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まず、お前がいけ。
それを見てから俺が行く。
[冗談ではなく真剣な眼差しでソラを見上げる。]
気負うなリーマン。
俺たちが死んでも誰かが倒す。
『しかし、貴方も本当に意地悪ですよね。
扱い難いだろう連接棍を敢えて持たせるなど。』
言うな、スズメとて解っているのだろう?
扱い難くとも、扱いきれないものではない事くらい。
だからお前も不定形な溶岩流の性質を与えたのだろうに。
[グレダがその扱い難さを突いたか、連接棍の先端を叩いたのを
認め>>74ゆっくりと男は頷く。
慌てたり落ち着いたりと、こちらはこちらで忙しい。]
『まぁね。あっさりと扱いこなせるものよりも、苦悩しつつも
自分なりの使い方を見出してもらえるものを与える方が
私としては燃えますから。
まあ…ここまで扱うタイミングを計っているとは予想外
でしたけれど。』
[視線の先では、相棒の追撃。>>76二つめの魔法を発動させて
連接棍の長さを変えていた。]
やれやれ、一企業のトップがたった二人で現場に立つことになるとはな。
[そう言って双剣を構える。
右手には『風塵』左手には『風神』。両方とも風の属性に特化した竜器である。
ここまで来たからには、覚悟を決めるしかないが、やはり少し不安が残る]
まあ、戦いながら勘を取り戻していくしかないか。
お前も足を引っ張るなよ。
[>>+41サイフラの言葉を背に受けて、徐々に降下してくる邪竜に向かって走る]
[リーマンがこの戦いで為すべきこと、それは陽動である。【アル=サイフラ】でダメージを与えられなかったその邪竜の装甲。これに対して、双剣では相当の魔力と勢いを込めて攻撃を叩き込まなければダメージなど与えられない。
かといって、そのような全力攻撃を繰り出すのは少々リスクが勝ちすぎる。
ならば、リーマンのフィールドであるスピードを活かす]
――知っているか? 天才は空も飛べる――
[自己暗示を兼ねた呪文の詠唱をする。
すると、双剣から風が吹き出し始めた。
その風の勢いを使い瞬時に加速して、邪竜へと肉薄する]
せえあああ!!!
[そして風を纏った斬撃を邪竜に加える]
『ギィィィン!!』
[邪竜の鱗と双剣が、甲高い音を上げる]
かってぇ!!!
[攻撃を加えた右手がビリビリとしびれる。
再度、攻撃を加えるが、やはり左手が痺れるだけでダメージをほとんど与えられていない]
しゃれにならんなこれは……ってうおっとぉ!
[邪竜が腕を振り回して来た。リーマンは双剣の出力を使い、すんでのところで離脱する]
勘をとりもどすのに、あと30秒程度かかりそうだな。
鈍ったもんだな俺も。
[そう嘯く]
[男は笑っていた。
デッキブラシが弾けとんで壊れ、男のふるった連接棍は家の壁を壊し、男の落ちた穴をふさいだ。
見えたのはそこまでだ。
グレダはどうなったのかは分からないが……
確信している。無事であると。]
─ 観戦席 ─
グレダ!
行って! そこ!
きゃあ! 避けて!
[届かないと分かっていても、叫ばずにいられなくて]
あっ、あっ!
[駆けまわる二人の戦士が、遠くなる。
障害物の多い地形は、戦いづらいだろうが、
観戦しづらくもあって]
[男は対人戦闘の経験が極端に少ない。
それはこの巨体と怪力のせいで、故郷の仲間たちから手合わせを避けられ続けたからだ。
「力だけのバカと戦っても仕方ない」―そう言われ続けた。
そうか、そりゃそうだよなあ、と。そう返事をするしか無かった。
それに男だって、邪竜以外のものに全力をふるう気にはなれなかった。
壊してしまうのでは、取り返しのつかないことになるのでは、と、無意識に恐れていたからだ。]
[だが、ジミーとの戦闘を経て理解した。
全力を出さないとこっちがやられる。本物の戦士は強い。手加減は不要。
それは男にとって、すごくうれしかったことだった。]
[グレダは戦士だ。強い。
見くびらず、見下さず。男は相手の強さを信じている。
だからこそ得意げに笑ってしまう。誇らしくて。
信じられる相手と戦える。こんなにうれしいことはない。]
[防具に覆われていない頬や耳に細い傷がいくつも出来て、そこから血がしたたっても。
痛くないのは強がりではない。持ち前の鈍感力もあるし、戦闘の楽しさが優先されるから、
痛みになどかまってられない。]
!
[先ほどの場所から離れて暫く、真っ暗な道に頭上から光が差し込む。
地下道に水がたまりつつあることにそこで気づく。]
まだそんな魔力あったのかよ〜〜、ちぇー!
[グレダの仕業だろう。やはり無事だった。
その水にのみこまれる前に、地上へと向かう。
井戸の中にとりつけられた足場をよじのぼって。]
[気づかぬ間に相棒に仕込まれ続けた重りは今はなく、男の脳内認識よりも速く体が動く。
が、水はもっと速く満ちてくるか。
あわてて水に大盾をむけ、水の勢いを借りて井戸から地上へと脱出する。
せっかく熱を持たせた竜器は冷えた。この状態で術を解放しても威力は半減するだろう。
大盾と戦鎚を構え、グレダを探して駆ける。]
[サイラスの姿が建物の中に消えた……と思うや、
宙を行くグレダと窓の間でやりとりがあり、
そして]
きゃあー!
[ロサが爆発した。
何を言っているか分らないと思うが、
そうとしか言えないような事が起こった]
いや……グレダー!!
[わたしは見て居られずに顔を覆ってしゃがみこんだ]
もうだめ……!
わたしの道具なんてやっぱり不良品だったんだ!
グレダが……、
グレダが死んじゃった!
せっかく見つかったのに……私の道具を使ってくれる相棒だったのに!
サイラスも死んじゃった!
御前試合で人死にを出してしまうなんて!
ふざけんな!!
[サイフラの理解の早さを怒鳴りつけながら、それでも攻撃を繰り返す。
竜が腕を振ってくる。頬を攻撃が掠めるがどうにか掻い潜り、側面に移動して斬撃。
尻尾を叩きつけてくる。ギリギリのところで風を使って飛翔し、目をねらって斬撃。
噛みつき攻撃が来る。余裕を持って回避し、首筋に斬撃。
最初はすんでのところでかわすのが精一杯だったが、邪竜の一撃を回避し、邪竜に一撃を加えるごとに、その速力と反応はどんどんと上がっていく]
よし、アジャストは十分だな。
ここからさらに加速する。
[リーマンは邪竜の周囲を、竜巻のように回転しながら舞い。連続攻撃を加える]
わたしは鍛冶師失格だ!
……資格を取り上げられて、町に戻されて、
誰の役にも立たない子として一生過ごすんだー!
[わたしが傍目も憚らずに泣いていると、
アルゴルがちょいちょいとわたしの足をつついた]
『あー、ミルファ君。
お取り込み中悪いんだけど。
……まだ誰も死んでないからね?』
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