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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[自分が彼女の瞳に願った、我儘な希い、
彼女が自分の額に残してくれた願い。
互い違いの我儘な優しさの糸で織りなされる、想い。
そんな想いが日常に溢れていた、かつての村と人々]
良きもの…俺に出会う資格があったのかは、今でも
分からないけれど。それでも…。
出逢えた良きものの全てに、やっと、感謝できるようになったよ…
[夜の色の瞳にひとつともる星を、かなうなら見つめ。
心からの感謝を込めて、空色を柔らげ、微笑んで]
ありがとう…。君にも同じように、
良きものとの出逢いと幸いをと、俺も心から思うよ…
―やがて辿りついた場所で―
……行くんだね。
ありがとう。一緒に居たいと、思ってくれて。
俺も、傍に…一緒に居たいよ。
俺は…まだ、自分に、行くことを赦せないと思う(>>+50>>+51)
だから、お別れになるかは分からないけれど、
最後の時まで、傍に居て見守る、君の幸いを願うよ。
[彼の問いと>>+4とアルウェンの答え>>+31>>+32。
受け入れ、心決めた人の静かな決心の伝わり来るような言葉に。
“心残りがなくなったから”>>3:341と語った姿と、
頬に触れてくれた手のぬくもりが重なり。
彼女の行く先に、還る場所に。
幸いのあることを心から願いながら、頷いた*]
/*うにゅ…すみません。
すごく久しぶりの短い休みを、
最終日に合わせてとっちゃってたのですが…
友達に知れて、昨夜はお付き合いに拉致られ…
お返事遅くなり、ご、ごめんなさい><。
/*うーん…シモンさん、アルウェンさんとナナシさんのおかげで、
心残りはないけど、
罪の償いは、全然終わってない気しかしなくて><。。
この人、精神鑑定を受けたら、
成育歴からの精神状態と、初犯時の心神耗弱状態には、
多少の情状酌量の余地はあっても、
(シモンの、春嵐村から、RPでほのめかしてるだけの複線色々は。
元々、戦争体験やアビューズ、人を殺めた子ども、帰還兵、異常事態時の殺人犯とかの、心的症状やPTSD様症状からきていて)
過去の回想の、死への恐怖→生まれかわり、命軽いへの感覚、
味覚や視覚、感覚の遠さ=軽い乖離状態、離人感、
養父への執着=PTSD歴ある子供の愛着と依存、不信感、ACっぽさ
他者への願いや優しさ、毎夜の悪夢、
生きたいと願うことへの罪悪感=ある種の代償行為、罪業感、悔恨、贖いを求める自傷行為、サバイバリー・ギルト
その他、諸々。多すぎて、書き出し放棄><。
/*春嵐の村でも、そしてこの村でも。
感情や思考や感覚、行動パターンに、
過去の回想の記述に。
元村は完全にRP村でもなかったので、
RP的に、拾って下さる人がいるとも思わず、
伏線にするつもりもなく、
ただ、PCとして成育歴的に、
PCの生い立ち的に、起こりうる、自然と思っていた、
実際にあるPTSDや心的症状を色々そっと混ぜていたのですが
(元村の1d以降は、そんな余裕なかったので、ほぼプロ・エピで)
ナナシさんはそれ、すごく気づいてくださってて、
いっぱいいっぱい拾って下さり、本当に嬉しく、
凄い読み取り力と、PL・PCさんの思いやりや優しさの深さだなあ…と。いつも感動しつつ、でした。
ありがとうございます、本当に><。
[彼の、あたりを少し見たいという言葉>>+71に。
空色をゆるり巡らす。
黄金色の世界を歩き、辿りついた此処は。
他の人の眼に心に、どう見えるかは知れぬものの。
男の眸には、黄昏時の淡くあたたかな光抱く霞みのように。
柔らかくも、遠くまでは見晴らせぬ場所に映り]
…うん。アルウェンの…その時までに戻れるなら。
見てくるといい。
[その光景に。何故か、微かに、寂しさに似た感情を伴う、
懐かしさが、胸を過る。
あの店に辿り着いた時とは、少し異なるけれど、
自分を呼ばれているような、心ひかれるような――(>>6:+70)
けれどそれは、確たるものか、分からぬ感覚で。
彼には、行っておいで、と頷いた]
――再会とさよならの場所で――
[せせらぎの音に導かれてたどり着いたその場所は、緑深い川のほとりだった。
すべてが始まった道を、ゆっくりと辿る。>>4:69
人の手が入っていない、思い思いに草が伸びた小路は、その先にある景色を予感させるものではあった。
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辺りを見渡すと、遠くに黒い煙が見えた。
なぜかは分からないが、ひどく嫌な予感がした。
回らない思考と動かない体を励まして、煙の元に向かう。怪我と火傷には、そのときは気づかなかった。不思議と痛みはなく、ただ、歩きづらいと思った。今も跡は残っているけれど、少し動きがぎこちないだけで、日常生活に支障はないし、あまり人も気づかない。
やがて視界が開け、そこには一つの村の残骸があった。焼け落ち、動くもののいない、ほんの少し前まで人が暮らしていたであろう、家々――であったもの。
燃え残りすら許さないと、炎が今もちろちろと舌を伸ばす。
とても酷い臭いがした。生き物が焼けている。
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]
[そうしてたどり着いたその場所は。
かつて人が暮らしていたであろう、焼け落ちた家々の痕跡がそこかしこに残る――廃棄されて久しい、終わりの景色だった。
その場に佇み、目に焼き付ける。
……この光景を、持っていく]
[石畳の広場に静かに聳え立つ時計台。
あの村に来るまでの僅かな記憶の、ふたつめ。
路地に入り裏側へと回り、軒下に回り込む。
雨の多い町だったことを思い出す。
外で眠る日は場所を見つけるのに困った。
今日は曇り空だが、崩れるにはまだ時間がありそうだ。
その場所を覗けば]
――あ。
[あの頃と変わらない小さな巣から顔を出す一羽の鳥。
こちらには、気づいているのか、いないのか。
警戒する様子がないところを見れば、後者だろうか]
まだここにいたんだねえ。ちゃんと大人になったんだ、良かった。
ええと、同じ子なのかはっきり思い出せないというか、分からないところはあるんだけど、やっぱりあの子だよね。
……君の兄弟、最後に一緒にいられなくしてごめんね。
[いまこうして訪れたときに、いてくれてよかった。
ひとしきり鳥を眺め、振り返れば。
そこに立っていた一人の老人と目があったような気がした。
――管理人さん。
少し背骨が曲がった無口な老人で、この町に来た最初の晩、裏の道で眠って怒られたのがきっかけで知り合った。
初めは挨拶しても返事を返してくれなかったが、幾度となく話し掛けるうちに、ぽつぽつと答えてくれるようになり、時間のあるときなど、この町のことについて色々と教えてくれた。
不器用で働く場所が見つからない自分を気にかけてくれていた。
やがて――忘れる日が来る少し前に、逃げるように挨拶して町を出たおぼえがある。
あの頃よりも少し、髪が白い]
……こんにちは。
[ぺこりと頭を下げる。
今の自分の姿は、どちらだろう。姿を変えてしまったままか、あの頃のものか。
そもそも、見えているのだろうか。
ここは現世とこちら側の交わる場所なのだと思う。
けれど、行く先に踏み込む決意のない自分に、その不思議な力はどれほど作用するかは分からず。
老人は、ふんと鼻を鳴らして鳥を一瞥し、表通りへと去っていく。
その後ろ姿を、見送った]
[台所の窓は開いていた。
明るい陽射しが降り注ぎ、照らすものを鮮やかに染め上げる。
それでも、吹き込んでカーテンを揺らす微風はどこか涼しさを感じさせるものだった。
てきぱきと働く、宿の女主人の後姿。
身に纏う桃色は、仕立て屋の彼女が作ったものと聞いた。ドレスを渡すことを頼まれていた。
忘れないようにメモを添えて置いておいたから、きっと手に渡ったことだろう。
あの日、親戚の集まりで町に出かけていて、嵐のせいで帰れなかった――帰らずに済んだ、彼女。
村を離れていた人たちは、後に知ったはずだ。
血に染まった惨劇の場所、遺された亡骸、事細かに書きつづられた議事。
何が起こり、誰が「それ」だったのかを。
宿がその舞台となり、少し前から働いていた余所者が人狼だったとなれば、自分のせいで彼女がどれほどに酷い迷惑を蒙ったか、想像すらできないほどだ]
[レジーナのメモの通りにお茶を淹れたら、上手くできた。>>3:325
彼女は、『メモを書いてくれていた』。
――あの頃気づいていたよりも、ずっと、ずっと、見守られていたのだと思う。
取り得のない自分を、叱りつけながら、置いてくれていた。
料理、もうすぐ出来そう。
お皿を出しておいた方がいいかな。
戸棚に触れると、するり、と指がすり抜け、目を伏せる。
彼女がこちらを振り向く。首を傾げ、手を止めたようだった。
その視線は僅かにこちらとはずれたところを見ているようで]
……ごめんね……謝ることも駄目なくらい、本当に、本当に。
でも、いさせてくれて、見ててくれて、ありがとう。
[生者と死者の世界が重なり合う場所があるとするならば。
もう一度会いたいと強く願うひとが、一人。
思い出したいま、深く切り裂くような自責は、彼女の――いや、自分たちのことを思えば、より複雑な様相を呈する。
あの日、彼女に告げた。狼になって良かったと思っている、と。
犯した罪を過ちと名付けるのは、いまも、違うと思う。
罪の意識は、悔恨は、生きようと、仲間を生かしたいと願って選んだ道そのものに向かうものではないのだから。
そのことによって、身に負うものがさらに許されない色を帯びるとしても。
焼け落ちるひとつの村、その炎が映されたかのように、黒く焼け爛れ、血にまみれた手の幻想。
ひとつひとつの瞬間に、ひとりひとりの好きだった人たちに、尽きない罪の意識は今も身を焼くけれど。
それでも、彼女と二人、一緒にいた日々を否定することは、しない。
手を、強く、握りしめる。
爪を立てることはせず、それでも込み上げる思いを止めることはできなくて]
[決して交わらない二つの道の両方に思いを寄せてしまったこと――
処刑の日、半端者でごめんと謝った自分に、謝ることはない、悔いを残さないよう行って来な、と優しく背中を押してくれた。
……いなくなるのが嫌だと、泣いてくれた。
――どこからだろう、声が聞こえる。
“ハッピーエンド…だよ…?
…なのに…あたし…なんで泣いてるの…?”]
[白く閉ざされた深い闇のような場所で。その背中に、そっと手を当てた。
ねえ、泣かないで。
いなくなるのが嫌だって泣いてくれたとき、思ってくれて嬉しいって言ったけれど、それでもやっぱり、お願いだから。
処刑の日、棗を守れるならと思った。
その一方で、心のどこかで、これでやっと――と、そう思った、許しがたいほどに卑怯な自分もいた。
想われることの意味を知った、いま。
ひとり遺して消えた自分は、どれほどに――]
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