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食堂の 桂川 の能力(襲う)の対象が 道迷いの スコット に自動決定されました。
さぼてん(人型) シド は 植物治療 ニーア に投票した。(ランダム投票)
ガラスの中の ホルス は 道迷いの スコット に投票した。(ランダム投票)
道迷いの スコット は さぼてん(人型) シド に投票した。(ランダム投票)
植物治療 ニーア は ガラスの中の ホルス に投票した。(ランダム投票)
食堂の 桂川 は 半死半生 リリー に投票した。(ランダム投票)
半死半生 リリー は さぼてん(人型) シド に投票した。(ランダム投票)
さぼてん(人型) シド は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、道迷いの スコット が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ガラスの中の ホルス、植物治療 ニーア、食堂の 桂川、半死半生 リリー の 4 名。
[羅神に祈って、瞼を開けた瞬間。
目の前には、別の景色が広がっていて。]
えっ……?
[それは先程、元の姿に戻った時に見た、景色で。]
何で、僕。
え……?
ラ神って、羅生門葛さんの事だったの?
[違います。]
リリー! ホルスー! 桂川さーん!!
[何が起きたのか、ここが本当に『秘密の花畑』なのかは分からないけれど。
とにかく、みんなが近くに居ないかと名を呼んでみる。]
[幸せを招いてくれる、というのなら、みんなと一緒に来た
かったんだ。
僕一人で来られたって、それは幸せなんかじゃないから。
でも、それは叶わなかったから。後からでも、会えたら。]
[ラ神というのは、気紛れな神様なのかもしれない。
3人を探しに戻れば、もう来られなくなってしまうかもしれないから。
すぐに後から来ると信じて、少しここで待ってみようと思う。
先程同行していた3人だけではなく、この場所を探していたみんな。
この場所を、見つけられますように。]
でも、もう来られないかもしれないなら。
本末転倒、なんだよな……。
[ココに見せてあげたいと思って、探し始めた花畑。
行き方が分からないと、連れてきてあげられない。
羅生門葛に祈れば良いというので合っているなら、良いのだけど。]
こちら側に、何か目印とか無いかな……。
[『秘密の花畑』の方に、場所を示す様な、探すための目印が無いかと。
辺りを見回して歩いて、ふと目に入ったのは。>>3:+6>>3:+9]
大きな木だな……。
[呟いて、木の傍へ走ってみれば。]
ココ……!!
[前方に見えた幾人かの人影>>4:+17の中に、その姿を見つけて。
手を振って、駆け寄り。]
何だ。もう、見つけてたんだね。
[くすりと、笑って。]
ケルタも、ぺるさんも、フリードリヒさんも。
……って、苦しくないのかな。
[お腹に殿様蛙、顔にぺるを乗せたフリードリヒ>>4:a12を見て、目を丸くしつつ。
そんな長閑な光景に、小さく笑った。**]
『ねこさんが……』
[シド>>4:70とリリー>>4:72の話で、ネコが秘密の花畑出身だったのを思い出す]
[シドがリリーを下ろして取り出したのは、褐返とmintcream、それから金と銀と橙の花びら]
『あっ これだよ!』
[ぼくはそのうち褐返を指差す。
おじさんがぼくを下ろして取り出したのも、同じ花びらだろう>>0]
[シドが近くに咲いていた花へ祈る>>4:76
すると――]
『シド! ……きえちゃった』
[蜃気楼になったのは、シドの方だった]
『はなばたけに いったのかな……』
『だといいけれど』
[取り残された三人。ぼくはそれぞれの顔を見て]
『いりぐち またどこかにいっちゃったのかな?』
[方位磁石を持つおじさんに訊ねる]
[そして、他を探しているひとたちはどうしているだろうと、思いを馳せた]
/*
忘れないうちに貼っとこ。
Juvenileのテーマ 〜瞳の中のRainbow
https://www.youtube.com/watch?...
『ほくとう?』
[>>4おじさんの方位磁石をぼくは読む。
なんだか病棟からどんどん離れる方向のような気がした]
『だいじょうぶかな……』
[今更ではあるけど、ちょっと心配になってみたり]
[ぐら、と視界が揺らぐ。一瞬の眩暈の後、眼を開けると先ほどまで隣にいたニーアはおらず。食堂ですらない場所にいた。]
えーっと……。
[ぐるりとまわりを見回すと見知った面子が。すぐにここが目的の花畑だと気づく。]
やっぱり離れ離れになったか…。そんな予感はしてたけど。
でも、ニーアなら大丈夫だろ。すぐにここにたどり着くさ。
[彼女を信じての確信。ゆえに気楽に花畑にいる面々に近づいては声をかけにいく。]
/*
多分、今回僕はフラグというフラグを全部踏破した気がする。
あれか。最盛期から5年経った今でも『ランダム神の寵愛を受ける男』は健在か。さすが僕(号泣
[北東に進むと、畑があるらしい>>6]
『はたけって なにを そだてているの?』
[ニュアンスからして花畑ではないのかも。
とはいえ方位磁石がそちらを指しているのは事実だ]
『どうしよう みんなで いくの?』
[ぼくはおじさんとリリーの顔を見る。
ぼくは歩いて60(60)分くらいの所なら行ってもいいかなと思っている]
[シドお兄さんが祈るのを見て、自分も手を組んだ。
眼を閉じて、4(4)(ねこさん/羅針盤/蒲公英/木の看板)にひみつの花畑の在処を祈れば、組んだ手から体温の感覚が引いていく。
電子音が鳴ったのち、眼を開ける。]
あ、あれ?
シドお兄さんがいない…。
[ぼくも今更退けない気持ちになっていたところで、おじさんの一言>>9]
『うん いこう』
『あんがい やさいのはっぱのかげに いりぐちがかくれているのかも』
[フリードリヒやシドは突然消えてしまったのだから、案外花畑と無関係の場所からでも行けるのかも]
『そうだね はなばたけにいくほうほうは いのること だものね』
[噂のことを思い出しながら、リリー>>10にも頷いた。
そうしてぼくも、もう一度目を閉じ祈った]
『うん じゃあ いっしょにいこう』
[少し不安そうなリリー>>12に頷く。
ぼくもここでバラバラになるよりは、いっしょに行動したいと思う。
ぼくには移動困難な場所があるという事情もあるけれど……]
[殿様蛙をお腹に乗せて、ぺるを顔に乗せていたフリードリヒ。]
うぅん、ぐぅ。
[ぺるが身を起こせば>>+4、起きそうな声が洩れたものの、やっぱり、ぐっすりすやすやしている様子。+パー+
グ・体を揺すれば起きるかも?(3(60)+40%の確率で起きる。)
チ・声を掛けられれば。(23%の確率。)
パ・ラーメンが傍にあれば直ぐ起きますね。]
[やっぱり、フリードリヒは目を覚まさないみたいだった。]
「ココ……!!」
[その時、飛び込んできた声。]
おーい、さぼてんくーん!
おぉい、おぉーい。
[振り返り姿を視界の中央に捉える。
左右に大きく腕を振って。
遠くからでも分かり易いように、だけど。]
ふふっ、もう見つけちゃった♪
さぼてん君も辿りつけたんだね。
[すぐにさぼてん君はココの元へと来て。
ココはやったあという様に、小さくガッツポーズをした。]
フリッツはええと。多分。
[「苦しくないのかな」の呟きには、そんな言葉を呟いて。
同じく、小さく笑った。]
[コップに水を汲もうと給水器の前に立ったその時、ふと暖かな風が吹き抜けた気がして、振り返る。]
……風?
[南国の空気のように暖かなその風からは1(4)
(1:ラ・フランス/2:ラベンダー/3:ライラック/4:ラーメン)の香りが微かに漂っていて、いい匂い。と鼻を鳴らす]
ねーねー。スコットさん
いい匂い、するねー。
[急に漂ってきた香り、これも鍵の一つなのだろうか。ストーリーを共有するべくそう声をかけたが]
あ、あれー?
スコットさん……?
[先ほどまで一緒に、雑談に興じていたはずの相手の姿は、ふつりと消えてしまっていた。]
[二人も一緒に畑に移動することになりました
どちらにしても二人をここにおいて行く判断はできません]
さあ、行きましょう。
[再びガラス球を抱えて畑に移動します]
あのね、スコットさんもいなくなっちゃったんだー。
図書室で見つけた不思議な本にね、出ていた場所に行ったら、いなくなったんだよー。
これはやっぱり、お花畑に行ったんだろうねっ。
[うっとりと夢見るような調子で話した]
[再びおじさんに抱えられて北東へ。
目指す場所までは38(60)分くらいはかかるだろうか。
しばらくすると、遠目に銀朱◆キャベツの畑が見えてくる。
この星の野菜畑は想像よりずっとカラフルだ]
[毛並みを整えるぺる>>+4に]
おはようございます。
[なんて言いつつ。ココ>>+8には]
元の姿なら、一番乗りだったんだからね。
[などと、冗談めかして、少し舌を出してみて。]
……多分。
[くすりと、笑う。
未だ気持ち良さそうに眠るフリードリヒを見れば、二人、くすりと。]
[ココの呼びかけ>>+9に、そちらに視線を向ければ。]
スコットさーん。
[自分も、一緒に手を振ってみる。]
/*
村建てさんの想定より飴イーターすぎたかなとは思うけど、割と必要な分しか喋ってないつもりではある。
(モノローグ長過ぎ? すみませぬ…)
え、えーと……。
スコットさーん、どこー?
[もしかして、少し離れた隙に迷子になってしまったのではないか。と、辺りをキョロキョロ見回す。ついでに椅子の下や、棚の裏なども確認して]
うん……やっぱりいないねー。
[ぼさぼさになってしまった髪の毛を、手ぐしで整え椅子に座る。ガランとした食堂を見渡せば、一つの結論にたどり着いた。]
秘密のお花畑に行ったのかなー。
[やっぱり鍵はこの場所にあったのか、と納得した**]
[歩み寄ってきたスコットへ、]
あっ、僕のことを知ってるんだ。
そういう君は、スコットで合ってるみたいだね。
[噂話から知った名前。
そして今、さぼてん君が呼んだ名前。
それらを確認するように。]
初めまして。
それと、改めて。
僕、ココと言います。
[初めましてのご挨拶。]
フリッツのこと、知ってるんだね。
[何時の間にか知り合ってた様子に。]
[対抗の言葉>>+12にも、結局、二人とも本気ではないから、重なるのは笑い声。
そうやって少し、再会を楽しんだ後に。]
……ココ。あのね。
一つ、聞きたかった事があるんだけど、いい?
こんな素敵な場所で。
せっかくの楽しい時間を、嫌な気持ちにさせたらごめん。
でも、早い方が良いと思うから。
[気になっていたのは、先程>>1:49>>2:25のこと。]
もしかして、僕の、音に乗せないもう一つのコエは。
ココの身体に、悪い影響がある?
[ココが辛そうにしていたのは、2回とも、そのコエを使ったタイミングと重なった。
ココは、僕が気付かれない様に気遣ってくれたのかもしれないけれど、僕も見てたから。]
/*
>>a4
じっさい たどりついたロルが あるんです
灰に!!!ww
何で誤爆したし。
しかも1日気付かなかったとか、噴く。
うん、なあに。
[聞きたい事を言われれば、促して。
そして語られ尋ねられる、さぼてん君からの問い。
悪い影響がある?と尋ねられれば、少しだけばつの悪そうな顔をして、ちょっとだけ痛みを堪えていた事へバレちゃったという顔をした。
それは悪戯そうな顔ではなくて、もっとコエを聞きたかったけどその機会が失われる事になるから残念という感情も混じってはいたけれど、その表情としての表出からは読み取れたか否か、]
[歩み寄ってきたスコット>>+13に。]
はい。スコットさんも……一人で?
[少し、辺りを見回す。
最後に見た時は、ニーアとニキと一緒だったから。
その後に、別れたかもしれないとは思うけれど。]
僕は、リリーさんとホルスさんと桂川さんと居たんですけど。
気付いたら、僕一人で来てました。
[そう、小さく苦笑をする。]
フリッツから?
きっとあることないこと、色々聞いたんでしょ。
[くすっと冗談めかすように。]
……うん。
フリッツは優しいよ。
僕のことも、昔ね家族同然に隣に住んでたひとのことも、
それに、この病院に入院しているひと達へだって、
とっても優しいんだ。
これまでだって、色々なことを世話してくれた。
[思うのはこれまでの過去だろうか。
ここへ入院するまでのことかもしれなくて。]
[しんみりしていた声から一転。]
心配されただなんてフリッツに言っちゃ駄目だよ?
きっと、フリッツは心配なんてしてないと言うんだから。
[フリードリヒに似た笑顔で、ふわんと微笑む。]
落花生はもうすぐやってくるんだよ。
[背の高い草花をかき分けるように、ひょこりと顔を覗かせて。]
鏡を通り抜けるのはもう間もなくかしら。
[そう言うと、また草の間に潜っていった。]
― 畑 ―
いつみても壮観ですね、ここは。
[たまにここに病院で出す食事のために野菜をとりに来ることはあるけれど、改めて野菜畑を観察しているとうっとりする
太陽の光をいっぱいに浴び、大地の力を受け取ってできる野菜はいずれ病院の患者たちの、ここで暮らす職員たちの活力になることでしょう]
ちょっと歩き疲れましたね。
ちょうどあそこに小屋がありますね。
そこで一休みしましょうか?
― 畑 ―
『どんなあじが するんだろう?』
[色とりどりの野菜をぼくはじっとみつめる。
残念ながら今のぼくには知りようがないけれど、見ているだけで楽しいのは確かだ。
しばらく眺めていたら、おじさんから声を掛けられ>>18]
『うん そうだね』
[ぼくは同意する。
みたことのない景色を目にやきつけるため、もう一度ぐるりと周囲を見回して]
[スコットの言葉>>+22に、頷いて。
けれども、確信めいた言葉とは裏腹、微かな曇りの影を見れば。
スコットの腕を、ぽふぽふ。]
望めば、来られるんでしょう?
それに、ニーアさんとニキ君なら大丈夫ですよ。
もしも、待っても来なかったら。
迎えに行きましょう。
その時、もうここに戻って来られなくなっていても。
あるんだから、またきっと来られますよ。
ラ神は、結構、気紛れな神様みたいですし。
何度でも、探せば良いんじゃないですか?
[にこりと、笑う。
上手く励ませなくて申し訳ないとは、内心で。]
[ココ>>+18には、小さく息を吐きつつも。
今はスコットとの話を優先させて欲しかったから、そっとその場を後にした。]
あ。何か今、変な事考えなかった?
[じっとスコットを見てみたり。]
どうだろう。
[少し考える。
気遣わせないように何時も優しくて。それは本当に昔々から。
聞いても答えてはくれなくて。何事か抱えているものがあれば、何処かで発散をしているようにも考えていたけれど。(だから尚更に色々な面で感謝をしていて)]
[まっぴらごめんという言葉には、ひとつ笑って。それから、]
ケルタ!
[ひょこりと現れた顔>>+23に、驚いて。
再び、もそもそと草の間に潜って行くのをみれば。]
どこ行くの?
僕は何も出来ないけど、
僕が出来ることがあれば、
何時だってフリッツの力になりたいと思ってるよ。
もうフリッツはね、
僕には黙っていることがあるって、
僕だって少しは分かるんだからね。
[眠っているフリードリヒを振り返り。
ちょっぴり、わざとぷんすか風に言ってみて。
くすっと最後に笑った。]
愛してるし大好きなんだ。
傍に居れなくたって、
(そして僕が先に死んじゃうことがあったって)
ずっと、フリッツの支えに。
なれるならなりたいって思ってるんだよ。
[両手を胸の前で組み合わせる。祈りの形に。
さぁっと、風が吹いて。花が蝶々になり空へと舞い飛ぶ。]
[花園のどこかからケルタの声が響く]
ひともおしひともうらめしあじきなくよをおもうゆえにものをもうみはー
[先ほどとは反対側から出てきて。]
厄すぎる木と隠れ鬼だよ。足元まで見つからずに辿りつけたら勝ち!だるまさんがころんだ登木登木!
[大樹と遊んでいるらしい。]
[長テーブルに頬杖ついて考える。
自分が物語の登場人物なのだとしたら、秘密の花畑にたどり着けない原因はなんだろう。と]
たまたま、なのかな……?
それとも……
[ぐるぐると回る思考、答えはすぐそこにあるような気がするのに、手を伸ばせば「あと少し」というところで、すり抜けて行ってしまう。
もどかしさを感じ、ぐったりとテーブルに突っ伏す]
私がお花畑に行けない理由。
それは、もしかしたら。
[一つ、思い当たることがあった。
それが正しいという確証なんてどこにもなかったけれども。]
必要な場所に、まだ行ってないからかなー。
[自分の物語を作る上で必要な場所、そこにまだたどり着いていないから。お花畑への道も開かれない。そう考えれば辻褄が合うような気がした。]
― 畑 ―
[道を40分くらい歩いただろうか。かなり遠いように思えた。
一面に広がるキャベツ畑に感嘆の声を上げたのはこの頃。たまに出るキャベツは]
ここにあったんだ。
[と言葉の切れ端だけ出して。]
僕はここからは、
外出許可が出る時以外は出られないんだ。
[ふんわりと微笑む。
だからこそ、さぼてん君達や外の世界の人々との出逢いは大事なもので。]
[桃花◆のパプリカとか、鶸萌黄◆のトマトとか]
[あの*06土星*ニンジンって書かれてるのの味は、きっと*09末吉*だろうなぁ]
ふわぁ、あ。
[大きな伸び。
大きな欠伸を一つ。
目の端に涙を浮かべ。
そして欠伸を噛み殺して。]
あれぇ、ココ。
それにスコットさん。
皆さんも、秘密の花畑に辿りついたみたいですね。
[あふっと口元を掌で隠し。]
…………。
[返す言葉がない。文字通り。彼はココとは逆にどこにでも行ける力を手にした人だから。しかし、これだけは言葉にしたくて――]
――君の想いが
どうか叶いますように――
[背後から飛び立つlightcyan◆の蝶。それが意味するものは一体なんだろうか――]
― 畑の近くの小屋 ―
[そこは野菜の無人直売所のようですね
お金を入れて買う形です
お金をいれて2(6)を貰いましょう
1、銀朱のキャベツ
2、桃花のパプリカ
3、鶸萌黄のトマト
4、土星ニンジン
5、*11火星*キュウリ
6、*09末吉*になれる野菜ジュース]
──ありがとう──
どうか、スコットの想いと願いも叶いますように。
[返礼のように。
けれども、言葉のうちには気持ちを籠めて。
貴方の求める最たる願いが叶いますようにと願う。*]
― 畑の近くの小屋 ―
[無人直売所らしきそこには、取り立ての野菜やその加工物が並べてある。
中でもぼくが気になったのは、>>245(6)]
そうですね。
[スコット>>+30に、くすりと笑って。
どこからか響いた声>>+34には、再び、驚きつつも。]
[えーと。どういう意味だ。
元居たカフェで得た知識や記憶を総動員するも、解読は難しく。]
何か辛いのか、悩みがある、のかな?
[そんな風に、思ってみたり。
でも、自分が踏み込んで聞いてはいけないかもしれないから、小さく呟くだけで。]
[とりあえず、自分もケルタに倣って、大樹と遊んでみようか?]
おはよう、フリッツ。
うん、来たよ。
[眠っていたとは知らないココはそう言って。]
ふふっ。
[スコットの悪態のつきぶりから、フリードリヒと盛り上がりそうだなと感じて、そっとその場を後にする。]
おはようございます、ココ。
[先ずはココに挨拶。そして次に、]
え、何をしていたって。
ここでお昼寝ですけど?
通信を切ってと言いますか、まあ。
(類感テレパスは厄介なので、
こちらのものが届かないようにしたのが成功しただけなのですが。)
何にせよ、秘密の花畑に
スコットさんも辿りつけて何よりです。
それで、
スコットさんは何をされていたのですか?
/*
それで、スコットさんは何をされていたのですか?
と、別発言にした方が意図を感じさせて楽しかったかもですね。
どうでしょうねえ。
ココはそんなに無茶する子ではありませんよ?
[のほほんと。]
そうですね、もし私が話を聞いていたら、
スコットさん、貴方へは────
[やや情報を見上げ、人差し指を顎へ触れさせると]
お節介もほどほどに。
など言うかもしれません。
[スコットへ真直ぐ顔を向け。
変わらない調子でひとつ告げる。]
[大樹の真下に立って、上を見上げる。
さぼてんの時には、とても低かった目線。
そして、できなかった事。]
登らせてもらっても、良いですか?
[そう大樹に訊ねてみる。
もっと高い場所から、この景色を見てみたいと思って。]
『えっ ラーメンに のせるの!』
[火星ラーメンてあの全体的に赤いやつだっけ、とぼくは思い出してみる]
『すごいね これがなまのまま たべられるなんて』
[9(10)分くらいは火星キュウリを眺めていただろう]
[それからしばらく周囲を探索したけれど、秘密の花畑に繋がるものはみつからず]
『どうしよう おじさん リリー』
『もうずいぶんじかんもたったから そろそろびょうとうに もどらない?』
[これ以上足を伸ばすのは、少しばかり不安があった。
それに、案外病棟の中に見落としていた手掛かりがあるかもしれない]
[大樹の幹に触れながら、そんな事を訊ねていれば。
ふと、近くへ来たココに気付いて。]
えっと。
スコットさんとのお話は、終わったのかな。
[終わったからここに居るのだろう、とは思っているのだけど。
話を蒸し返すのも、少し躊躇われて。だけど。]
[ココに視線を合わせるように、地面に膝を折れば。]
僕のコエが、ココに良くない事。
何で、言わなかったの?
[まっすぐ見つめて、直球に問う。]
どうだか。貴方の妹だ。
人知れず無理してるかもしれないよ。
[こちらも調子を変えることなく。]
ああ。もう他人の世話を焼くのも焼かれるのもこりごりだ。
僕は僕が守れる範囲で世話を焼くことにする。
でも、貴方もそのつもりだろ?僕よりずっと酷いレベルで。
[くくくと微かに笑い。少しして真顔になる。]
――で、これからどうするつもりなんだ?
さっきの話を聞いて何もしない貴方じゃないだろう。
[直球で問いを投げかけた。]
[楽しそうにさぼてん君が遊んでいるなら、ココは大樹の根元まで車椅子で来て。電子制御の車椅子は、内側から柔らかな樹脂で出来たアームを出し、ココをそっと根元に降ろした。
ココは、素足になる。
足は動かなくても、足の指先に触れる草花の感触は分かる。]
[目を閉じて、面白そうに感触を楽しんで。]
うん。
終わったよ。
スコットも優しい人だね。
[目を開いて。さぼてん君にはそう言って。
丁度、目の高さはさぼてん君より少し低くなっていただろうか。]
[今のからだでは食べても美味しくないからあまり楽しくない。
まるっとキャベツを持って行くことにした。キャベツを持つ様はホルスちゃんを持つみたいに見えるかもしれない。]
火星キュウリだぁ、ぼくは食べたこと1(2)(ある/ない)よ。
せかいいちおおきいものー
ふじさん!
[いつの間にかケルタもまた大樹の足もとに。
ココと話しているシドを尻目に、我先にと登っていく。]
[少しだけ見上げる視線で。
先ず、返事は「悪い影響は無いとは言えないよ。」から始めようとは思っていたけど、さぼてん君の先制に、]
聞きたかったからだよ。
君のコエを。
[とだけ、まず答えただろう。]
[キャベツの大きさはぼくの周りのガラス球とあまり変わらない。
リリー>>32が抱えた銀朱キャベツは、まるでぼくのきょうだいみたいだ]
『いいなあ ここのりょうりは いろんなやさいがはいってるんだろうね』
[火星キュウリを食べたというリリーを羨ましげに見てみる]
『ぼくも いつか……』
[ぽつりと呟きつつ]
おやおや。
揶揄うのも程々にして下さい。
[笑みを深めて。
が、続く言葉に、]
ええまあ。
その範囲に他の誰が入ろうと、
私は知ったこっちゃありませんけどね?
[実に良い笑顔をした。]
どうもこうも。
ココの気持ちは分かりましたけど、
もう遅いような気が致します。
[珍しく溜息ひとつ。]
気持ちは嬉しいのですけど、ね。
………。
ところでスコットさん、気になっていたのですが、
もしかして、私が簡単に命を投げ出そうとしているとか、考えていません?
[確認の為に質問する。]
[ココ>>+52には、小さく頷くけど。
続く言葉>>+54に。]
僕の声なんて、いつだって聞ける。
今はこうやって、話せるんだから。
[語気が荒くなったりは、しないけれど。
僕は、とてもとても珍しく、怒っている。]
[比べるまでもなく、ココの身体の方が、大事で。
僕のコエなんて、どうでもいい。
そんな風に、思っているから。]
『ぼくたちが くるよりさきに あいちゃったのかな』
[入り口は一度開くと移動してしまうようだから、そういうこともあるのかもしれない]
『もどるなら みんないっしょだね』
[リリー>>34にうなずきつつ。
どちらにしろおじさん次第になるだろうか**]
僕ね、昔はテレパシーが使えたんだ。
声にならないコエも、色んな声も、
精神の奥深い所へ働きかけるこえも、
遠く遠く何処までも響かせるこえも使えてたんだ。
[きっとそれは望めば。
宇宙の果てから果ての距離だってさえ。]
でもね、体が悪くなるにつれて、
全然使えなくなって。(使わなくなって)
聞こえなくなって。(聞こえないように使わなくして)
僕の掌からその能力は零れていってしまったの。
[形が地球にそっくりでびっくりしたとか…。
いえいえ、そんなことないとおもう。
だいじょうぶだよ、ホルスちゃんも…。
という声なき声は届いたかどうか定かではない。]
だねー。
[と、桂川のほうを向いて。
彼なら最短ルートを知っているのではないだろうか。]
だから、嬉しかったんだ。
うん。嬉しかったんだと思う。
あのコエは精神の奥深い所へ働きかけるコエで、
僕は、そこの機能が壊れかけているから、痛くなっちゃうけど、また、聞こえるとは思わなかったから。
[それはもうひとつの、ケルタの声も同じではあるけれど。
痛くても聞きたかったのは、友達からのコエだったから。]
聞いて憶えていたかったんだ。
さぼてん君のコエを。
僕からは返せなくても。
黙っていたのは、ごめんね。
伝えると、さぼてん君はもう使わなくなるだろうし、
傷つくと思ったから。
でも、黙ってた方が嫌だったよね。ごめん。
/*
今気付いたよ。精神の奥深いry とか書いてなくって、精神に直接 としか書いてなかった事実に。植物の声とも違うと書いていたから、何か特殊系だと思ってたみたい。うわあん。
ま、何とかなるでしょう。
お礼は言っておきますよ。
ココから、あんな言葉を聞けるとは、冥利に尽きるというものですから。
[スコットの断言めいた発言には、]
え、ええー…。流石にそれは。
幾らなんでも周り全員を巻き込んで死のうだなんてしませんよ。そんな悪逆非道で外道な真似なんて出来る訳ないじゃないですか。
[結構本気めいて発言している…つもりなのだが、
何にせよスコットにちゃんと伝わったかは怪しい。]
本当に酷い言われ様です。
[めそりと泣き真似。]
僕のコエなんて、どうでも良いんだよ……。
[何というか。
やり場のない気持ちを吐き出す様に、下を向いて呟いて、息を吐くけど。
ココの話>>+60>>+61を聞けば。]
うん……。そっか。
僕の方こそ、怒ってごめん。
[ココの頭をナデナデして、立ち上がりつつ。]
うん。でも、もう使わない。
もう、ちゃんと、憶えてくれたでしょ?
[冗談めかして言って、くすりと笑う。
それでもやっぱり、身体の方が大事だから。
僕のコエなんてどうでも良い、なんて思う僕は、酷いのかもしれない。]
どうでも良くないことなんか、ないから。
[強く主張する。]
どうでも良くないものなんか、無いよ。
全部、全部大事なんだから。
[きゅ、と唇を結ぶけれど。
さぼてん君が頭をナデナデすると、それきり黙って。
棘でちくりとしてくれた方が良いなと何故か過ってしまう。
じわっと涙が滲むけど。]
……うん。
[やがて了承の言葉と頷きがされて。]
もし、僕が何時かまた良くなったら、
さぼてん君のコエを聞かせてくれると嬉しいな。
それまで、ずっとこの感覚を憶えてるから。
[涙は滲んだけど、もう口元には少しだけ笑顔が戻り始めていた。]
全部が、大事だとしたって。
大事なものの中にも、優先順位があるでしょ。
[やっぱり引く事ができなくて、そんな風に言ってしまうけれど。>>+65
じわっと涙の滲む目尻に、親指の腹でそっと触れて、拭う。]
[僕も先程から、思い出していた。
感情を荒げない僕が、多分、ココに最初で最後に一度だけ、怒った時の事を。]
私のために鐘はなる〜。
[ケルタは既に大樹の1/3ほどまで登っていた。
樹の中の空洞は通路のよう。
並んだ太い枝は階段のよう。
まるで、上へ上へと導かれているようだった。]
…あっ。
[つい枝の一つに足を滑らせて、地面へ向かって真っ逆さま。]
[しかし、樹のツタの幾つかが彼女を助けるかのように絡まっていく。]
ふふ、お姫様気分。
[そのまま、一番てっぺんへと運んでもらう。]
[続く言葉>>+66に、にこりと笑んで。]
うん。その時は、沢山秘密の話をしよう。
[誰にも内緒の、秘密の話。
内容はきっと、何でもなくても。
こっそり何かを企んでいるみたいに、少しわくわくする様な。]
……約束。
[そう言って、小指を差し出す。]
む…これは一度病棟に戻ったほうがいいのかもしれませんね。
案外、病院の近くに秘密の花畑の入り口があったりなんかしちゃったりなんて…そんな気がします。
[幸いこの畑から病棟のあるところまで歩いて21(60)分はかからないのです
二人の提案に乗って病院に戻ろうとします**]
……で、そんな話をしている間に。
ケルタには、先を越されちゃったね。
[くすりと笑って、大樹を見上げれば。
次の瞬間。>>+68]
――……って!! えぇ!!
[足を滑らせたケルタに慌てて、受け止めようと落下予測地点へ足を踏み出しかけて。
けれども、絡まったツタ>>+69が、彼女を上へと運んで行くのを見て。]
あ、ぶないな……。
[ほっと、安堵の息を吐きつつ。
くるり、ココの方に向き直れば。]
ココ。僕の首につかまって、上まで一緒に行く?
[おんぶの様な形で上まで運ぼうか、と提案しているのだけど。
両手は、樹を登るので塞がってしまうので。]
(だけどね、ちょっとだけ。
他にも嬉しかったんだよ。)
[普段喋れないさぼてん君へは悪い事かもしれないけれど。
さぼてん君の何時もの気持ちも少しでも分かれたから。]
/*
というのも用意していたのだけど、ちょっぴり没かなあ。(落とす機会を逃した的な・あとログとして合うかどうか、だね。)
流石にあの中に割って入るほど野暮ではありませんよ。
[大木の根元を視線で示し。]
では当たらずも遠からず。
とでも答えておきましょうか。
[肩を竦めつ。]
!
いいの?
僕、もしかしたら重いよ?
[元は小さなさぼてん君だから、小柄でもココの重さに耐えられるのかなとちょっぴり心配をしたけれど。]
大丈夫なら、
一緒に上まで行きたい。
上から、景色を見てみたい。
やれやれ、泣かせるじゃか。
しちゅう事がありゃいごっそうなものどもじゃけんど、望むをするがえい。うちだけはやしべらん。
丹◆の炎はたっすいうちにはどだい無理な話よ。たったまでに終わるが性に合うき。
[浅く笑って、その場を後にした]
ふふふ。確かに。
外野はおとなしくしてますか。
[視線の先を確認しては微笑ましさに顔が緩む。]
どこまでが遠からずなんだか…。
貴方がどうにかなるとココも悲しむってこと、忘れないでね?
[確認するかのように問いかける。]
けんどぉ、何かもう1つ大切な事を忘れてちゅう気がするぜよ。
[ふと立ち止まり、不思議そうに小首を傾げる]
しもうた、忘れちょった。ばっさりいたよ。
[首輪は土◆色の異常ランプを示したままだ。完全にリリーを放置する形になってしまっていた]
[見守っていればココとシドは木登りを始めようとしている様子。]
スコットさんが思う分だけ。
私はしぶといと言ったでしょう。
それに、しがないネットワークのお仕事ですから、
命を投げ出す機会もそうそう訪れませんよ。
ふふっ……。
[スコットの問いかけを心配ととってか笑い声が零れ。]
[小さな声>>+72に、ぱちぱち瞬くけれど。
自分の身体が大事な事、分かってる事も分かるから。
くすりと笑って、頭をぽふぽふとして。]
[『絶対』に、こくりと頷いて。
悪戯な笑みを重ねて、指きりをして。]
[一緒に上まで行く>>+75と聞けば、頷き。]
大丈夫。樹の中、空洞だったみたいだから。
それなら、普通におんぶできるし。
[ココが首元に腕を回すのを感じれば、立ち上がって、歩き出して。]
何か、いつもと逆だね。
[ココの膝の上に乗せてもらって移動する日常とは、逆だなと。
くすりと笑う。]
/*
何て考えられる訳ですが、万が一があればの考えなので、そういう方向にはきっと向かいません。恐らくきっと多分。
ふたりが登れば、
スコットさんも、後から大木に登ってみます?
私は、+チョキ+
グ・登りましょうかねえ。
チ・花畑でごろごろしてますけど。
パ・大樹の根元で*09西表山猫*と戯れますけど。
あなたは今年厄年なの?もう何回目の還暦を過ごしたの?
[大樹とお喋りしつつ、運ばれたケルタは最上層へ。
蔦や葉、枝が複雑に絡まったそこはまるで展望台のようで。
広がる空を、遠くの地平線を、この星の全てを見渡せる気がした。]
[空を見上げながら呟く。]
牡丹をあしらわれた瀬戸物は…もう取り戻せた?
[今はもう途切れてしまったけれど、ココと繋がっていた時のことを思い出す。
テレパシーは言葉なくして言葉を交わす魔法だけれど、私のそれはテレパシーじゃない。私が交換するのは――]
賢いねずみさんには花束を。マヨイガは導いてくれたかしら。
あとは…最後の一人を私がやるべきだよねえ。ね、おじい/おばあちゃん?
[ココは死んでも落とさないし、落としたら下敷きになるつもりだが、何かあると困るので。
一応、ココを布で固定して。>>83
階段の様にも感じる、並んだ太い枝を、上へ上へと登っていく。
やがて最上層へ付けば、そこは自然の展望台な場所で。]
ケルタ。早かったね。負けた。
[勝負はしていないけれど、くすりと笑って。]
ココ、どの辺りが良い?
[どの辺に座りたいかを問いながら、その位置に下ろせば。]
わぁ……。
[全てを見渡せるような景色。
遠くの地平線、大地の果てから届く様な、髪揺らす風を感じて。
少し、目を閉じた。]
案外とそんな趣味があるように思えましたが。
ふふっ、早速良い子を見つけられたみたいで。
”お付き合い”が上手くいくことでも、
私からは願わせて頂きましょうか。
[男ではないだろうと当たりを付けての何時かのもの>>2:C17を。
早速と言うばかりに、ごろりと花畑にまた寝転がり。]
[固定する作業の合間に、ほんの少しだけ思う。]
(さっきの話。
ちょっとだけ、他にも嬉しかったんだよ。)
[普段喋れないさぼてん君へは悪い事かもしれないけれど、
ココがコエにこえを返せなかった事は。
さぼてん君の何時もの気持ちも少しでも分かれたから。]
[スコットに背を向けてごろごろと。
それは恐らくはスコットの聞き間違えだろう。]
。
[それに、その言葉は風に流れて直ぐに消えてしまったのだから。**]
[ココはさぼてん君に背負われて大木を登る。
華奢なようで確りした大きな背中。
上へ上へと登って、やがて光が他よりも差し込む場所へ辿りつけば。]
僕は、空が開ける場所の近くが良いな。
[展望台から空に続く、その傍に。
複雑に蔓や枝や葉が絡み合うクッションに似たそこへと膝を曲げるようにして腰をおろして。]
わぁ。
[同じような感嘆の声をあげた。
遠く遠く見通せる。湖も泉も丘も畑も森も星の全てを。
空と地平線と、陽の光で薄らしか見えない瞬く星も。
全て全てを見渡せる。ふわり、風が髪の毛を持ち上げて。
ココは、ここへ来れた事とさぼてん君やケルタ、他の皆への感謝を目を瞑り*捧げた。*]
/*
あめちゃんもらうまえに皆寝ちゃってる件について。
まあめっちゃうたたねモードでしたが。
ホルスちゃんよめにおや誰か(ry
[座り込んだココ達の近くにケルタも座り込む。
しばらくは一緒に彼方を眺めていただろうか。]
[覚悟を決めて、シドの方へ目を向ける。
そうして、普段のように言葉を発しない会話を試みる。]
ねえシド。少しだけ、お話を聞いて?
[まあ、一方的に話しかけてるわけだし、聞く聞かないの許諾を求める必要もないのだけれど…と、心のなかで、ふうと一息吐いて。]
硝子もセラミックも、触った分には硬いでしょう?
でも、ちょっと手を滑らせれば簡単に割れてしまうし、内側の見えないヒビにも苦しめられる。
あなたの隣にいるのは、そういうたぐいのもの。硝子ほど透き通っていないみたいだから、きっと後者ね。
…鼠さんは頭がいいから、棚から落としたりはしないでしょう。
でも、彼と彼女とはもともと同じものなのだから、欠陥には気づかない、気づけない。
だからこそあなたがいる、あなたがいられるようになった。
[きっと彼には、私が何を言っているのかよくわからないと思う。
でも、今はそれでいい。]
私はいつか、ここを去らなきゃいけないから。
瀬戸物のようなあの子をずっと守ってあげてね。
[いつか訪れるであろうそのときには、きっと分かるから。]
[それだけを伝えると、テレパシーを切った。]
/*
実は
仙人掌族は、ある一定の年齢になると人型をとれる様になる。
ずっと一人だったので知らなかったけど。
魔法とかではないのよー。
……という設定だったりしました。
[ココとケルタと3人、並ぶ様に腰をおろして。暫く後。
ふとケルタから向けられた視線>>+91に、気付けば。
音に乗らない言葉に、小さく頷いて、耳を傾けて。
今度はこちらから、同じ様に、ケルタへ。]
鼠さんは、フリードリヒさんの事で良いのかな?
[登場人物は鼠=彼と、彼女(ココ)と僕?
それなら、と。]
ケルタがいつか、ここを去るなら。
病気が治って退院するのなら、それは良い事だけど。
退院したら、君はもう、ココに会いに来ない?
ココにはきっと、君が必要だよ。
ココと君は、友達なんでしょ?
[こんな風に彼女の事を考えて、心配しているのだから。]
ごめん。
ずっと、は、分からないな。
[小さく、苦笑をして。]
僕は、ただのさぼてんだと思っていたけど。
……や、前から、少し変ではあったんだけど。
人型に、なってしまったから。
友達でいる事は、ずっと変わらない。
[それは、フリードリヒ>>1:97とも約束した事だ。]
だけど、僕は男だから。
[いつかは。*]
私はいつだってここにいるんだよ。
私はいつだってココの友達なんだよ。
でもね――
[その先の言葉を紡ぐべきか否か、迷って。]
いつかココは私が見えなくなるから。
ううん、見えなくならなくちゃいけないの。
ねえドロシー、あなたはいつか家に帰るんだよね。
ねえアリス、あなたはいつか夢から醒めるんだよね。
[彼女とはもう繋がっていないから、直接言葉にして告げる。]
ねえココ、あなたはいつこの物語を終えるの?
[きっと、ココはもう分かっている。だからこれは私のお節介。]
エメラルド色の眼鏡をかけていられる時間は、もう過ぎてしまったんだよ。
["硬くて脆い"あの子を心配するように、優しく。]
いつかあなたの、新しい物語を聞かせてね。
私はいつでもそばにいるよ。
[そして――]
見えなくならないといけない?
……君は『誰』なの?
[勿論、目の前のケルタを偽者だと思っているわけではなく。
彼女は、どういう存在なのか。
その言葉がどういう意味なのかを、問う。]
見守ってるって。
[少し寂しそうな笑顔の意味は、分からないけれど。
儚く消えてしまいそうに感じたから、彼女を捕まえる様に、そっと腕へ手を伸ばしてみて。]
えっと。
それって、死ぬまで一緒って事になると思うんだけど?
[くすくす笑う顔を視線で追えば、こちらも、くすりと笑って。
ココへと向けられた視線。
かけられる言葉に口は挟まず、耳を傾ける。]
[ココはケルタの言葉に、何と答えたのか。とにかく。]
ケルタ!!
[伸ばした手は、届く事無く。
彼女は、風の中に、溶けた。>>+101**]
/*
ケルタが何者だったのか、はご想像にお任せします。
考えてはあるんだけどこういうのは言わないほうがかえって想像力掻き立てられていいっておじい/おばあちゃんが言ってました。
ねぇ。ニキ
私はどこに行けばいいかなぁ?
[先程新たに咲いた手首の花に話しかける。
窓を開くと再び、洋梨の香りの風が吹き、丁子色の花びらをふわりと舞いあげる。
開いた窓から花びらが落ちた方角には+チョキ+
(グー:中庭/チョキ:入り口/湖)
そこに行ってみよう。と*11火星*柄のコップを置いて立ち上がった。]
ー病院の入り口ー
んー。いい匂い。
[入り口には、ラフランスの香りが、一層強く漂っていた。
口にしたことのないその果実、けれどもこんなにいい香りがするのだから、きっと美味しいに違いない。と想像が膨らむ。]
いつか、食べられるようになりたいなぁ。
[いつかその時が来たら、ニキと離れ離れになってしまうのだろうか。胸の奥がじくり痛むのを感じた。
病気は治って欲しい、けれどもニキと離れるのは怖い。相反する願いが、自らの足を立ち止まらせる。]
けど……。
すこしづつ、変わっていければいいんだよね…。
[いつかのスコットの言葉>>3:97を思い出す。
自分を変えるのは、自分の意思。それならば、共にいられるように変えていきたい。手首の花に触れ、祈るように瞼を閉じた。]
入り口は出口にもなるねぇ。
[階段を降りたり登ったり、そんな意味不明な行動を何度か繰り返した末、思いつく。]
病院の入り口は、お外への出口のはず…
でも、違う場所への入り口になることもある…のかなぁ?
[自分でもよくわからない不合理な理屈。けれども、『秘密の花畑』への入り口自体、突然開かれるものなのだとしたら。
悪戯めいた笑顔を浮かべ、もう一度入り口を通り抜けた]
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