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― ホテルのロビー ―
[サイフラに双剣を渡した後、リーマンはホテルのロビーで部下の男と話をしていた]
さすがは祭りのメインイベントだな。
結構な有名どころが御前試合に参加するようだ。
[部下から受け取った紙を眺めながら「ふーむ」と唸る。
リーマンが眺めている紙は、大会主催側に裏から手を回して手に入れた、御前試合の有力な参加者の名簿だ。
前回の成績優秀者や、大小色々な大会で名を上げた強者の名前が連なっている]
猛虎の戦士バースに海の大魔神ササキ。
この辺りは勝ち上がってくるだろうな。
「竜巻の異名を持つ鍛冶師、ノモ。この辺りも手強いかと」
[やはり最大の竜器の試しあいだ。層が他の大会よりも圧倒的に厚い。
リーマンはしばし思案するようにしてから、部下の男に何とはなしに言う]
しかしだ。こう言う有力な者も何がしかの事故で御前試合に参加出来なくなることもある。
例えば竜器を紛失してしまったりだ。
「なるほど。例えばこの祭りの最中にチンピラに絡まれて、怪我を負わされたり、とかですね」
ああ、そうだ。そう言うことは結構あるものだ。
「そうですね。珍しいことではないですね」
我々も気をつけねばな。
「はい……。では私は失礼いたします」
ああ、お前も祭りの最中にチンピラなどに絡まれないようにな。
くれぐれも気をつけて、な。
[リーマンは部下の男にそう声をかけて、その背中を見送った]
─ 祭り・夜 ─
「んだぁこのぉ田舎っぺはよぉあぁ?」
「兄貴の肩にぶつかっといて挨拶もなしかあぁ?」
「ぶっ殺しちまうぞおめぇよぉあぉ?」
[……絡まれていた]
―鍛冶屋『ブルースチール』−
・・・実績で判断する人間が、『本に載ってた変わった短剣』とか使うと思う?
[冗談めかして苦笑して、言った後であまり誇れることではないと気が付いて。
…けれど実際、実績よりも手に馴染むか、扱いやすいかどうかが大事だと個人的には思うのだ。。
実績があっても、長物の実績じゃ区分が違いすぎて安心できないし。]
…うん。扱えない長さじゃない、か…
[ケースから出し、布の巻かれた部分を握ってまずは小さく息を吐く。
…長剣だったら試す以前に持つ段階で苦労しただろうが、
この長さなら慣れている…
そっと刀身に左手を添え、軽く力を送り込もうとして…]
…あ。
えと、すいません。その子、何処の生まれなんでしょうか。
[…冷静に考えてみれば、鍛冶師の相棒龍の生まれが違えば使いやすい魔法も変わる訳で。
その辺を考えずに魔法を使おうとしても、自分の力量では無理だろう。]
そう言って貰えるとうちも嬉しいです。
[ ジミーがを扱う様子を見て、やはりか息を呑んでしまう。
この瞬間だけはどんな道具でも変わることはない一瞬だから。 ]
あ、ロンディーネはその、西の鉱山の出自です、ドワーフさんたちの集落がある辺りですね。
基本的にうちで使ってる鉄も同じでして……。
[ 普段はお目付けみたいなロンディーネだから、説明するのも初めてだったり。
その説明している間当の相棒竜様は『ワガハイ凄いのだぞ』的なオーラを出しているのでした。
そうこうしていると、からんとまたドアが>>35開きまして。 ]
――あ、いらっしゃいませエステルさん。
……その、如何でした?
[ やっぱりうち、気になります。 ]
……ん、ああ。
そうだったな!
[ほんの少し自分を振り返っていた為に、相棒の話>>31も
途中からしか聞き取れていなかった。
聞けたのは、樹海の辺りから…それはそれは懐かしい、
互いの道の始まりの記憶。]
思えば竜器も持たないのに、随分と無茶をしたもんだ!
あの時の戦士殿は今どうしているのだろうな。
やはり御前試合にも出ていたのだろうか。
それとも―――…
[じゃり、とぶどうりんごの水飴を噛む。
言葉の先にはいくつかの分岐があるが、どうであれ
当時の戦士にとって良き道であったことを祈るのみだ。]
フハハハハハ!!いいぞ、その意気だ!!
俺も一丁気合を入れて調整しなくてはならんな!
『気合を入れるのも良いですが、ほどほどにして下さいね。
試合当日になって気合が抜けてしまわないように。
だからと言って萎んでくれと言っているのではない事は
ご理解頂ければ幸いです。』
[言いかけた言葉は結局飲み込む。
二人が気合を入れれば、スズメがすかさず宥めに入る。
そんな豪快な笑い声が長く続いた先、辿り着いたのは
男の師の知人の工房であった。]
/*
昼間にちょこっと覗いて、相棒さんのあまりの可愛らしさに
会社のお手洗いで声無き声で「うひあぁああぁあぁあぁ♪」
とか言っていた阿呆がこちらです。
そしてその後ジワッと来たのでした。
― 鍛冶屋『ブルースチール』 ―
[ドアを開けた瞬間、まず視界に入ったのは見知らぬ少年>>40だった]
おや、お客さんかえ? 邪魔したかのう。
[苦笑しつつも、視線は彼が手にしている刀子に引き寄せられる。
それは自身がたった今返しに来たものと、双子のようによく似ていて。
刀身に手を添える少年の様子からも、彼が何をしに来たかは見て取れた]
おうおう、繁盛しているようだのう。
[目を細め、楽しげな口調で言って]
おう、そうであった。結果の報告をしなければのう。
[ソレックス>>41に向き直ると、すっ、と刀子を入れ物ごと差し出す]
合格点だよ。
百点満点とは言わぬが、そこは戦士との調整や今後の経験で伸ばすべき部分であろう。
とはいえ――
[ちら、と少年の方を見て]
今は、私の方がお願いする立場かの。
[冗談めかした口調で言って、ソレックスをじっと見た]
/*
………『祭りを楽しむ』観点から、あんまり治安は下げないでほしかったかな…(トオイメ
『武闘大会』がメインテーマだから、陰謀だの暗躍だのでブレるのも困るし…
気楽に楽しんでほしいから、あんまり『あれはダメこれはダメ』って言いたくないんだけどねぇ…
あるいはアタシが気にしすぎなだけなのかね…
―知人の工房―
[工房に着くや否や、向かったのは倉庫。
あまりの大きさに場所を取ってしまい、出かける間とはいえ
長時間工房に置くことが出来なかったのだ。]
さて。
[ん、と鼻から息を吐いて手に持ったのは、何重も布で包んだ
巨大な槌の形をしたもの。]
しかし鍛える為とは言っても、この重さで山を越えてと
良くこれを運んで来たものだな!
『馬車に積める訳がありませんからね、そうせざるを
得なかったと言いますか。』
[一度槌の頭を地面に下ろすと、ごすりと鈍い振動が僅かに
足元へと伝わる。]
鉱山、かぁ…
[…そうなると、引き出しやすいのは土気と金気。
武器自体が金属というのも有るけれど、
相性から行っても土気で引き立てて金気を使う方が相乗も有って扱いやすいか。]
…となると、一番扱いやすいのは防御系かな。
金気の強固さに土気の保護を重ねれば割と硬い壁が張れそうだ。
[最も、店内でそんな物は出せないので別の魔法を考えなくてはいけないわけだが。
暫し考えて考えを纏め、そっと刀子へ力を流して…]
…うん、不安だったけどだいぶ扱いやすい。
失敗したらどうしようかと思った…
[金属を生む鉱山の竜が力を込めたなら、
竜器もまた金気を生みやすいかと思っての光の玉。
…金気が金属光沢を示す白に当てはまる事を思い出して試してみたけれど、
予想以上にすんなりと生み出せて。
暫し光を見つめていたが、ドアの音>>44に慌てて振り向いた。]
─ 訓練場 ─
な、何言ってるんですか……?
[女将さんの突然の言葉>>27と、折れた細剣を見て、わたしは立ちつくした。
どうしよう。わたしの作った武器の中で、一番マシなのだったのに]
『貴女の武器は駄目だわ』
[メリッサが言うのに、わたしはビクンとする]
ご、ごめんなさい……。
残りの時間で打ち直すから、ね、怒らないで……。
『もういいわ、貴女とのタッグは解消するから』
[メリッサが言うのに、わたしは泣きそうになる]
ごめんなさい、ごめんなさい……。
なんでもするから、そんなこと言わないで。
わたし、メリッサに捨てられたら、どうしたらいいか分らない……。
『もう遅いわ。
わたし、もっといい鍛冶師を見つけたから。
そっちと組むのよ』
そんな……。
メリッサとタッグを解消なら、
わたし、もう帰りたい……。
[元々、メリッサが出ると言うからついてきたんだ。
湖の街は、優れた戦士が多い……。逆に、鍛冶師は少ない。
水棲蜥蜴という種族柄、火を苦手にする人が多いんだ]
[だから……わたしは皆の役に立ちたくて、鍛冶師になったのに……。
確かに武器精製が苦手な出来そこないだけど、
それくらいしか出来ることないのに……]
『だめよ。
御前試合には参加しなさい。
でないと、貴女の帰ってくる家なんてないから』
[相棒は「あの時の戦士」のその後の話を言いかけ、続く言葉を飲み込んでいた。>>42
当時、その戦士の外見は20代後半〜30代だった。今も戦士として活躍しているのか、それとも引退しているのか、それとも……]
[少し落ちかけた思考を振り払う。考えても仕方の無いことだ。
とりあえず、今は目の前のことを考えていればいい。
それで、いいはずなのだ。]
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