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>>47
あら、そう…?
ちょっと、風に当たりすぎたかしらね…
きっと温まれば大丈夫よ。
[手伝うつもりが、自分の顔色が良くないと、緑色の髪をした店員に指摘され、苦笑しながら誤魔化す。
気分が良いと言えば嘘になるが、心配させることもないだろう。]
あなたこそ大丈夫なの?
さっき、具合悪そうだったから。>>1:311>>1:344
[店に入ってきたときに、ちょうどその店員が席を外すところだったのを思い出し、目の前に置かれたコーヒーカップを持ち上げながら、そう訊ねた。]
[宿り主の心が揺れる事位。
記憶を宿し、右の瞳に宿る青年にとって悟ることは容易い。
――再会の場所がある。
その噂は予てから聞いていた。
しかし右目の青年にはその場所へ出向く「術」が無かった。]
『ねぇ、君も望めば』
[右目の青年は、揺らぐ心の宿り主へとそっと囁く。]
『君が望めば。――その場所に行けるんだよ?』
― 現在 ―
[少年>>68が唸るような声を上げるのを、静かに見守る。
年齢は自分よりも下だろうか。
服装は異国のものだが、上等なものだということはわかる]
……怖い?
[ややあって、絞り出すような声で答えが返ってくる]
それは、厳しい、とは違うのか?
[子供らしい悩み。しかし、こちらもまだ子供と言える年齢ではあるが、同じ目線で考えることは出来ない]
いや……違うなら、すまない。
僕は親というものを知らないから……。
[育ての親、ならばいたかもしれないが――はて、どうだっただろう。
何か言い淀んでいるようにも見える少年。
しかしそれ以上の追及はせず、まずは反応を待った*]
『知りたくない?
君が何者であるのか。
少しずつ、取り戻しているのだろう?
奪われた記憶を』
[畳みかけるように。
掛ける言葉の罠は狂言者の如く。
甘く、低く、酔わせるかのように。
呪縛は色を以てミュリエルへと絡みついていく。]
――お忘れではなくて?
私も、居るのよ?
[右目の青年の罠に堕ちそうになったミュリエルを。
呪縛から掬い上げたのは左目の未亡人。
彼女もまた、再会の場所を求めて宿る記憶の一部であり。
向う術を無くした者。]
貴方、私がこの子の記憶を奪って利用したと言っているけれど。
――隙を突いて畳み掛けようだなんて。
果たして人の事が言えるのかしら?
[挑発するような笑声に含まれた問いかけは。
まるで宿り主を護る術を漂わせた者に似て。]
…父親と…人としての心を失った、か…。
[人間らしい、という言葉に隻腕の男の眉の
微僅するのをちらと見遣り。
続く言葉を聴けば。空色が、いつかの遠い記憶を見つめるように、昏く眇められる]
それで…あんたの子は…どうなったんだ。
[何処か強張った響きの呟き。
さわり…ぱちゃ…男の足元の薄暗がりが、ごく微か哭いた]
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