1401 【RP村】再会とさよならのコンディトライ
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多分、それが普通なんだと思います。
でも、僕は自分の命を、他人のそれより大事だとは思っていない。
[容器から水滴が伝い、落ちる]
むしろ、生まれてくるべきではなかったとさえ思っていました。
……実際生まれてもいない人間がこれを言うのも、可笑しいですけれど。
[既に定義されている母親の存在。
同時にその死もまた、少年が生まれるその時に定められていた]
だから、他の命を救うことも、僕が消えてしまうことも。
等しく、僕の望みであることに変わりはないんです。
( 343 ) 2014/05/27(火) 00:52:07
ナナシは、メモを貼った。
( A56 ) 2014/05/27(火) 00:52:31
[そういえば不思議なことがもうひとつ。
煙草しか入れてなかったはずの胸ポケットの中に、
いつの間にかデータディスクが入っていたのだ。
中身を確かめようにも女の持つ携帯端末では再生できず。
形からして「古そう」という印象は受けていたがもしや。
時代ではなく「世界」が違うのが再生できない原因だと推測してみたがどうか。
ともかく。
この菓子屋兼喫茶店では望みあればお酒までも出すようだが、
ディスクを再生できる望みの端末をも出してもらえるのか気にはなっている。
後で*尋ねてみなくては*]
( 344 ) 2014/05/27(火) 00:54:25
「――――…アルウェン。」
[呼ばう名>>269。肩に食い込む指の上に乗せられたのは無骨な手。仕事もろくに出来ない柔らかな手ではない、力強い手。
華奢な透けた体は隻眼の男、シモンの胸の中に抱き寄せられる。]
…………
[後から後から止めどなく零れ落ちる黒い涙は、どろりと粘り気のある液体で。しかし何処かに留まる事無く零れ落ちてゆく。]
( 345 ) 2014/05/27(火) 00:55:18
[懺悔の囁き>>270は低く、低く。負の感情で覆われた体に分け入り入ろうとするかのように。色があるのに色のない体。そこに囁かれる、懺悔の色は。]
( 346 ) 2014/05/27(火) 00:55:48
[撫でる手>>274。撫でられる黒髪。男の服を掴む繊手。細い手なのに、力は強く。]
( 347 ) 2014/05/27(火) 00:56:03
マリンダは、メモを貼った。
( A57 ) 2014/05/27(火) 00:56:30
――大丈夫だ。
[掴まれた手を握り返すように、優しく力をこめて微笑む]
アンタ…お前を責めたりなんかしないさ。
そうやって泣いている顔を見るほうが俺は辛い。
だからまた笑って、歌って欲しい。
[似ているのなら、その姿を借りよう。
彼女の名一つ知らず、その名も呼べないことがもどかしく思う。
その嘘を纏うことが、果たして良い事なのか判断できないままに]
( 348 ) 2014/05/27(火) 00:57:42
/*
セット先変更をRPに組み込むのはちょーっと無理そうだ ぐぬぬ
( -106 ) 2014/05/27(火) 00:59:34
マリンダは、イズベルガ を能力(占う)の対象に選びました。
…ばか…。
[足元の嘲笑うような薄暗がりの中>>275に、少女は共に立ち。呟きを洩らす。]
……馬鹿……。
[もう一度繰り返される罵りの言葉。それは呟き。
男の服を掴む手。手の上を流れ落ちる黒い雫。服は一時のみ黒くなろうとも濡れる素振りはなく。
強く抱かれていた>>276腕の力は緩み。俯いてはいたけれど、]
( 349 ) 2014/05/27(火) 01:05:51
外的要因の狼化……内的要因による帰化……
クカカカカカ……やはり、やはり私は間違ってはいなかった。
そう、さすれば私自身も……
[その時、獣の欲望を邪魔する者>>339が現れた。驚いたように身をかがめ、一歩後ずさりをする]
なぜだ。なぜ私の前に立ち塞がる。何故理解しない。全ての者が共鳴すれば、この世の真理を解き明かす事さえ容易だと言うのに。
[狂った獣が牙を剥き、赤い舌が口の端から姿を現す]
ニンゲンは、愚かな生き物だ。
[かの有名な学者と同じ言葉を発した**]
( 350 ) 2014/05/27(火) 01:06:32
絶対に ゆるしたりは しないんだから
[どろりとした黒い雫は、僅か透明さを帯びて。]
絶対に、許したりなんか、 しないよ。
[見上げ。口元が歪んで、わぁわぁと泣く前の幼子のような表情になる。]
( 351 ) 2014/05/27(火) 01:06:44
[動けずにいる少女を背中に庇い>>340、狼の姿をした誰かと、向かい合う。
獣が一歩後ずさり、牙を剥く。>>350
何を言おうとしているのかは分からないが――このままではこの子が危ないということは、分かる]
大丈夫だから、ね。
[できるだけ声が震えないように、少女に届くように、そう言った]
( 352 ) 2014/05/27(火) 01:13:34
ばか・・・馬鹿・・・!
馬鹿!
[俯いて。胸を一度、二度と叩く。
最初は強く、次はそれより弱く。次は、力なく拳が触れるだけで。]
かえしてよ・・・
かえして。
[その言葉は八つ当たり。男が奪うことしか出来ないと口にしたからの言葉。零れ落ちたのは、自身の無力さが因。分かっているからこそ、耐えきれなかった。この結果は。すべてが消えてしまったのは。]
もどりたいよ
[再び、見上げる。
そして、アルウェンの頬を包み込む掌>>277>>278。
落ちる囁き。願いと祈り。]
( 353 ) 2014/05/27(火) 01:16:48
[操られるように言葉を紡ぐ幼い少女。
これ以上。思い出したくないと涙が筋となり顎を伝った頃、誰かの声>>339に現実へと引き戻される。]
あ………。
[椅子の上に縮こまり、喉を抑えて口をぱくぱくとさせる。
言葉は出てこず、視線は床に落ちてしまった熊のぬいぐるみへと注がれる。
震える手でぬいぐるみを、拾い上げようと腕を伸ばせば、ぐらり体が傾き椅子から床へと投げ出される。]
( 354 ) 2014/05/27(火) 01:17:50
[名前も知らない人の背中に庇われながら、
少女は人形のように床に落ちた。]
あ り が と
[よく似た人に守られた。不思議な安堵感、あの村との既視感を感じながら。
床に触れる瞬間に言った言葉は、名も知らない相手>>352につたわっただろうか。]
( 355 ) 2014/05/27(火) 01:23:24
[希(ねが)い。希うねがい。
ささやかな、ほんのスプーン一匙の奇跡で良いからというような。
想いを重ねるような、口接けが落ちる。
両瞼に、落ちる。自然、瞼は降り。空虚な穴も閉ざされる。]
「 君に、あの優しい夜空の瞳と…… 光 を。 」
( 356 ) 2014/05/27(火) 01:24:36
( 357 ) 2014/05/27(火) 01:24:58
( 358 ) 2014/05/27(火) 01:25:06
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