情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[どれほど自身に問いかけても、答えは返らない。>>125
深い雪の朝、冷たい路地裏の夜、お前は誰なのかと自信に問い続け、そして答えを得た――春嵐の日。問は姿を変えた。
なぜ”と。
憎んでも、憎んでも、終わりがない。
仲間と過ごした日々に、訪れた結末に悔いはない。想いに偽りはない。
でも。
あの最後の日、心残りがある、半端者でごめんと謝った自分を棗は許してくれたけれど。
もっと正直に言うなら、きっと、裏切りに近い。
あの獣のひとと話をしていて、思った。>>2:112>>2:139
どこかの境界の上で行き場のなかったひとかたに、何かの思いが流れ込んで。
人の姿をして、人のことばを話すナニカになって。
どこかに落ちて。
けれども、上手に作られることが出来なかったので。
とても中途半端な、いきものになった]
[故郷の歌を聞いたとき、心を満たしたのは、薄紅に色づいた、あの丘から見下ろした春色の村の記憶――ひとり、ひとり、忘れていきながら、喜んで騙して食らったくせに]
なんで――ふたりのことだけ、想うように、なれなかったん、だろう…
なんで、忘れられなかった…?
なんでだよ……どうして、もっと、ひどく殺してほしかった……!!
[最初に出会った時から、助けられてばかり。
雪の降る寒い日だったのに、自身を温めることを知らないような手だったから、多分、それまで雪を片付けていた自分の手の方が暖かかったと思う。
あの最後の数日間が始まったとき。かつて人狼騒動の経験者だったと語る彼がとても痛そうで。
いつか図書館で借りていた本のことや、その傷跡のことを思いながら、思わず大丈夫かと言葉が零れて。
あるいは、その心を疑う『推理』をどうしても作ることができなくて。
――それらの言葉を『口に出す』ことがどれほど罪深いか思い知ったのは、あとのことだった。
始まってしまって、知った。
もう、届かない]
[鏡を見て最初に感じたのは、恐怖と驚き。
そして、時を置かずに思ったのは。
夜明けに真っ先に会ったふたりと、どうしようもなく隔たれてしまって、触れることも、思うことも許されない生き物になってしまったことへの、
そして、そう思うことは、狼への裏切りと表裏一体であることへの、
行き場のない、どうしようもない、絶望。
日が経つにつれ忘れて”いって、そんな罪悪感は、塗り替わる新しい心に浚われて消えたけれど。
最後に、それでも一つだけ、どうしても消せないものが残った]
喋ったこと……全部、嘘。
ほんとうなんて、一個もない……
[その言葉を、思い浮かべることすら、罪だと思ったので、
嘘を吐く生き物だったので、
決して言葉にすることはなく。
最期に願ったのは、夢の中でいいから『思う』こと。
嘘ばかり重ねてきた声だから、きっと、もう届くことはないことば。
けれど、拒まれることを恐れる時期はとうに過ぎた]
……願いごとが、一個。
[それから、今度こそ、伝えたいことばがひとつ。
顔を上げる。
自身の瞳の色は、知らない。
けれど、赤が拭われることはないだろう。
もとよりひとつの木だった。
どれだけ引き裂かれようと、名を増やそうと、分かたれることはできなくて、この苦しみは、自身が引き受けなければならないもので。
*もし投げかけられる言葉があるなら、耳を傾ける。そうして、願いを口にするだろう*]
………良いの?
じゃあ聞かせてもらうわ。
[υは来太>>215から視線を逸らし、リア>>217>>218へと向き直る。88のエボニィとアイボリィ。鍵盤から流れ出る曲は、何処か童話調のように感じた。]
αもね、ピアノが好きなの。
聞く曲は全てクラシック。
[音と歌が流れる間、υは来太に独白のように話しかける。演奏を邪魔しない為か声は抑え気味だった。]
今もこの中で流れるのは、ドニゼッティ。
[ヘッドフォンをいらいながら。]
『そう、奴の罪だ。』
………、私は詳しくは知らないわ。
[そして、名前の知らない曲が終わり、次の曲が始まる。オデットとリアがふたりで歌う姿を見ながら、υは寂しげではあるが微笑を浮かべていた。]
[オデットを抱きながら、思う
ここに「あの子」がいるなら、これ以上何も望まないのに、と
また、ピアノを一緒に弾きたい
二人で、笑いあいたい
ずっと ずっと
あいたい、って]
──話は前後し>>261──
長い……ええ、長いわ。
でも仕方がなかった。仕方がなかったから。
[長い沈黙が落ちた。気を取り直したのかυは言葉を続ける。]
………。
何時か、生まれることを待っているの。
全てを終わらせるということは、
一粒きりの可能性だっても消し去ることだから。
あそこへ、あの場所へ行き、いだかれて眠り還ってしまえば、全ては終わってしまう。
[人それぞれではあるだろうが、υは詩的な言い回しをした。何処か悲観的な言い方なのは、υの性格ゆえのこともあるかもしれない。]
"ここ"でも、"生きてる"ことにはなるのでしょうけど……。
[永遠に待ったところで来ない。来太のいらえは、柔らかに、だが易々とυの心に食い込む。それが、後の寂しげな微笑>>264にも繋がっただろうか。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新