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>>15
[やってきた男は…というより青年は、中々にラフな格好だった。
私ももう少し着飾ってきた方がよかっただろうか?などと、地味めのスーツ姿で思う]
初めましてね、ロラン…さん。
オリガ・コールドウェルで間違いないわ。
[にっこりとほほ笑んだ。
ロラン“君”と呼ぼうとして、さんに言い直したのは秘密]
まずはお茶にしてお話でも…と思ったけれど、言葉は不要かしら?
まぁ、いいわ。
ミッションの概要を説明するわね。今回の依頼はヴェニデへの物資の輸送、およびその護衛よ。
町はずれのこの場所から、東側へと狙撃型の兵器を…Szシリーズ20機を輸送するわ。
EGFから強奪されたものらしくてね。足の遅いトレーラーを使うから、道中での戦闘が予想されるわ。
貴方の目的はこれらを可能な限り守る事。
全て無事に送り届ける事ができた場合、依頼主から報酬の上乗せがあるみたいよ。
報酬額は70000+上乗せ分。悪くない仕事だと思うけど?
>>16
[にっこりと微笑まれるも、ロランの表情は変化しない。相変わらず眠そうな表情だ]
……りょーかいっす。じゃあこの度はよろしくって事で、お嬢。
[ロラン、相手の名前をあまり覚える気がないので依頼の相手にはお嬢、または旦那とだけ呼ぶことが大概だったりする]
別にお茶してもいいすけど。とりま仕事先で。
[相手に仕事の内容を促す。聞いている時も目は眠そうだったが話はちゃんと聞いていた]
護衛任務、トレーラーっすね。わかりました。トレーラーのサイズと台数はどんなもんで……?
[報酬に関してはスポンサー側にいくので金額の多寡はどうでもよかったりする。護衛対象について尋ねた]
/*
お疲れ様です。村建てです。
wikiの一部項目が追加されました。
(ACの基本・操作・移動について)
お時間がある方は一読し、参考にして頂ければと思います。
>>18
[お嬢、と呼ばれると苦笑い。
もうそんな歳じゃないなぁと思う自分がいるのがちょっと癪だ]
10台よ。
最期の一台になるまで奮戦せよって話だけど。
サイズは標準的なトレーラー…ACと同じサイズの筈だけど…そのあたりは残念ながら依頼主から聞かされてないわね。
このあたりは、最近の傭兵の常かも。
[大規模な組織が出来上がるにつれて、ミグラントの肩身は狭くなりつつある。少なくともオリガはそう感じていた]
眠そうな顔をしているから大丈夫かと思ったけど、案外聞くべきことを聞いてくれるじゃない。
資料には18とあるけど、結構修羅場くぐってる?
[ちょっと身を乗り出し、目を細めて探るように聞いた]
>>19
[苦笑いを見て、軽く頬をかく。まあ現時点ではその場限りの仕事相手だし気にしない事にした]
……わかりました。まあ台数が分かれば充分す。取りこぼしなくなるんで。
[ここに来るまでに確認した地理とトレーラーの動きをシュミレートして、大ざっぱな動きを頭の中で組み立てる。最近の傭兵の扱い云々についてはちょくちょく感じてはいるが、まあ差し障りはないだろうと考えていた。ロランは強力なバックアップがいるからゆえの思考かもしれないが]
そっすね。物心ついた時には戦場に放り込まれてましたから。……正直、ACに乗る戦いはヌルいくらいっす。
[相手を侮っているわけではない。ただ昔はもっと莫大な戦力差のある相手から物資を奪い、戦い、生き延びてきた。それに比べれば今の互角で戦える戦況はまだ楽だった]
……なんか、そういうの気になります?
[身を乗り出して聞くオリガに、語る内容とは結びつかないほどぼんやりとした目で尋ねた]
《Red Angel―荒廃した世界で今すべきこと―》
―集落・拠点前―
さてと……。そろそろかしら。
[次の任務で共闘する仲間と待ち合わせ。
今日初めて会うEGF所属の人間だそうだ]
まあ、楽しみだけどね。
今度こそ、守ってみせるんだから……。
[ぼそっと呟く。
もう二度と誰かを死なせることはしたくなかった。
この世界で私が今できることは―
―戦って誰ひとり死ぬことなくこの世界を生き抜くことだけ]
/*
今回はサブタイトルを付けてみたわ。
だいたい聖魔大戦の楽曲の英題か英語系タイトルの曲にするつもりよ。
日本語の方はオリジナル。自分で頑張って付けてるわ。
―元ネタ解説―
Red Angel:ポケビ3作目。歌詞が今回の村とイメージが似合いそうだったので選曲。
―没ネタ―
1:カチューシャで千秋+アリア。ポケビ楽曲を使いたかっただけ。
2:パーヴェルで歴戦の傭兵。30代。Burning Heartが似合いそうだったので(ぇ
3:知的な眼鏡キャラ 中身透けるの承知で眼鏡男子やりたかった(ぉぃ
――杖を取って投げよ/合流点――
[合流点に近付き、私は多機能バイザーを押し上げる。"体"の中に身を置かずとも、電子情報の奔流の中に身を置くことで"体"の中にいる気分になるバイザーは私のお気に入りだったのだが。流石に人に会う時につけ通しでいい物でもあるまい]
……女性か。
EGF外部で、女性のAC乗り似合うのは珍しいな。
[合流地点で待つ影に、ぽつりと呟いた後声をかける]
…アリア・K・ガーランドか?
今回、貴方と共に任務を受けることとなった。
よろしく頼む。
[そう言って、右手を差し出す。鋼にも似た冷たい頬笑み]
…確認したいが、任務の内容はEGFからどのように聞いている?
―FAR EAST/YORGA BASE―
[極東と呼ばれる雪に覆われた地域、そのとある軍事基地地区]
[現在EGFの管理下にあるそこに、シリウス・エクゼクディヴスの軍が急襲を仕掛けていた]
[そこには、一般兵器や航空機に混じる、ACノーリムイリス]
[戦闘は、急襲による不意打ちとACの存在によって
シリウス・エクゼクディヴスが優位に進めていた]
[高威力KEライフル"Au-B-A17"に撃ち抜かれた高機動型兵器"HELLKITE A-84"が炎に包まれて墜落した]
『システム スキャンモード』
[リコンを射出し、索敵]
[クリアリングをして、確実に侵攻していく]
ここまでは順調。
さて、大物が釣れるかどうか。
>>20
[ACに乗る仕事はぬるい。その言葉に、思わず目を見開いた。
どうやら、この青年は予想以上らしい]
…大した自信ね。
私は雇用主だし、あなたの経歴が気にならないと言ったら嘘になるわ。
[よかったら飲む?なんて、お茶を差し出すだろう。
サービス代だ。もっとも、払うのは私の雇用主だけど]
何者なの、貴方は。
[じっと、探るように見つめる]
>>22
[合流地点に来たのは一人の女性。
女性AC乗りに会うのは私にとって珍しくなかった]
ええ、アリア・キリル・ガートランドです。
ということは貴女がジェルトルーデ・ミューですね。
よろしくお願いします。
[右手を差し出され、こちらも右手を差し出し握手しようとする。
こちらは温かく優しげな笑み]
まあ任務に関してはあまり聞かされてないですね。
一応EGFだけど元は探索者から傭兵になったフリーだからですね。
あまり、EGFから信用されてないんですよ。
[そう聞かれ、少し冷たく悲しい声でそう言った。
元々フリーに近い存在だし信頼度は大して高くない。
以前の任務で仲間を死なせてしまったこともあるだろう]
>>25
ふむ。それならむしろありがたい。…"Deliverer"、或いは"メルカバ"の方なら聞いた事があるんじゃないか?
色々期待をかけられることが多くてね。かえって気楽だ。
[記憶喪失で出自不明。その正確なところを知るのは最上層部のみ。
そんな彼女は、様々な神秘的な噂と共に、時に崇拝に近い感情を受ける事さえあった。
恐らく、EGF内部に確固とした立ち位置を造られないのもそう言った熱狂的すぎる動きに対する牽制の意味もあるのだろう]
―――任務だが。
今回新たに発見された"塔"。その確保と確保後の防衛。
或いは、別勢力が確保していた場合奪取、となる。
既にヴェニデが大規模な人員派遣に動いているという話だ。
恐らく戦闘になるだろう。
[そう言いながら、幾つかのデータを端末から表示する。
把握できる限りの搭周辺の地図や、予想される攻略ポイントなど。]
>>24
自信というか……同じ条件で戦える分楽ってだけっすよ。
[いただきます、と飲み物は丁寧に受け取って一口。そしてそれを置いてから]
ただの雇われAC乗りっすけど……まあ、あれっす。
「渡り」ってやつしってますか。AC使わずに汚染区域から物はこぶ人のことなんすけど。俺はもともとそれやってたってだけなんで。
[別に素性を隠せとスポンサーに命令はされていない。ぼんやりとした表情のまま己の過去というほどでもない、経歴を話す。
普通の人間は入れない汚染地域へACなどを使い強引に侵入。
かつての遺産を掘り出し、生存可能地域へ持ち出すものたち――探索者。ほとんどがACによって行われるなか、それを使わずに運び出す者……それが渡りだ]
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