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[嫌な汗が背中を伝う。
何かが近づいている。
風の音が聞こえる。
風の音は聞こえるのに、風がリーマンに吹き付けてこない。
ゆっくりと振り向くと、そこには……]
[投げたククリは外れたか弾かれたか、それともまともに当たったかか。
少なくとも、盾を動かさなかったと言う事は反応できなかったか…]
…反応する意味も無かったかのどっちかだよなぁ。
[ため息交じりにぼやきつつ、痛んだ竜器を鞘へと戻す。
上着のポケットに手を入れて、出すのは二本のジャマダハル。
右手に竜器、左手に武器。先ほどと同じ構え方。
ただ、先ほどと違うのは…]
…そんじゃま、切り替えて行こうかね!
[…間合いを取らず、魔法を使わず。
一気に間合いを詰めにかかる事。]
[リーマンがその邪竜の姿を認めた瞬間に、リーマンの視界が大きく変化した。
まず空が見えた。そして沈みかけた太陽が見え、それから木々が見え、最後に地面が見えた。
そこで視界は暗転した]
**
せっかくだから、エルフの戦士 エステル は 短剣使い ジミー に投票するぜ!
/*
主人公が地属性という珍しいアニメ、それがグランゾート
デブが風属性で弓遣いという珍しいアニメ、それがry
せっかくだから、劫火の鍛冶師 ギャラン は 短剣使い ジミー に投票するぜ!
[立ち上がったまま後ろ手に握った連接棍を、こちらに突進してくるジミーの方へ一直線に伸ばす!
しかし、男の技力は決して高くはない。
ジミーは動いているし、せいぜい打撃部が彼の髪の毛の数本を奪う程度だろう。]
[ ――さて、3つ目の竜器、弓の製作です。
エステルも一番扱いたいものでしょうから、本来なら一番最初に造るべきだったのでしょうけど。
何といいますか昨日見せてもらったあの弓に、気後れしてしまっている感じです。
だから、どうしても手を付け辛くて。
けれどそんな弱音を言っていてはいけません。
届かないなら届かないなりに。
うちらしく、造ればいいだけです。
彼女が遣っている場面を、想像して。
イメージを追い求めるように。 ]
[ ふと聞いた理由は、口調は軽いけれどうちにとっては途轍もなく重いもの。
けれど。
けれど。 ]
それじゃロンディーネ、始めるよ。
[ 焼硬鋼の角灯、中の青い炎を燈して。
鋼に向かって、鎚を振り下ろします。 ]
――魂、たれ。
[ 古い鍛冶小唄を、口ずさみながら。
それにしても何時の間にかおじいの真似してたら、覚えて癖になっちゃったよね、うちも。 ]
『あれは、動かないのか動けないのかどちらでしょう。』
わからん。
俺はジミー殿の何かトラップのようなものが来るのかと
身構えてしまったぞ!
しかし真正面から行くか。
これはサイラスにとって分が悪いな、当たれば致命傷だが
それまでが大変でな!
『以前は10の内3(10)は外していましたものね。
今回はそうならないよう祈ります。』
[離れた所からグレダの声援が聞こえる。>>61
双方等しく応援すると決めている男ではあるが、相棒への
声援にはやはり嬉しくなる。
だから…どうだ、あれが俺の相棒だ!と心の中で叫び、
胸を張って仁王立ちを続けていた。]
/*
7割か…結構あたってるやん。
それにしても、本当に今回灰使ってないな。
ツイッターのDMで相談しているのですけれども、そっちで
芝が生えたりなんだりで。
今回は本当にえすさんにお世話になりっぱです。
感謝感謝、なのです!
/*
そういえば、この暑苦しい二人に合う曲ってなんぞ
ないかなーと思っていたら、やはり音ゲからですけれども
よさげなのがありました。
ツインヒーロー「明日への誓い」
http://www.youtube.com/watch?v...
[理由を聞いたソレックスの反応はどうであったか。
表面上は、冷静に受け止めてくれたように見えた。
それ以上の言葉は交わさぬまま、店を後にして]
まったく――駆け出しの子に、どれだけ荷を負わせるのかの、私は。
[期待の表れと言うには、少し余計なものをさらけ出し過ぎてしまった気がする。
全てを捨てて何も持たぬ一戦士にはなり切れない所は、我ながら未練がましい]
今手にしているのは、正真正銘、私のためだけの竜器。
だから私は、この竜器のための戦士にならねばならぬ。
[あの子に語った目的のためにも、それが一番必要なことだ。
竜器そのもの、そしてそれから引き出す魔法の力。
それらの扱いを意識しつつ、まずは訓練施設へ向かい――]
せっかくだから、街の野鍛冶 ソレックス は 短剣使い ジミー に投票するぜ!
― 観戦席 ―
[結局御前試合の観戦席に辿り着いたのは、試合が始まってしばらく経ってのことであった。
先のイメージ通り、怪力で武器を派手にブン回し、相手を容易く近づけないサイラスに。
素早さと武器の軽さをいう利点を持って、敵の攻撃を果敢に掻い潜るジミー。
見た目の豪快さゆえサイラスが押しているようにも見えるが、体力や魔力は無限に続く訳ではない。
勝負が決したとはまだ言えぬだろう]
ジミー殿ー! 隙は必ずある、そなたの技量ならきっとやれるぞー!!
サイラス殿! 皆がそなたの戦いを注視しておる、その調子だぞー!!
[二人と交わした剣と言葉を思い、それぞれに声援を送る。
ソレックスとの約束の分、少しだけジミー寄りにはなったけれど]
・・・何のぉっ!
[…連接棍は、確かに避けにくい武器だ。
だがそれも懐…先端が折り返せない間合いに入ってしまえばただの棍。
いくら腕力が有れど、加速するだけの距離が取れない間合いに入り込んでしまえば…]
…とか考えても入るまでが一苦労なんだよなっ!!
[伸ばされてくる連接棍が、頭を掠めた事に寒気を感じつつ走る。
ジャマダハルは殴る感覚で扱う刺突剣。
…突撃する勢いを込めて打ち込む一撃は、果たしてどれほど威力を出せるだろうか?]
………南無三っ!
[叩き込むのは竜器の方で、狙うは連接棍の手元部分。
…本来狙うべきは多少ずれても当たる胴体などだが…
胴に打ち込んだとしても、下手をすれば鎧に弾かれて終わりだろう。
それなら、厄介な武器の破壊を狙ったほうがまだマシという判断だった。]
[目論みどおり、連接棍はジミーに当たらなかった。
それでいい。]
……来いよ。
[狙いは、彼の後ろに放置されていた戦鎚。
鎖部分が鎚の柄に巻き付く。
のけぞりながら吊り上げれば、ジミーの背後に戦鎚が迫る!]
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