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― 西の村・夜・星の見える丘 ―
出来たぞ。新しい竜器だ。
[リーマンは一昼夜時間を費やして、完成させた竜器をサイフラに差し出した。
【竜滅】のように無骨で、【聖没】のように流麗で、【無至】のように静謐で。
そして【アル=サイフラ】のように神々しい刀だ。
それお手渡すとリーマンはどっかりと腰を下ろす]
それ以上は俺には出来ない。
だが、もしかしたらそれ以上の物があるかもしれない。
だが、それ以上をお前が持つことはないだろう。
それは本来の意味で、お前だけのための竜器だ
[そのリーマンの顔には色濃い疲れが刻まれている。
髪のいくつかは白く染まり、頬はげっそりと痩せこけている。
でもその表情は清々しいものだった]
[感覚が完全に戻った両手を閉じたり開いたりする。
この竜器が出来た時、リーマンの体を苛んでいた恐怖心は完全に打ち払われていた。
確信しているからだ。この竜器とサイフラならばきっとあの邪竜を倒せると]
まあ、天才が本気で打った竜器だ。
これを持って負けるはずはないだろう。
[踏ん反りかえりつつ星を見上げる。
久しぶりに星を見た気がする。空を見上げた気がする。すごく綺麗な星空だ。
孤児院に居た時は空が近かったから、よく星空を見上げていた]
あ、そう、ありがと。
[新しい刀を受け取るとさっさと宿屋への道を戻る。
ほかに何も言うことなどない。
ただ一つだけ質問を投げかける。]
これがあれば俺たちは試合に勝てたか?
[星を見上げたまま、労いの言葉一つ無しか、と苦く笑う。
それからサイフラにあっさりと答える]
他の竜器ながらばともかく、それを使っては絶対に勝てないな。
―それから街に繰り出したわけで―
[一時宿に戻った後、何か宿の手伝いがあったならば
まずはそちらに専念し、時計の針が大きく回って落ち着いた頃]
ふむ、そろそろ出掛けても良い頃合か。
[積もる話もあることだし、と。
サイラスと二人並んで街へと出た。]
はっはっは、おいおい。さっきお前は言っていたが…
お世話になっていなくとも、対するからには精一杯力を
出し切って頑張らなくてはならんだろう!
そうだ、ここまで来たんだ。
俺は勝ちたいが…実際に戦うのはお前だ、サイラス。
俺は俺なりに万全を尽くす。
だからと言って、お前に絶対の勝利の約束を押し付けたりは
しないがな。
[その途中、話は第三試合終了後まで遡り>>9
あれだこれだと話す内に「グレダとどう対するか」と
繰り返していた。]
そうだな。
[足を止めて振り返る。
アサドは思っていた。この刀があれば勝てたはずだと。
最高の鍛治師が最高の竜器を作り上げた。自分がそれを振るうなら負けるはずがないと。]
間違えていた。
[そうだ、なんて間抜けで醜い思い違い]
それでだ。
俺はお前に決勝に臨むにあたり、いろいろと伝えておこうと
思っていたのだが…やめた。
その辺は俺よりもお前の方が見えているだろうしな。
[見ていないようで見ている相棒の視点を思い出して、
彼の閃きの妨げになりかねない余計な事は言うまいと]
グレダ殿の戦い、ミルファーク殿が造った竜器。
お前もしかと見ていただろう?
正直言うと…直前になって法や策を講じてどうにかなるような
レベルのものではない。
だから、最後まで真っ直ぐ行けば良いと思った!
『要するにいつも通りで行こうぜという奴です。』
[スズメが一言で済ませてしまった。
苦虫を噛み潰したような顔を後ろに向け、そもそも話す事は
そちらではないと気を取り直す。]
[この刀はリーマンが植え付けらた恐怖を跳ね除けて作り上げた刀だ。御前試合に勝つためでも、自分の力を誇示するためでもない。
ただただ邪竜を倒すために作り上げた純粋にして最高の竜器だ]
[アサドは意を決する。できるかどうかはわからないが、自分には義務がある。
己が未熟さが招いた災厄を刈り取る義務が。
リーマンの想いと技に応える義務が。]
リーマン、馬を借りる。
明日の昼までには戻る。
次の日没が決戦だ。
[今度こそ背を向けて歩き出す。自分に足りないものを埋めるために。]
―宿を出ての散策で―
うーん。だよなあ。
ジミーとの戦闘んときに頑張ってないとかじゃねえんだけどさ、
俺のやり方はグレダさんに見られてるわけだし、
グレダさんの戦ってるとこみて、対策を考えてみようとしたけど思いつかねえし、
そんでも泣き言いってらんねえし、精一杯やんなきゃな〜〜ってさあ〜〜。
[髪の毛をぐしゃぐしゃとかき乱しながらぐちぐちと相棒>>14に返事をして]
勝ちてえよなあ。
うん、勝つよ。
だって、俺もお前も、今まですっげえ頑張ってきたもんな。
[それは約束というよりも決意に近い。]
[やがて話が盛り上がるうちに、唐突に相棒が何かを切り出そうとしてきたが>>15]
へ?やめたあ?
[やめられてしまった。
お前の方が見えている、という言葉にはしかめっ面を作って手を顔の前でふって「ないない」と]
ギャランの方が頭良いんだから、気づいたことがあったら教えてくれたっていいだろ?
でも、まあ……お前がそう言うんだったら、いっか。
[口を割れとせまっても受け流されるだけだろうし、相棒の判断を信じているから。
ふわあああ、と大きく伸びをして]
うん、俺は俺の出来ることをやり切るだけだ。
してねえとは思うけど、竜器もいつも通りの調整だけでいいからな。
お前の作る竜器は、いつもそのまんまで最高なんだ。
おうよ!いつも通り、まっすぐ突き進むだけだ!!
[スズメとギャランのやり取りに、あっはっは、と笑い声を飛ばしながら。]
[声をかけずにサイフラの背を見送る。
それからまた星を見上げる]
……あ、竜器に名前つけてなかったな。
えーっと、聖没して、竜滅して、無に至り、新生する。
だから新生かな。
いや生を星の字にして新星(スーパーノヴァ)とか良いかな?
[その時、サイフラの駆った馬の嘶きが聞こえた気がした]
……とりあえず【アサド】でいいか。
『アミナ樹の油を使うのは?』
……でも、あれは熱に弱いよ。
シュシュ椿油の方がまだいい気がする。
『それなら、リーマン・ハンマーズの店で見たわ』
あ……確か、1回戦で戦った……。
『女将さんのこと「姉さん」って呼んでたらしいわね』
えっ?
姉さん……って、姉弟ってこと?
え、え……?
[そんな雑談をしながら、
わたしはアズゥの歪みを直し、ロサを磨く。
簡単な作業なので、宿屋の一室だ]
あのね、
最後の人は、火の竜なんでしょう。
ちょっと思うんだけど……。
[きれいになったアズゥには、早速水を溜めて、
アルゴルが浸かっている。
本人は水漏れの確認と言っていたけど、たぶん普通の水浴び。
それをつついてカティちゃんが遊んでいる]
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