を取り出して彼へ渡す。
宇宙世界の写真集のようだ]
僕は、もう少し休むから。
[言い終えればまた、蹲る**]
― 空 ―
[静止軌道上を覆うデブリ]
[その先にある輝く月]
―私は狭間から見つめる事しかできない―
[辿り着けば、直ぐに消えてしま程度の執着なのか]
[手が届かないから焦がれているだけなのか]
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