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[αの傍らには煙草が一本。灰皿に置かれている。]
『ケッ、永遠に来ねェ出番を待ち続けるのも退屈だぜ。』
(そう言うな。私達は生まれなかったモノなのだから。)
(狂気と欲望の響宴の場には招かれざれど、………。)
[長い沈黙。傍目には、αとΧの会話は聞こえず、カウンターに座っているだけに見えるだろう。彼の傍らには、彼の仕事道具であるPCは今は無く。]
(私達この場に相応しくはない。安全な場所だ。)
『暇なら暇と言えば良いじゃねェか。』
[Χの言葉を黙殺し目を閉じた。彼女の囁き、ヘッドフォンから流れるクラシック音楽、オペラ。その中の一曲。
目を開き、辺りのことと電脳に記録された記憶、彼の声から状況を理解し、υがヘッドフォンの中央部を外側から指で押すと、円形のくぼみが出来て凹んだ。]
ごめんなさい、ひとつ飲み物が欲しいのだけど。
このお店は何がお勧めかしら?
[αの傍らには煙草が一本。灰皿に置かれている。]
『永遠に来ねェ出番を待ち続けるのも退屈だぜ。』
(そう言うな。私達は生まれなかったモノなのだから。)
(狂気と欲望の響宴の場には招かれざれど、………。)
[長い沈黙。傍目には、αとΧの会話は聞こえず、カウンターに座っているだけに見えるだろう。彼の傍らには、彼の仕事道具であるPCは今は見当たらないが。]
『おい。』
(私達はこの場に相応しくはない。安全な場所だ。)
『暇なら暇と言えば良いじゃねェか。』
[Χの言葉を黙殺し目を閉じようとした時、水のグラスに映り込む獣の影>>8と、話しかけようとする気配を認めた。]
[彼女の囁きと、ヘッドフォンから流れるクラシック音楽、オペラ。
ヘッドフォンの中央部を外側から指で押すと、円形のくぼみが出来て凹んだ。]
私に何か?
[α──Trinity Ghost - α/主人格──はあまり可愛くないイヌ科の動物を横目で一瞥すると声をかけた。]
[元兵士だった男は周囲に動かさぬ目線を配り、
視えにくい存在を避けるように、足を運ぶ。
男の足元に広がる仄暗い薄くらがりが、
ふるり、ふるん、波打ち揺れ動く。
ぱちゃ…ぱちゃん…ちゃぱ……
歩むに合わせ、ごく僅か ぬめりを帯びた水音が響く。
濡れた跡などは何処にも残らない]
[左の瞳の動揺を隠すかのように。
口角を緩く上げて微笑みをかたち取りながら。
店内を巡ると涼やかに、けれど柔らかい歌声が響く(>>13)。]
――いい、歌ね。
[まるで氷が溶けるように解れていく緊張に。
ふっと溜息を吐いて。]
えぇ、お言葉に甘えて。
遠慮なく頼っちゃうね。
[砕けた口調と、親しさを映す名で呼び合えば。
記憶に乱された想いもいつものように戻りゆく。]
はい、アップルパイとミルクティ、ですね。
かしこまりました。
[髪をお団子に纏めた「おねえさん」から、
ふたたびのオーダー(>>19)。
入店直後には少し迷いも滲んだ注文も、二度目はそんなことは無くて。
小さな変化が嬉しくて。
微笑みを向けられたなら。
よそ行きでは無い微笑みを、ひとつ滲ませて承る。]
扉にご興味がありましたら。
どうぞ遠慮なく。開けてくださっても構いませんよ。
[さりげなく、別なことばも添えて。]
[おねえさんの注文を給仕する前に。]
はい、窓際の――…桜の見える席ですね。
[新たなお客様をお席へと案内する(>>22)。
一瞬言葉が途絶えたのは。
お客様との想いを重ねる為。
双眸に映るのは薄桜色の舞う、闇。
テーブルに飾られた、幸と禍を織りなす活けられた可憐さとはまた別の――]
どうぞ、こちらへ。
[お客様の歩みの音と共に、微かに響く水音。
しかし、店内の様子は一つも変わらず。
これもまた、想いが交差する空間でのことだろうと。]
[周囲の飲食する様から、どうやら菓子屋や
喫茶店の類のようだと気づいたらしく。
慣れた宿屋とは異なる雰囲気に、
戦場で生まれ育った男は、困惑気に、やや眉を寄せる]
酒は頼めるだろうか?
だめなら茶でもかまわないが。
[小声の注文ながら、あたたかく響く柔らかな声音。
けれど、限りなく透きとおる冬の空色の眸の奥。
ぽっかりと広がる透明な虚ろ。
覗きこめば底の見えぬまま、
哀しみと狂気の慟哭の向こう側へ堕ちてしまいそうな]
あたたかいわ。
とても、あたたかい。
[紅茶のカップを傾ければ>>0:152>>0:155、心の中から黒い感情と淀んだ気持ちが、はらりと黒く透明な花弁として墜ちてゆく心地がし。それは実際には見えてはいないのだけど。
クッキーを齧れば、バターの効いた甘い味わい。それを紅茶で流すようにすれば、やはり後味は柔らかな。]
冷えきったこの体に、
冷えきったこの心に、
裏切られた過去に
信じられなかった過去に
終わりを告げ旅立てそうな味。
[ありがとう。その言葉は言葉として出されなかったけれども、感謝の気持ちは幾らか言葉の中にも滲んで来て。
はらり。黒く透明な花弁は仄かな鴇色へと変わるような。]
[アルウェンは膝に乗せている猫的な黒い靄を撫でる。]
お前も私と似たような存在なのね。
そんなになるまで人を憎んだり恨んだりした存在になっちゃっても、何時か柔らかに旅立つ時を待っているんだよね?
[それは自身にも言っているような言葉で。
昏い穴の空いた双眸を、猫存在めいた怨念存在へと向けた。
アルウェンから零れるよを呪うような感情を、ぺろぺろと癒すように薄暗がりから覗く目は舐めるように食べて。]
優しいのね、お前。
[そう、もうこの世界に漸く”お別れ”を言える。そう思っていたのに。]
[カウンターへ戻り。
いつものように食器を出してから合図を行う。
一瞬で現れるお客様の望む味は。
給仕する側の想いもどこか満たしてくれるような気がして。]
お待たせいたしました。
どうぞごゆるりと。
[ティーポットと空のミルクピッチャーを差出し。
テーブルをとん、と叩けば瞬く間に乳白色の液体が容れ物に満ちていく。
ささやかな視線の愉しみは惜しみなく差し出して。]
[白きコートを纏ったクレイグの言葉>>14に頷く。]
平行世界、可能性世界。
その魂の至る道は、ありようは、ひとつではない、という事なのだろう。
[多世界解釈、という考え方は未だエドワーズの世界には現れていなかったが、思い描くところはそれに近いもの]
………。 …ああ。失礼。
[扉の向こうを見て暫し彷徨っていた意識を引き戻す。]
私の息子のことだったね。
……君よりはくだけた、…へらへらした子だった。
それでも、よく私に本を読む事をねだり、…自分でもよく本を読むようになっていた。
軽そうに見えて、……繊細な奴だったよ。
[思い出を辿り、語る。己の息子の『クレイグ』の事を。]
いえいえ、少しばかり観察させて頂いたに過ぎませんよ。お邪魔でしたかね?
[つり上がった口角からチラリと鋭い牙が見え隠れする]
その首元のものに興味がありまして。それは先天的、後天的、どちらのものでありましょうか?
[ほんの少し身を乗り出した事には気付かれたかどうか、闇を宿した瞳を向けた]
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