人狼物語(瓜科国)


1401 【RP村】再会とさよならのコンディトライ


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ナナシ

[どれほど自身に問いかけても、答えは返らない。>>125
深い雪の朝、冷たい路地裏の夜、お前は誰なのかと自信に問い続け、そして答えを得た――春嵐の日。問は姿を変えた。
なぜ”と。

憎んでも、憎んでも、終わりがない。

仲間と過ごした日々に、訪れた結末に悔いはない。想いに偽りはない。
でも。
あの最後の日、心残りがある、半端者でごめんと謝った自分を棗は許してくれたけれど。

もっと正直に言うなら、きっと、裏切りに近い。

あの獣のひとと話をしていて、思った。>>2:112>>2:139
どこかの境界の上で行き場のなかったひとかたに、何かの思いが流れ込んで。
人の姿をして、人のことばを話すナニカになって。
どこかに落ちて。
けれども、上手に作られることが出来なかったので。

とても中途半端な、いきものになった]

( 252 ) 2014/06/04(水) 21:35:38

ナナシ

[故郷の歌を聞いたとき、心を満たしたのは、薄紅に色づいた、あの丘から見下ろした春色の村の記憶――ひとり、ひとり、忘れていきながら、喜んで騙して食らったくせに]



なんで――ふたりのことだけ、想うように、なれなかったん、だろう…
なんで、忘れられなかった…?


なんでだよ……どうして、もっと、ひどく殺してほしかった……!!

( 253 ) 2014/06/04(水) 21:36:00

ナナシ

[あのときでさえ。
憎しみに焼かれ、狂気すら宿した瞳で、それでも最後にかけられた言葉は、優しかった。>>230

忘れていない。忘れているはずがない。
もう、水に沈む夢は見ない、解放されていい、大丈夫、と――そう、告げられた]


なんで……あんな、風に……

( 254 ) 2014/06/04(水) 21:36:51

ナナシ

[最初に出会った時から、助けられてばかり。
雪の降る寒い日だったのに、自身を温めることを知らないような手だったから、多分、それまで雪を片付けていた自分の手の方が暖かかったと思う。

あの最後の数日間が始まったとき。かつて人狼騒動の経験者だったと語る彼がとても痛そうで。
いつか図書館で借りていた本のことや、その傷跡のことを思いながら、思わず大丈夫かと言葉が零れて。
あるいは、その心を疑う『推理』をどうしても作ることができなくて。
――それらの言葉を『口に出す』ことがどれほど罪深いか思い知ったのは、あとのことだった。


始まってしまって、知った。
もう、届かない]

( 255 ) 2014/06/04(水) 21:37:19

ナナシ

ごめんなさい……最後まで忘れられなくて……ごめん……
変わりたいなんて……思ってない……絶対、思っちゃいけない……でも

( 256 ) 2014/06/04(水) 21:37:33

ナナシ

[鏡を見て最初に感じたのは、恐怖と驚き。

そして、時を置かずに思ったのは。
夜明けに真っ先に会ったふたりと、どうしようもなく隔たれてしまって、触れることも、思うことも許されない生き物になってしまったことへの、
そして、そう思うことは、狼への裏切りと表裏一体であることへの、

行き場のない、どうしようもない、絶望。

日が経つにつれ忘れて”いって、そんな罪悪感は、塗り替わる新しい心に浚われて消えたけれど。
最後に、それでも一つだけ、どうしても消せないものが残った]

( 257 ) 2014/06/04(水) 21:37:54

探究者 エドワーズ

[乾いた笑い。返って来た言葉。>>242]

……そうか。
…そうだな。
君ならば、そう答えるだろうと思っていたよ。

[腕を下ろし、目を伏せて、可笑しそうに笑う。そして、再び開かれた眼は赤く、鋭く、射抜くように、睨め上げる]

だが。人狼の存在する世界に、うまれ。
その中で人狼の舞台に、巻き込まれたなら。

…………君は それをしなければならない。
ひとが相手だろうと、何だろうと。

私が言う迄も、…ないことだろうが。

( 258 ) 2014/06/04(水) 21:37:56

ナナシ

喋ったこと……全部、嘘。
ほんとうなんて、一個もない……


[その言葉を、思い浮かべることすら、罪だと思ったので、
嘘を吐く生き物だったので、
決して言葉にすることはなく。

最期に願ったのは、夢の中でいいから『思う』こと。

嘘ばかり重ねてきた声だから、きっと、もう届くことはないことば。
けれど、拒まれることを恐れる時期はとうに過ぎた]

( 259 ) 2014/06/04(水) 21:39:46

【独】 転寝 オデット

/*見てるだけで幸せ。

( -67 ) 2014/06/04(水) 21:40:09

ナナシ

……願いごとが、一個。


[それから、今度こそ、伝えたいことばがひとつ。

顔を上げる。
自身の瞳の色は、知らない。
けれど、赤が拭われることはないだろう。

もとよりひとつの木だった。
どれだけ引き裂かれようと、名を増やそうと、分かたれることはできなくて、この苦しみは、自身が引き受けなければならないもので。

*もし投げかけられる言葉があるなら、耳を傾ける。そうして、願いを口にするだろう*]

( 260 ) 2014/06/04(水) 21:44:01

凍れる時 来太

 ……そんなに長く?

[ユプシロン>>213の言葉に瞬く。
 目的もなくここに辿り着いた人間には、ここで誰かを待つという状況を想定していなかった。
 そして、ユプシロンから問いを受ければ]

 ……生きたい……です。
 ここで、思い出が出来たことを、僕は嬉しいと思ったから。

( 261 ) 2014/06/04(水) 21:47:08

凍れる時 来太

[通常の時の中では生まれ得ぬ思い出だったとしても。
 はっきりと答えた所にもう一つ問いを受けて>>214]

 それは、そうかもしれませんけど。

[断ち切られた宿命。体験出来ぬはずの空間]

 でも……じゃあ、何を待っているんですか?

[全てを終わらせるような選択。
 それが指し示すものの予想があっているなら]

 永遠に待ったところで、来ないものは来ないでしょうに。

( 262 ) 2014/06/04(水) 21:47:24

凍れる時 来太

[吐き出された言葉の語尾は、微かに震えていたか。
 そこに重なるのはピアノの伴奏と]

「おかーさん」
     『なーに?』

[互いに呼び掛け合うような歌声>>235>>236
 少年は思わず息を呑み、動きを止めていた]

[それこそが、少年が再会を望んだ人物。
 ――自身を産んだ直後に命を落とした、唯一の肉親だったから]

( 263 ) 2014/06/04(水) 21:47:35

ナナシ、メモを貼った。 メモ

( A67 ) 2014/06/04(水) 21:49:50

"TrinityGhost" ユージーン

………良いの?
じゃあ聞かせてもらうわ。

[υは来太>>215から視線を逸らし、リア>>217>>218へと向き直る。88のエボニィとアイボリィ。鍵盤から流れ出る曲は、何処か童話調のように感じた。]

αもね、ピアノが好きなの。
聞く曲は全てクラシック。

[音と歌が流れる間、υは来太に独白のように話しかける。演奏を邪魔しない為か声は抑え気味だった。]

今もこの中で流れるのは、ドニゼッティ。

[ヘッドフォンをいらいながら。]

『そう、奴の罪だ。』

………、私は詳しくは知らないわ。

[そして、名前の知らない曲が終わり、次の曲が始まる。オデットとリアがふたりで歌う姿を見ながら、υは寂しげではあるが微笑を浮かべていた。]

( 264 ) 2014/06/04(水) 21:50:10

イズベルガ

[席に座って赤ちゃんをなでながら考えた。

ダイヤの原石は磨かずとも、1つの芸術品としての価値がある>>153
だから自分はこの子が可愛いのだろうか。

この子は苦しい思いをして産んだ子ではない。
生まれてからずっと泣くこともなく、手を煩わすこともない。
自分はこの子を愛しているが、ほかの母親と子どもが、色んな出来事を経てお互いを大事に思う様とは違う、と思う。]

ねぇ、愛してるよ〜

[赤ちゃんの口をちょいちょいと指で触った。
赤ちゃんはこちらを見ず、何かを目で追うようにして>>199、少しだけ首を傾げた。]

( 265 ) 2014/06/04(水) 21:54:08

うたのおねえさん リア

[オデットを抱きながら、思う

ここに「あの子」がいるなら、これ以上何も望まないのに、と

また、ピアノを一緒に弾きたい
二人で、笑いあいたい

ずっと  ずっと   

あいたい、って]

( 266 ) 2014/06/04(水) 22:07:56

"TrinityGhost" ユージーン

──話は前後し>>261──

長い……ええ、長いわ。
でも仕方がなかった。仕方がなかったから。

[長い沈黙が落ちた。気を取り直したのかυは言葉を続ける。]

………。
何時か、生まれることを待っているの。

全てを終わらせるということは、
一粒きりの可能性だっても消し去ることだから。

あそこへ、あの場所へ行き、いだかれて眠り還ってしまえば、全ては終わってしまう。

[人それぞれではあるだろうが、υは詩的な言い回しをした。何処か悲観的な言い方なのは、υの性格ゆえのこともあるかもしれない。]

"ここ"でも、"生きてる"ことにはなるのでしょうけど……。

[永遠に待ったところで来ない。来太のいらえは、柔らかに、だが易々とυの心に食い込む。それが、後の寂しげな微笑>>264にも繋がっただろうか。]

( 267 ) 2014/06/04(水) 22:07:58

白の騎士 クレイグ

[>>258 血のように染まった目に睨まれながらも、首を振る。
そうじゃない、と言うように]

……さっき、話したよな。
オレは「『現世に存在するという結果』の手前」だって。

[終わりの時は近い。

――ならば最後に、種明かしくらいしてもいいだろう?
誰にともなく、声に出さずに問いかける。]

オレが行くはずだった世界には、人狼なんて存在してなかった。

[いたのは不思議な国に住む不思議な住人と、ある女の子に協力していた共犯者だけ。人を食い殺す者などどこにもいなかった]

( 268 ) 2014/06/04(水) 22:08:28

【独】 白の騎士 クレイグ


"駄目だ"

"それ以上話したら 駄目だ"

"本当に 消えてしまう"


[声は、無視した]

( -68 ) 2014/06/04(水) 22:11:55


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