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[――しまった。
そう思った時には、もう遅い]
ぐ……っ!
[ガラ空きになった上半身を庇う様に身を捻る。
それは何とか成功したが、代わりに左肩から鮮血が飛び散った]
「――貴方はこの世界において、必要とされているのよ」
[赤い瞳が睨むようにこちらを射抜く。
あの時見た、扉の向こう側の世界。
戻る意思があるなら戻れると、そう思っていたのに]
「戻るための扉は、閉ざされたわ」**
何よその夜になるとおもちゃが動き出す物語みたいな話。
[……いや、「人がいなくなると」だったか。
ともかくジルの言葉を聞いて最初に思いついたのがそれだっただけのこと]
そんなことして人間達には気付かれないの?
そもそも、物語からキャラクターがいなくなったら一大事じゃない。
[推測材料は揃っていると思えたが。
当事者に訊いた方が、どう考えても、手っ取り早い]
……説明を、要求するわ。
[説明を聞いていた時に見えていた黄昏色は、今は欠片もなく。
ジルが話さなければ、自分と相手、二者に見えている景色の違いに気付くこともなく。
何者か。
そう問うたことへの反応を待つ数瞬、女の視線はジルの持つ細い棒にも向く。>>+21
指揮棒にもモニターを指し示すための(時と場合によってはリモコン内臓式)ロッドにも見えて、
眼前の人物の生業を定義するには、至らず]
……、なんと。
パズルなら得意よ。二番目にだけど。
[やがて、女があの店で来太に教えたゲームをほうふつとさせる光景が、
端末の向こう側ではなく、目の前で、広がる。>>+22
興味深げにジルとブロックとの間に視線を往復させていたが、
ブロックが4つ揃って消えたところで視線はジル――と彼の持つ指揮棒へと固定される]
成程。
「レディちゃん」があなたと約束をしたのもうなずける。
[頷く。
そして約束の行方を問おうと口を開きかけたその時、何の天気が好きか問われて、]
……わたしの?
好きな天気など、ないわ。
[僅かに面食らう。後、その片鱗も見せぬほどあっさりと答えを告げる]
無風の晴天が仕事をするうえではやりやすいけれどそれだけ。
「レディちゃん」のようにある特定の天気に憧れを持ってはいない。
そもそも天気に限らず、特定の何かに憧れを抱いたことが少ないもの。
所長が好んで飲んでいた砂糖もミルクも入れないコーヒーに……、
[指折り数えようとして、止める]
話が逸れたわね。
ともかくわたしの答えは以上よ。
[告げて、細く息を吐き出す。
潮騒も今はか細く耳に届くばかり**]
― コンディトライ ―
[シモンとナナシの話が終わった頃。
アルウェンは、新たに注文していた飲み物…桜に因んだ飲み物…を干して、ふわり、床に足を降ろす。
ふたりの顔は、穏やかで、やはり、ちょっとだけアルウェンは妬いてしまった。
けれど、それも一時のこと。
一歩、二歩、そして、三歩。
重さを感じさせない足取りで、シモンとナナシの元へと近づく。]
/*
うん、あれだ。微妙さが分かった。
何だか、先にミッシェルやシモンの中で決めたものをされているような感じがするから、だね。些細な事かもしれないけれども、支払いも、シモンの中ではシモンが支払うとなっているように感じる。
[それが代金となるのであれば、アルウェンの眸から星は抜け出して、ふわり、何処かへと消えてゆく。
それが何処へ行ったのかは知るものぞ知ることになるだろうけれど、さて、シモンやナナシの反応はどうだっただろう。
彼らが望まぬのであれば、星は抜け出しはしないだろう。]
もう、行くんでしょう?
「再会とさよならの場所」へ。
[彼らが同じ目的かは分からないけれども。]
だったら、一緒に行こう?
お話しながら。
[アルウェンは、ふたりにそう告げ、共に店から出るだろうか。短くも長い、「再会とさよならの場所」まで語りながら。**]
―― ミュリエルとの語らいの時 ――
うん、うん…お互い様。
忘れない…大好きよ。
[指を重ねたままのミュリエルからの頷き>>50に。
ふふと、嬉し気に。
けれど、少しだけ切なげに微笑みながら、頷き返して]
[“口を借りて”>>51“少し、貴方に近いかも”>>52.
ミュリエルの中の別の誰の紡ぐ言葉に。
ミッシェルの中の生物が思考したのは。
“人狼”と呼ばれた、自らの種族の残忍な派生亜種。
警戒を示すかのように、ミッシェルの眼差しが微か細まり、
身体がミュリエルから距離を取ろうと身動ぐが]
『…ほう。その体が悲しむのは見たくない、か。
単なる宿主として、貪っているのとは違うようだな…』
[>>54その思考は、“人狼”とは異なる。
やや警戒レベルを和らげ。
若いミュリエルより、年齢の高めのヒューマンのような、
落ち着きのある表情と口調に。
瞳に宿る青年と未亡人の記憶の話を、生物は思い出し]
『…いや、回避では遅すぎた。
最悪の可能性の芽を、摘めなかった』
『“約束”は、転がるサイコロの目が、
止まらなければ、守れたかどうか分からない。
守れなかったら…会わせられる顔がない』
[ストイックと言われ>>54
元々ヒューマンが視認しえる顔などないくせに。
そんな比喩を自分自身への皮肉のように語った』
[ミュリエルの声>>55が響きに戻れば。
生物が気づいたらしく、
ミッシェルの身体からこわばりが解ける。
逡巡の後の、暫しの沈黙]
『“誰か”を恨まず、“彼女達”に後悔なきを望むか。
絶望に近い者の思考ではないな。
ならば、君を案じるこいつも、
暫くは絶望から身を遠ざけられるだろう』
『とても善いもの…さあ、どうか。
ヒューマンの言葉を借りるなら
如何しても後悔できぬ後悔すべきことばかりが
思い出されてならない』
[>>56祈りに謝意を。君にも後悔なきよう祈ろう。
声帯への負荷に掠れの酷くなった声で。
エリーからの言葉があれば答え、最後にそう告げる。
静寂の後、ミッシェルの意識が目醒め。
やがて――…触れあった指先と、ひとときの語らいの場は。
柔らかに解かれたのだったか*]
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