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魔術師といえど無から有を生み出すみたいなのはできないんじゃないかなーと。
死者を生き返らせる代償として贄をささげてたわけだしね。
できて割れたコップをくっつけるとか、小さい傷を早く治らせるとかその程度。
/*
Χは六感全部での動き。
αが前座。Χが殺戮本命な為、ややチート目設定ではある。
抜けるなら気配は察知。光点などは視覚になるなら認識調整。
[やがて、男は再び口を開く。
一度は男を置いていった自分だ。
恨みごとの一つや二つ言われるくらいの覚悟はできていたが]
「なあ、その『所長』って呼ぶの、やめてくれへんか?」
…………、はい?
[いきなり何を言い出すんだろうかと言いたげな眼差し]
「こうなった以上………いや、こうなる前からもう店じまいや。
今目の前におるんはただの―――」
ただの腑抜けた男一人、ってところです?
[今まさに男の口から発せられようとしていたセリフを先取りするつもりで告げれば。
男の目が見開かれる。どうやら図星だったらしい]
では、あなたはわたしに「腑抜けた男」とでも呼ばれたいと?
「ちゃうわ」
[即答。後、ばつが悪そうに男は肩を竦めていたが、
その肩を震わせて小さく笑いだす。
笑いへの以降にかけた時間の短さを内心少し驚きはしたものの。
つられるように女も口元をわずかに緩めていた]
「悪いな。
まさか、こないなことになるなんて思っとらんかったからなあ………。
それで、呼び名のことは考えてくれたか?」
いえ。
やはり所長を「所長」以外で呼ぶのは考えられませんので、
このままとさせていただきます。
だけどね。
分かってないって言っておいて、自分だって、分かってない。
大切なひとが、自分を憎むのは、すごくつらい。>>141
こんな――
[いない方がいい、と言いかけて、その言葉は我慢する。
自分を捨てないようにと思うことは、ほんとうに、難しいけれど]
ええと、なんていうか、困らせたり、悲しませたりしてばかりの、困ったやつだと思うけど。
もし、駄目じゃなかったら、
――いまここにいる僕の心、持っていて。
ずっとね、安心してた。
殺してもらったときだって、たぶん、頼ってた。
自分がこんなだから、みんなの手が好きだったんだけど、最初に助けてもらったときからずっと、見てたり、触れると安心してたよ。
…今でも同じ。
友達だって言ってくれたときのこと、覚えてる。
もし本当に、友達だと思っていいなら、信じられないくらい嬉しいって思った。
あのとき伝えたいこと、たくさんあった。
最初に助けてもらって、次に宿で会って。
名前を聞いて、嬉しくて。絶対忘れないようにしようと思った。
常連さんだって聞いて、それならまたときどき会えるかなって。
それが、段々、顔が見えない日は寂しい、になって、声が聞きたくなって。みんなと話してるのを見てるの、好きだった。
そういうこと、たくさん話したかったのに、どうしても――無理で。
忘れていなくなるのは、裏切るのと一緒だからって、そのときは思ってた。
[その理由も、嘘ではない。けれど、すべてではなかっただろう。
いつか忘れてしまうと伝えても、それを裏切りと責めるひとではないと、知っていたと思う。
それでも、心の奥底に巣食う罪悪感が、鎖のように喉を締め付けて言葉を紡げなかったのは。
もしかしたら、心のどこかで、その正体を知っていたのだろう。
『裏切り』という言葉を深く探ることから、逃げていた
あの日、呼吸すら難しくなるほど泣いたあと、震える手で、ようやく少しだけ書きつけた。
かけてもらった大切な言葉を綴ることが、できなかった。
“2月7日
初めて友達ができた。
本当に嬉しい。
本当に、ごめんなさい”]
だから、
――…腑抜けてないところを見せてください。所長。
「…………善処する」
[男はポケットに手を突っ込む。
それは煙草を取り出す仕草を思い起こさせたが、ほどなくしてポケットから出した手は空。
女は懐から煙草を取り出し男へと手渡す]
こんなこともあろうかと、……ですよ。
「…………」
[男が口を開く。
ふいに大きく響く潮騒が声をかき消してしまっていたが、口の動きは確かに、
ありがとう、と告げていた*]
[さて。
男が煙草で一服している間に、済ませるべきことを済ませてしまおうか。
黄昏色の砂浜をデータディスク入り機械を持って歩く。歩く。
至福の喫煙タイムを邪魔しないようなるべく遠く、遠く]
すなーのーうえーにー ひとりねーころーんでー
[この場に相応しいと思える歌をうろ覚えながら歌ってみつつ。
スリープ状態にあった端末を起動する]
[憎悪で自身を切り刻んで、水の底で夢を見るよりも。
幸福を背負って存在をやめないことは、ひどく難しい。
それでも、託してくれた願いへの答え>>132、それに応えるためなら、なんだってする。
自分は“ひと”であると思って生きた日々。血の海に沈んだ結末。
“狼”であった自分、仲間への思い。共にいると言いながら、それでもひとり、棗を残してきた。守りたいと思っても、もう何もできない。
絶望も、相克も、身を浸して痛みを求めることしか出来ずにいた。
けれど、いま、この幸せが、またひとつ赦されない罪を重ねたものだとしても――負けないし、絶対に大切にし続ける。
書き記す手帳はもうないけれど。
告げてくれた想いをなにひとつ落とさないようにと、心に刻みつけた*]
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