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えええええ…!
[するとどうでしょう
ラーメン鉢が光り輝いて
方位磁石のようなものになったのではありませんか
これはいったいしかも]
あれ、この方位磁石の針おかしいですね。
[針がくるくると回って、止まったのは3(8)の文字
1、N
2、NE
3、E
4、SE
5、S
6、SW
7、W
8、NW]
うん、いきましょー!
[こうして、ココと一緒に外へと駆け出す。]
アラビアの騎士王は、千回寝ても一日しか進んでいないんだって。
でも一回寝るたびに好きだった人が死んじゃうんだよ。
それなら私は絨毯の上でごろごろしてたいなー。
[さあて、どこへ行こうか。**]
うん、一緒に行こー!
[こうして、ココと一緒に外へと駆け出す。]
食べたばっかりで眠いから…こちらこそ、見失っちゃったらごめんね。
(と、千夜一夜物語を思い浮かべながら)
[さあて、どこへ行こうか。]
じゃあ、一体誰が楽しむっていうんだよ。
[まだ若い彼には、自らを俯瞰で見るということは難しいのだろう。]
…やってやろうじゃないか。
結末がどうなるかは保証できないけどね。
[ただ、自分が既に傍観者でないことは自覚していて。]
[空の光には安眠を誘う効果もあるみたいだ。
ぼくはちょっとうとうとして]
『てわけ……したほうが こうりつ……むにゃ』
[スコット>>100への答えには意味不明な文字が交じる]
おかしいなあ。
なぜこの磁石は東に向いているんだろうか?
訳が分かりませんね。
[文字盤には東(E)を指して、動かないようです
方位磁石のようですがおかしな話です]
そんなことより結局ラーメンは食べられずじまい、
仕方なく+裏+を作って腹ごしらえ
表:おにぎり
裏:ラーメン
とにかくフリードリヒと合流してその方向に何があるのか確かめなければならないでしょう**]
ケルタは色んな事を知ってるんだね。
そのお話は、ちょっぴり怖いな。
僕は、……秘密の花畑でごろごろしたいな。
[でも、浮かべる表情は柔らかく。笑顔。
共に駆ける事が出来るなら、手を繋いで行ったりもするのだけど、ココは車椅子だから、車椅子に乗ってケルタの後を追いかける。
電子制御の車椅子は、ココが手を触れずとも自動的に動き出して。]
行ってきまーす♪
[フリッツに声をかけて、食堂を出ていった。**]
[めいめいが秘密の花畑を探す準備をして。一緒にかそれとも手分けしてか動き出す。そんな様子を見て彼は確信する。]
呼んでるね。物語が。
[多くの人を登場人物に据え、動き出す物語。きっと彼の知らないところでも物語の一端は始まっているのだろう。]
この先になにがあるんだろう。
[既に彼自身にもたくさんのことが起きた。それでも止まる様子のない物語。その結末は神のみぞ知る。**]
──食堂──
[啓が来るまでの時間を、傍目のんびりと過ごす。]
(痛がり、ですか。)
[声ならぬ声──フリードリヒはそれを類感テレパスの類であると見てはいたが──の相手が伝えてきた言葉を思い起こす。]
(そんな事を言われたのは、170(200)年ぶりでしょうか。)
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