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ホントおっかないったらありゃしない。
ウチの子だって見にきてんだよ。
今頃泣いてたらどうしてくれんだい。
[呟きながら、重荷は危険、とばかり、背に負ったアズゥをはずし、頭上に放る。身軽になったことを確かめるように、ぱしゃぱしゃと水を跳ねさせ、その場に小さく跳躍する]
さ、おいで。
[言うまでもなく。否、それは偶然タイミングがあっただけだったのだろう。
言葉を切った殺意の塊が、獣じみた速度で迫る。
身体強化の賜物か。その速度は、およそ人間らしきものではなかった。それが、人間の知性の賜物である歩法を以って、迫ってくる]
(―――けどまぁ、近寄る必要があるってことは、斬撃を飛ばす類の魔法じゃないってことか)
[先刻の水球を切り捨てたときにせよ、あくまで手元での斬撃。少ない情報から、相手の手の内を推測する]
(さて、どうしたもんか)
[取れる選択肢は多くない。が、思考は冷えて回転を止めない。
逃げたい逃げたい逃げたい。――まぁ待ちなって]
(まだだ。まだまだ)
[アサドの動きを見据える。早すぎてはいけない。相手に追撃の機会を与えるからだ。
遅すぎてもいけない。あの刃は、触れて凌げるものじゃない。本当に。獣じみた速さといい、触れればその一歩先に“死”の待ち構える牙といい。邪竜退治そのものだ。
そのことが、なぜか可笑しくて。気がつけば口端が持ち上がっていた]
(―――今!)
[相手の武器は魔力の刃。多少の『伸びしろ』を踏まえたうえで、跳躍する。左右はダメだ。あの歩法は得たいが知れない。
逃れる先は、頭上。
ロサにありったけ水気を掻き集めながら、飛び跳ねた*]
(婆さん……それは愚策だ)
[殺気と怒気は違う。アサドの頭は至って冷静であり、むしろこのスタイルこそが"竜殺し"の本来の姿なのだ。
人は危険が迫れば回避する。
つまり、空へ逃げるなんて発想は幾通りかの想定の内に収まることであり、アサドの狙いはそこにこそある。]
(人は飛竜ではない、空中は"死地"だよ)
[グレダが跳躍した瞬間、アサドは体の半分以上を水に沈めて彼女の跳んだその先を見据えていた]
[手にしたように気圧されたように、しばし言葉を失うソレックス。>>89
勢いでつい見せてしまったものの、余計な重圧をかけてしまったのではないかと今更心配になる。
それでも意匠に指を沿わせる様子を、口を挟むことなくただ見守って]
……うむ。その意気があるなら心配あるまい。
では、これよりは我らの武器を鍛える時間だのう。
[その弓は確かに自分とかつての相棒の最高傑作であったけれど、必ずしもソレックスの目指すべき場所ではない。
自分はあの男の代わりを探しに、ここまで来た訳ではないのだから]
では急いで細部を詰めようか。
次の試合に選ばれる可能性もある以上、そこに間に合わせるつもりでいかなければのう。
[全身のバネが貯め込んだエネルギーを一気に開放する!
………だが。
──バッシャーーン!!
突然アサドが勢いを増したその瞬間、水柱が高々と上がった]
何を謝っているのか!
姿が見えたので、元気かと思って寄ってみたんだ!
……疲れが見えたような気もしたもので。
[何故か突然謝られてしまった。>>81
怖かったのだろうか、笑顔だったというのにこれは悲しい。
軽口もそこそこに試合へと再び視線を移す。
彼女にとっては今、相棒が戦っている最中。余計な口出しは
禁物だろうとそれ以上は言葉を掛ける事も控えていたのだが。]
――――…あの青年、何を!!
[愉快なほど鈍い男にもはっきりとわかる何か。>>77
彼の姿もおぼろげにしか見えず、何度も目を擦るが結果は同じ。
……目に見える力の大きさがこれほどまでなのかと、
男は驚きを隠せなかった。]
[────プッカ〜〜
アサドの体が水面に浮かび上がる。
何のことはない恐るべき勢いで跳びあがろうとしたその瞬間に突然ブレーキがかかったのだ。
正確にはブレーキではなく"加速が止められた"のだった]
………プハッ!!!!
(一体なにが起こった!?魔法か?いやそんなはずがない!なぜ魔人化が切れている!?それに魔刃も消えている!?なになに??なにごと!?!?)
[確かに先ほどまでアサドを取り巻いていた力の渦も双剣から伸びていた光の刃もその何もかもが無くなっていた。
強かに水面へと打った鼻を押さえながらアサドは混乱の中で周囲をキョロキョロと見回すしかできなかった]
(まてまてまてまてまてまてまてまてまてまて。
よーく思い出せ、まず魔人化したし魔刃もだした。
天才的なフットワークで婆さんを追い詰めた上に、仕掛けた罠にまんまと嵌って上へと跳んだ。
天才的な戦略の元であと一手、跳躍して撃墜すれば俺の勝ちだった。)
[だが実際には勢いを増した身体とはうらはらに足は地面を蹴ることができなかった。
いや蹴ったのだが一切全く微塵も跳ぶことができなかった]
(なになになになになになになになになになになになになになになに、なんなのこれ)
(―――来た!!)
[相手が冷静か否かなど、殺気の中から読み取れるほどに器用でもない。
けれど、空中に逃れる危険は百も承知だ。
相手も、そこを狙うだろう。それこそが真の狙い。
危険から逃れた(ように見せかけた)無防備な状態への追撃。
必勝を期して繰り出される攻撃こそ、反撃の好機。
ロサに纏わせた水を、パラの魔力で空中に停滞させる。
相手が溜めたバネを、開放するその瞬間に合わせ、空中で再度の跳躍、反転、渾身の一撃をカウンターで叩きこm―――]
…あれ?
[上がる水柱。水に浮かぶアサドの体。
なにが起こっているのかは分からない。
ただ、先刻感じた危険を、今は感じない。
反転した身を再度反転させて、様子を窺った]
(婆さんの魔法??いやありえない婆さんは跳ぶので精いっぱいだったはずだ!!罠か?地味に厭らしく卑怯にも罠を張っていたのか?)
[アサドは混乱の極みにあった]
そうですね、時間が勿体無いですし。
その3つの内、中距離分の候補を。
[ 時間が多ければ良いとは限らないのだけれど、最低限の時間は欲しい。
いつ出場か判らない以上楽観は少しも出来ないのです。 ]
「なにが起こったの?」
[相棒竜のミコがリーマンに問う]
説明しよう!
サイフラは尋常でないレベルの殺気を放ってしまったんだ。
でも、この御前試合の場では『殺意』を持って試合に臨むなんてご法度もいいところなんだ。
しかしあのサイフラとか言う田舎者は、あろうことか自分自身を殺気の塊にしてしまったんだね。
それに激オコしてしまった竜王様が、双剣への魔力供給を解いてしまったんだ。
[リーマンは淀みなく解説した]
[アサドは両手の剣に目を落としてしばしの後、グレダに向かって手のひらを見せて"ちょっと待て"の合図を送った。
グレダがどう反応したかを確かめることなく背中を向けるとセコンドについているリーマンに向かって双剣を同時に投げつけた]
リーマン!これ欠陥品!!鍛冶師失格!!!
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