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[座り込んだココ達の近くにケルタも座り込む。
しばらくは一緒に彼方を眺めていただろうか。]
[覚悟を決めて、シドの方へ目を向ける。
そうして、普段のように言葉を発しない会話を試みる。]
ねえシド。少しだけ、お話を聞いて?
[まあ、一方的に話しかけてるわけだし、聞く聞かないの許諾を求める必要もないのだけれど…と、心のなかで、ふうと一息吐いて。]
硝子もセラミックも、触った分には硬いでしょう?
でも、ちょっと手を滑らせれば簡単に割れてしまうし、内側の見えないヒビにも苦しめられる。
あなたの隣にいるのは、そういうたぐいのもの。硝子ほど透き通っていないみたいだから、きっと後者ね。
…鼠さんは頭がいいから、棚から落としたりはしないでしょう。
でも、彼と彼女とはもともと同じものなのだから、欠陥には気づかない、気づけない。
だからこそあなたがいる、あなたがいられるようになった。
[きっと彼には、私が何を言っているのかよくわからないと思う。
でも、今はそれでいい。]
私はいつか、ここを去らなきゃいけないから。
瀬戸物のようなあの子をずっと守ってあげてね。
[いつか訪れるであろうそのときには、きっと分かるから。]
[それだけを伝えると、テレパシーを切った。]
[ココとケルタと3人、並ぶ様に腰をおろして。暫く後。
ふとケルタから向けられた視線>>+91に、気付けば。
音に乗らない言葉に、小さく頷いて、耳を傾けて。
今度はこちらから、同じ様に、ケルタへ。]
鼠さんは、フリードリヒさんの事で良いのかな?
[登場人物は鼠=彼と、彼女(ココ)と僕?
それなら、と。]
ケルタがいつか、ここを去るなら。
病気が治って退院するのなら、それは良い事だけど。
退院したら、君はもう、ココに会いに来ない?
ココにはきっと、君が必要だよ。
ココと君は、友達なんでしょ?
[こんな風に彼女の事を考えて、心配しているのだから。]
ごめん。
ずっと、は、分からないな。
[小さく、苦笑をして。]
僕は、ただのさぼてんだと思っていたけど。
……や、前から、少し変ではあったんだけど。
人型に、なってしまったから。
友達でいる事は、ずっと変わらない。
[それは、フリードリヒ>>1:97とも約束した事だ。]
だけど、僕は男だから。
[いつかは。*]
私はいつだってここにいるんだよ。
私はいつだってココの友達なんだよ。
でもね――
[その先の言葉を紡ぐべきか否か、迷って。]
いつかココは私が見えなくなるから。
ううん、見えなくならなくちゃいけないの。
ねえドロシー、あなたはいつか家に帰るんだよね。
ねえアリス、あなたはいつか夢から醒めるんだよね。
[彼女とはもう繋がっていないから、直接言葉にして告げる。]
ねえココ、あなたはいつこの物語を終えるの?
[きっと、ココはもう分かっている。だからこれは私のお節介。]
エメラルド色の眼鏡をかけていられる時間は、もう過ぎてしまったんだよ。
["硬くて脆い"あの子を心配するように、優しく。]
いつかあなたの、新しい物語を聞かせてね。
私はいつでもそばにいるよ。
[そして――]
見えなくならないといけない?
……君は『誰』なの?
[勿論、目の前のケルタを偽者だと思っているわけではなく。
彼女は、どういう存在なのか。
その言葉がどういう意味なのかを、問う。]
見守ってるって。
[少し寂しそうな笑顔の意味は、分からないけれど。
儚く消えてしまいそうに感じたから、彼女を捕まえる様に、そっと腕へ手を伸ばしてみて。]
えっと。
それって、死ぬまで一緒って事になると思うんだけど?
[くすくす笑う顔を視線で追えば、こちらも、くすりと笑って。
ココへと向けられた視線。
かけられる言葉に口は挟まず、耳を傾ける。]
[ココはケルタの言葉に、何と答えたのか。とにかく。]
ケルタ!!
[伸ばした手は、届く事無く。
彼女は、風の中に、溶けた。>>+101**]
ねぇ。ニキ
私はどこに行けばいいかなぁ?
[先程新たに咲いた手首の花に話しかける。
窓を開くと再び、洋梨の香りの風が吹き、丁子色の花びらをふわりと舞いあげる。
開いた窓から花びらが落ちた方角には+チョキ+
(グー:中庭/チョキ:入り口/湖)
そこに行ってみよう。と*11火星*柄のコップを置いて立ち上がった。]
ー病院の入り口ー
んー。いい匂い。
[入り口には、ラフランスの香りが、一層強く漂っていた。
口にしたことのないその果実、けれどもこんなにいい香りがするのだから、きっと美味しいに違いない。と想像が膨らむ。]
いつか、食べられるようになりたいなぁ。
[いつかその時が来たら、ニキと離れ離れになってしまうのだろうか。胸の奥がじくり痛むのを感じた。
病気は治って欲しい、けれどもニキと離れるのは怖い。相反する願いが、自らの足を立ち止まらせる。]
けど……。
すこしづつ、変わっていければいいんだよね…。
[いつかのスコットの言葉>>3:97を思い出す。
自分を変えるのは、自分の意思。それならば、共にいられるように変えていきたい。手首の花に触れ、祈るように瞼を閉じた。]
入り口は出口にもなるねぇ。
[階段を降りたり登ったり、そんな意味不明な行動を何度か繰り返した末、思いつく。]
病院の入り口は、お外への出口のはず…
でも、違う場所への入り口になることもある…のかなぁ?
[自分でもよくわからない不合理な理屈。けれども、『秘密の花畑』への入り口自体、突然開かれるものなのだとしたら。
悪戯めいた笑顔を浮かべ、もう一度入り口を通り抜けた]
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