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ミハエル、貴方そこまで先を…この先見の明が帝王学というものなの…!?
ところでミハエル、さっきぬいぐるみの件でガッカリしていたのは何故かしら?
改めてゼルギウスからも話を聞いてみる必要があるわね。
おはよう。静かな朝ね。昨日あんなひどい事があったなんて思えないわ。
ゼルギウスはあの後顔を出さなかったわね。占いはもう済んでいたはずだし、でもゲルトのあとは誰も襲われなかったし…
おはよう。ぬいぐるみでがっかり?そ、そんなことないさ。
今日も生きていられて良かったよ。
ただ、恐らくこのままでは明日には僕の命はないだろう...
ゼルギウス、僕を人狼にしたいようだが、君の考えはどうだい?
すまないな…。少し体調を崩してしまって…。
夜も顔を出せると良いが。
ミハエル、貴様こそ私を追い出し、イレーネと二人きりになろうなど考えていないだろうな?
ゲルトは明らかに対象外だろうし、先ほどから怪しげないかがわしい発言ばかり繰り返しているのだからな。
血に飢えた狼、というよりは花に飢えた狼のようだが…。
…今日限りの命と思っているのはミハエルだけじゃないのよ。
ゼルギウスも同じ覚悟で今夜を迎えるはずだわ。
そして今日人狼を処刑できなければ、残るのは私と人狼の二人になる。そうなったらもう私にできる事は残っていないの。
私はどちらが人狼か心の中で決めて、その決意と添い遂げなければいけないの。
だからゼルギウスからももっと話を聞きたいんだけど…生死の騒動より大切な用事って何かしら?
あら、ゼルギウスは体調を崩していたのね。医者の不養生?…医者ではなかったわね。
こんな事件が起きている最中だし精神的にキツいのは仕方ないわ、体調が落ち着くまでゆっくりしていらっしゃい。
…まさかぼーっと寝ていたはずのゲルトに思わぬ手傷を負わされた…ってことはないわよね、ゲルトだもの。
ゲルトだもの、とは…。
昨日の夜に薄着で出歩いたのが良くなかったようだ。明日に死ぬかもしれぬと思うと薬を煎じる気にもならなくてな。不養生、その通りだ。
私が私を狼ではないと主張する理由は、『私が私であること』だ。それ以外にイレーネが欲しいもの、言って欲しいことがあれば言うが…今の私には、そうとしか言いようがないのだ。
……いや、本当は禊をしていたのだがな。ゲルトの血の匂いが、私から離れない。
洗っても洗っても取れないこの匂い。どうしようもなく甘美で、胸の悪くなるような匂い。
自分が獣に成り果ててしまったのを感じる。
処刑される前に、イレーネに手荒れの薬を作っておこうか…
ゼルギウス、大丈夫?暖かくして、夜までゆっくりしていなさい。医術の心得はないけど介抱ぐらいはしてあげるわ。
ねぇゼルギウス、そのままでいいから少しお話しましょ。
どうしてゼルギウスは「ミハエルが人狼だ」と主張しないの?
ゼルギウスが村人なら、私がミハエルを疑わない限りゼルギウスも私も食べられてしまうのよね。
貴方は少し優し過ぎるのかもしれないわね。普段はいいけど、こういう時は特に…
そろそろ時間ね。私がどちらに投票するかは最後まで伏せておくわ。
ミハエル、ゼルギウス。貴方達はお互いに投票するのよね。
私の投票によって村の運命が決まるってすごく重責だけど・・・助かる為と割り切って自分のことだけを考えるわ。
2人は自分の潔白を説いてもいいし相手の疑惑を追及してもいいと思う。この新しいランプに照らされながら2人を待つわ。
この宝石、綺麗でしょ?
「金緑石」の中でも稀有な種類らしくて、昼間は青緑なのに夜にはランプの近くでだけ紅く染まるの。
ふふ、夜になると人狼が血と生命をすするこの村には、ぴったりの宝石とランプかも知れないわね。
紅い宝石は血の雫、宝石を紅く染めるランプの灯火は人のいのち。このランプの灯に吸い込まれそうよ・・・
イレーネさん、確かに僕はゼルギウスに投票する。
でも、本当のことを言えばゼルギウスを疑いたくなんてないんだ...。辛いことだよ。能力を持つがために、友の矛盾がわかってしまうことは...。
だけど、これは僕たちだけの戦いじゃないんだ。今夜の選択には、村の皆の命がかかっている。僕たちは、ここで人狼を殲滅しなければならないんだ!
面白いね。イレーネさんに信頼されることが、そのままこれからの人生を認められることにつながるだなんて。
僕は、自分自身を、そして君の選択を信じてるよ。
その美しい宝石に誓って....僕は君を死なせたくないんだ。
ランプ屋 イレーネは、薬師ゼルギウス を投票先に選びました。
このまま夜が明けて、3人とも生きていられたらいいのにね・・・
何事もなく過ごしていたのにどうしてこんなことになったのかしら。
ゼルギウスはいま寝床で休ませているわ。少し寝れば良くなるとは言っていたけど・・・
ゲルトも寝込みを襲われているし、そう考えるとミハエルを盲信するのも不安は残るわね・・・
……私にはミハエルを人狼だと主張することはできない。
する気もない。
それは私には決して知りえない事柄だからな。
ただわかるのは、私は人狼ではないということだけ。だから私はミハエルに投票する。すまないな…
ミハエル。私が死んだら、貴方にこのランプを使ってほしいの。「金緑石」の中でも、青緑色から紅に染まるこの宝石はね、とても希少な宝石なのよ。
この「金緑石」の変種が初めて見つかったときには、ある国の皇帝に献上されたそうよ。
その日が皇太子「アレキサンドル」の誕生日だったとかで「アレキサンドライト」と名付けられたの。
石言葉は「秘めた思い」よ、貴方にぴったりね。
ミハエルが人であれ狼であれ、上に立つ者にこそ似合うランプだわ。
どうか手元に置いてちょうだい、ランプをよろしくね。
アレキサンドライト…珍しい宝石だ。
私は優しくなどない。ただ自己中心なだけだ。他人ではなく、自分を中心として全てを考える。
イレーネの投票で全てが決まる。
……どうなのだろうな。自分の行いで人の命を左右してしまうという重責は。こんな重荷を背負わせて、悪い。
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