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俺が探しものと聞いて、嬉しかったけど、
探し物と願い事が叶って…
どうしたいと考えている?
俺も、アルウェンにやお前にも会えたから、
もう、会いたい人は……いないんだ…
一緒に行くか? それとも……
[養父の夢が見えた一つの扉に、寂しげな視線を
向けるものの。それは一瞬で。これから、を問いかけた]
[友達が欲しいと最初に思ったのは、彼女と羊飼いの女の子が、宿で楽しそうに話していたのを見たときだったとか。
お姉さんの隣で屈託なく笑う笑顔だとか。
自分がしたことを思えば、過る感情は、感謝や思い出とないまぜになった、とても複雑なものではあったけれど。
“大丈夫じゃない時まで平気な顔、しなくっても、良いんだよ。”
かけてくれた言葉、微かに見えたすがた]
――ありがとう……
もう、本当に大丈夫。平気、とは少し違うかもしれないけれど。
[透き通るようなすがた、星を湛えた瞳。
これから向かう場所で、彼女の姿をもっと確り見られることがあったならと、そう思いながら*]
[店を去る前に、挨拶したいひとがいた。
もし彼女がそのとき手が空いていて話せるようだったら、歩み寄って言葉をかけただろう]
行くことにしたんだ。
本当に、たくさん、ありがとう。
ここで、すごく大切な、探してた人に会えて、願い事が叶って。
思い出したこととか、見つけられたもののいくつかは、ミッシェルのおかげだったよ。
お茶もお菓子も、すごく美味しかったし――大事な思い出に、つながってた。
またいつか会えることがあったら、よかったら、また星の話を聞かせてね。
[来たばかりで、何も分からず、心配をかけるようなことばかりしていた自分に、優しく声をかけて見守ってくれた彼女に、心からの感謝を告げる*]
お会計、お願いできますか?
[手が空いていそうな店員さんがいたら、問いかける。
荷物の少ない鞄には、手帳の分の空きがあるものの、生前使っていた身の回りの品は残っていて、その中には財布もあったので、もし代金がそのお金で良いならば、支払いはできるはず]
[この場所で取り戻した記憶は、どれだけ持って行けるのだろうか? それは分からない。
けれど、
“生きたいと、思わせてくれて、ありがとう”>>241
そう言ってくれた――“ただひとつのほんとう”をくれたその人を、忘れることは、決してない。
灯火のような、心をあたためる幸せを。>>259
故郷の歌に呼び起されたのは、春色の村の記憶。そして、そこにはいつも、柔らかな空の青があった。
その場所を傷つけ壊した自身の罪が、消えることなく刻まれ続けるものであろうとも。
触れた手の優しさ、この手に託された大切な心、かなえられた願い事――
奇跡のような幸せをくれたこの場所を、もう一度、ゆっくりと眺め。
窓の向こうに見えた、青空と、優しく咲き誇る桜の花に、笑顔を向けた**]
でぃえごさんもそう思ってくれるなら。
嬉しいのです。
["素晴らしい日"その言葉>>336に大きく頷いて。
残り少なくなったケーキを飲み込めば、独白するかのような獣の言葉。
小さく呟いたであろう声は聞こえなかったが、その続きは聞こえて]
いなくなっても、ずっと永遠になのですか?
[一瞬『不死』という言葉が頭に浮かんだが、いなくなっても。というからには、それとは違うのだろう。と打ち消す。
自分の姿が見えなくなっても、流れる時間だけを見つめる。それはなぜだがとても淋しいことのような気がして。
そっと席を立ち上がり、獣の体に腕を回そうと近寄った。
嫌がられればそばに寄り添うだけ。
嫌がられなければ、少しだけでも温もりを分けようと抱きつくだろう]
[カラン。小さな音を立ててフォークをお皿に置く。
ケーキの乗っていたお皿の中は、空っぽになっていて、たしかに『食べることができた』のだと、しみじみと実感する。
ふ、と窓に視線を移せば、真っ暗だったはずのそこは、一面の草原に変わっていて、白い蝶が数匹遊んでいる。]
ありがとう。ボクもう行くのです。
[ここから出る時だ。不意にそう思った。
白い蝶にもう一度だけ視線を配り、椅子から立ち上がる。]
えっと……お会計おねがいします。です。
[お店の入り口付近で立ち止まり、店内を見回す。
生前使うことがなかったお金。
『おばーちゃん』からもらって、お守りのようにポケットの中に入れていた銀貨を取り出す。
お小遣いなんてもらったことがなかったから、使ってしまうのが勿体無くて。
特別な時のためにと、とっておいたのだ。
お金そのものではなく、思い出を渡そうと銀貨を差し出す。
居合わせた定員さんは受け取ってくれただろうか]
じゃあ、バイバイなのです。
[お店のドアを開ける瞬間。
店内を一度だけ振り返る。
時間を共有してくれた皆にありがとうを言いたくて。
笑顔でぺこりと頭を下げれば、すぐに外へと歩き出す。
会いたい人に会いに行くために。
外へと一歩踏み出した]
…アルウェン?
[額に残してくれたぬくもりと。時折の気配のようなものは、
感じつつも。姿は見つけられないままだった少女の名を。
探すように呼びながら、彼と共に店のドアの方へ向かう]
[こちらからも、少しだけオデットに体を寄せる。去りゆく者への、餞別だ。手のひらをぺろっと舐めた]
アディオス、オデット。
[窓際の席を離れかけて、ふと窓外を見遣る。
窓外には、やはり、変わらずの漆黒の夜と、薄紅の花闇。
けれど、胸の奥、もう透明ではない心の欠片が。
彼のあの笑顔と託してくれた“ほんとう”の心で、
あたたかく満ちる今は。
足下の冷たく昏い水が、どうしようもなく
花闇に魅かれるような細波は――…もう、感じない。
ドアを開ける寸前。
ふわり、ひとひらの薄紅が、“解放するよ”養父の最期の声で、
さよならと囁くように、優しく頬を掠め消えた*]
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