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[ヒューバートと別れた後ももう暫く探索は続いた。
また何か小さな物音がして、そちらの方に向き直った拍子にライトが先程は見逃していた、隠すように置かれていた一体に当たる。
そして、それを思わずじっと見つめてしまった]
……ぇ……?
[それはフルートを吹くオートマータ。
赤茶色の長い髪を結わえた、きれいな女性。
見る人が見ればまた芸術品だのというのだろう。
そうでない人が見ても奇麗だとほめるのだろう。
しかし違っていた。それを見る自分の顔はみるみる青ざめて。
そして一言発した]
母…さん……?
[母さん、という言葉は意識せずに出てきたものだった。
きっと直観で分かったのだろう。
その人形は写真にあった女性と瓜二つ。
目元や口元は言うに及ばず髪の形やクセまで。
まるで写真をそのまま人形にしたような。
今いる自分の母じゃない。
近づいてよく見てみる。ガラスに阻まれて細部が見えるほど近づけなかったが、まぎれもなくそれは写真の人だった。
いくら父が名人だからと言って、ここまで作り上げられるわけがない。あり得ない]
…嘘だ…。まさか、そん…な…。
[自分の予想が頭から離れない。もしそれが正しければ目の前にあるのははく製同様にされた自分の母親なのだから。
一気に吐き気と涙がこみ上げて来て。
同時に、父親に対する嫌悪感が一気に増す。
それでも何とか自分を抑えて、何とか音を立てないで二階の自室に戻って行った…*]
オートマタのどこに?
[問われて思いを巡らし、ふと不思議な事に気づく。]
─僕はいったいいつオートマタというものの事を*知ったんだ?*─
[コーネリアスの表情を眺めながら]
あら、だって…先ほど一番惹かれる、とおっしゃっていたから
それで思わず質問してしまったのですけれど。
[芸術家である青年に対しては失礼な質疑であったろうかと、じっと様子をうかがいながら続きの言葉を待っていたかもしれない]
[コーネリウスからはその後、どのような言葉が聞けただろうか]
[ただ、側には等身大の人形があるものだから、そちらも気になって。コーネリアスの話しを聞きながらも、ちらちらと人形の方を眺めていたのは確かだった]
(なんて可愛らしいのかしら?
だめだわ…我慢できない。こっそり部屋に連れて帰ろうかしら?怒られるわよね。きっと…)
[メイド人形はゼンマイが切れたらしく、そのまま腕をアンナヴァンの形にしたまま、冷たい表情でこちらを見ている]
(あなたに名前をつけましょう。
他の人には内緒の名前よ。
わたしがあなたのお母さんになるの…)
[そんな夢想を楽しみながら、時を過ごすのだろう*]
美術商 ヒューバート が村を出て行きました。
こんなところには、いられない……。
早く、帰らないと……。
[そう呟くと、シャーロットは重い扉を全身で開け、屋敷の外へと出て行った。]
――磁石をも効かない森。
視界いっぱいに広がる緑。
シャーロットは、果たして無事森を抜け、家に戻れるのだろうか。
村長の娘 シャーロット が村を出て行きました。
[ソフィーの視線に気付く。今自分が自覚した事をどう説明したらよいのだろう?]
……子供の頃から惹かれていた、それは確かなんです。
でも、きっかけが何だったのかそれが……
[どうしても思い出せない。自分の一生に決定的な影響を与えた何か、それが記憶にないなんて*あるのだろうか*]
書生 ハーヴェイ が村を出て行きました。
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