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――その本の話をしたのは、三人。
ひとりは元気だよ。もう二人は――俺たちが、吊り殺した。神父と、子供だ。二人とも人狼だった。
[目を合わせる。いま、この目に揺らめく赤に、意識を色濃く映した色に、その人は気づく何かがあったのだろうか]
――始まる前の最後の晩に、宴会して、村中みんなで歌って踊って。いまでも浮かぶ。
あいつ言ってたわ、狼と人も対話で分かりあえるのかもしれない、ってさ。
何を考えて言ったにせよ、あのときは嘘じゃなくて、本当にそう思ってたんじゃねえかって、思うんだよ。
あいつを殺した晩、投票が少しでも変われば、紙一重で、俺が処刑されてた。
だから、夢物語かもしれねえが……いい夢、見た。
――ああ、夢っていやあ、全部終わったあと夢見たわ。
みんないて、最初の日の宴会で最後まで寝てなかった三人、色々話してたんだ。
途中で火炎放射器持った少佐が軍曹と一緒にブッ込んできましたけどね。
まあ、なんつーか……そんな風、だったよ。
何の話してるんだろね、オレ。
[何があったか、問われることはなかったが、痛くなかったか? と一度聞かれた。
それは平気だった、と頷いた。嘘ではなかった]
――なんで、みんな死んじまうんだろうな……
ああ、お前に言っても、なんつうか……アレだが。
[最後にぽつりと、そう聞こえた。その時には景色が揺らいで、薄くなり始めて、もうお別れだと思ったので、ごちそうさまでした、と一言。
カウンターの向こうで、その人は小さく手を振った*]
“この、わたし”は、
このお店にいる間だけの、“わたし”という存在です。
再会の願いを持つのは、わたしではありません。
[店長代理の問い>>*4に、
わたしは、わたしを一番、
言い表していると思うことを応える]
[脳内の生物には、扉の向こうでのある人との再会を
願っていた>>6:37。
“わたし”も彼の再会が叶うなら…と祈っていた。
この場所に、在ることを選んだのは わたしの為ではない。
わたしのためだけなら、場所は何処でもよかった。
このお店を選んだのは、再会を願う、その生物の為。
彼が“約束”に縛れているのは知っているけれど>>6:37
若しも誰かが……その約束よりも強い感情で、
彼の思考に触れえるならば。
わたしの母と同じ金色の髪のイズベルガ>>0:121.
母とよく似た翠の瞳のミュリエル>>6:38>>6:74
気まぐれに話すその生物が、言葉を交わそうとした相手は。
再会を願う相手に、似たところのある者だけ。
おそらくは、彼も。
思考の何処かで、約束よりも強く再会を願うが故に]
[けれど―ー―目的は果たされ、既に”希望“は得られた。
もうすぐ“この、わたし”の役割は終わる。
彼の再会の叶うことはないだろう。
生物自身も、願いながら、
叶うと思考してはいなかったから。
だから彼はいつものように、
母との“約束”>>6:72に縛られたまま。
“終わりの始まりのわたし”の元へ戻るだろう]
そうですか…お客様にも、
様々な進み方や向い方、戻り方があるのですね。
“この、わたし”は、
何処へも進まず、向かわず、戻れないので…
とても興味深いです。
教えてくださり、ありがとうございます。
[店長代理の緩く頭を振る仕草>>*5が、珍しく感じられ。
わたしは瞳を瞬く。進む、戻る、向かう、店長代理の語る、
お客様たちのゆき先や在り様>>*5>>*6>>*7は。
”この、わたし”にはどれも出来ないことだから。
興味深げに耳を傾け]
どういたしまして。なのです。
[けらけらと笑いながら、ディエゴの毛並みに触れようと手を伸ばす。
自分から捨てた狼の姿に、もう一度触れたくて]
ボクの物語……。
[エドワーズの眼差し>>+153を受け、何を話そうかと思案し]
欲しいものを諦めきれずに狼になった、けれども狼になることで欲しかったものを永遠に喪った物語。
けれども欲しいものと、よく似たものを手にいれた物語。とかなら、できるのですよ。
["お茶を飲むのも"という提案>>+154には、にっこり笑って頷いて]
うん。
メロンソーダ飲みながら、お話しできたら楽しいのです。
[前に飲んだ時とはきっと、違った味に感じるのだろう。と**]
……わたし“自身”を……ですか?
[店長代理の告げる言葉>>*8に。
含まれる、計り知れない程の意味合いと、
続く移ろわぬ時は在らず、と語る声に]
残念ながら、わたしには。
わたし”自身“というものが、すでに存在しえないのです…
でも、お言葉は、とても嬉しく思います。
ありがとうございます。
[わたしは、きょとん、と瞳を瞠り。
次いで、ふふ、と幸せそうな微笑みを浮かべた]
わたしは、何処かへ行ける人に,
幸いを願いながらも…
時折、お別れのさびしさだけではなく、
微かな羨ましさも、感じていました(>>2:0>>5:75)
[“この、わたし”は、ただ此処に在り、目的を果たし、
記憶と希望を、還す為だけの存在だから。
記憶は薄れても、心の何処かで、分かってはいたのだろう。
“この、わたし”は、”終わりの始まりのわたし”が、
個であり自身であった、自分の力で、
一人の人間>>+118でいられた、最後の瞬間の姿。
役割は、仮初めの存在であっても、
”一人の人間”としての“希望”を持ち還ること。
そして、脳内の記憶を司る生物を、守り運ぶ為の入れ物]
でも……幸せな“時”でしたわ。
幸いを祈ることも、寂しさも、羨ましさを感じることも。
歌っって、笑って、微笑んで、涙して…
抱きしめてくれる腕やつないだ指先のぬくもり(>>7:10)
ああ、そして……絆創膏も(>>+116)。
[先ほど、彼の笑みに歪んだそれを思い出して、くすと微笑み]
お茶ですか?
ふふっ……それもいいかも知れませんね。
[エドワーズの提案をまんざらでもなさそうに。本当の意味で楽しむのは、今度が初めてだろうから]
一緒にちょっとしたひと時を過ごす事、それこそが今の私が焦がれる事ですね。
とても”人間的”な想い出ばかり。
“この、わたし”は、
とても幸せな“わたし”だっただろうと、思います。
[ふふと、幸福そうな微笑が零れる。
“この、わたし”は。同じ役割を担った、
嘗てのわたしたち、を知らない>>7:63.
けれと、わたしは、嘗てのわたしたちと比べようもなく、
このお店で幸せな時をすごし、
役割であった、”一人の人間としての希望”を得られたと思う。
脳内に託された、生物の再会を叶えられなかったことは
申し訳ないけれど]
店長代理が「時間を進める」を選択しました。
再会を願う存在の、祈りは叶わなかったけれど。
“この、わたし”が、。
このお店に来た目的は、既に果たされています。
エリーが、ナナシが、クレイグが、店長代理が…
そして、お逢いできたお客様たちが、
求めていたものを、くださいました。
心からの感謝を。そして幸いを願います。
”この、わたし”の役割は、終わります。
店長代理にも、とてもお世話になりました。
ありがとうございます。
[そうして微笑んで、小さなお辞儀をひとつ。
それは、“終わりの始まりのわたし”の生まれた青い星の、
感謝を示す古い習慣。その星の存在の有無にかかわらず
わたしの中に残り続ける、*かたち無きこころ*]
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