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横たわる。
ぐしゃぐしゃの本。
何者にもなれなかったことを知る。
お父さん、呼ぶ声。幼子がかけよる。お前は誰だ。
彼は一冊の本を持ってくる。それは自分が住んでいた村の名が書いてあった。
/*
信頼と安定の猫叉曲うううう
しかしレディちゃんよ りあるでは「雨なんていくらでも見せてやんよ!」って勢いで雨が降っているよ
そう、あなたには外は曇り空に見えるのね。
[カップを片手に持ち、少し珈琲を啜る。
向かいに座った彼女から、横目で視線をまた外に移した。]
私の目の前ではね、もうそろそろ宵の明星が輝きはじめそう。
曇り空は、何も変わらないのかしら?
雨が降りそうなのね。嵐の気配は?
[嵐はもはや自分のフィールドだ。
安心感と胸騒ぎと両方に包まれる。]
私はあなたの見ている景色も見てみたいけどなぁ。
曇り空じゃすぐに綺麗な夕焼けにはならないかもしれないけど、何も変わらないなんて、きっと無いよ。
[『苦しそうだった』その言葉>>107に目を見開く。
『人狼』とは人間の『絶望』を楽しんでいるものだと思っていた。少なくとも、騙すことを心苦しいなんて、そんなことを言う『人狼』には出会ったことがなくて。]
……『人狼』でもそう思うやつはいるんだな
ふーん
[『人狼』への認識を少しだけ改める。
『人狼』にも人間のように優しい心を持っているものはいるらしい。目の前の女の子のように。]
…その『ごめんなさい』は他のやつに言ってやってくれ
おれさまは…いい、から
[女の子は謝ってくれたけれど。やっぱりそれを受け取ることはできなかった。
自分たちも、人間の『絶望』を糧に生きていることに変わりはないのだから。]
[それから、幽霊のことを考える。いろいろ試している女の子(>>110)を見つめていると、幽霊、という言葉は相応しくない気がした。
きっとこの場所は、死者とも会えるような、そんな不思議な場所なのだろう、とようやく正しい答えにひとつたどり着く。]
[『処刑』───その言葉に息を飲む。『人狼』が死ぬとしたら『処刑』だと、わかってはいたはずなのに。
それでもこんな、自分より小さい子が、と思う。同情だろうか?それが『人間』として正しい感情なのかはわからなかったけど。
女の子の話を黙って聞く。そう考えられることが素直にすごいと感じて。
こういうときにかけられる言葉を自分が持ち合わせてないことを、少し歯がゆく思った。だから]
ふーん
おまえ…すごいな
おまえは…やさしい、な
[素直に思ったことを口に出す。
すると女の子が泣いていることに気づいて、ぎょっとする。]
え!?お、おい……泣くなよ…!
[手をバタバタさせて慌てた。]
店員じゃなくて、手伝っているだけよ。
みんな忙しそうだから。
[店員の方に目を向けながら、女性の問い>>157を軽く否定した。]
こんなことができるのは、私が魔術師だからかしらね。
…もっとも、自分の店ではこんな出し方、したことないけれど。
[魔術師といえど、無から有は生み出せない。
せいぜい割れたカップを元に戻したり、軽い傷を癒したりできる程度。
こんなふうに何もないところからコーヒーセットが出せるのは、ここが自分のいた世界とは違う、「そういう場所」だからだろう。
女性に「魔術師はみんなそんなことができるのか」など問われたなら、そう説明し、]
…ええ、だいぶ落ち着いたみたいね。
手伝わせてばかりじゃ、店員も気を遣うでしょうから、お話ししましょう。
[店内を見回しながらそう言うと、女性に向き直った。]
嵐が来るかどうかもわからないの。
本当に、どっちつかずの曇り空…
[嵐の気配は?>>158と問う女性に、首を横に振った。]
他人の見ている景色は、気になるわよね。
私もあなたのように、綺麗な夕焼けや、宵の明星を見てみたい。
…でもちょっと怖い気もするわ。
[困ったように肩を竦め、自分のカップに口をつけた。]**
[ケーキが運ばれてくるまで、しばらくチョコはお預けで]
そうですかね?
一体全体私の何に興味を持たれたのでしょうか?私には理解しかねますね。
(だから子どもは、苦手なんだ)
[心の中でまた前>>1:242と同じ言葉を呟く]
(子どもは私を理解できないし、私にも子どもを理解する事ができないんだ。"同じ"存在であるが故にね)
ふふっ……
[そして小さく笑う]
(もしかすれば、だからこそ私はいつも子どもの中に居たのかも知れないな。久しぶりに、無駄を楽しむのも良い)
[戦火の国の“ 落し物 ”だったから。
物心ついた時には、孤児院にいて。
区別の為だけの記号と同じ、呼ばれない名前>>3:329
痩せこけ、いつもお腹を空かせて、軍靴の足音に震えていた。
街が蹂躙された日。
生き物の焼き焦げる吐き気を催す匂いと、怨嗟の呻きの中で。
身を裂かれた痛みと、流れる夥しい血に、
遠のきかける意識に映ったのは。
初めて“きれいな空の色の目ね”と笑いかけてくれた修道女。
命は神様からの借り物で。だから、死は怖くないと。
”生まれ変わる為なのだから”、と。
迫りくる死や痛みに怯える子どもに、痛まし気な微笑みで、
教えてくれた人の苦悶の死に顔。
早く死んで、生まれ変わりたいと。
ただそれだけを、信じられなくなった神様に祈った]
[救援軍の一人に助けられて、生き延びて。
両親と面識のあったその人が、養父になってくれた。
あたたたかな笑顔と、少し乱暴に頭を撫でる、大きな掌の持ち主。
部下や助けた人達に、とても慕われていた。
養い子にも、本当の子どものように接してくれた。
最初から、瞳に紅の見える子故に。
幼くして失くした、人狼だった実子と同じ名を与えられたとは。
母の狂信より、父の人狼の血の濃いことを
密やかに望まれていたとは。
その頃は、知る由もなく>>3:205
[拾われた命だから、この人の物だと思った。 嬉しかった。
いつか―――…この人の為に、死ねたらと願った。
そうしたら、すこしだけ。
こんな自分でも、役に立てる。
生まれて生きてよかった…きっと、少しだけ、そう思えるはず]
[やがて兵士になり。
養父が部隊長を務める部隊が、南方の島に閉じ込められ。
始まった最初の人狼騒動。人狼だった養父の裏切り。
それ故に狂った心の天秤は、自分を含めた15人の命より、
人狼だった養父一人の命の方に、カタン、と傾いて。
養父を守るために、占い師を騙り。
邪魔な人間も、足手纏いの人狼も。泣きながら騙し貶め殺した。
けれど、最後の最後で身代わりになれず…願われ殺す間際。
“還れぬ夢の故郷の桜の下に、埋めてほしい。
それが終わったら。お前を解放するよ、自由になれ。”
そんな残酷な遺言を残して、ひとり、置いて逝った養父。
自由になど、なりたくなかった。なれるはずもない。
望みは、ただ――あんたを生かす為に、死ぬことだけだったのに]
[解放されてなお、囚われたままだった狂った心を抱いて、
訪れた養父の生まれ故郷は。
琥珀の酒に酔った養父が懐かしんでいた通りの、
やわらかな夢のように美しい村で。
誰も飢えず、誰も殺し合わない。
まるで優しい絵物語の中に迷いこんだような気がした。
荒れ果てた養父の生家の老桜は。
男が世話しなければ、その年のうちに枯れ朽ちただろう。
老樹の寿命が後1,2年と知れたから。
その間だけ、この村にいることの赦しを乞うた。
罪悪感に切り刻まれる、毎夜の悪夢の中の終わらない惨劇に。
裏切り殺した仲間に]
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