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[ごろごろしているうちにふと少し前のことを思いだす。
そういえばどうして自分は地下展示室にいたんだっけ?
確か一体とても気になる蝋人形(に見えた)が一体あって…それを探しに地下室に行ったら父に酷く怒られた…ような]
どこにあったっけ?あの蝋人形
[むくりと起き上がって探してみようかと外に出る]
―2階:ゲストルーム―
[先ほどのメイド人形を思い出して思わず微笑む]
ふふふ…なんて素敵。
[人形の表情を思い出す。
その遠くをみているような、こちらをじっとみつめているような、どちらともいえず、どちらともとれる瞳。
なめらかな肌に思わず手を伸ばしたくなったけれども
執事の前に遠慮していた。]
…まぁ、いいわ。
あとでメモを渡すときにでも。
それよりも、先にコレクションが見たいし。
[個人蔵の品々を拝見するまたとない機会。
さっとベットから身を起こすと、手帳を持って廊下へと出た]
[声をかけられれば、おや、とそちらを振り向き]
まぁ、こんにちは。
[ここに来た人…ということは]
えぇ。ソフィー・グランデと申します。
あつかましくも、しばらく滞在させていただこうかと。
[にこりと微笑みながら]
あなたさまは…?
[取材先の人間にじろじろと見られることには慣れていたので、目の前の青年の視線には気にもせず。]
はい。はじめまして。
ラッセルさん、ですわね。
うふふ…よろしくお願いいたします。
[常日ごろの習慣で握手を求めようと手を差し出した。]
えーと、先ほど執事どのからうかがった…
こちらのご子息さまでしょうか?
[ちらと青年の様子をうかがいながら]
あら、珍しいですか?
うふふ…わたくし、人形が好きでしてね。
えぇ、一人で参りましたの。記者をしておりますので
一人で行動するのには慣れておりますのよ。
こちらには珍しいコレクションもあると聞いておりますので
拝見するのが楽しみですわ。
よろしく。
[差し出された手とは少し戸惑いつつも握手。
人と普通に対話したことは滅多にないからどうしていいのかもよく分からなかったが]
御子息?何その変な言い方。確かに父はここの主人。
でも息子であってもあんまり嬉しくないというか。
いくら珍しいものがあるっていってもさ〜…。
ここなんて言われてるか知ってる?お化け屋敷だの幽霊屋敷だの。普通来たがらないよ?それに女の人が一人っていうのも初めてだ。人形メイドとか、気持ち悪くなかった?
人形見ても俺には価値がわかんないけど好きな人が見るなら価値はあるんじゃないの?見たいなら展示室案内するよ。
こちらこそ。
[差し出された手をしっかりと握り返して微笑む。]
あら、ご子息って言い方、おかしいかしら?
だって、芸術家って難しい方が多いのですもの。
ご家族にも使用人の方にも気を遣ってしまうの。
[どうやら彼はそういうタイプではないと見え、
話し方を少し変えてみる。]
嬉しくない?どうして?
わたしなんて、さっき人形メイドをみただけで
どきどきしてしまったわ!
あんな素敵な人形に囲まれて暮らせるなんて
あなたが羨ましい。
このお屋敷がそう呼ばれていることは知ってるけど
どうしても、見たくて一人で来てしまったの。
案内していただけるなら、ぜひに。
あのメイド、夜とかすごい怖いけどなぁ…。
瞬きしないわ無表情だわ。あ、ついでにボーイもいるからそっちの部屋はボーイに世話させようか?
[笑いながらも「羨ましい」という言葉には冷笑して]
俺はちゃんとした人間がいい。
どんなにいい人形でも…喋らないし笑わないんだからさ
とりあえず人形見たいなら軽く案内するよ。
[二階すぐ近くの二階展示室へ向かいながら]
ここは地下と一階、二階に展示室があるんだ。
他にも…もう見たと思うけど廊下や広間や食堂にも沢山置かれてるから。夜とか気持ち悪いから嫌いだけどね。
珍しいものは殆ど地下かな。
大きな機械仕掛けのオートマータは全部そっち。
でもこっちにもそれなりにいいのはあるよ。
[東洋の和服からくり人形や泥人形、西洋のビスクドール、宝石の衣装を身につけた中東の舞姫の人形…どれも100年200年と時を経ているようなものばかり]
[怖い、という言葉にくすり、と笑みを漏らす。]
まぁ、女性と男性では感じ方が違うのかも。
わたしは子供の頃、夜はお人形を抱いて寝ていたから…
ふふふ…
そうね、お人形が話すことはないけれども、わたしには時々、声が聞こえるような気がするのよ。
妄想でしょうけど。
[肩をすくめて今度は自虐的に笑った。]
案内していただけるの?
まぁ、ありがとう。館内の様子がまだわからなくて。
助かるわ。
[案内されながら、言葉を続ける。]
どの階にも、お人形があるのね。
すばらしいことだわ!
[ラッセルとは反対にうっとりとした様子で。]
わたしは、もし、お人形が動き出したら、
どんなにすてきかしらって時々思うの。
あなたのお父様の自動人形も、素敵なものよ。
[2階の展示室に案内されれば、その珍しい数々に眼をみはって]
なんて、すばらしい…
[溜息を漏らすであろう。]
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