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むむ?
[向こう側に石塊とは異なる何かが動く影を捉え、リンはぱっと目を輝かせた。]
やーい、聞こえるかー!
わーの声が聞こえたならば、答えよー!
[「危険な場所も多い」と先刻キリエに言われたことも思い出さぬまま、至って無防備にその影へと駆け寄っていく。
ヒトにしては仕草にも影かたちにも癖がありすぎることにも、砂埃の所為もありすぐには気づかない。
そして、動き進んでいるというより、その場で蠢いているばかりの「それ」に、リンは勢い余ってぶつかってしまった。]
はう!すまぬのじゃ。
痛うは無かったか―――
[ここで退いたらだめだ、いざとなったら爪でパンチして応戦するしかない!
至近距離で覗き込まれて内心びくびくしながら、胸を張って見上げる。ハルピアの瞳も、猫の目とはまるで違って、やはり綺麗な色だと思った]
ところで、我もおなかが減ったから、ごはんを探しながら愛について語り合おうではないか。我がお前でお前が我なハルピアくん。…だめ?
[探りを入れて、危険そうなら隙を見て逃げよう、と算段]
む ぅ ……ひあああぁあああああああぁ!
[リンは思わず飛びのいた。
リンの胸元の毛皮には、何やら乾き掛けの粘土のようなものがひっついた。
ヒトが正気を失くす程ではないが、それでも動揺は示した。
「それ」からは微かに荒野の物とは異なる深土のにおいがした気もしたが、其処まではこの時気に留める余裕も無く]
はう、これは、ヒトではないのじゃ!
一体なーは何なのじゃ、もう。
モグラにしては、手足が妙に長いが……。
[ヒトがそれを見たら「地底人」だのなんだの言ったかもしれないが、リンの目には単にそう見えていた。]
………。
まさか、なーも迷子だったりするのか?それに……。
[「それ」が微かに発する声は上手く理解できず、何の意思を持っているかもリンには知れない。
けれどもなんとなく、「それ」はこの地上にあって弱っているようにも、リンの目には見えた。]
薄気味悪いが……かわいそうじゃのう。
水でも飲まば少しは楽になるかのう。
うむ。一先ず、休めそうな場所を探して行こうぞ。
[こうしてリンは、胸元に「それ」を抱えながら再び進み出した。]
[かといって、休める場所や水の在り処の心当たりがリンに在る訳では無い。
己の身の半ばほどもある「それ」を抱きかかえながら、リンはふわふわと荒野を進んでいく。
やがて遠目に何か高さのあるものが捉えられ、そちらへと方角を定めた。]
ここも街、なのかのう。水などもあらば良いのじゃが。
やーい、誰そ居らぬかー。
―→朽ちた一軒家近く―
やーい、誰そー…――――
[特にめぼしいものも落ち着けそうな場所も見つからぬまま、ひとつの大きな岩の辺りまで辿り着いた時、誰かが話をしている声>>20>>23が聞こえた気がした。
ぐったりとした「手足が妙に長いモグラ」、あるいは「地底人」らしきものを抱えたまま、リンは再び目をきらりと輝かせた。]
おお、ヒトが居るのか!
やーい、聞こえるかー!
[感情についての話がリンに聞こえていた訳でもなければ、水があるという事実を聞き拾った訳でもなかったが。
「ヒトがいるらしい」という一念だけで、ボロボロになって見える建物の方へ、リンはこどものように大きな声を掛けていた。**]
時間が経てばいずれは風化するかもしれない。
ただ、それを待ってはいられないの。
異教の者や星の彼方から来た者が勢力を増しつつある。
このままでは、神のお創りになられた地が彼らに乗っ取られてしまうわ。
[これはキリエの認識であって実情とは違うかもしれない。
そして今まさに異なる信仰を持つ者を眼の前にしているのだが、天使はお構いなしに天を仰ぎ嘆いている]
嗚呼――早くこの地に、楽園を再び築かねば。
―荒れた土地―
[円盤の外壁を分解していくと、焼き切れたモーターに辿り着く。
その材質も、やはりこの辺りでは見ないものだった。
取り外して鞄に収めると、作業を終えた]
―――…ふむ。
[興味本位で宇宙船の内部に顔を覗かせてみる。
すると、予備電源が稼働していたのか、
ちかちかと点滅する青いランプが目に留まった。
その傍らにはボタンとマイクが付いている。
もしかして、とボタンを押せば、小さな電子音が耳につき]
『声が届いているのか?
もし、この船の持ち主なら―――…』
[言い終わらないうちに、ぷつりと回線は途絶えた]
[もう一度ボタンを押しても、回線が回復することはなかった。
緊急用の連絡装置か何かだったのだろうか]
……………。まあ、良いか。
[男はあっさりと通信を諦めると、円盤の外へ]
ごほっ。
[小さく咳が零れる。砂嵐が心なしか強くなってきたようだ。
男は研究室へと帰路につく。
道中、2(3)匹ほどの獲物を手に入れながら]
―地下研究室―
[外を散策している猫とは、すれ違う格好となっただろう。
誰もいない研究室に戻ってくると、
男はいつものように手に入れた物を倉庫へと仕舞う。
それから少し思うことがあり書庫へ寄ると、
随分と低い段へ収められた絵本に気づいて]
………んっ?
[首を傾げ、思案したのは僅かな間。
あの猫が片づけをしてくれたのかと思い至り]
ああ。
[小さな身体ではさぞや骨が折れただろう。
しかしその光景を想像すると、何故か僅かに笑みが零れた]
[生活部屋に、小さな低い棚を置いた。
中には猫が好みそうな絵本と、図鑑などを入れておく。
これで少しは、あの猫の苦労も減るだろう。
まあ、猫が戻ってこなければ無駄にはなるが、
それはそれで良いかと思った]
何だろうか。今日は、酷く疲れた気がする。
――――…眠い。
[色々なことが、ありすぎたせいだろうか。
身体が重い気がする。
そのまま机に突っ伏して、眠りに落ちる**]
天上と言う所があるのは知らなかった、私も勉強が足りなかったわね。
[識る範囲かは別にして、勉強は重要である。
そしてお悔やみの言葉は素直に受け取り、どうもと一言礼を返した。]
>>65そうだね。
私にとってクーちゃんは大事だものだよ。
[どうやらニンゲンではないが彼女も信仰が深いようだ。
肩を落としたような仕草から、そう勝手に思って。]
>>66そう…わざわざニンゲンの遺物をお掃除してるの、苦労してるんだねー。
私にはそんな力は無いから、風化を待つなり片付けるなり利用できるならするなりしかないのよねー。
[他人事のように言いながら、ニンゲンの残骸を見つめる。
ニンゲンを滅ぼしニンゲンに成り変わり地上に住むような野望を持った者が、同種にも居ることは知っていた。
案外地上に隠れ住んでいた彼らがトリガーの一つになったかもしれない、なんてことを思った。]
トキハカナミリ?
知らんですなー。
[いなくないネコのガヤは難しい言葉を知っている。
でも、よく分からないけど気にするなって言ってることは分かった]
ま じ で
[続いた言葉に、ずずいと顔を近づけた。
目なんかもう、きらっきらだ。きらっきら]
あいますたー!
すごい!ガヤすごい!あいます!!
[よもやこんなところであいマスターに出逢おうとは!]
じゃあじゃあ、ガヤはもしやニンゲンでカゾクでコイビトでカミなのかしら!
[全部じゃないかもしれないけど、どれかかもしれない]
それはステキなご提案!
ガヤ。ガヤガヤ。
頭か爪か、どっちがいい?
[ご飯を探しながらあいを語る。それはとても素晴らしい気がする。
さすが、あいマスターは言うことが違う。ちょうクール。
だから、尋ねた。頭か爪か]
そう。
私は今すぐどうこうする気はないけれど、私の仲間にあった時は言動に注意した方がいいわ。
苛烈なのも居るから。
[クーちゃんが大事、というしのぶ>>71に忠告し]
苦労……? 私はそのために創られたの、苦労も何もないわ。
[>>72気に掛けるというよりは他人事に聞こえるけれど。
妙なイメージがついても困るのでそう答え]
利用、ね。
思わぬ所で牙を剥かれないよう、気を付けなさい。
ヒトにも扱いきれぬものが、どこかに放置されているかもしれない。
[そう言い残した所で、天使の体はふわりと高度を上げる。
その頭上から放射状の光が、まるで天使に呼び掛けるかのように降り注いでいた]
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