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「いいんだよ」
[その一言が照らしたのは少女の心か、それともこの場所か。
何れにせよ、宵闇に閉ざされていた空は白み始める]
………!?
[凍えてかじかんでいた筈の足先が暖かい。
大好きな人の腕の中、そっと足元へと視線を動かせば]
わわ。花……!?
[踝まで積もっていた筈の雪は姿を消し、
雪原は真っ白な花畑へと姿を変えていた。
風が吹く度、花弁が舞い上がり、蝶へと姿を変える。]
「白い蝶は人の魂って言うけどねぇ……。
皆、どこへ行くのやら」
…ああ、リアというのは、もしかして
何かの花の髪飾り(>>1:95)をつけた人のことか?
そういえば、俺のことも、大丈夫か(>>1:93)と、
心配そうに見てくれていたな。
子ども好きの優しい人なんだね、きっと。
彼女にも…望んでいた再会と幸いがあると、いいね…
[リア、という名で、誰かが彼女を呼んでいたのを、
いつだったか、小耳にはさんだ気がする。
彼女の苦しみや葛藤までは慮ることの能わす、
そんな、聞いたまま見たままの印象を口にして。
自分を心配げに見てくれた眼差しを思い出しながら、そう願い。
その後も語られる、彼の出会った人達の話>>+80に耳を傾けた]
[ヒラヒラと何処かへ飛んでいく蝶。
朝日が眩しいのか片手でひさしをつくり、別れを惜しむように老女が言う。
もう片方の腕は、変わらず少女を抱いたまま。
空へと昇って行く蝶を見れば、
そのどれもがよく知った人の面影があるようで、
けれども、違っているようで。
泣き笑いの様な表情になってしまう。
少女を慰めるように一匹、彼女の肩にとまった。
真っ白い羽に、点々と赤い模様のこの蝶は……]
「え……?」
[その名に反応してロッテが背後を振り返る。
しかしその視線に映るのは、遠くを歩くトランプ兵だけだろう。
ロッテの注意が逸れた瞬間、薔薇園に向かって駆け出した。
背の高い薔薇の生垣が、迷路のように入り組む園へと]
「っ…やってくれるじゃない」
[怒気を孕む声が後方から聞こえた瞬間、生垣へと到達し、その中へと身を隠す。足音に耳を澄ませながら、自らは静かに移動を続けて]
[後にいたのは、すっかりとやつれたディエゴの姿だった]
……私は、何を?
そうでした、最後の研究があるのでした。
ああ、見えます。窓の外に、今度こそ光が見えます。ついに、待ちに待った時が来たのです。
[よろめくように、窓のある側の扉に前脚をかける]
これまでお世話に、なりました。
[忘れてしまったのか、わざとなのか。何事もなかったかのように、店に挨拶をした]
おいでなさい、ディエゴ。
そして、望みの侭に。
[店長代理はディエゴを抱きとめる。]
─────。
[ディエゴに向かってひらかれたのは全ての物語。
全ての可能性を掌握することも不可能ではないと思える程の膨大の知識なれど、……それは泡沫の夢に似て。]
スーさん……?
[似ていると思った。
初めて出来た友達、包帯をリボンにしてくれた友達に。
そうしてよく見れば、ここまで案内してくれた蝶と、同一であることに気がつく。
ゆらゆら、ふらふら。
そんなところまでそっくりで、思わず声を出して笑ってしまう。]
「おやおや。友達に会えたんだねぇ。
ふふ、よかったよかった。
せっかくだからあと少し、散歩でもしようかい」
お散歩するのですか…?
でも、おばーさん足が痛いんじゃ……。
「少しの散歩くらい平気さね。
ゆっくり歩けばいいだけさ」
[チャンスは、一度だけ。
しかもそのチャンスを作れるかどうかも、分からない]
……賭けだな。
[口角を微かに上げて、笑う。
生垣の陰に屈んでその時を待つ。
――勝負だ、「白の騎士」]
[そうして少女は『祖母』と歩き出す。
老女の輪郭はとても薄く、話し声もひっそりとしていて、
傍目からは、白い幻影と少女の組み合わせに見えるかもしれない。
風のなるような老女の声。
けれども注意深く耳をすませれば、その声は聞こえるだろうか]
ああ、凄いな。見る事ができて、嬉しいな。
[ディエゴは扉を開ける。そして倒れ込むようにして、外の世界へと消えていった**]
[最初にそのヒトに気がついたのは、蝶だった。
友達によく似たその白い蝶は、ヒラヒラと花畑を先導し
不意に何かの上に舞い降りた。]
あれ……?
[何を見つけたのだろう。と近寄って見れば、本を抱きしめて白い花の中、体を丸める人>>+57
彼の視点では水底にいるのだが、もちろん少女の目には水は映らず、一面の花畑をだけが存在する。
白み始めていた空からはいつの間にか朝日昇り、金色の朝焼けが辺りを染める]
エドワーズさん……?
[その人影に近寄れば見知った人とよく似ていて、思わず小首を傾げる。
眠っているのならば、ゆり起こそうかと*草原に膝をつく*]
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