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[イズベルガは、頼みを快く聞き入れてくれた。>>50
ぱちりと弾けたものに一瞬驚くも、すやすやと眠る赤ん坊に、すぐに微笑みを向けた。]
…へえ、電気。
私の世界でも電気はあまり普及していなかったわ。
本当に、いろんな世界があるのね。
[感心したように、そう言いながら、とても小さいのにずしりと重く、しかし簡単に壊れてしまいそうなその身体を、しっかりと抱きとめる。
先程の騒動のときの様子とは一変。
何事もなかったかのような無邪気な寝顔に、心が洗われるような気がした。]
私も、あなたと話せてよかったわ。
まだ話し足りないくらい。
あなたのことも、あなたの世界の話も、もっと聞きたかった。
でも、あまり長居すると、覚悟が揺れちゃいそうだから…
[そう言いながら、赤ん坊を母親の元へと返す。
腕には温かさと重さがまだ残っていて、名残惜しさを感じたが、扉に視線を送り、旅立つ決意を示した。]
ありがとう。
あなた達も、幸福でありますように。*
──現在──
返すぜ。
[救急セットをカウンターへ投げ出し、店から出ていこうとする女を見やる。滂沱の涙、赦されて良いのだと泣く女。]
[Χは女/エリザベータ=ヤーニカと話している相手を眺める。『ふぎゃあああ!』と泣いた赤ん坊を抱いている女。]
[エリザベータ=ヤーニカがコンディトライを出た後、イズベルガが窓際に居るようであれば、Χは歩み近づき、見下ろした。足取りは歩幅が広い。
机の上に手を置き、イズベルガに口角をあげて嗤いかける。]
元気の良い餓鬼だな。
[ディエゴとはまた違う獣を思わせる*笑みだった。*]
[ミュリエルがオズのことを好きだったと思う>>30と
伝えた時には、少し反応があっただろうか>>53
けれど、その後は。此方の言葉も、殆ど耳には入らぬ様子で]
…オズ様…。
[ふらつく足取りで席へ戻る小さな背を。
心配そうな眼差しで見送る]
…エリー。ごめんなさい。
貴女の大切なお客様なのに…ちゃんとお伝えできなくて
[オズにも。エリーにも。
自分では何もできない申し訳なさに、唇を噛んで。
大切に思う人に、置いて行かれた気持ち。
オズの気持ちを、少しでも慮ろうとすれば。
ふと、ミュリエルに語った、
幼い頃、父から聞いた母の話を思い出す>>4:6]
[航宙士だった母は。
3つの種族とのファースト・コンタクトに成功した人だった。
自分を産んだら。父や自分が生きている間には地球に還れない
長期の探査計画に参加する予定だったと聞いた時のこと。
はじめから、置いていくつもりで産もうとしていたと知った。
そういう生き方を、仕事を。選んだ人だったと。
理由あってと分かってはいても、
裏切られたような気持ちに、父に抱き付いて泣いた。
そのくせ自分も、同じ道を選んで―――…
そうして、果てなき流れの果てに、
流れなき一点の”永遠”の”絶望”の瞬間に。
”小さな希望”として在る、今、此処にいる“わたし”は。
一体、何人目の“わたし”なのか。
始まりの瞬間から失われることの定められている、*存在の*]
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