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[考え考え、言葉をつないで]
アルに、「鍛冶師の必需品は何か」って聞かれたんです……。
女将さんの戦いを見ながら、わたしはそのことを考えていました。
わたし、「戦士」だと思うんです。
鍛冶師に必要なのは、相棒。
誰かが使ってくれなきゃ、どんな竜器も、文鎮ほどの役にも立ちません。
選ぶのはわたしだ、って女将さん言いましたよね。>>1:80
わたしに必要なのはメリッサじゃなくて女将……いえ、グレダです。
[「わたしを貴女の鍛冶師にしてくれ」じゃなくて]
貴女にわたしの戦士になって貰いたいです。
ううん、
いやって言ってもなってもらいます!
いいって言ってくれるまで、
いつまでも諦めませんから!
諦めなかったら、無理でも通るって、グレダ言いましたよね?!
……んー、ごめんなしゃい。
[ まだまだ深い夢の中、目を覚ますのはきっと第一試合が終わるころ。
未だ気づかぬ幸運をむさぼりながら、毛布>>4に包まるのでした**]
……仕方ないのう。
[町の中はもうすっかり賑やかだ。
幸い第一試合の戦士として呼び出されたのは自分ではない。
もう少しはゆっくりしていてもいいだろう]
ま、今の内に朝飯でも買ってくるかのう。
[幸い、食べ物を売る店には事欠かない。
パンに野菜や燻製肉を挟んだものや、異国のフルーツ盛り合わせなどを手に『ブルースチール』に戻るのは、相棒が目を覚ます頃のこと**]
んん、おめでとう、か。
なんだか変な感じだね。
[勝つことよりも、ミルファの竜器の真価を示すことこそ本当の目的だったので、勝ったことを祝福されると>>8なんともいえず面映いような申し訳ないような複雑な気持ちがわいてくる]
ああ、強かった。
…途中から、その強さを無理やり引っこ抜かれたみたいになっちまってたけどね。
[本当に>>9。強い相手であったからこそ、あの幕引きはどうにも割り切れないものが残った。否、無論手を抜いたつもりもないけれど]
ああ、アタシも同じこと思った。
ありゃあ、戦士とは別物の強さだったんだろうね。
[あの殺意と強さは、形や質こそ違うものの、邪竜と同種のものだったように思う]
いくらか条件があるよ。
まずひとつめ。
アタシにゃ家もあるし家族もいる。
そのことは分かってほしい。
[その言葉は、抱き上げたカティの頭を撫でながら。
完全に現役の戦士とは違って、戦士の役目にだけ専念することはできない。そのことをまず告げる]
それからふたつめ。
いつか、新しい相棒を見つけ出すこと。
……アタシじゃダメだってんじゃない。
けど、アンタは若いしアタシは若くない。
アタシがいよいよ使い物にならなくなったとき、アンタの竜器を文鎮以下になんかしないでおくれ。
いいね。
その条件が飲めるなら。
[ふ、と、その顔が、やわらかくほぐれた]
いいさ。アタシの命、アンタの角灯に預けよう。
[告げて、返答を待つ。それが是であったならば。
跪いて、ミルファの提げた竜の角灯に、こつりと額を合わせる。
戦士が特定の鍛冶師と共にあることを制約する、古式の宣誓、のようなものだった**]
―なんやかんやの後の話―
『試合はグレダ殿の勝利で終わったようですね。
あの青年も健闘された様子…』
うむ。
[どこか覇気が無い男の返事は、決して徹夜明けのせいだけ
ではなかった。こんな事は初めてだ。]
『…万が一の時は』
……。
[普段なら「そんな事はあるものか!」と笑い飛ばせる話も、
ただただ口を噤むばかり。
相棒自らが見つけた人生の道を、堂々と笑顔で歩いて欲しい。
そう願って当たり前のように傍に在り、槌を振るい続けたのは
彼にとっては重荷でしかなかったのだろうか。]
『愛用の大盾は、火風《Logi》と名付けられていましたっけ。
戦鎚は火山鳴動《Surtr》と。
新しい連接棍はなんでしたっけ、溶岩流《Ymir》?
全てに東の国の呼び名と巨人族の名を冠し、私が司る
火山の性質を与えましたね。』
そうだな。
あいつはどちらかしか覚えられないみたいだったが。
『―――…次の試合に呼ばれたようです。
彼がどのような答えを出すか如何かに関わらず、貴方は
それらを持って試合の準備をなさい。
少し休んで、気分も癒して。
何がどうなっても、笑って行けるように。』
……うむ。
[しばらくは黙っていたが、そうするしかないと頷く。
後に試合の組み合せにサイラスの名が挙がっているのを
確認すると、スズメの言う通りにすべく武器の段取りの為に
一人「煙る水かき亭」へと戻って行った。
彼が戻って来たら言うべき言葉をまとめながら。**]
[ギャランが立ち去ってしばらくしたあと、第二試合出場者の連絡を受けとる。]
第一試合……どうだったんだろうなあ……
[まだ思考はまとまらないのだが仕方ない。
あたらしい竜器を見せてもらわねば。
のろのろ立ち上がり、身に付いたほこりもそのままに、宿場へと向かった。]
―『煙る水かき』亭 内庭―
[ばつの悪そうな顔でギャランの元へ行き、宿場の庭で新しく完成した竜器を受けとる。
巻かれた布を剥がせば、連接棍が出てきた。]
お…………
うおおおおおおおおおおお!!かっけえええええええええええええ!
か、かっけえええええええええええええ!!
えっ、うわー、名前何て言うんだ??
へ??……ユミル!!ユミルかああ!!
[先ほどの落ち込みはどこへやら。
目をきらきらさせてあたらしい竜器をなで回すのであった。]
[はた、と我を取り戻し、連接棍とギャラン、そしてスズメの顔をじゅんぐりに見て]
すまなかった!!!!
なんか、なんか、えっと、おお、とにかく!!俺はバカだった!!
[もちろん今も、どうして彼がこんなに良くしてくれるのかわからない。
わからないが、もうそれでいい。
竜器を見ればわかる。自分の疑念は些末なことだったと。]
よっしゃああああああ!気合い入れていくぜえええええええええええ!!
―試合会場 石の廃墟―
[すでに、相手は入場していたか。
だが姿は見えず、何処かに隠れていることがうかがい知れる。
3つの竜器をがしゃっと放り投げ、ぐるりと会場を見渡す。]
ジミーさんよお、よろしく頼むぜ!
うおおおおおおあああ!行くぜ相棒!!
[相棒作の竜器を手に取り、気合いを入れる。
ギャランは、男が彼の武器を扱えるから構ってくれているのではないか。
自分よりも強く、彼の武器を使いこなす者が表れたら、男はお払い箱になるのではないか。
そんな疑念は、もう]
考えるだけめんどくせえっ!!
先のことなんか知るか!
俺はっ!!
ギャランの竜器をっ!!
自慢したいんだよおおおおおおおおお!!
[幼い頃から成長しない傲慢さが、口をついてでる。]
騒ぐぜ、ユミル!!
うおりゃああああああああああ!!
[連接棍を頭上でぶんぶんと振り回してから柄を両手で握り直し、鎖の先の打撃部で、周囲の石柱をなぎ倒すように破壊していく!]
…また単純に厄介な…
あの力ってだけでも受け流すのはきついのに、連接棍と来たか。
[…場所を隠す気の無い大声>>24に身を隠しながら見に来てみれば、石柱すらなぎ倒す一撃>>25が振り回されている。
連接棍の利点は確か、先端が加速する事による高威力とその独特の軌道による防御のしにくさ。
…下手に先端を防げば柄で殴打され、柄を防げば先端が曲がって叩きつけられる。
石柱を破壊する程の力でそんな物が振り回されているのだ。
迂闊に近寄れば自分も石柱と同じ運命になりかねない。
その事に思わずため息が漏れて…]
正面からじゃどうしようも無いし、まずは牽制と行きますかね。
[言いながら投擲板を「斜め上に」投げて移動する。
丁度彼の頭上に落下するように…]
…上から物が落ちてくりゃ、注意はそっちに向くだろうし。
一先ずは、一撃離脱狙いかな…
[竜器では無い軽いグルカを二本手に持ち、
先ほどとは別の建物の影から隙を窺った。]
― ホテル ―
邪竜討伐?
[試合から明けて次の日。リーマンは部下の男から、竜王への謁見申し入れ(Bプラン)についての報告を聞いていた]
「はい、西の村に出現した邪竜の穢れを祓ってくれたならば、竜王様の謁見を賜れるそうです。話を聞くにおそらくはS相当です」
そうか。
案外に簡単な交換条件だな。
[いや、邪竜と戦うことは命懸けの仕事だ。それもSクラスともなれば決して簡単と言うことは決してない。単独での討伐成功率は10%を切っている。しかしもっと難しい交換条件を想定していたリーマンとしては、ずいぶん楽なものに感じられた]
まあこの祭りの時期は邪竜が増えるからな。
王国の召抱えの連中だけでは対処しきれなかくなったのだろう。
[そう言う事情を考えれば、その依頼も頷ける]
早速、西の村とそこに現れる邪竜の情報を集めてくれ。
[討伐に出向く際には、最低限の情報は必要だ]
それと討伐部隊を……。
[そこでリーマンは口を動かすのを止める。リーマン・ハンマーズでは鍛冶師とはまた別に討伐部隊なる戦士たちを、三部隊ほど雇っている。ようは新作の竜器の実験部隊なわけだが、ごく普通に討伐を依頼されたりもしている。
そして彼らは先も言ったようにこの時期は邪竜の出没が増えるので、鍛冶師以上に忙しくなっている。要するに現在出払っている状況だった]
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