情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
事件だったとか、やだよね。
そうだよ、そうあってほしいもん。
[他の星では、ゆーかいという怖いものがあるらしい。病院ではそんな話聞いたことは無いけど、もしそうだったらと想像したくない。ニーアは何も悪くは無いが、自分の勝手な想像が先走りふくれたままそう返した。]
ありがと。
[同行を許してくれたリリー>>9に笑んで、3人?で高原へ。
やがて、高原へと着けば。]
ここが、高原なんだ……。
気持ち良いな。
[呟いて、優しくそよぐ風を、瞼を閉じて感じてみる。
その間にだろうか、ぺるは姿を消していて。
リリーの言葉>>11で、それに気付き。]
うん。
そうであって欲しい。
それに……何かあったら、お医者さんや職員の人がもっと騒ぐもんねー。
[だからきっと、秘密の花畑に辿り着いたんだ。自らに言い聞かせるように、改めて深く頷いた。]
おもいだした!
この絵本に出てきた挿絵に、似てる場所だったよー。
[踏み台の代わりに椅子を引っ張ってきて、本棚の一番上の段から若緑色の絵本を手に取る。]
見たことがある本の挿絵と似た景色だったから
余計に気になったんだー。
[そうして開かれたページには、この病院の食堂とよく似た景色が描かれていた。]
ぺるさーん!
[リリー>>13と一緒にぺるの名を呼びながら、色とりどりの花が入り乱れる道を探していく。
途中、確認する様に向けられた視線>>42には、にこりと笑んで。]
どうだろう。
隠れているなら、これだけ呼べば出てきてくれると思うし。
もしかしたら、『秘密の花畑』を見つけたのかもしれないね?
[そう言いながら、リリーの方を見れば。
健康な色を取り戻した身体は、肩が元気に上下していて。]
肩車する?
[くすりと、笑う。]
[彼は、種族のうち生来情報処理に秀でたタイプであり、彼自身は他と比較し高い能力を保有していたが、それでもココ程ではなかった。]
[無意識にも全ての情報へ対して操作や攪乱が出来る。
尤もそれは、”何となく端末に触れていると求めている情報を得る事が出来る”、”何となく知らない機器も使える”といった表出の仕方だった。]
[そして、もうひとつココには彼からすれば到底及び付かない強い能力が備わっていた。
”とても強いテレパシー能力”。
相手が考えている事も無意識に読み取れたのではないかと思える程のもの。ただ、それで、彼とココの仲が悪くなる事はなく、仲は睦まじいものだった。
しかし、その能力は恐ろしい程に広範囲で強く、望めば他者を従わせる事も出来たのではとも思わせた。もっとも、ココ自身にそんな力があるという自覚はなかったようだが。]
[ココに最初の病気の兆候が現れたのは、まだ小さい頃の話だった。]
「ココ?
最近、咳が多いけどどうしたんだい。」
[病気の理由は原因不明。
最初は些細な変化で、ココは病弱なのだとばかり思っていた。
だが、少しずつ悪くなってゆく事だけが実感出来た。
ひとりきりのきょうだい。
医者に掛かるお金の工面は苦労とは感じなかった。
実入りの良い仕事があればそれを熟し、出来ればココの傍には付いては居たかったが、ココの病状が悪くなる程、傍にいる時間は少なくなってきた。
だけど、その代わり、ココの傍には小さい頃から彼とココとが世話になっていた、赤毛の女性が、家族同然の付き合いをしてくれ、色々な世話をしてくれていた。
ココの事も彼の事も知り、ふたりを愛してくれた女性。]
うん。
私、あんまりお外行けないから。
よく図書室で本読んでるんだぁ。
それで……
[初めて見る端末のはずなのに、読んだことのある絵本と、良く似た映像が出てきた。
それだけでも印象的だったのに、ましてやそれが先程皆と訪れた場所だったから、記憶に残ったのだ。]
うん……いってみよ。
[少しだけ恥ずかしさに頬を染めながらも、素直に手を引かれ図書室を後にした**]
[うっすらと自分の高さにも風は流れている。
歩いて暖かくなった自分の体には丁度いい。
声を上げることをやめれば、熱も少しずつ下がっていく。
遠くにいる誰かに聞こえたかもしれない。]
ねえ、この辺に湖とかあるのかなー。
そこ看板であったんだけど、よく見えなかったよ。
なんて書いてるのかな、わかります?
[何故か似つかわしくない、古臭い木の看板。
文字が蔦と年月による劣化で見えなかった。]
[そして、種族の幼年期を過ぎ、長い長い成人期の入口に差し掛かった頃、高額の情報セキュリティの仕事に付く事が出来た。
彼とココの傍には、そのうち、いずれは付き合うだろうと思っていた赤毛の女性も居てくれた。]
[だが、悪くなる一方のココに嵩む金額の工面。
病院の原因すらも分からない。
せめてその理由が分かるなら治療法だって分かるだろうに。
だが、何処をどうやって探せばいい?
今ですら、方々手を尽くしているというのに。
もっと広く、もっと宇宙へ手を伸ばす必要が──。]
[彼は空を見上げる。瞬く星々を。]
[やがて彼は決断した。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新