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ちらっとラグーンと遭遇してみたいのだけれど、
その為にはまずリンの正体を決めないとだった(生体判別的な意味で)
天変地異のチョウシゼンだけだといまいち説明のし辛い存在になりそうなのでもう一つ要素を付けたいのだけれど、プロロラ神に従うと13(異界)になってしまって流石に盛り過ぎな気ががががががが
い、いやあまり深く考えなくていいのかな……。
とりあえず信仰されていたカミサマらしきものというところまでは決まったから、生体識別的には不明な感じになる、かな?
質量はあるのかな……。
私の名前はフィオナ。
……人型になる時はこの姿しか取れないの。
呪いみたいなものと考えてくれていいけれど。
……?
この形に意味があるの?
ああ……感情を持つヒトガタという意味かな。
[彼が問いに答えた事で、自身も素直に答えを返す
勿体無いと言う言葉には不思議そうに首を傾げた]
マイスター、まいすたー。
……Meisterかな?
[単語を転がして意味を引き出す]
さぁ……どうだろう。
希少かもしれないけれど。
社会的使命と配偶者への愛の狭間で心が壊れる。
感情を持つ存在の脆さを見た。
それを見てあなたがどう反応するか……見てみたかった。
役目が終わったら?
私の場合は、役目は終わったんだから好きな事をすると思う。
あなたに感情があるなら――果てのない道を歩むような現状。
今は何を思うのかな?
[好奇心の赴くままに質問を重ねる]
[ラグーンよりも遥かに興味を惹かれるものを見つけた風の精は
自分をマスターと呼び地下を彷徨うアンドロイドの存在を忘れていた。
愛の対極にあるものは無関心なのかもしれない**]
風の精霊 フィオナは時間を進めたいらしい。
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ラグーンのキャラコンセプトを誤認していたかな?
最初から墓下のカタコンベに居るということはカタコンベから出る気が無い……?
カタコンベを永遠に彷徨う事が目的?
呪い。…意外だな。
フィオナはもっと、自由な存在かと思っていた。
[勿体ない、という言葉へ不思議そうにする少女>>27へ]
いや、単純に。
キミは名前の通り真っ白で綺麗だから、
それが仮初の姿なら勿体ないと思った。
[何故かその白色には、惹かれるものがあった。
似た何かに触れたことがあるような気がするのだが。
…思い出せない]
Meister、そう。
名前の心算かは分からないが、
僕を作った博士の手帳にそう記してあった。
人間は、弱くて脆い。
生み出しても、また壊れてしまうのではないだろうか。
だとしたら、難儀なことだ。
心があるから愛が生まれるのに、
その愛が心を壊すのか。
[心底途方に暮れたように零す声は、やはり平坦だったけれど。
不意に思い出したかのように、顔をあげた]
――――…ああ。でも、僕も知っているぞ。
愛に壊された命のことは。
…………。
[今は何を想うのかと問われ、また暫くの間。
複雑な計算問題ならすらすらと答える自信があるが、
彼女からの質問には時間がかかってしまうことが多い。
そしてその思考は、
答えとは少し離れたところに行きついた]
思うに。
僕はあまり色々なことを、
考えないようにしてきたのではないだろうか。
心が育てば壊れてしまうことを、
もしかしたら知っていたのかもしれない。
[それでも無表情のまま、一つ大きく瞬いて]
僕はフィオナの問いに、寂しい、と答えを出したから。
真っ白で綺麗? そう。
容姿を褒められたのは久しぶり。ありがとう。
[意外そうに瞬く]
私は「フィオナ」と言う名前を得た。
同時に「フィオナらしく生きてほしい」そんな願い受けた。
それ以来、私は「制限」を受けている。
……呪いみたいなものだよ。
適応はしたけどね。
[口角を吊り上げるシニックな笑みと共に肩を竦めた]
……うん。
愛をはじめとした感情を持つ存在は脆い。
壊れてしまう物を生み出す事に価値はあるのかな?
この地上から消えてしまった人間。
また創りだしてどうするのかな……。
壊れないように可愛がってみる?
それで――愛に壊された命はどうなったの?
……自己防衛という事だったのかな。
あなたの寂しさを埋めてくれるものは何?
そんな存在を知っている?
[答えを出したマイスター
微かな喜色が言葉に乗った]
…キミは色々と興味深いな。
[どうやら、彼女の世界には彼女の世界の理があるらしい]
フィオナに名を与えた者は、
フィオナであることを願った者は、
どのような存在なんだ?
キミの口ぶりからすると、
一般的な親、とは少し違う気がする。
人間が壊れたなら、
僕は作り直さなくてはいけないのだろうか。
何度も、何度でも。
いよいよ途方もない話になってきた。
可愛がるという行為は、僕には、難しい……。
[相手の言葉に少しぎょっとして、困ったようにぼやいた]
―――愛に壊された命は。
博士は、人間を愛し、焦がれ、
自分の命をすり減らして研究へ没頭して、死んだ。
最期は錯乱したようだった。
寂しさとは埋まるものなのか。
僕は、そんな存在は知らない。
[その寂しさというものも、自分で言っておきながら
今一つ実感が湧かないというように、緩やかに首を傾けて]
ああ。一つ約束があった。
それが答えになり得るものかは、分からないが。
[あの猫はまた、研究室にやってくるのだろうか。
やってきたなら少なくとも退屈はしないだろう、と思った]
興味を持ってもらえたんだ?
ありがとう。
どんな存在……か。
そうだね。強大な力を持つ存在。
気まぐれか何かしらないけれど、力を分け与えられた。
―無に還るまで、フィオナらしく在れ―
こんな感じの方が伝わりやすいかな?
そんな事をする存在。
……そんな事ができる存在。
[時折、演技じみた語調を挟みながら言葉を返す]
可愛がるのが難しいなら……さ
適応できるまで人間を改良し続けるのも良いよね?
[マイスターがボヤけば不思議そうに首を傾げる]
愛で壊れた造物主、か。
ねぇ。博士を創りたいとは思わない?
博士を再生して、一緒に人間を創りたいとは思わない?
[ふと、思い浮かんだモノを率直に問いに出した]
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