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[…平然とはしていられず流石に肩で息をして。
厚みが有る分丈夫なはずのククリが、
竜器は半ばなまくらと化し唯の武器であった方はヒビまで入りだしている。
強烈な一撃を軽傷で凌いだ代償は、体力の消耗と武器の半壊であった。]
…とはいえ…あんなのやれば消耗無しとはいかないだろっ!
[ひびが入り、既に「武器」としては使えないククリを盾の裏に落ちるよう放り投げる。
…即座に引き抜いて防がれたりしたら無駄に終わる攻撃だが、
流石にあんな魔法の直後に使用者が動き回れるとか考えたくなかった。]
/*
『技巧が80ほどあれば、トレントの伸ばす枝の全てをかいくぐり、その葉を散らしてしまうことさえ可能となります』
せっかくの技巧特化なんだし、そこは『飛来する瓦礫は問答無用で全部打ち落とした』って、やってもいいんだよ?>>51
ステータスの数値化にはそういう意味もあるんだし、強みは強みとしてもっとぐいぐい押し出してっていいんじゃないかな。
エステル戦でもそうだったけど、ジミーはなんというか…そう、謙虚だね。
ストーリー系RP村での戦闘に慣れてるのかね?
ストーリー系だと、割と相手に見せ場をゆずる目的で謙虚になりがちなだし、『相手の攻撃の完全無効描写』を嫌う傾向にある気がする。
『魔法、ひとつ。
さて、ここからですね。魔法を使った以上今と同じようには
いかないでしょうが…もって欲しいものです。』
大丈夫だ。見ろ、ジミー殿もまだまだ!!
一方的な運びは試合とは言わない。
互いが限界まで出し切ってぶつかって成り立つものだと思う!
どちらも頑張れ、俺は二人を応援しているぞ!!
『貴方も大概バカですね。』
褒めるな、照れる。
『』
[ジミーが武器を投げ込んだのが見えるが、>>54さてそれが
相棒にとってどのような脅威となるのだろうか。]
ん、よろしい。
[敬語がでかかって引っ込める様子に、苦笑とともに破顔する>>49。耳の伏せた頭を、もう一回、改めてくしゃくしゃ撫でておいた]
よし、決まり。
んじゃよろしく頼むよ。
竜器見てくれてる間に、アタシゃひとっ走り弁当の支度でもしてこよう。
カティのこと、頼んでもいいかい?
[告げて、試合までの間に『煙る水かき』亭まで一走り。
そこにサイラスとギャランの姿を認めたならば、急ごしらえの昼食なり弁当なりも用意しよう。
今日の昼はトウモロコシの粉を練って焼いた生地にスケイル水牛のカツレツとたっぷりの野菜を挟んだタコスだ。
センボンサボテンのスティックも添えて包み紙に包む]
むう、そうだのう。
[ソレックス>>52も試合の事は気になっているらしい。
だが、時間的に見に行っても大丈夫と断言できないのが辛い所だ]
わかった、ソレックス殿の分まで試合はじっくりと見て来よう。
[試合の結果だけ聞くよりは、こちらの主観混じりでも内容を伝える方がいいだろう。
生の観戦に勝るものはないとしても]
二つの竜器に関しても、承知した。
[山刀の鞘は腰の右側に来るよう、ベルトに留める。
チェーンクロスは鎖部分を巻いた状態で束ね、持ち手部分をベルトに差して持ち運ぶことにした]
では、しばし出掛けてくる。
第三の竜器の完成、楽しみにしておるからの。
[言って、右手をひらりと振った]
[これでもう、大盾の術を引き出すことはできない。
肩で息をつきながら、片手で後ろの空間を探る。
相手には気づかれぬように大盾を突き立てたまま。
目的のものに指が届いた瞬間、足元から金属音。
ジミーのククリだ。]
せっかくだから、巨力の戦士 サイラス は 短剣使い ジミー に投票するぜ!
ジミーくんの応援、したかったんですけど。
……すいませんがよろしくお願いします!
[ やっぱり残念だけれども、そうも言ってられません! ]
……あ、それとちょっと気になったんですけれど。
その、エステルさんは、どうしてこのお祭りに?
[ 彼女か店を出て行く間際、ふと思い出したように聞いて見ました。
例えばうちは実績と信頼を積む事が目的ですけれど。
先日彼女は一線を引いていると言っていた筈です。
だからちょっとした、興味です。 ]
[鍛冶師専用席に、3つの道具を持ち込んで点検する。
ついた傷の位置と大きさをひとつひとつ計り、
ノートに書き込んで記録をつけた]
これ?
グレダの癖がどこにあるのか、とか、
道具の重心に偏りがないか、とか、
見てるの……。
[幸い、道具が頑丈だったおかげか、
グレダの戦い方が良かったのか、大きな損傷はなかった]
[パラのチェーンには油を塗り直し、
ロサの柄の表面についた刀傷に応急措置をした]
/*
…さて。
「投げ込んだ」ククリが足元に落ちた…
つまり、盾のすぐ裏にはいないって事で良いんだろうか。
それとも単に狙いが外れた…?
うーむ。謎い。(次の発言が有るのかもだけど)
Sクラス、さすがに大きいな。
[巨大な体躯、強靭そうな鱗、地面に繋がれた状態であっても溢れ出す威風。Sクラスを冠するに余りある存在感だ]
だが、武器を効果的に使えば、Sクラスといえども恐れることは無いということだな。
まああれだ、やはり俺は天才だったと言うことだ。
[リーマンは双剣の片割れの聖没を抜き、そして『分析』の魔法を使う。
たちどころに、邪竜の穢れの核がリーマンの視界に露見する]
しきたりにのっとり、Sクラス以上の邪竜には名前をつけよう。
そうだな、お前の名前はリオレウスだ。
もっともその名前で呼ばれることはもう無いがな。
−時間軸現在・観客席−
ふむふむ、なるほど。
[サイラスと、その対戦相手、ジミー。両者の戦いぶりを眺め、戦いぶりを分析する。
サイラスは見た目と性格に違わぬ豪快な戦いぶりを見せている。
ひとつひとつは大振りだが、攻防一体の竜器が持ち前の膂力と相俟って反撃を困難にしている。
対するジミーは目を見張るような脚力や腕力を示すことこそないものの、判断力と技巧でもって決定打を避け、一撃を加える機会を作り出そうとしている。
資質ならば互角、竜器と環境との相性から、若干ジミーに不利といったところか。
けれど、見たところジミーは魔法に任せた力押しをするタイプにも見えない。立ち回りによって十分に覆せる範囲だろう。
この二人と自分が戦うことになったならば、どう対峙するか、邪竜との戦いで共闘するならば―――と、思考に沈みかけて]
―――おっといけない。
[この場にいる理由を思い出した]
サイラスーっ!負けんじゃないよーっ!!ジミーも負けんなっ!
戦士の意地見せろーっ!!
[応援の声は両者に。手を口に添えて、張り上げる]
[聖没を槍投げの要領で構えて、魔力を乗せる。そして投げ打つ]
『必殺必中エルディカイザー!』
[轟! と言う音を立てて剣は飛翔し、リオレウスの邪竜の核を貫いた]
…………
……………………
………………………………
さてと、戻るとするか。
[投げ打った聖没を回収し、帰途へ着こうとする。
Sクラス相手と言うことで、酷く気疲れしたが、終わってみれば楽勝と言っても良い出来だった]
やはり情報がものを言うな。
[出現場所と飛竜タイプと言う情報がドンピシャだったのが大きい。
その情報だけで、攻略方法は確立できたようなものだった]
……!
[しかしそこではたと気付く、今の邪竜は【風を纏って】いただろうか?]
おう、勿論だとも。
[ソレックス>>59に頷く。
相棒を勝ち取るべく一度は剣を交えた相手、こちらも気持ちは同じだった]
む?
[そして鍛冶屋を出て行こうとした所で、投げ掛けられた問い。
うーむ、と珍しく言葉に詰まりつつ、顔には少し困ったような笑みが浮かぶ。
自身の主力となるであろう武器を造る直前だ、余計な動揺や心配をさせたくはないが、かと言って誤魔化しを口にするのは――相棒になってくれた相手に対して、失礼というものだ]
故郷を取り戻すため――かのう。
[結局、極力重くならない口調で、さらりと。
そう述べたのだった]
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