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えっ…
[新たに作り直すために。
瓶とグラスを手に取り、準備をしていると。
投げられた言葉に不意に言葉を漏らす。
聞こえないとばかり思っていたのに。
それは、ヘッドフォンという視覚の思い込みによるものだと。
指先でノックされた場所を見て、気付く(>>183)。]
お気遣い、ありがとうございます。
[気遣いではないと、言われてしまうだろうか。
でも、此方にはそのように受け取ることが出来たからと。
礼を述べて、表情を少しだけ和らげる。]
――では、余った分はわたしが頂きます。
[丸氷を用意しながら。
先に作った飲み物が余るという指摘には、自分が引き受けようと申し出て(>>185)]
いえ、お客様に流すのは――…。
[少年の申し出には、柔らかく微笑みを向けて制し(>>189)]
新しいものを、お作り致しますよ?
[言いながら、手は新たなグラスを求めて伸ばしていた。]
俺に残された、たった一つの大切なものは。
守りたかったものは。
親父さんが遺した、夢だよ。
[守ろうとした大切なものを問われれば。
何も守れなかった男は、ぽつり、呟く]
[気遣い云々>>188へは案の定、αから反応は無かった。]
余った分は貰うらしい。
[αは新しく作られるバーボンを待つつもりだった。口元を隠した少年もそれに倣うかどうかは分からないものの。]
あの薄紅の桜を懐く、優しい夢のような村で。
家族に囲まれて、村の人達と笑いあって、
日々の小さな幸せを大切に過ごす。
ただそれだけを、あの人はずっと夢見てた。
人狼でさえなかったら、
たわいもなく叶えられた、ささやかな夢だったろうに。
[明日の知れない死の臭いだけの漂う戦場で。
故郷に還りたいと願いながら。
人狼であるがゆえに。
自身の手で、夢のような故郷を壊すことを恐れて]
[板氷をナイフで等分し、アイスピックで丁寧に削っていく。
根気のいる作業だが、不思議と嫌いではない。
その分意識は店内から離れてしまうが。
店長代理とシェルという、頼れる人たちが居るお陰で、心置きなく集中できた。
それは、失った場所を埋めるかのような、信頼の証だろうと。
口には出さずとも、常に抱いている想い。]
これでいいかな。
[ペティーナイフで仕上げをし。
削れた氷を布でふき取り、グラスへと落とす。
カラン――
小気味よい音が店内に幽かに響けば、芳香が幽かに立ち上がり――]
お待たせいたしました。
[オーダーを承った者達へ。
それぞれグラスを差し出し。
闇色のお客様から、時間のたったグラスを引き上げる。]
菓子屋兼喫茶店店員 ミュリエルは、"TrinityGhost" ユージーンへ、お気に召さなければ再度作り直す旨を伝えて、グラスを*差し出した*
『どうして抱き締めないのかしら。』
(さあ。私に言うな。)
[υが女性的観点から突っ込みを入れているのを聞き流した。あまりに生まれる事なく待機が暇過ぎて共感するどころか、この状況を何処か遠いものとして見ているのだろう。]
私は魔法のようなものには慣れ親しんでいない。
酒はバーテンが作り出してくれる筈だった。
[筈だったという言葉から引っ掛かりを覚えたかどうか。]
桜舞う中で微笑んでくれた、君のいる村は。
俺の大切な人にとっても、そして俺にとっても。
たった一つの、大切な、優しい夢だったよ。
だから、守りたかったのは。
救いたいと願っていたのは、心からの本当だよ。
[真実であっても。
彼女も村も失われてしまった今となっては。
何の免罪符にもならないと知りながら、言葉を紡いで]
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