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とりあえず始まったらしいぜ?
なんかこん中に、ただの人が6人、おおかみが1人、求婚者が4人いるらしいで。
勇者 ヒューマは時間を進めたいらしい。
─ 貸し工房 ─
[輪を組み合わせ、切れ目を溶接する。
その後、やすりをかけて継ぎ目を消した]
[金属栓は、不要な角を削り、竜の言葉を彫り込んだ。
イメージするのは水分を通さないシールドだけど、
これをどう使うかは、戦士次第だ]
[チェーンの片方の先端に金属栓を着けて、
もう片方の端には持っ手を着ける。
しっかり持って、亀裂に埋め込んだ金属栓を引き抜くのだ]
……はあ……。
出来た……と思う。
『「と思う」は余計だよ』
[わたしの足もとで丸くなっていたアルゴルが、
首を上げて一言言う]
温泉の鍛冶師 ミルファーク は、なんとなく 宿屋の女将 グレダ を能力(求婚)の対象に選んでみた。
[カタカタカタカタ]
竜王御前試合ノ出場受付ハ本日中トナッテオリマス。
出場ヲ希望サレル皆様ハ、忘レズ申シ込ミ下サイマセ。
[カタカタカタカタ]
劫火の鍛冶師 ギャラン は、なんとなく 巨力の戦士 サイラス を能力(求婚)の対象に選んでみた。
あぁ、なるほど柴犬さんの所ですか。
確かにあそこなら安いですけどちょっと食事がz……。
[ 言葉はそこで切った、料理に関しては人の事をとやかく言えるレベルではない。
一先ず彼から預かった『相棒たち』をテーブルから工場の研ぎの作業台に動かした辺りで少し食事の事を考えた因果かなんだろうか。
小さくお腹の虫が泣き声を上げてしまったのでした。 ]
あう。
[ そういえばうち、色々あって昼間から何も食べてなかったんだった。 ]
─ メリッサ ─
『なかなか自信があるようね。>>0:282
言っておくけれど、湖の町の蜥蜴人に、手加減という文字はないのよ?』
[メリッサは笑うと、細剣を手にして立ち上がる]
『訓練場で構わないわ。
負ける恥を晒すのは私じゃないもの』
[工具箱を再び開け、ハサミを取り出して、
女将に再び差し出した]
『さあ、行くわよ』
カティ?かーちゃん、ちょっと出かける用事ができた。
留守番、ひとりでできるかい?
ミルファを待って、かーちゃんが出かけ立って伝える大事な仕事だ。
頼める?
[告げてその目を覗き込む。答えは決まっていた]
『まかされよー!!』
[元気なその声を背に、街の訓練場へとその足を向けた]
─ 訓練場:メリッサ ─
[尻尾を左右に揺らしながら、到着する。
足が速いのは、長い手足のおかげだ。
訓練場内の一角を借りうけて]
『ルールはどうするの?
膝を着くまで?
まいったと言うまで?』
[数歩の距離を置いて向き合う。
びゅん、と細剣を抜いて振り、青眼に構える。
メリッサが得意とするのは、突剣術<フェンシング>だ。
防具は着けない。肌を覆う鱗が、彼女の防具]
もう余り時間がなさそうだの。
[申し込みを呼び掛ける声がどこかから聞こえた気がした。
口の中の塩っ気を南国の果物の汁で流すと、鍛冶屋の当てを探して再び歩き始めた**]
−訓練場−
仮にも御前試合に出ようってんだろ?
それに沿ったルールで行こう。
竜器を落とすか、竜器が壊れるか。
あとは参ったって言わせても勝ち。
[ハサミをしょきしょきと開いて閉じて、メリッサを眺める]
それで文句なければ、いつでもかかっておいで、お嬢ちゃん。
[にやりと笑って告げる。先手はゆずろうという意思表示]
…食事に関しては、毎回なんか買って食べてます。
竜王祭りのお蔭で屋台が多くて助かってますよ…
[ちょっと遠い目をしながら呟けば、小さな音が耳に入って。
…一瞬自分のお腹に目をやったけど、
聞こえた声で彼女の物と分かって苦笑した。]
…それじゃ、自分は一旦宿に…
って違うっ!?
えと、すいません。
ソレックスさん、御前試合での相棒ってもう決まってたりしますか?
[…自分が居ては食事ができないだろうし、
一度宿に戻ろうとしたところで来た理由を未だ言っていなかったことを思い出す。
若干恥ずかしさで顔を隠しながら、一先ず前提を問いかけて…
それ以上の前提としてそもそも出ようとしてるかどうか聞くべきなのだが、
その辺は頭から抜け落ちていた。]
[片手にはぶどうりんごの水飴。
やはり所々を啄ばまれて穴だらけだが、ぶどうの如き数が
あるので気にしない。]
―――…ふむ。
受付終了まで後もう少しとなったか。
今回のエントリーはどのようなものとなっているのか。
腕が鳴るな、サイラス!!
俺の武器はお前にしか持てない。
そのようにしか調整出来ない。
[何処かから聞こえる、受付案内の呼びかけ>>2に
一歩先行く相棒の背に、ひとつ]
─ 訓練場:メリッサ ─
『正論ね。
それで構わないわ』
[しゅ、と一度細剣を振ってから、
メリッサは一気に距離を詰めた]
[相手の受ける意思を受け取った上で、その余裕を打ち破ってやろうと。
まずは様子見の素早い刺突!
止められない限り、そのまま右腕を中心に狙う、連続の突きへ続ける]
なるほど。筋は悪くないね。模範的な優等生ってとこか。
[身を入れたわけではない刺突は、すぐさま引き戻し、次の刺突に繋げるための布石。
軽さと鋭さを生かして連続で繰り出す突きは、オーソドックスな細剣の戦術だ]
だったらこうしよう。
[ようく見定め、刺突と交差するようにハサミを突き出す。
相討ち上等、互いに持ち手同士でぶつかれば、『握っていなくては取り落とす』細剣と、『握りこまずとも落とさない形状の』ハサミ、どちらが落ちるかは自明だろう。
相手の方から突き出してくるのだ。
落ち着いて合わせれば、そこまで難しいことでもない]
『……まだよ』
[しかし、それが地面につく前に、細い尻尾がサッと拾った。
……まだ落ちていない]
[打ち合いに対する不利を悟ったメリッサは、尻尾から再び右手に細剣を取り戻し、
今度はハサミ本体を狙って行く。
支点であるネジを貫こうという作戦だ]
確かに、美味いんですよね屋台。
[ あ、やっぱり聞こえてたみたいです。
ちょびっと恥ずかしい。
この立場になる前はお祭りがある度に十分楽しめていた分――やっぱり一抹の寂しさは拭えないのだがそれ以上に、まだ代継ぎして間もない分そんな所で甘えても居られない。
『鍛冶師は体が資本、きっちり食べぬかバカモノ』とロンディーネが足元に尻尾でペチって来ますが、TPOというものもあるのです。 ]
――あ、えぇと、その。
うちも出たい心持なんですけど一応はまだ、なんですよね。
ここの所暫くおじいのお客さんにお願いしてみたんですけど、やっぱりうちの実績が足りないみたいで今の所一人だけ、うちのを遣ってもいいって人がいまして。
その、お試し期間中って具合、なんですよ。
[ うちに飛び込みで『相棒』を預ける辺りから予想通り彼は相棒不在の戦士だったようで、今も探して街を回っていたのだろうと。
うちもやはり御前試合の事を聞かれるとどこかしどろもどろになってしまって、ジミーにきっちり伝わったかどうかも怪しいけれど、今はうちこれで精一杯なんです。 ]
[ そしてその『お試し期間中』であるエステルがあの刀子にどのような評価を下すのかを考えるだけで――ドキドキと胸が痛い。
その胸の痛みを誤魔化す様にもう一度お腹が鳴って、顔が少し赤くなったのでした。 ]
ん。簡単に諦めないその意気はよし。
[さりとてこちらもこれで終わると思ってはいない。
勝負は竜器を落とすか壊すまでで、まだそのどちらも満たしてはいないのだから]
なんつーか、素直だねぇ。アンタ。
[突き出される刺突は正確無比にハサミの支点を狙う。
正確無比に狙うならば、こちらはただ少しずらせばそれで狙いを外すことができる。と、同時に]
いいのかい?切れちまうよ?
[ただ少しずらし、ハサミの刃を開けば、刺突された細剣はちょうどハサミの、その刃の間だ]
─ 煙る水かき亭 ─
……ただいまー、
あれ?
[戻ってきた宿屋は、最初と同じように人の気配がなかった。
何故だろう、と思いながら入って行くと、メリッサの姿がない]
メリッサ、メリッサどこ?
どこ行ったの?
カティちゃん、知ってる?
[伝言>>5を聞いて、わたしは困惑した]
女将さんも出かけてるの?
どうしよう……。
わたしじゃ竜器を使えないし……。
─ メリッサ ─
『そんな侮辱、初めてだわ』>>20
[む、と目を釣りあげて、メリッサは攻撃の手を早めるが]
『!』
[切れる、という指摘に、剣を引く。
メリッサは知っている。
その竜器ハサミならば、竜器細剣だって切れるだろう。
……リーチにおいて大きく劣るそのハサミを使う技量があればだが]
『……』
[細剣の切っ先をグレダに向けたまま、
今度はメリッサが相手の攻撃を待つ]
/*
んー…『リーチにおいて大きく劣る』から、基本はカウンター狙いか、一度密着したら離れないよう戦うか、なんだよね。
棒術の理合いはあんまりハサミには生かせないし…
確定で離れられるとつらい。
侮辱だなんて人聞きの悪い。
アドバイスってもんだよ。
[突く、ということに特化した細剣である以上、狙った箇所に正確に突きこむ技術は必須。であると同時に、どうしても攻め手が突きに限られる以上は、その突きを生かすための虚実入り交えてのフェイクもまた必須だ。
余り素直に突き込むばかりでは高い知能を持つ類の邪竜には見切られる]
それともうひとつ。
細剣で受けに回るのは悪手ってもんだよ。
[トン、トン、とその場で跳ね、呼吸を整え、とんっ。
無造作に、且つ俊敏に。
身を低くたわめて、駆け寄る。
細剣の狙いを、低く限定するために。
受けることのできるように作られていない細剣は、受け手に回ればカウンターを狙うほかない。それが悪手。
細剣の間合い、その一歩手前で、大きく跳躍して、メリッサの頭上から飛び掛った]
美味しいせいでつい食べ歩いちゃうんだよねぇ…
量食べるとどうしても出費が嵩むし。
[食べる量を抑えれば良いと分かってはいても、
つい食べたくなるのが屋台の魅力。
嗅覚はともかく、視覚や聴覚にまで訴えてくるのはずるいと思う。
それはともかく。
まだ決まっていない>>18とは言われたものの、
武器の具合を試している人が居る訳で。
お試し期間の結果が良ければ、自分が組む目は無くなってしまう。
かと言って、結果が悪い事を祈るのは人として駄目だろう。
口元に手をやりむぅと唸って、暫し考えて出た結論は…]
お試し期間って、二人目以降もできますか?
[元から玉砕は覚悟していたのだ。
十中八九駄目だとしても、
言わないよりはましと思っての発言だった。**]
『そんなこと分かって……、
!』
[メリッサは駆けて来るグレダへ反撃しようとしたが、
まさかの跳躍に反応出来ず]
『トビネズミ……いえ違う……貴女は何?!』
[グレダの頭上からの一撃を受けた細剣は、
キーンと高い音を立てて半ばで折れた]
─ 訓練場 ─
[走って来たわたしは、丁度勝負がつく所に行きあった]
あ……!!
[メリッサと女将さんが戦っている。
メリッサはいつもの細剣だけど、女将さんが持ってるのは何だろう?
小さくて、武器らしくない……。
いや、それより]
メリッサ……!!
/*
…あるぇ?
いやァ、あと一手あるもんだと思ってたんで、『安心せい、峰打ちじゃ』の準備してたんだけど…んー…ま、いいか。
分かってたなら実践しないと。
『手加減はしない』んだろ?
[あと一手あるかと思っていたが、存外に跳躍が虚をつく効果は高かったらしい。
こちらに追随してきた細剣の横腹にハサミを入れて、それで終いだ]
ああ、ミルファ。
アンタの竜器で御前試合に出たいって行ったら、果し合いになってね。
結果はご覧のとおりさ。
[ハサミは今だ手の中にあり、メリッサの手にした細剣は折れている。勝敗は一目見れば分かるだろう]
アンタの竜器、貸してもらえるかい?**
…………。
[ うちはジミーの言葉に思わず動きが止まるように考え込みます。
確かにあの影打ちの刀子はもう一振り残っているのです。
だから貸し出す事自体はそう無理がある訳ではないけれど。
ただ、当然ながら同名義による御前試合のダブルエントリーは認められていないし――
元より、残り時間的に2人分手掛けるのはうちにはそもそも不可能だ。
いや、手掛ける事自体は出来ようがその時に打ちあがるのは間違いなく竜器とは言えよう筈も無い出来のガラクタだ。
そんな事をしたならおじいと店の名前どころか自分自身の心すら裏切ってしまうだろうし、ロンディーネに一番キツいのを貰った挙句愛想尽かしされる結末まで容易に見て取れるから、そんな事をするなら両方断って出ない方が千倍も万倍も良いのだろう。
けれど
けれど――。 ]
[ 彼も、うちの『一人若しかしたら』を聞いてもうちに声を掛けたのだ。
それを端から切り捨てるのも心苦しくはあるし、断ってエステルさんの評価が芳しくなかったらその時点で試合終了である、御前試合は諦める他無くなってしまうからそれはそれで頂けない。
その後運よく3人目というのも多分無い、そもそも2人目でちょっと奇跡入ってる気がするし。
あ、2人に駄目だと言われたらその時点で諦めます、はい。
だからうちは迷う、迷う、迷う。
迷いまいまいに迷った所でロンディーネに叩かれる所までがお約束だけれど、そこでゆっくりと口を開く。 ]
うちはさっき言ったとおり、殆どの方に断られてしまう程度の実績しか無いです。
本当にそれで、それで良いのなら。
……お試し、お願いします。
[ それから裏に回って、先ほどと同じく木のケースに入った刀子を手にして戻る。
ほぼ双子のような出来である影打ちの刀子、柄に布を巻いただけと言うのも変わりは無い。
それをケースごと、彼に差し出します。
御前試合に出る為の最後の関門。
うちはどちらか一方を、選ばなくてはいけない。 ]
それでは、どうぞ。
[ 柔らかく、微笑んで見せて** ]
[ぶどうりんごの水飴を噛み砕く。
中に閉じ込められた果実は瑞々しく、じゃりじゃりシャキシャキとした食感が楽しい。
二人が育った場所ではぶどうりんご自体が珍しかったので、水飴に加工したお菓子を行商人が持ってこない限り、そうそうお目にかかれなかったものだ。
>>11彼の相棒竜もお気に召したのか、つまみ食いをしている光景がほほえましい。
ふと街中に、何かからくり仕掛けのような音と、御前試合の触れ込みが流れてくる。>>2]
小さい頃は、こーやって聞こえてくる音が不思議で仕方なかったなあ。
樹海の奥で竜が唸ってたりしてさ。
その正体を確かめに行ったら、邪竜退治に来てた戦士に
『こらー!子どもがこんなとこ来るんじゃねえーっ!!』
って怒られたりしたっけ。
[からくり音の出所を探すかのように、一歩二歩踏み出して、きょろりと当たりを見回す。]
[昔を振り返れば、戦士になろうとおもったきっかけは、樹海で怒られたことだったかもしれない。
あれさえなければ「戦士」という選択肢を知ることは無かったように思うから。
男は子どもの頃から力だけは人並み以上だったが、それが何の役に立つのだろうかと悩んでいた。
魔力が低くとも竜器さえあれば何かしらの役に立つことが出来るのであればこそ、戦士を生業にしようと思ったのだ。
力がありすぎて、使う竜器がことごとく壊れてしまうのは問題だったが……]
よおおっしゃああああ!!
ギャランとスズメちゃんの作った竜器を竜王さまに見てもらって、褒めてもらうんだああああ!!!
気合いいれていくぜええええええ!!!
[今は相棒の作った竜器がある。男にしか使いこなせない、自慢の竜器が**]
廃墟の鍛冶師 リーマン・ワーカホリック は、なんとなく 剣士 アサド・アル=サイフラ を能力(求婚)の対象に選んでみた。
/*
はぁー…(ため息)
アタシって感じ悪い…
…っと、凹んだことだけ書き残しても仕方ないから、反省点を挙げておこう。
まずは、アサドの“竜殺し”設定について。
これは完全にアタシの落ち度だった。
まさか竜を殺しにかかるヒトがいるとは思ってなかったんで失念してたんだけど、村建て人としては『竜は生死を超越した存在』として書いてたつもりだったんだよね。
それっていうのも、『竜は強大な存在である』ってのを示すと同時に、『戦士の仕事は竜の浄化と、人々の守護』って位置づけにしたかったから。
引いては、竜王御前試合に、『殺し、殺されることを生業とする人間の後ろ暗さ』を持ち込んでほしくなかったためでもある。
この辺が、アタシ自身でも意識してなかった過敏な反応の原因かな。
これをきちんと自覚して、村の趣旨として明記するべきだった。
/*
あとはまぁ、これはアサドに考えてほしいことでもあるんだけど、『竜を殺すことができる』っていう事実が、『戦士と鍛冶師は竜と契約を結んで、竜を浄化する存在である』っていう設定自体を破綻させるファクターになりえるってこと。
『戦士』や『邪竜退治』、『竜王御前試合』の意義自体に関わるって言ってもいい。
ちょっと回りくどいかなぁ…
まぁ要するに、『戦士と鍛冶師の腕前を競う大会』に、『戦士や大会の存在意義を揺るがす要素』を持ち込むのは勘弁してほしい。
村の根幹設定の崩壊を招きえる卓袱台返しの可能性は、あんまり持ち込んでほしくなかったかな…ってとこかね。
/*
この辺踏まえて、プロローグのメモで知らせた『限られた範囲内における感性としての“竜殺し”なら問題なし』ってのは、『竜に攻撃して浄化することを、“殺し”と認識する感性を、一部の人間が持っている分には問題なし』って意味で、『竜の王国に住む人間が、アサドの行為を見て“竜殺し”と認識する』のは、まずい、ってことになる。
それは、『一部の人間が、竜の浄化を見て“竜殺し”と認識する』んじゃなくて、『普遍的な事実として、“竜殺し”が可能である』っていうことに繋がるからね。
『自然エネルギーの容れ物である器を破壊する』ってのも、言っちゃったし。
この辺は、『竜は殺せない』って明言しなかったアタシの責任でもある。
でも、波及範囲の広い設定については慎重に扱ってほしいっていうのは言わせてもらってもいいかな、とも思うよ。
ってとこで。アタシの落ち度でもあるし、すでに白ログに確定されたことでもあるから進行中に口出しをすることはないけど、村建て人の立場として言わせてもらいたいこともあったってのを、ここに書き残しておこう。
/*
次ー、メリッサとの勝負について。
んー…この辺は、『武器(竜器)の相性』かなぁ…
ハサミと細剣だとどうしても細かい動きの応酬になるし、アタシのステータスも特化型じゃなくてバランス型だから、『目を見張るような一撃で、素早く勝負を決める』って戦い方はできないんだよね。
NPC相手なんだから、相手が弱いことにしてさっさと勝負を決める…って選択肢もなくはないけど、下手に『技巧』や『速力』を印象付けて、ステータス詐欺の俺TUEEEはしたくなかったってのが本音。
ただまぁ、結果として勝負を長引かせまくってメリッサ/ミルファに迷惑かけたのは紛れもない事実だから、この辺は反省しなくちゃね…。
― 回想 ―
[エステルの村には、『戦士』がいなかった]
[豊かな森の奥深く、竜の加護を受けた隠れ里。
人の出入りを頑なに拒むその場所は、外の世界では「禁域」とも呼ばれていた]
[里の人々は、竜を永遠の存在だと信じていた。
竜を邪竜へ変ずるのは、人の悪しき心と行い。
ならば邪な心持つ者を、竜に近付けさえしなければ、この地の竜が災いを生み出すことはないだろうと]
[エステルもまた、その教えを受け、禁域の森から出ることなく育った。
竜の力を受けた道具はたくさんあったけれど、それを手にして竜と戦うだなんて、考えたこともなかった。
――そう、彼と出会うまでは]
― 現在/『ブルースチール』 ―
ソレックス殿。おるかえ?
[こん、こん。
鍛冶屋『ブルースチール』の扉を叩き、主の名を呼ぶ。
片手には先程借りた刀子。
もう片方の手にはお土産に、弾け穀物の入ったカップを持っていた]
― ホテルのロビー ―
[サイフラに双剣を渡した後、リーマンはホテルのロビーで部下の男と話をしていた]
さすがは祭りのメインイベントだな。
結構な有名どころが御前試合に参加するようだ。
[部下から受け取った紙を眺めながら「ふーむ」と唸る。
リーマンが眺めている紙は、大会主催側に裏から手を回して手に入れた、御前試合の有力な参加者の名簿だ。
前回の成績優秀者や、大小色々な大会で名を上げた強者の名前が連なっている]
猛虎の戦士バースに海の大魔神ササキ。
この辺りは勝ち上がってくるだろうな。
「竜巻の異名を持つ鍛冶師、ノモ。この辺りも手強いかと」
[やはり最大の竜器の試しあいだ。層が他の大会よりも圧倒的に厚い。
リーマンはしばし思案するようにしてから、部下の男に何とはなしに言う]
しかしだ。こう言う有力な者も何がしかの事故で御前試合に参加出来なくなることもある。
例えば竜器を紛失してしまったりだ。
「なるほど。例えばこの祭りの最中にチンピラに絡まれて、怪我を負わされたり、とかですね」
ああ、そうだ。そう言うことは結構あるものだ。
「そうですね。珍しいことではないですね」
我々も気をつけねばな。
「はい……。では私は失礼いたします」
ああ、お前も祭りの最中にチンピラなどに絡まれないようにな。
くれぐれも気をつけて、な。
[リーマンは部下の男にそう声をかけて、その背中を見送った]
─ 祭り・夜 ─
「んだぁこのぉ田舎っぺはよぉあぁ?」
「兄貴の肩にぶつかっといて挨拶もなしかあぁ?」
「ぶっ殺しちまうぞおめぇよぉあぉ?」
[……絡まれていた]
―鍛冶屋『ブルースチール』−
・・・実績で判断する人間が、『本に載ってた変わった短剣』とか使うと思う?
[冗談めかして苦笑して、言った後であまり誇れることではないと気が付いて。
…けれど実際、実績よりも手に馴染むか、扱いやすいかどうかが大事だと個人的には思うのだ。。
実績があっても、長物の実績じゃ区分が違いすぎて安心できないし。]
…うん。扱えない長さじゃない、か…
[ケースから出し、布の巻かれた部分を握ってまずは小さく息を吐く。
…長剣だったら試す以前に持つ段階で苦労しただろうが、
この長さなら慣れている…
そっと刀身に左手を添え、軽く力を送り込もうとして…]
…あ。
えと、すいません。その子、何処の生まれなんでしょうか。
[…冷静に考えてみれば、鍛冶師の相棒龍の生まれが違えば使いやすい魔法も変わる訳で。
その辺を考えずに魔法を使おうとしても、自分の力量では無理だろう。]
そう言って貰えるとうちも嬉しいです。
[ ジミーがを扱う様子を見て、やはりか息を呑んでしまう。
この瞬間だけはどんな道具でも変わることはない一瞬だから。 ]
あ、ロンディーネはその、西の鉱山の出自です、ドワーフさんたちの集落がある辺りですね。
基本的にうちで使ってる鉄も同じでして……。
[ 普段はお目付けみたいなロンディーネだから、説明するのも初めてだったり。
その説明している間当の相棒竜様は『ワガハイ凄いのだぞ』的なオーラを出しているのでした。
そうこうしていると、からんとまたドアが>>35開きまして。 ]
――あ、いらっしゃいませエステルさん。
……その、如何でした?
[ やっぱりうち、気になります。 ]
……ん、ああ。
そうだったな!
[ほんの少し自分を振り返っていた為に、相棒の話>>31も
途中からしか聞き取れていなかった。
聞けたのは、樹海の辺りから…それはそれは懐かしい、
互いの道の始まりの記憶。]
思えば竜器も持たないのに、随分と無茶をしたもんだ!
あの時の戦士殿は今どうしているのだろうな。
やはり御前試合にも出ていたのだろうか。
それとも―――…
[じゃり、とぶどうりんごの水飴を噛む。
言葉の先にはいくつかの分岐があるが、どうであれ
当時の戦士にとって良き道であったことを祈るのみだ。]
フハハハハハ!!いいぞ、その意気だ!!
俺も一丁気合を入れて調整しなくてはならんな!
『気合を入れるのも良いですが、ほどほどにして下さいね。
試合当日になって気合が抜けてしまわないように。
だからと言って萎んでくれと言っているのではない事は
ご理解頂ければ幸いです。』
[言いかけた言葉は結局飲み込む。
二人が気合を入れれば、スズメがすかさず宥めに入る。
そんな豪快な笑い声が長く続いた先、辿り着いたのは
男の師の知人の工房であった。]
/*
昼間にちょこっと覗いて、相棒さんのあまりの可愛らしさに
会社のお手洗いで声無き声で「うひあぁああぁあぁあぁ♪」
とか言っていた阿呆がこちらです。
そしてその後ジワッと来たのでした。
― 鍛冶屋『ブルースチール』 ―
[ドアを開けた瞬間、まず視界に入ったのは見知らぬ少年>>40だった]
おや、お客さんかえ? 邪魔したかのう。
[苦笑しつつも、視線は彼が手にしている刀子に引き寄せられる。
それは自身がたった今返しに来たものと、双子のようによく似ていて。
刀身に手を添える少年の様子からも、彼が何をしに来たかは見て取れた]
おうおう、繁盛しているようだのう。
[目を細め、楽しげな口調で言って]
おう、そうであった。結果の報告をしなければのう。
[ソレックス>>41に向き直ると、すっ、と刀子を入れ物ごと差し出す]
合格点だよ。
百点満点とは言わぬが、そこは戦士との調整や今後の経験で伸ばすべき部分であろう。
とはいえ――
[ちら、と少年の方を見て]
今は、私の方がお願いする立場かの。
[冗談めかした口調で言って、ソレックスをじっと見た]
/*
………『祭りを楽しむ』観点から、あんまり治安は下げないでほしかったかな…(トオイメ
『武闘大会』がメインテーマだから、陰謀だの暗躍だのでブレるのも困るし…
気楽に楽しんでほしいから、あんまり『あれはダメこれはダメ』って言いたくないんだけどねぇ…
あるいはアタシが気にしすぎなだけなのかね…
―知人の工房―
[工房に着くや否や、向かったのは倉庫。
あまりの大きさに場所を取ってしまい、出かける間とはいえ
長時間工房に置くことが出来なかったのだ。]
さて。
[ん、と鼻から息を吐いて手に持ったのは、何重も布で包んだ
巨大な槌の形をしたもの。]
しかし鍛える為とは言っても、この重さで山を越えてと
良くこれを運んで来たものだな!
『馬車に積める訳がありませんからね、そうせざるを
得なかったと言いますか。』
[一度槌の頭を地面に下ろすと、ごすりと鈍い振動が僅かに
足元へと伝わる。]
鉱山、かぁ…
[…そうなると、引き出しやすいのは土気と金気。
武器自体が金属というのも有るけれど、
相性から行っても土気で引き立てて金気を使う方が相乗も有って扱いやすいか。]
…となると、一番扱いやすいのは防御系かな。
金気の強固さに土気の保護を重ねれば割と硬い壁が張れそうだ。
[最も、店内でそんな物は出せないので別の魔法を考えなくてはいけないわけだが。
暫し考えて考えを纏め、そっと刀子へ力を流して…]
…うん、不安だったけどだいぶ扱いやすい。
失敗したらどうしようかと思った…
[金属を生む鉱山の竜が力を込めたなら、
竜器もまた金気を生みやすいかと思っての光の玉。
…金気が金属光沢を示す白に当てはまる事を思い出して試してみたけれど、
予想以上にすんなりと生み出せて。
暫し光を見つめていたが、ドアの音>>44に慌てて振り向いた。]
─ 訓練場 ─
な、何言ってるんですか……?
[女将さんの突然の言葉>>27と、折れた細剣を見て、わたしは立ちつくした。
どうしよう。わたしの作った武器の中で、一番マシなのだったのに]
『貴女の武器は駄目だわ』
[メリッサが言うのに、わたしはビクンとする]
ご、ごめんなさい……。
残りの時間で打ち直すから、ね、怒らないで……。
『もういいわ、貴女とのタッグは解消するから』
[メリッサが言うのに、わたしは泣きそうになる]
ごめんなさい、ごめんなさい……。
なんでもするから、そんなこと言わないで。
わたし、メリッサに捨てられたら、どうしたらいいか分らない……。
『もう遅いわ。
わたし、もっといい鍛冶師を見つけたから。
そっちと組むのよ』
そんな……。
メリッサとタッグを解消なら、
わたし、もう帰りたい……。
[元々、メリッサが出ると言うからついてきたんだ。
湖の街は、優れた戦士が多い……。逆に、鍛冶師は少ない。
水棲蜥蜴という種族柄、火を苦手にする人が多いんだ]
[だから……わたしは皆の役に立ちたくて、鍛冶師になったのに……。
確かに武器精製が苦手な出来そこないだけど、
それくらいしか出来ることないのに……]
『だめよ。
御前試合には参加しなさい。
でないと、貴女の帰ってくる家なんてないから』
[相棒は「あの時の戦士」のその後の話を言いかけ、続く言葉を飲み込んでいた。>>42
当時、その戦士の外見は20代後半〜30代だった。今も戦士として活躍しているのか、それとも引退しているのか、それとも……]
[少し落ちかけた思考を振り払う。考えても仕方の無いことだ。
とりあえず、今は目の前のことを考えていればいい。
それで、いいはずなのだ。]
[大きくて不格好な耳をぺたんと後ろに倒して、わたしはおろおろする。
無理だ……メリッサ以外にわたしを必要としてくれる人……なんて……?]
[……わたしは気付いた。
女将さんはさっきなんて言った……?]
……え……女将さん……?
なんで、竜器……。
あ。それ、わたしのハサミ……?
[何から聞いたらいいのか分からない。
立ちつくすわたしのポケットから、まだあたたさが残る気がするような出来たてのお風呂の栓が、零れて落ちた]
あ……。
―ギャランの知人の工房―
[倉庫に置かせてもらっていた荷を眺めながら、相棒の言葉>>46に相づちを打つ。]
こんだけの長距離移動は初めてだったなあ!
だけど案外動けたものだし、これからは活動範囲をもうちっと広げられそうじゃねえか?
もっと北の方の山とか行ってみたいんだ。雪ってやつを見てみたくてなあ!
[あははと笑って、男の首から下まですっぽりと隠せそうなほど大きな盾を、布の上からなでる。]
あ、先約の人ですか…
[集中が途切れた事で、光の玉も消えている。
いや、出しっぱなしでも迷惑になってしまうから消えて良かったのだけど、
まだまだ魔法に関しては経験不足という事だろう。]
俺も、できればソレックスさんの竜器で試合に出たいです。
…武器としての取り回しは柄次第だけど悪くはないし、
魔法に関しても大分流しやすかったので・・・
[まぁ、どちらにしても選ぶのはソレックスさん。
そっと刀子をケースに戻し、彼女の判断を待つことにした。]
口裏合わせてくれても罰は当たらないよメリッサ?
[>>0:282『アタシがアンタをブッ倒して、あの子の相棒の座を奪った』。そういった体裁を取れば、徒にミルファを傷つけることもなかったろうに、と、苦笑を漏らす]
まぁ、さっき言ったとおりさ。
ミルファ。アンタの竜器で御前試合に出たい。
竜器と力を貸してもらえるかね?
[悪びれもせず、気負いも衒いもなく、まっすぐにミルファ>>52に視線を合わせて問う。
その目がふと外れたのは、ミルファの手から竜器が落ちたからだ]
ほら、ちゃんと持って。
これだってアンタの立派な竜器だ。
粗末にするもんじゃないよ。
[拾い上げ、差し出しながらそう告げる]
[差し出された物を見て、わたしは困惑する]
確かに竜の力を使って作った竜器だけど……、
役に立たない竜器だよ……。
これ、ただのお風呂の栓ですよ……。
こんなので、邪竜を倒せる人なんていないです……。
『ぼくはタッグ解消には賛成だよ』
[そこにアルゴルが余計なことを言ってくる]
『ミルファ君とぼくとメリッサは相性が良くない。
それぞれの特徴がちぐはぐで、合ってないんだ。
このトリオで巧くいくはずがない』
……アルゴル……酷いよ……。
そんなこと思ってたんだ……。
わたしのこと選んでくれたと思ったのに……酷いよ……。
/*
んー…出場タッグ数が少ない理由は、村建て人にツッコミ入れてくれたら用意したけどねぇ…
まぁ、主に『竜王の気まぐれ』だけど。
さて、これをどの立場として言うか。
それが問題だ。
[ドアを開ける頃には、光の玉は消えていただろうか>>54]
そうであったか。……うーむ。
[眉を左右非対称にして、困ったように笑う。
見た所もう一人の候補は年若いようだし、経験も浅いのだろう。
そう思うと、どうにも強い主張は出来ず]
私の思いは変わらぬよ。
良かったら、相棒として共に戦っておくれ。
[結局、こちらもソレックスの考えに委ねることにしたのだった]
/*
>ネジマキ
竜王の気紛れで三、四回出場してる私すごくね!?
いや、当時は普通に予選から決勝トーナメントとかしてたのかもしれないけど。
……毎度選抜方式が変わるとかだったら、いよいよ竜王が面白いお方になってしまうな……。
[ はむ、と息を呑んでジミーが刀子を試す様子を見つめる。
実際うちのそれが遣われるのを目の当たりにするのは、初めてなのですが――。
ぽわん。と光の玉が宙に浮かぶのを見て少し驚いた声も上がりましたが、一応結果は良好の様子で幾ばくか気が落ち着いた気がします。
ロンディーネ
頭の上の竜は『当然である』といった面持ちでありますがね。 ]
あ、邪魔とかそんな、どうぞどうぞ。
繁盛というほどでも……
[ いや、この期間中世間一般の鍛冶屋は繁盛している物
なのです。
だから彼女にも此方にどうぞと促して、手土産だというポン菓子のカップは勿論喜んで受け取ります。
具合を聞いたなら彼女も>>45なんとか合格ラインとのことで。
ならばいよいよ、選ばなくてはなりません。
本番に手がける、どちらかを。
……それにしてもうちが選ぶ側になるなんて。
ちょっと前には思いもしなかったんですが。
2人の様子を代わる代わる目にして、縋る様にしてロンディーネを見遣るのでしたが――。 ]
アンタねぇ…
[ため息。困惑するミルファ>>56に、あまり力を入れずに拳骨を落とす]
それだってアンタひとりの力で作ったわけじゃないだろう?
役に立たないだなんて言うもんじゃないよ。
[竜器は、竜の力を得て作る。竜器を卑下するということは、自らの相棒竜を卑下することでもあるのだ]
役に立たないかどうかはアタシが決める。
邪竜を倒せない?
そりゃ戦士でもないアンタが決めるこっちゃないさ。
あー…御託並べるのも面倒だね。
ほら、受付行くよ。
話だったら歩きながら聞こう。
早いとこ行かないと受け付け終わっちまうよ。
[メリッサ、アンタもね。と、そう告げて。
ほら早く、とミルファの背を急かす]
い、痛ぁ……。
[ゲンコツされて、ぽろっと涙がこぼれた]
で。でも……。
[女将さんの言うことも最もな気がするけど、
なんでそれで女将さんとタッグを組む話になるのか分らない]
ま、待って……。
『待たない』
[その返しは、別な方向から来た]
『武器を持った私に、道具で勝ったその人なら、貴女の戦士になれるわ。
私は私の鍛冶師を探すとともに、貴女の戦士を探しにも来たんだから』
[メリッサは何を言ってるんだろう……?]
[ 『此度は誰にとっても大事な機会である』
『勿論お前にも――。なれば』
『戦って貰えば良かろう?』
『強い方を、選べばよい』
尻尾の乱舞をぶちかまされましたが、ロンディーネの言いたい事は分かりました。
筋も、うちが反論する隙間なんてありません。
だったら同じ影打ちで、同条件で。]
……戦って、もらえますか?
後腐れなく、うちを奪りあって、ください。
[ 2人を見据えながら。
わりととんでもない事を言ってしまった気もしますが、うちが迷い続けるより、遥かに良いでしょう。 ]
[ふたりに引きずられるようにして、
わたしは受付に連れ込まれた]
ねえ、アルゴル……。
何が起こってるの……?
『逆に、ミルファ君が何が分からないのか、ぼくには分からないな』
[アルゴルの毒舌はいつもどおりだ]
『君は水が苦手で火が得意。メリッサ君とぼくは水が好きで火が苦手。
君は武器を作るのが苦手で道具が好き。メリッサ君は武器が得意で魔法が苦手。
元々、無理なペアだったんだよ』
[アルゴルの追い打ちに、わたしは本格的に泣きそうになったけど]
『だったら、水が得意で道具が得意で魔法も上手な戦士が、
ミルファ君とぼくの間にいれば、全部解決すると思わないかい?』
うむ。
然程休憩も入れずに済んだからな!
言う通り、もう少し北の方まで足を伸ばしてみるのも
良いかも知れないな。
寒冷地となると今まで以上に厳しくなるぞ!良い鍛錬になるな!
[およそ相棒の腰までの長さの柄、頭の部分はそこから数えて
胸辺りまでの大きさ。その戦槌を再び担ぎ]
それじゃあ、お礼のご挨拶をしてくる!
お前は外で…そうだ、グレダ殿の捜し人が居ないか見ていて
くれないか。
すっかり時間が経ってしまったが、見かけないから気がかりで。
[一晩の宿を此処で借りる気はなく、一声掛けて工房を
後にするつもりだった。
あくまでも師の知人、自分の知人でない以上はこれ以上
世話になるわけにはいかないとの思いがあっての事だ。]
…うん、条件としては大分シンプルですけど・・・
訓練場、借りれますかね。こういう時って。
[…ソレックスさんの打った竜器を使いこなせるほうがソレックスさんと組む権利を得る。
非常に分かりやすくて理解できる条件ではあるのだけれど、
勝敗の基準をどうしたものか。
御前試合と同じにするなら、
どちらかが負けを認めるかどちらかの竜器が破壊される。
そして、ソレックスさんの判断と言ったところか。
最もその前に…]
・・・何度も叩かれてましたけど、額大丈夫ですか?
[赤くなってたりしたら、冷やした方が良いんではなかろうかと思って聞いてみた。]
[戦槌を相棒に任せ、男は大盾を手に]
ああ、俺の分も礼をいっておいてくれよな!
グレダさんといい、都にも良い人っているんだなあ〜!
[王都の住人は田舎者に冷たいやつらばかりだ、なんて思い込みもいつの間にか消えうせていた。やはり出会いとはいいものだ。]
グレダさんの娘さん、いちおう探しながら歩いてたんだが見つからなかったなあ。
そんじゃ、外で待ってるぜ!
[にっと笑って後を相棒に任せ、外へと向かう]
おいおい……余りやり過ぎるでないぞ。
[子竜の尻尾連打>>64に、少しばかりソレックスが心配になる。
意味なく叩いている訳ではないと知っているから、止めるまではしないのだが]
ふむ。戦いで決める……か。
[ソレックスの決断に、ひとつ頷く。
互いに手にした同じ武器。
確かに条件は同じと見える]
――私はそれで構わぬよ。
幸い、時間はまだあるようだしの。
ところで、このネガティブRPは、
全部を悪意で受け取って、わたしダメな子……だけ言っていればいいので、とっても楽な事に気付いた。
世界を救うぜうおおおお!というRPだと、壁も多いもんね。
アンタもそう分かったようなこと言うもんじゃないよ。
[参加申請の書類に必要事項を書き込みながら、ぺちん、と、今度はアルゴルの額に平手を落とす]
無理だと思うから無理なのさ。
諦めたらできるもんもできなくなる。
裏っ返せば、諦めなけりゃあ通せる無理だってある。
アタシが言いたいのはそれだけだけど、口で言っただけじゃ説得力ってもんがないだろう?
[書類を書き上げ、視線を上げた]
だから、それをアタシが見せてやろうってのさ。
…それで。竜器を登録したいんだけどさ。
アタシはなに使えばいいんだい?
[問いかけとともに、空欄になった『使用竜器』の用紙を差し出す]
贅沢が言えるんなら、アタシゃ棒とかあると得意なんだけど。
[それじゃ『無理を通す姿』は見せられないかもしれない。
いずれにせよ、すでに出来上がっている竜器でなくては、今から新たな竜器を仕上げる時間はないだろう。
ゆえに、ミルファの手持ちの竜器を書き込んでほしい、と、用紙を差し出している]
>>70
からすると、
「ミルファと組みたい」っていうより、
「持論を証明したい」が行動理由な気がするなあ。
だとすると、ミルファでなくてもいい、ということになる。
しかし、「持論の証明」の内容は、「諦めなければ無理を通せる」であり、それはつまり、本当に言いたいのは「ミルファがんばれ!」だよね。
ふむ、ふむふむ。
「ミルファを助ける」じゃなくて、
「ミルファが自分で自分を助けられるようにする」が目的か。
なるほど、おかんだね!
……しかし、全てを悪意で受け取るPCは、ここまで一気に理解出来なさそう。
対戦形式で竜器を試す者はいるからの。
そういう名目で借りれば問題なかろうよ。
[少年の疑問>>67にそう答えつつ]
ま、こう見えても大人ゆえ、話を付けるくらいはしてやろう。
難しい部分は気にせずともよい。
[折角のシンプルな条件に、頭を悩ませる必要もなかろうと]
さってと…そろそろ準備しとこうかねぇ。
<試合内容決定ランダム>
試合タッグ(未試合タッグのうち、フィルターの上から数えて)
2(5)×4(5)
振りなおし用単品 1(5)
試合会場
縦軸2(5) 横軸4(4)
※すでに使用した試合会場が出た場合は振り直し
あ、いや、大丈夫です大丈夫……
慣れてます、慣れてます、はい…...
[ と言いつつも結構じんじんする、声も尻すぼみだ。
ルールは如何すべきか、少し考えてみるけれどお祭りの予行のような物だ、それに則ろう。 ]
……お祭りのルールで行きましょう。
ギブアップかその、刀子が壊れちゃうか。
危なそうだったらそこで。
[ 最後の一つに関してはきっとうちより戦士である2人の方が適切な判断ができるだろうし。
刀子が壊れる――というのは少し切ないけれど、2人を選ぶリスクを採った以上うちが受け入れるしかないし、本戦では尚の事言ってられる場合も無い。 ]
………すみませんが、お願いします。
[ ああ、やっぱり心苦しいな。 ]
/*
戦士の名前をフィルター順で抜き出すと…
1:アサド
2:ジミー
3:サイラス
4:グレダ
5:エステル
だから、試合はジミー対グレダ、試合会場は2の4で滝壺、…っと。
/*
考えれば考えるほど私が適正から外れている予感が。
シングル用の武器が
■使用竜器1:長弓
■使用竜器2:円月輪
■使用竜器3:儀礼剣or鉄扇or鋼線鞭
なんだもの……。
―工房の外・街中―
えーと、グレダさんに似た女の子、っと……。
[ますます賑わいを見せる祭りの最中だ。そう易々と見つかるわけも無く。]
ちょっとぐれぇなら、ここから離れても平気かな?
探しに行ってみるとするか。
[大盾は身に着けているわけだし、まあ何かあってもなんとかなるだろう。
そんな軽い気持ちで、雑踏の中に足を踏み出すのであった。]
[平手されたアルゴル>>70は、ぷよんとして女将さんを見上げる]
『ふうん……。
じゃあ、君の目的は「助ける」ことじゃなくて、
「自分で自分を助けられるようにする」ことか。
なら、ぼくと同じだ』
[アルゴルは何か気付いたらしいけど、
わたしも気付いたことがある]
/*
…ジミーとエステル、だいじょうぶかい?
残り20分で更新なわけだけども。
しかも、ジミーに至ってはアタシと連戦で戦うことになるわけだけども。
……。
そっか……。
そうですよね。
わたし一瞬……、
[嬉しいと思ったりなんかして……恥ずかしい]
女将さんは、「持論を証明する」ために試合に出たいんですね。
わたし、てっきり女将さんがわたしを相棒にしたいのかと、
……勘違いしてました、ごめんなさい……。
[わたしの竜器で試合に出たい……その意味を都合よく解釈してしまってた。
女将さんは武器以外の竜器を持ってる鍛冶師が良くて、
メリッサは武器を作れる鍛冶師が良かった。
それだけのことだ。
御前試合が終わったらおしまいの関係]
/*
…あるぇ!?
更新時間確かめたら、明日の更新になってる!?
…あー…開始時間がちょいっとはみ出たのが響いてんのかね、これ…
棒……棒……?
ちょっと……戻って、工具箱見てみないことには……。
でも、そんな武器に転用できるような大きい物なんてほとんど……。
ええと、
お風呂がない時用の、金属タライくらいならありますけど……。
そんなものなんか、役に立……あっ、
[またぶたれるかと思って、
わたしは顔を庇うように緩く握った拳を口元にあてた]
[途中、ラムネリーフ炭酸水の瓶を買い求める。ガラス玉で出来た栓を瓶の中に押し込んで口をつければ、しゅわしゅわとさわやかな風味で美味しい。]
ん?あの姿は……グレダさんに似てるな!
[御前試合の受付で、先ほどみたような背中を見つけた。
さてと思い近くに寄ると、どうやら耳の大きな獣人となにやら話し合っているようだ。
というか、よく見たら「似てる」どころかグレダ本人だ。]
おーい、グレダさーん!!
そんなところで何してるんっすか?
[炭酸水を飲みつつ、適当なタイミングで声をかけてみる]
―少し前 知人の工房・倉庫―
そうだぞ、人の繋がりは何より大切だ!
良い機会だし、多くの人と出会って行きたいものだな!
[男は鍛冶師としての修行を積む際に、王都に関する資料も
いくつか見聞きしていた為、多少は動き方も心得てはいる。
それでも一応は警戒する部分もある。
心無い者が相棒を嘲笑う事があれば、その時は―――。]
うむ、頼んだぞ!!
見つかったら一声掛けて引き止めておいてくれ!
[このひと時の別れ>>68の後に、年に2(5)回あるかないかの
青褪めた男の顔が右に左にと彷徨う事となる。]
生憎と、アタシはもう引退した身なんでね。
[おいそれと、『相棒になってほしい』とは言えない。だから、相棒にしたいと思ったのは勘違いだったのかと落胆するミルファの言葉を、否定はしない]
アンタは、どうなんだい?
相棒だったら誰でもいいのか。
メリッサに相棒を続けてほしいのか。
アタシを相棒にしてもいいのか。
今すぐに答えろなんて言いやしないさ。
アンタの見えてなかったモンを、アタシが見せてやる。
それで、選ぶのはアンタだよ。
アタシが戦ってんの見て、それで、アタシの戦い方を気にいった、アタシが相棒でいいってんなら、そん時は改めて…
[言葉を切って、探す。ただ相棒と言うのではしっくり来ない。そう、しいて言えば―――]
―――そん時は改めて、アンタにゃウチの子になってもらおう。
剣士 アサド・アル=サイフラは時間を進めたいらしい。
廃墟の鍛冶師 リーマン・ワーカホリックは時間を進めたいらしい。
金属タライ。
いいじゃないか。それ使わせてもらうよ。
[にやりと笑って肯定する。
すぐに変われるとは思っていない。
怯えたってことは、それがよくないと分かってるってことだと解釈しよう。
今度は手は出さない]
あとは…そうだね。せっかくアタシのために作ってくれたんだ。さっきの風呂の栓と…
ああ、これだったらデッキブラシでもありゃあ洒落てるね。
そういうのないかい?
[楽しげに、半ば冗談交じりに問いかける]
否、それともこっちにしようか。
一番アンタらしいの、って、メリッサが選んでくれたもんだし。
[口にして示すのは、先刻メリッサとの立ち回りに使用したハサミ]
大会と同様のルールであるな、了解した。
ならば、そろそろ場所を移し――
[言い掛けた所で少年からの一言。>>81
そして、こちらが返す間もなく駆け出して]
おやおや、そう急くものでもなかろうに。
[しかしその真っ直ぐな対抗心がなんだか新鮮で、笑みもつい楽しげなものになる]
さて、余りあやつを待たせても悪い。
私らも行くかのう。
[やる気があるのは良いことだ。
とりあえず施設探しは彼に任せて。
――まあ、費用が発生するなら払ってやるかのう?
などと考えつつ、少年の駆けていった方向へ足を向けた]
―現在・知人の工房前―
……サイラス?
[居ない。
右を見る、左を見る。そしてまた右を見る。
やはり居ない。]
『バカでかい迷子が発生しましたか。』
見つけたが、怖がらせてしまったか。
それで追いかけて…恐らくそのパターンだろう。
『だとすると、その子が逃げる先は大体解るのでは。』
…『煙る水かき』亭、か。
[あの巨体だ、余程の事がない限りはすぐに見つかるはず。
ただし、ネガティブモードに入ってしまっていたならば…
見つかる確率は格段に下がる。
……縮こまってしまうからだ。]
そんなこと>>80急に聞かれても……。
わたし、皆の役に立ちたくて……、
メリッサに恩返ししたくて……それしか考えてなくて……。
[助けを求めるようにメリッサを見る。
腕を組んで少し離れて見て居たメリッサは]
『自分で決めなさい』
[と言うなり、いつもの大股の足取りでスタスタと出て行ってしまった]
あ……あ……。
[メリッサに、捨てられちゃった]
[ぐす、と鼻をすすって足元を見る。
アルゴルは、いつもの笑ってるような顔で、黙って見上げていた]
……アルはどこにも行かないよね?
『君との契約が終わるまではね』
アルは……、わたしが水が嫌いだってことは……分かってたんだよね?
[穴掘耳狐<フェネック>は、砂漠の獣人だ。
砂地に住み、何もない平原の物音を拾って生活している。
「温泉」とは何一つ接点はない]
[蜥蜴人の師匠に弟子入りしたのでなければ、
わたしが「温泉」へ相棒竜を探しに行くことはなかったろう]
『戦士の必需品は竜器だ。
では、鍛冶師の必需品はなんだと思う?
これ、宿題ね』
[アルゴルは返答をはぐらかせた。
何を言ってるんだろう……。
鍛冶師の商売道具は、ハンマーと角灯に決まっているのに]
[わたしは、アルゴルから女将さんに視線を戻した]
……すぐには決められません……。
でも、すぐでなくていいなら……。
[「ウチの子」……なんて素敵な言葉なんだろう。
でも、わたしには……重い……]
[ ジミーが言う様に慣れたらダメなんでしょうね、本当は。
うちとロンディーネの関係はなんと言うか今は、ロンディーネがお目付け?が一番説明しやすい気がします。
話が纏まったのを見届ければロンディーネは『手間掛けさせよって』な雰囲気を出しつつ、何時もの定位置に陣取るのでした。 ]
あ、はい、ちょっと待って……
よし、大丈夫です。
[ 足早に行ってしまったジミーを追いかけるにも、店の戸締りはしなくてはなりません。
がちゃがちゃと鍵の上にクローズの看板を出したのを確認すれば、エステルに遅れないように向かうのでした。]
[ぶたれなくてホッとした>>82]
お風呂の栓にタライ……なんだか……
すごく弱そ……
な、なんでもないです。
[わたしは金属製のデッキブラシを想像してみる。
なんだか重そう……。
あ、でも、柄だけ木製なら……?]
掃除ブラシならあります……。
あれに柄を着けたら、なんちゃってデッキブラシになるかも……。
ハサミでも構いませんけど……。
使うのは女将さんなので……女将さんが決めるのがいいと思います……。
恩返しがしたいならそれでいいさ。
今のままじゃ、ちょいと難しいみたいだけどね。
[去っていくメリッサの背を引き止めたりはしない。返答を急かしもしない]
言ったろ?今すぐ答えなくてもいいんだ。アタシゃいつでも構わないよ。
[どんな答えを出そうとも。それがいつであろうとも。
そう告げて言葉を切った。
今、ミルファはアルゴルと会話を始めていた>>87から。
さて、それなら、しばらく待つことにしようか、と。
気を取り直した背にかかる声>>78]
…おや?なんだいサイラス、まだ受付済ませてなかったのかい?
[否、傍らにギャランの姿がない。ということは、受付を済ませたうえで、祭りの中を歩いているうちに通りがかったと言ったところか。
何をしているのかと問われたら、それは…]
こんなとこにいるんだ。答えはひとつしかないだろ?
竜王御前試合の参加申し込みさ。
[それから、肝心なことを言ってない事に気づいて]
……あの……。
わたしの竜器を、どうぞよろしくお願いします……。
[大きな耳を、ふかぶかと下げた]
巨力の戦士 サイラスは時間を進めたいらしい。
ダメだ、十中八九縮こまっているだろう。
ひとまず進路をそちらへ取りながら、下を捜すぞ。
『なんという過保護。というか信用がないのですね。』
そうではない!
あいつは繊細だから、ちょっとした事でもすぐに落ち込むんだ。
そうだな…持つ武器は頑強でも、あいつ自身はガラスのハートを
持っているのだと思えば良い。
『解ってます、私だってそれなりの時をご一緒してますから。』
[上を向いていた視線はやや下方へと向き、出来るだけ
人の集まっているだろう場所を捜すようにと歩き出す。
まさか相棒が縮こまる事無く、またある意味では目的地(?)
であるグレダの元に辿り着いているなど思いもしなかった。]
―訓練施設―
[…普段が道場ということも有り、
対戦形式の訓練で借りられる場所を見つけるのは意外と簡単だった。
問題は、刀子の感覚で…]
…まぁ、重心が寄ってるククリとかそもそも形状が違うジャマダハルとは感覚自体違うよなぁ。
ま、一応それはお互い様なはずだけど…
[…流石に店内では振れなかったが、
こうして場所を借りて待っている間に振ってみると意外と感覚が違う物で。
相手も条件は同じとは言え、どうしても手首の動きが気にかかる。]
…まぁ、考えてもどうしようもないか…
怪我しない、させないつもりで頑張ろ。
/*
俺なら
エステル圧勝→ただし竜器が壊れる。
戦いに勝って勝負に負ける。
これで午前試合本番もジミー+ソレックス組とエステルの双方が活きる。
ふむ。選んでいいならブラシのほうにさせてもらおうかね。
棒のほうが使うのにゃ慣れてるし。
[先刻メリッサと立ち会って分かったことだが、やはりハサミと棒とでは大分勝手が違う。
竜王御前試合という舞台に立つならば、やはりひとつは扱いなれたものを持っておければ、それに越したことはなかった]
ああ、任せな。
アンタの竜器が使えるんだってこと、アンタに、みんなに見せてやろうじゃないか。
[下げられた頭に応じるのは、不敵な笑み>>92]
…っとまぁ、こんなわけで、この子、ミルファがアタシの鍛冶師さ。
試合に出る以上、サイラス、アンタもライバルだね。
言っとくけど手ェ抜くんじゃないよ?
[サイラスにもそう告げて、にやりと笑む。
もっとも、それは試合に出られれば、の話ではある。
申し込めば参加できるというものでもないのだから]
―――そうそう。竜器に銘はあるかい?
ないならつけたほうがいい。
銘は鍛冶師と竜器、竜器と戦士を繋ぐ縁だからね。
[昔気質にそう付け加えた]
難しそうなら、アタシがつけてもいいけど?
ただし、センスは保障しないよ。
宿屋の女将 グレダは時間を進めたいらしい。
んおう?
[すたすたと爬虫類系の女性が去って行った。その背びれとグレダと大きな耳の人を眺めて]
ええっと、まづいところに話しかけちまったか!?
すまなかったなあ。
[間の悪さを誤魔化すために頭に手をやりたくとも、片手には瓶、もう一方は大盾を持っているせいで空きがない。
グレダの言葉>>91にはぶんぶんと首を横に振り]
受付は済ませてあるんで、大丈夫っす!
時間ができたんで、グレダさんの娘さん探そうとしてたんだが、
…………見つからねえんだ。
[しょぼ、と肩を落としかけて。]
[グレダも出場すると聞けば]
おおお!やっぱあんた、戦士だったか!?
そうなんじゃねーかなーって思ってたんだ!!
鍛治師は、そっちのお嬢ちゃんで?
/*
宿屋戦士 グレダ にくらすちぇーんじ
…って。しまったー…そっか、瓜科だと本編以降の肩書き変更は無理だったね。
ぐたるの感覚が抜けてなかったよ。
[大きな人>>98に見られ、
大きな声が怖くて、身を竦ませる。
……どうやら、女将さんの知り合いみたいだけど]
あう、
は、はじめまして。
ミルファークです。
[尻尾がぽんと膨らんで、所在投げに揺れる]
[大きな人>>98に見られ、
大きな声が怖くて、身を竦ませる。
……どうやら、女将さんの知り合いみたいだけど]
あう、
は、はじめまして。
ミルファークです。
[尻尾がぽんと膨らんで、所在無げに揺れる]
温泉の鍛冶師 ミルファークは時間を進めたいらしい。
― 訓練施設 ―
[程なく少年>>94に追い付いて、訓練施設に入る。
どうやらここを見付けるまでに、それほど時間はかからなかったようだ]
ふむ……。
[少年が素振りしている姿が見える。
剣技に関してはそれほど熟練してはいないため、一目見て評価を下せるというものではないのだが]
私は近距離戦そのものが不得手だからのう。
[他にも幾つか有利、不利な条件は浮かぶが、こればかりは脳内で捏ね回していても仕方がない]
肩慣らしはどうだね? ええと――
[呼び掛けようとしてふと気付き。居住まいを正して問う]
私の名はエステルだ。
勝負の前に、そなたの名を聞かせてもらって良いか?
銘……銘ですか……。
[道具に銘。考えたこともなかった]
色の名前……とか入れると可愛いかも……。
[言ってから、変だったかもしれない、と恥ずかしくなった]
……嫌だったら、
気にしないでください……。
女将さんにお任せします……。
なに、アンタが気にするこっちゃない。
謝るようなことじゃないよ。
[律儀に謝るサイラス>>97に、苦笑とともにぱたぱたと手を振って応じる]
おや、探してくれてたのかい?
そっか、じゃあ知らせてやれなかったのはすまなかったね…
ウチの娘は無事に勝手に家に帰ってたよ。
さっき叱ってやって、今は留守番してるとこさ。
探してくれてありがとうね。
[肩を落としたサイラスに、少しのバツの悪さをにじませて告げた]
ま、元・だったんだけどね。
今回の祭りの間だけ、期間限定現役復帰さ。
腕は鈍らせたつもりはないから安心しな。
[自分が戦士で、ミルファが鍛冶師。確かめる声>>98には、鷹揚に頷いた]
―訓練施設―
ん。
[それは下を向いて歩いている途中の話。
何かが行われるだとか違うだとか、そんな声がちらほらと
聞こえたもので、もしやと思い寄ってみた。]
……む???
[お目当ての相棒は居なかったが、つい先程知り合った
人物>>100がそこに居ると分かれば、はて何を行うつもりなのか
気に掛かって、入り口から様子を伺ってみることとする。
向かいに少年と思しき姿>>94が見えると、模擬試合か何かかと
思いはするが、何処か緊迫した様子も見える。]
???
『真剣勝負、を始めるようにも見えますね。』
―訓練施設―
[ エステルに着いて行った先にはもうスペースを借りて待っていたジミーがひゅんひゅんと刀子を振ったりして様子を確かめていて。
こう言う戦士の訓練施設に入る機会なんて殆ど無かった分、きょろきょろと視線が落ち着かない。
うちが居るような退避スペースはともかく、ある程度広さも有るが――。
同じような戦士たちが調整などに使っていたのだろう、そこかしこにキズ跡やクレーターが見て取れて、竜器を使う戦士たちの凄さを予感するとともに。
……うちが言い出したのですが矢張り心配になりました。 ]
――あ、あの。
刃物なんで、危ないですから。
その、気をつけてください、ね?
[ そしてこんなトンチンカンな事を言い出すあたり、大分テンパり気味なようでございます。 ]
えーと、合図とか、うちがした方が?
[声をかけられて>>100ようやく相手に気が付いて、
刀子を振っていた手を止めて胸に当てる。
確かに、試合だと言うのに名乗らないのは失礼だろう。]
俺はジミー・カートライトって言います。
よろしくお願いしますね?エステルさん。
[…お互い同じ武器なら、完全に身体能力と戦術の勝負になる。
そう言う意味では、参加目的である「腕試し」には絶好の機会で…
相棒が居ない事がある意味幸運だったと言う現状に、
小さく笑って武器を構えて。
ソレックスさんの提案>>104に、武器は降ろさず頷いた。]
お願いします。
コインとかを投げる訳にもいきませんし。
[どちらかがコイン等を投げての開始だと、どうしても投げた側が体勢を崩した所からの開始になってしまう。
何処までも同じ条件でやるのなら、やはり第三者からの合図が一番公平だろう。
…怪我に関しては、御前試合前だし精一杯避ける方針で。]
/*
ああもう燃えてきたぁっ!
なにこれめっちゃ楽しい!
深夜テンション入ってるだけかもだけどテンションどんどん上がるわぁ…
わかっておるよ。
――まあ、そう硬くなるでない。
[ここにいる誰より緊張していそうなソレックス>>104に、こちらは気楽そうな顔で笑い掛ける]
うむ、ではそなたに頼もうか。
[合図に関してはそう答えて頷く]
俺はサイラスってんだ。よろしくな!!
[笑顔で接しているもののなんだか怖がられているようだ?>>99
尻尾が膨らんでいる様子には、警戒している野生の動物の姿を彷彿としたりして。
こういうときは干し肉やらお菓子やらを投げたくなるのだが、前述のとおり生憎両手はふさがっている。]
[>>102 グレダの娘は無事に家にいる、と聞けば、安心して息をつき]
ああ、良かった!!
こんだけ人が集まってりゃ、普段より悪い奴も増えてるんじゃねーかと思ってさあ、早く見つけてやらねえとって思ってたんだ。
[相手の声色ににじんだものの正体には気づかないまま、いつもの調子を取り戻した。
もしここで、「まだ見つかってない」という返事が返ってきていたら、相棒の懸念どおりにひたすら凹んで酒樽に擬態化したかのように縮こまるところであった。]
期間限定っすか、かっこいいなあ!!
へへ、あんたと手合わせできたらうれしいよ。
ますます楽しみだ!!
うおおおおおお!燃えてくるぜええええええええええ!!
[それから少年>>105の方へ向き直る]
こちらこそよろしくのう、ジミー。
[この場で始めるのだろう、そう察してこちらも武器を握る。
僅かに口角を上げつつも、眼差しに少しだけ緊張を走らせて。
小さく笑うジミーに、その意気やよしと頷いた]
[ すぅ。はぁ。 深呼吸一つ。
お二方よりの許可も出ました事ですし準備も良さそうなので、うち、やります。
右手の真っ直ぐ指を揃えてから、ゆっくり二人に見えるように上げまして。 ]
……では、尋常に――。
始めっ!
[ そのまま真下に向けて、振り下ろします。 ]
『ほら、やっぱり。
でしたら眺めて居るのは邪魔になりますよ。
それに早く見つけてあげなくてはならないのでは?』
[やはり何か理由があっての試合のようなものらしい。
一体何がどうしてこうなったのか、確かに男が首を突っ込む
事ではないと解って居るが、気に掛かる。
しかしそれ以上に、相棒が今頃酒樽に擬態しているのでは
ないかと思うと、入り口に根を下ろしていた足を即座に
動かすのだ。]
……間に入っている女性も居る事だし、危険な真似はすまい。
急ごうか、スズメ。
『そうですね、酒樽になっていたら見分けがつきません。』
[どうか双方に怪我がないように、と祈りながら
男は再び視線を下に落として歩き出した。]
劫火の鍛冶師 ギャランは時間を進めたいらしい。
よろしくお願いします……。
[>>107挨拶にはこわばった笑顔を返せたけれど、
その後の叫びには、思わず耳がぺたんとなって、一歩を下がった。
アルゴルを抱き上げ、盾のように胸に抱きしめる。
アルゴルはされるがままになっている]
/*
…大きく振らない理由は、単純に隙が大きくなるから。
逆に届くか届かないかで振ったのは、長さがククリと違うんで間合いを測る目的での一撃だったりする。
速力は互角だけど、後ろに下がるよりは前に踏み込む方が速いから間合いを詰めて武器を振らせてもらった…
…最も、魔法で迎撃されたら凌げないんだけどね。
と、まぁ行動理由をこんな風に灰に埋めれば次の試合での行動判断や終了後の反省がやりやすくなるはず。
・・・終わる頃には今日どういう目的でこう動いたか忘れてそうだしね。
[それからしばらくの後。
人だかりの中に頭幾つ分か飛び出した相棒の姿を見つける。
暢気にラムネリーフ炭酸水の瓶を持っているのを見遣ると
飛び蹴りの一つも食らわせてやろうかと思ったが]
サイラス!!
お前、縮んでいなかったのか!!
[まあこのような言葉が先に出るので、怒りは多分
立ち消えてしまったのだろう。
傍に居た少女>>112には更に恐怖感を与えてしまったかも
知れないが、タイミングというものは世の中大体
悪いように出来ているのだ。**]
[二人の許可を受けソレックスが動く。>>110
掲げられた指を見て、対戦相手の方を見て。
開始の合図と同時に、練り上げた魔力を短剣へ籠める。
幾ら魔法が得手と言えど、この形状の武器から遠距離魔法を生み出すのは難しい。
かつて得意とした戦法は、今は使えないと思った方が良いだろう、と思考して]
[視界の先では、間合いを詰めるべく踏み込む動き。
不動のこちらは、先手を譲る形になる。
振るわれた一撃は、竜器狙いではあるものの浅い振りだ。
応じるように、こちらからも刃を掠め、受け流す動きで刀子を振るう。
腕に籠めた力そのものは、ごく軽いものではあるが]
――雷撃。
[刃が触れ合う瞬間、籠めた魔力を発動させる。
帯電させたこちらの刃から、あちらの刃へと雷の力の伝導を狙ったのだ。
刀子そのものが持つ属性とは違うようだけれど、成功すれば、寒い日に金属と指の間に走る小さな雷くらいは、再現出来るだろう]
ああ、おかげさまでね。
…かっこいいなんて上等なもんじゃないけどねぇ…
[見つかってよかったといってくれる言葉は>>108ありがたくもあって即座に同意するけれど、カッコイイなどと言われたら少し困る。
なにせ、試合に出る動機としては、至って不純であろうからだ。
それを悪いとも思わないし、出場することに迷いはないけれど、カッコイイなどと評価されてしまってはさすがに苦笑いが零れる]
ああ、楽しみだね。
アタシと当たるまで負けんじゃないよ?
[出場すること自体も含め、手合わせが叶うとしたら、それはかなりの困難を伴うだろう。
だからこそ、そう告げる。
もしも万が一、こちらが落ちて手合わせがかなわなくなったら、そのまま負けずに優勝してしまえ、という意味を込めながら。
そうして、大声の気配に耳を畳んで、その大音声を受け流す]
おや、ギャラン。アンタも来たのかい。
[来た、というよりあの様子>>114から察するに探し出した、見つけ出した、といったところか。
どうも、サイラスを探していたらしい。
傍らのミルファが怯えた様子も知らぬげに、気安く応じる]
ああそうだ。
アンタたち、泊まるとこが決まってないならうちに泊まってきな。
風呂が壊れてたんで休業してたけど、ミルファのおかげで直せそうなんでね。
カティ探すの手伝ってくれたことだし、安くしとくよ。
どうだい?
[元々営業を諦めていた手前、タダにしてもいいくらいだったが、そんなことを言ってしまえばこの好漢どもはまたぞろ恩返しだと身構えしてしまいかねない。
ここは割安料金辺りで手を打つのはどうか、と提案してみた**]
[大きくてうるさいのが増えた>>114
わたしは垂れ耳ウサギ状態で、小さく名前を名乗った]
[それにしても、ここにいるってことはタッグなのだろうけれど、
どっちが戦士なんだろう……?
両方戦士で、どこかに鍛冶師がいるのかな?]
それでいいです。
……省略しちゃうんですか。
[想像以上に立派な銘>>117だったが、
犬か猫みたいに略されるのを見ると、少しだけ口元で笑えた]
『そうと決まればまずはやる事があるね』
[まだ抱っこ状態でぷらーんのアルゴルが、ここで口をはさんだ]
やる事……?
ハサミを研ぎ直す事?
竜王御前試合お手伝い ネジマキは時間を進めたいらしい。
[…相手が多少下がるか踏み込んで来るかとは思っていたが、
動かないと言うのは流石に想定外で。
間合いをはかる目的の浅い一撃はその動揺からそのまま流され、
刀身を伝う電気が手に痛みを伝えてくる。]
っ…俺もわりと無茶な魔法使う方だと思ってましたけど、
まさかこの竜器で雷使いますか・・・
[痛みは堪えられないほどではないが、
打ち込む度にこうして魔法を使われては此方の手が限界を迎えかねない。
となれば、打ち込むタイミングを気付かれないように…]
『それもだけど、お風呂の修理だよ。
元々そういう話だったろ?』
[アルゴルの呆れ声に、私は尻尾を下げた]
『栓を竜器として試合で使うならば、その間、お風呂は流れっぱなしじゃないか。
試合開始前に、竜器栓の魔法で水の流れを止めて、その間に亀裂に湯の花を詰めて、
栓を抜いても大丈夫な状態にしなきゃ』
[そうだった。
お客さん>>118が来るのだったら、余計に急がなければならない]
土生金、金気白光っ!
[刀子に左手を添え、目を瞑ってから閃光を放つ。
土気を使って金気を高める事で一時的に出力を上げ、
高めた金気をそのまま光として放つことで目くらましを仕掛けて隙を作ろうとしたのだ。]
効き目は薄いだろうけど…今ならっ!
[目くらましが効いているにしても無駄に終わったにしても、
少なくとも今ならあの雷の迎撃は難しいだろう。
そう期待して、今度は力一杯竜器に一撃を撃ち込んだ。]
わたし、先に帰りますね……。
[ブラシに柄を着ける作業もしてしまわないと。
なんだか忙しくなりそうだった]
……あれ……?
[受付を出る時にふと気付いた]
良く考えると……。
メリッサ、受付しないで出て行っちゃったよね……?
いいのかな……。
[……アルゴルは何か言いたそうにこちらを見たけど、
結局、何も言わなかった]**
[ 折れず曲がらず錆びず永く使える、質実剛健がうちの店のモットーで売りだけれど、そもそも比較的薄造りである刀子の限界は高くない筈で。
その上誰の物としては造っては居ない汎用品だし魔法を使うにしても上限は低いはず、多分。
今思えばその事が丁度いいリミッターになる様な気もしますが、本当にどちらもこんな所で怪我だけはしてほしくありません、うち。 ]
[ 流石に手合わせ中は口を挟めるはずも無く、両手を組んで見守るだけになるのですが。
それでも打ち合ったり、魔法が使われたりする度に、声が漏れそうになるのを我慢はしていますが―― ]
――竜器遣いって、こんなに凄いんだ。
[ それは正しいのですが、正しく足りていない事に気づく事は無く、言葉を漏らすのでした。** ]
―大会参加受付―
むっ!!そこに見えるはグレダ殿!!
なるほど、お前…グレダ殿の姿を見つけて追って
いたのだな。
これはとんだ勘違いをしてしまった、すまん!!
[勘違いの勘違い、言われた当の相棒には何が何やら
さっぱりわからないだろうが、気にしてはダメだ。
共に居たグレダと少女へくるりと視線を下ろして
訳知り顔で頷く。やはり戦士だったのか、と。]
と…しかしこちらにいらっしゃるという事は。
なるほど、やはり――――。
そして、こちらがグレダ殿のパートナーという
事になりますか。ふむふむ、ミルファーク殿。
では…こちらも自己紹介を!
[可哀想に、怯えた様子を見せている少女>>119が
小さく名乗ったのに耳を寄せて聞けば、大きく
息を吸い込んだ。]
俺はこのサイラスと組んでいる鍛冶師、
ギャランと申す!
この度の大会、存分に楽しんで参りましょう!!
[……無事に音量を調節できただろうか、彼女は。**]
[生み出した雷の力は、どうやら相手に伝わりはしたようだ>>121]
なに、せいぜい相手を驚かせる程度の威力であるからの。
[答えつつも、一方では想定した威力と実際に生じた力の差に、僅かながら戸惑いを感じてもいた]
相性、か。
[刀子自体の持つ属性と雷は合致しない。
だから生み出すのが困難な上に、威力も相当に減衰されてしまう]
(という辺りを意識せず、つい昔の感覚で使う魔法を選んでしまったのう)
[考えを改めねば、と内心決意した所で、相手の二撃目が来る>>123]
――――っと。
[刀子の力を正しく引き出した閃光に、一瞬視界が白に染まる。
先の思考もあり、魔力の使いどころに迷いが生じる]
だが、まだ折らせはせぬよ。
[膂力で叶わぬ相手であったなら、一か八かでもかわすしか道はなかっただろう。
だが、此度の相手なら、差は大きくは開いていないと見えた。
故に、竜器を狙う一撃に敢えてこちらから合わせにいく]
――硬化。
[素直に竜器を狙う一撃であったなら、恐らく狙いは過たない。
受けた右手の感触を確かめつつ、白く霞む目を薄く開き相手に向けた**]
よく考えたら、ソロ戦士だけ秘話がない……寂しい……。
戦士≧鍛冶師になるシステムだけど、
戦士=求婚で、ソロは自打ちが良かったかもね。
……あれ?求婚は自打ちできなかったっけ?
自打ち出来なかった……。
じゃあどうしようもないねこれ。
ネジちゃんに打ったら、戦士が落ちるときにネジちゃんも落ちちゃうし……。
/*
・・・あれ。
なんか掛かり稽古みたくなってる気がする。
(打ち込む→防がれて返される→また打ち込む、という感じで)
― 回想・数年前 ―
「古き竜が死す時、竜は宝玉を落とすのじゃ。『自然』や『概念』が結晶となったもの、それが宝玉じゃ。」
[老人のその言葉を聞いたリーマンは、眉唾だなと一笑に伏した。
何度も邪竜の穢れを祓ってきたリーマンだが、そのような物はついぞ見たことは無い。
だが、老人は確信めいた表情で語り続ける]
「ふぉっほっほ。わしを馬鹿にしたような表情をしておるな若者よ。まあ正直な奴は嫌いではないがの」
[老人はぐびりと酒の入った器を傾けた]
「だがな、若者よ。竜それ自体が『自然』と『概念』の結晶のようなものではないのかな?」
[その老人の言葉に、リーマンはハッとした表情をする]
「そしてな、最高の宝玉を手に入れれば、全ての願いがかなうとも言われている」
― 現在・ホテルの部屋 ―
[リーマンは暗い部屋で、紅い美しい石が取り付けられた指輪を眺めていた。
その指輪を見て契約竜のミコが小さな声で言う]
「キレイ。でもこの石、少し泣いています」
[リーマンはその言葉を聞いて、遠い目をするのだった]
─ 受付 ─
ひゃっ……?!
[耳ぺたりの上から手で塞いで、やっと普通の音量になる名乗り>>127を聞いて、
どこか行って欲しさにうんうんと何度も頷く]
げ、元気でいいと思います……。
[涙目で、ふわっとした返事をした]
─ 路上 ─
[宿屋に向けて帰る途中、喧嘩を見た。
自警団が仲裁しているのもあれば、やんやと応援しているのもあった]
……どうして止めないんですか……??
[おずおずと聞いてみたら、自警団のおじさんは、赤い顔で答えてくれた]
『闇打ち・乱闘は御法度!
でも、決闘はどんどんやれ!さ』
[ぷわっと酒臭い息がかかった。
わたしは一歩を下がった]
……どういう違いがあるんです……?
[というか、このおじさん、お仕事中じゃないんだろうか]
『憎しみによる戦いは穢れだ!
この御前試合の祭りが邪竜を生んでちゃあ世話ないだろう!
しかし、己と相手を高めるための決闘は、穢れじゃない!
むしろ、文化だ! いいぞもっとやれ!』
[なるほど、と思った。
湖の町が、水の穢れに敏感なように、
竜王の町は、それらも含めた様々な穢れに注意深いのだろう]
『俺達が、無法者から町と旅人を守る!
あんたたちは安心して祭りを楽しんで行ってくれ!』
[おじさんの息から逃げるように、わたしはもう一歩下がってから頭を下げた]
お仕事頑張ってください。
― 訓練施設 ―
[>>130一撃を受け止めた手応えは、こちらへもはっきりと伝わった。
予め心構えをしてこれだから、ジミーの手はそれなりの衝撃を受けた事だろう]
むっ?
[しかし、次なる力は予想外の方向に加わった。
押し込むのではなく捻るような動きに、柄を握り込んだ指がじりじりと開いていく]
なるほど、それが狙いかえ……。
[魔法で強化した以上、打ち合えば劣化するのは向こうの刀子であっただろう。
そして捻られた手の角度は容易に戻せず、むしろ徐々に力を掛け難い方向へと持っていかれている]
武器の取り回しでは、そちらが一枚上手であるようだの。
だがの、そなたの得意分野でばかり、相手になってはやらぬぞ。
[刀子の握りに僅かに力を籠める。
握り直すまではいかぬその動きで、意識の集中を新たにする。
たん、と、一歩踏み込む動きで足が地を鳴らし]
――石筍。
[発現の合図と共に、生み出すのは丸みを帯びた石の柱。
力の焦点は、ジミーの足許。
せめぎ合いに集中しているはずのジミーの足を掬い、バランスを崩させようと]
……少し方向性が、違うんですかね?
[ 打ち合う瞬間にぱちりと電光が飛ぶ、手に通ってしまったのかジミーが苦い顔をして下るのが見える。
急にうちの竜器に合わせて、と言っても体に染みている戦い方が2人に有る分完璧にとは行くまいし、思わず出てしまう事もあるのだろう。
それでも適正どころか減衰すらしてしまいそうなうちの竜器で雷撃を撃てる辺り、逆に言えばエステルの魔法はとんでもないものだろうし。
そしてジミーが刀子に手を添えて、何かを唱えて――。 ]
ひゃん?
[ 緊急事態です!まぶしすぎてまえがみえません! ]
娘さんもいる身で戦士に復帰なんてよお、かっこいい以外の言い方はねえっすよ!
んな謙遜いらねえよお!!
[グレダの様子>>116を謙遜ととらえ、にこにこと。
ギャランがやって来たら、縮むとの言葉>>114にはのんきに首をかしげつつ]
おおい、ギャラン!!
娘さん見つかったってよ!!
[と、大声で返す。
ミルファークが相棒竜を抱えている様子が視界のはしには入っているが、まさかそこまで怯えられているとは思わずじまいで]
グレダさんによく似た娘さんを見つけたと思ったら、娘さんによく似たグレダさんで…… ん?
まあ、よかったよかった、!!
[相棒の言葉>>126に返事をしようとしてこんがらがり適当に笑ってごまかす。]
[グレダからの宿の提案>>118には、ぱっと表情を明るくさせ]
いいんっすか、グレダさん!!
お〜、すっげありがてぇ!!!
なあなあギャラン、まだ決めてなかったよな?
折角だからよ、世話になっちまおうぜ!
[相棒の腕を肘でつつきつつ、お伺いをたててみる]
なんと、既に見つかっていたか…!
それはなにより、無事だったなら幸い!!
[捜し人…グレダの娘は既に見つかった後だったらしい。
>>139何事も無かったのならばそれで良し、一安心だと
相棒に向けた苦笑を通常の笑みの形に戻す。]
グレダ殿に良く似た娘さんだと思って追いかけたら
グレダ殿ご本人だった、とそういうわけだな。
良くある話だ。
まぁ二重迷子にならなくて本当に良かった!
[グレダに偶然出会えた相棒の幸運に感謝すべきか。
それともこの場を歩いていたグレダ自身に感謝すべきか。
いずれにせよ問題が起こらず良かったと思う。]
−参加受付所−
んん?
[小さな声>>119と、小さな悲鳴>>133。
聞きとめてその様子をみれば、どうやら怯えているらしく見える。 ミルファのその背を、ぱしんと叩いて伸ばさせた]
ほら、しゃんとする。
ギャランもサイラスも、ナリはでかいが悪い連中じゃないよ。
[付き合いが長いわけでもないが、半ば確信を持って請合い、ぽんぽんと頭を撫でる]
ギャラン、サイラス、アンタたちはアレだね。
ちぃっとばかしでか過ぎだね。
ナリと声が。
悪いこっちゃないけど、怖がるやつもいるだろ。
気がついたら気ぃつけな。
[目の前の大男ふたりには、近所の子どもを諭すのと変わらない調子で注意した]
ま、アタシは嫌いじゃないよ。アンタたちみたいな元気のいい若いのはね。
―大会受付>>118―
なん、ですと。
い、いや、確かに我々は宿泊先は決まってはおりませんが!
しかしお安くなど…貴女は女神か。
[宿泊先を決めていなかった二人、見つからなければ野宿で
良いかと暢気に構えていた所に、グレダから思わぬ申し出を
受けて大変うろたえた。
そしてとうとう神格化してしまったのである。
後に「げっ歯類の女神が居る」とどこかの田舎で語られるように
なるのだが、それはまだまだずっと先の話。]
それは有難いお話、通常料金で良いですが!
部屋に空きがあるのでしたら、是非に。
[料金の高低はさておき、グレダの話には即座に是と返した。
肘で突いて来る相棒にとっても良い話でもあるし、と。]
/*
…竜器から直接来るかと思ってたら、
足元を崩されると言う想定外の攻撃を受けたのでパニクってみた。
実際、遠隔発動って出来ると考えてなかったからなぁ…
地形変化の魔法はネタには有ったけど、地面にククリ刺して発動するつもりだったし。
魔法使おうとして詰まったのは、完全に中の人そのまんま。
何発動すればいいか本気で悩んで、止めちゃうのもアレなのでそのまま続行した結果がこれである。
−宿に向かう道すがら−
えいしゃおらー。
[絡むチンピラと絡まれる男>>39を見かけ、そこらに落ちていた屋台を組み立てた端材であろう棒切れで、チンピラどもの払いぬける。
こん、こん、こん、と、頭に一発ずつ棒切れを落とした。
大した力を込めたわけでもないが、転んだ衝撃を頭に集中させるように叩いたから、痛みはなくとも眩んで起き上がることは難しいだろう]
ヘクタァーっ!!
アンタ酒かっくらってる暇があんなら仕事しなぁ!
[ちょうどミルファと話をしていたらしい>>134>>135自警団の男を呼びつけ、後始末を任せた。
街の治安は、彼らと、街を取り囲む城壁に詰める門番たちのおかげで守られてはいるものの、こうした輩も稀に紛れ込むことがある。
大分稀なことではあるはずなのだが]
アンタも災難だったね。
この時期は自警団の連中が腕章つけてうろついてるから、なんかあったらすぐに言うんだよ。
[絡まれていた男にもそう告げて、その場を後にする。
竜王の膝元であるこの町の自警団には、過去に戦士であった者も少なからずいるから、腕前は確かなはずだ]
俺も相棒も、元気だけが取り得で。
何事も前向きに!人生は楽しく!がモットーなものでしてな。
…とはいえ少々声が大き過ぎたようだ、失礼…。
以後は加減して話すよう心がけよう!
[一方、少女の方はちゃんと音量は調節できたようだが、>>133
近寄り難い印象を与えてしまったらしい。
流石に男もその気配は感じ、また、グレダからも一言掛かった
ので>>144改めることにしたようだ。]
ん。お帰りになられますか。
我々は…そうだ、まだもう一箇所見ておきたい所がありますし、
そちらに寄ってから向かいます。
お二人とも道中はぐれぐれも気を付けて!
[先に離れかけた少女と>>124後を追うグレダの背に、ここぞと
大きな声で一言掛けておいた。]
[女将さん>>147が叫んだら、自警団のおじさんが飛び上がっていたから、
もしかしら女将さんってスゴイ人……?]
あの腕章、そういう意味だったのですね……。
おしゃれかと思っていました……。
[ほとんどが顔見知りの、田舎の町とは違うのだ。
都会って怖いとこだ]
ならばこの距離の対峙で得意分野を活かせたこと、よしとしようかの。
……っと、
[こちらが刀子を取り落としかけたのと、ジミーが足を掬われよろめいた>>143のは、ほぼ同時であったか]
はっ。
[手から抜け僅かに横へ飛んだ刀子の柄を、追い掛けるように素早く手を振るう。
はしと柄を掴み、握り直しつつ、正面に向けて再び腕を振る。
よろめいたジミーの正面へ、切っ先を向ける形。
鼓動を速くしつつ静止したその時、ジミーの体勢はどうであったか]
このネガティブな性格ってどういう環境で作られるのかなあ。
悪意だらけの環境だと、世界に対してハリネズミになるか、逆にマヒするかな気がする。
かといって、
悪意のない環境だと、もっとおおらかでポジティブな性格になりそうだ。
じゃあ、無関心なのかな……?
しかし、無関心な環境に置かれてたのだとすると、
メリッサのやろうとしてるような「自分で決めなさい」っていう状況に突き落としても矯正されない気がするね。
うーむ。
ネガは、本人の元からの資質なのかな。
……すっごい目がちかちかする。
[ だってだってなんだもん。
それに引き換え『何がだ。』と頭の上の竜はしれっとしていますが当然です、ルーツは自分の祝福ですからね。
やっと目が慣れてきたところで、切り結んでいる様子ですが……?
いや、ジミーが刀子を捻る様にしてエステルの手から引き剥がそうと――。 ]
[ ぼこりと地面が急に育ちだす、それもジミーの足元だけ。
急激な地形変化に止むを得ず、ぐらりと彼の体が揺れて。 ]
/*
だってだってなんだもんwwwwwww
さて、3つ目の武器も決まったのでどっかで作るロールを
入れたいところだけれどこれ…夜なべフラグですよね。
あんなでかくて重い武器、数時間で製造できるわけねぇ…。
街の野鍛冶 ソレックス は、なんとなく エルフの戦士 エステル を能力(求婚)の対象に選んでみた。
そうだったんですか……。
[人が集まれば、穢れも多くなる。
でも、そういう場所には、邪竜より強い戦士もまた集まるのだろう]
……その戦士の中で一番を決める戦いが、
御前試合……。
[改めてすごいことだ、と思った。
そして、わたしの竜器で大丈夫なのだろうか、と不安を感じた]
─ 宿屋「煙る水かき亭」 ─
[宿屋に戻り、部屋を覗いてみた。
けど、メリッサは居なかった。
もう帰って来ないんじゃないか……と思うと胸が潰れそうになったけれど、
大荷物の中にメリッサの荷物も残っていて、少しだけ安心した]
『その内戻って来るさ。
ミルファ君は心配し過ぎなんだよ』
[アルゴルはそう言って、ちまい4本足でお風呂に歩いて行く]
[グレダの指摘>>144に、肩をぎくりとゆらして]
おお〜〜、すまねえ、ミルファークちゃんを怖がらせちまったなあ。
グレダさんは耳ぱたぱたって出来るからいいか、ってどっかで思っちまってたんだ。
普通はそうそうタイミングよく耳おさえらんねえよな。
年の功ってやつだよな。
[ついつい余計な一言を付け加え。
宿の件が決まれば、いよっしゃああと声を上げかけ、あわてて口を噤んでその拍子に舌を噛む。
涙目になりつつも、大きな耳と小さな耳の二人の背を相棒とともに見送った。]
うん……。
[ふと、ギャランという鍛冶師の人に、
「お二人」>>148と語りかけられたことを思い出す]
[わたしが「お二人」と呼ばれる時はいつも、メリッサとわたしの事だった。
……でも、彼が呼んだのは、女将さんとわたしの事なのだ。
なんだか落ち着かないような、奇妙な感じがした]
……アルゴル、わたしも行く。
[竜器を使うのは戦士だからわたしは要らないのだけど、
魔法がちゃんと発動するか気になって、
小走りで着いて行った]
…ま、そりゃこうなるわなぁ。
[元から片足だけの無茶な前転だ。
其処からさらに支えの腕まで片方を欠けば、
当然回転は歪になり…
結果、右腕を軽く痛めながら相手に背を向ける形になる。
右腕は多少捻った程度だが、電撃だの打ち込んだ衝撃だので大分無茶をして止めにこれだ。
流石に、これ以上続けるのは厳しいだろう…]
…こりゃ、俺の負けですね…
もうちょっと行けると思ったんだけどなぁ…
>>158
>メリッサとわたし
>女将さんとわたし
並列の時は自分が後。
>魔法がちゃんと発動するか気になって〜
行動原理はネガティブ。
「好奇心」や「向上心」ではない。
ああ、そう難しく考えるこたないよ。
アンタの仕事は、竜器をきちっと仕上げること。
試合のことはアタシに任せときな。
[しみじみと言うミルファの言葉を請合う。
緊張感は必要だが、気負う必要はないのだ。以前に告げた言葉を、今度は態度で示した]
−→『煙る水かき』亭−
『かーちゃんおかえりー!
お留守番、ちゃんとできたよ!ほめろー!』
よぉーし、よくやった!
さすがあたしの娘だよ!
[飛びついてくるカティを抱き上げ、抱きしめて撫でる]
さ、アタシは今から風呂を直さなくちゃ。
カティ、アンタは…
…せっかくだ。見とくかい?
『うん、みるー!』
[そういうことになった。
カティを連れて、ミルファとアルゴルに続くように風呂場へと向かう]
……それまで。
……に、しましょうか。
これ以上はちょっと、本番にも良くないでしょうし。
[ 崩れた体制から跳んで見事に踵落としを―― 決めようとして止めた。
うちが見ても無理矢理中断したのが判る位で、着地が背中を向ける形になってしまっていた。
そして、自分での投了宣言>>159も含めまして。
少し息を整えてから、うちは2人に聞こえる様な声でそう告げました。]
……決まり、で。
その。いいですか?
[刀子を手に視線を戻せば、気合いの一声と共に姿勢を立て直そうとするのが見えて>>157]
おや、諦めはしなかったかえ。
[つい、年長者の目線で笑みを浮かべる。
前転から体術へ繋げる動きに警戒したものの、迷いからかこちらの構えた刀子が見えたからか、結局それが放たれることはなく相手は体勢を崩す]
……これで仕舞いかのう。
[背を向けた姿勢で止まった相手。>>159
対してこちらは、刀子を取り落とし掛けた時に乱れた呼吸もほぼ整い、いつでも動ける状態で構えている。
負けを認める言葉に、うむ、とひとつ頷いて]
いや、良い戦いぶりであったよ。
体勢を崩しても諦めぬ心意気は良しだ。
[刀子を下ろして左手に持ち替えると、空いた右手をジミーへ差し出した]
/*
んー…ジミー対エステルが事実上の第一試合になってるし、連戦ってのも偲びないねぇ。
…まぁ、一回戦→二回戦の切り替えのときにでも、連戦になる可能性があるから、あんまりひいきみたいにするのもちょっとアレだけど…
…一回だけ。振りなおしてみようか。
<試合内容決定ランダム>
試合タッグ(未試合タッグのうち、フィルターの上から数えて)
4(5)×1(5)
振りなおし用単品 3(5)
試合会場
縦軸2(5) 横軸4(4)
※すでに使用した試合会場が出た場合は振り直し
振り直し用4(5) 4(4)
……違う場であれば、わからなかったかものう。
[そう呟きつつ、審判>>162の一声に頷く]
ジミー殿がそう言うなら、私は何も言うまいよ。
[踵落としを無理にでも止めたジミーの判断。
思う所はあるが、彼の言葉を覆す言い方は返って失礼でもあろう]
−風呂場−
さてっと。
ミルファ、パラとロサ、貸してもらえるかい?
ためしにまずは、アタシだけで直してみようと思う。
難しそうだったらアルゴル、フォロー頼むよ。
[風呂の栓、パラで水を除け、ブラシ、ロサに魔力を通して湯の花を湧き出させれば、できなくはないはずだ。
試合前の腕試しに、魔力のとおり具合も確かめておきたかった]
さて!!
では我々も後ひとつ、やるべきことをやっておかねばな!
……何、少し扱いの難しい武器を造ってみるのも良いかと
思ってな、新しい武器の部品だけは持って来ているんだ。
それを夜の間にひとつにしておきたいので、鍛冶場を
見ておきたいんだ。
[大盾、戦槌に加えて一つ難易度の高い武器をと告げた。
相棒はそれに対してどう思うのか。
もっと簡単なものが良いと言うのか、それとも。]
[女将さんにはお風呂の栓。
わたしが持つのはハサミ。
闘技場での反対だ]
[栓……パラは、錆びない丈夫なチェーンの先に、同じ材質の金属の重りが付いた形をしている。
持っ手は、栓を抜く為に着けた物だけど、
鎖分銅だと言われると確かにその持っ手としても使えそうだ]
『いつでもいいよ』
[またお風呂に勝手に入って、スイスイ泳いでいたアルゴルが言う。
ここは温泉ではなくてお風呂だけど、
それでも水の中に居るアルゴルは楽しそうだ]
[わたしは、女将さんを見る。
片手に栓<パラ>、もう片手に盥<ロサ>を持った女将さんは、
目を細めて見たら古の戦女神のようだ。
ちゃんと見たらどう見ても、お風呂の栓と盥だけど]
[ロサは……説明は要らないだろう。
誰もが一度は見た事があるだろうタライだ。
水を溜めたり、異国ではなぜか空から落ちてくるといういわゆるタライだ]
……盾として使うなら、
中に取っ手も着けられるよ……。
……ううん、縁の上の方に2つくらい穴を開ける方が、
取り回しが効きやすい……かも……?
[これからブラシを加工するのだから、
そのついでに出来そうだ]
結局立て直しきれませんでしたけどね…
予兆なく足元崩されるとか考えた事ありませんでしたし、
その辺はまだまだ経験不足みたいです。
[言いながらも、その表情にあまり悔いは無い。
…こんな魔法も有ると学べたし、経験不足故の穴も見つかった。
なにより、負けはしたけれども死んでいない。
なら、腕を磨いて再挑戦するまでの事…
いや、ソレックスさんと組めなくなった以上相棒見つけないとそもそも登録できないけれど。
そんな微妙に締まらない事を思いながら、此方も刀子を持ち替えて差し出された手を取り、握手を交わす。]
…御前試合じゃ、負けませんからね?
[ソレックスさんと組む権利を得たのはエステルさん。
つまり、御前試合ではソレックスさんもライバルになる訳だ…
そんな事を思って、冗談めかして微笑んで見せた。]
/*
ふむ。
男性で不仲…
…ジャマダハル鍛えた鍛冶師さんのお弟子さんにしよう。
そら、こんなギリギリまで持ち込んでこなかったらキレるわ。
組むの拒否されない程度の友好度はあっても違和感ないし。
ん?ああ、いいのいいの。
アズゥはこれでね。
下手に形を変えちまうよりは、このままのほうが、棒の理合いが生かせる。
[ロサ…ブラシのほうは、これからミルファが調整するかと預けたままに、盥、アズゥを手に、告げる。
棒術に慣れた身としては、なまじ構造を複雑にするよりは、単純な形のほうが手に馴染む]
さて、それじゃ行くよ。
[パラに魔力を通し、次いでアズゥに魔力を通す。
間を置くよりはと、感触を確かめることなく魔力を通してみたのだが――]
そうか、うむ。そなた、まだ若いようであるからのう。
折角の御前試合。色々と学んでいくと良い。
[少しだけ年長者ぶって言う。
悔いの少ない表情>>169に、内心では安堵しつつ]
いや、学ばされるのは私の方かもしれぬがのう?
期待しておるからの。
[握手を交わし、冗談めかした微笑みにはこちらも冗談を交えて。
それからいよいよ、ソレックスの方へ向き直る]
ジミーさんは大丈夫、ですか?
どこか捻ったり、してないですか?
それと、合わない竜器で無理させちゃったみたいで、その、ごめんなさい。
[ 小走りで2人に寄って行くけれど、やっぱりうちは心配顔だ。
手当てができる訳では無いから、大事無い事を祈るだけだけれど。
それでも、2人とも握手ができる分清々しい終わり方だったのではないでしょうか。
その点はこの巡り合わせも良かったんだなぁ、とうちは思います。 ]
[竜器な「お風呂の栓」が存在するのは、
すでに女将さんも知っての通り、説明不要として]
そのタライが竜器なのは……。
水の少ない場所でもお風呂に入りたかったからです。
そのタライには、水をきれいにする効果があります……。
つまり、混ざっている物を取り出すってこと……。
湯の花は……つまり、「不純物」なので……。
[理屈ではそういうことだ。
でも、実際に出来るかは分からない。
メリッサは膂力と速度で勝負するタイプ。
魔力は苦手だったから、ただ水をきれいにするっていう使い方以外を、考えたことはなかった]
…こりゃあ…
[パラが塞き止めた水が、綺麗な球形を描く。
ただ、雑に魔力を通しただけでこの精度、と、目を見張るのもつかの間]
[ずずぅ…]
おや、まぁ。
[思いのほか流れのいい魔力が、ひび割れをふさぐどころかこんもりとうずたかく結晶の山を築き上げる。
途中、急いで魔力を止めたものの、出来上がった結晶は、当初、魔力をこめたときの予想よりもずいぶん大きなものになっていた]
『おおー? なにこれすげー!』
…いや。大したもんだよ、ホント。
[竜器の、魔力を通す精度と効率は、鍛冶師の腕前に大きく左右される。
そういった意味で、たった今パラとアズゥが見せた精度と効率は本当に『大したもの』だった]
…。
……。
………。
その、それじゃあ。
う、うちと、出て、もらえますか?
エステル、さん。
[ 争奪戦とかうちながら本当に予想外でしたが、何とか決まったのですが――
やっぱりここはうちがお願いする立場だと、小さい体を折りたたむのでした。]
ふつつかものですが、よろしくお願いします。
[女将さんのあげた声に、失敗したのかとドキッとしたけれど]
……うまくいきました……?
[「大した」は、失敗の時はあまり使わないだろう、と少しだけ力を抜く。
カティちゃんも喜んでるみたいだし。
わたしは、汗ばんだ手を、キュロットで拭った]
あたらしい ぶき。
[>>166 すわ何を言い出すかと思えば、そんなことを考えていたのだと目を丸くした。
思い返せば、行きの道での彼の荷はいつもよりも多めだったか。]
扱いの難しい、なあ……
う〜〜〜〜〜ん、やっぱり俺はどがーんといってばごーんとする奴の方が得意だけどさあ
[ごくごくごく、とラムネリーフの炭酸水を飲み干す。
空き瓶を口にひょいと加えたまま、空いた手でばしんと相棒の背を叩いて]
ひょあえがひゅくるもんひゃったら、
ひゃんだってひゅかっていひゃいにひひゃっへるひゃろ!
[「お前が作るものだったら、
何だって使ってみたいに決まってるだろ!」]
ああ、上手くいったもなにも、できすぎなくらいさ。
アンタ、もっと胸はっていいよ。
[できすぎ、というのは、ただ穴をふさぐだけのつもりが、山を築き上げてしまったこと。
手際よく風呂の脇にある掃除用具入れから市販品のモップを取りだして来ると、その柄で山を突き崩し、それらしく形を整える。
イメージは竜。
アルゴルの姿だ。できばえは92点といったところだろうか]
ジミーさんもうちを選んでくれた時は、本当にうれしかったです、うち。
………あ。
ど、どうしましょう。
[ そう言えば、ジミーからは大事な物を預かっていた筈です。
ペアが決まった以上、流石に同時に手掛けるのは筋が通らない気がします。
かと言って一度預かっておいてダメになりました。ってのも鍛冶屋としてすっごい良くないし!
というかどちらに転んでもものっそ失礼です、エステルにも、ジミーにも。
結局頭を抱える羽目になったのは、自業自得なのでありました。 ]
[ジミーの心配をするソレックスをちらりと見る。
口を挟むことはなくしばらく待って]
む? うん。ごほん。
いや、その、固くならずともだな。
[体を折るソレックス>>175にこちらもつい緊張して、咳払いしつつ]
……こちらこそお願いするよ、ソレックス殿。
初めての相棒が一時代前のエルフでは、苦労を掛けるかもしれぬがの。
私と共に、戦っておくれ。
[ソレックスに向けて、右手を差し出す。
細長いその手には、見た目の年齢に見合わぬ古傷が、幾つか見て取れることだろう]
…村の手合わせじゃ見れない物も結構ありそうですしね…
命賭けずに学べる良い機会ですし、色々見て帰ろうと思ってます。
[…なにせ、さっきの一戦だけでもいろいろと学ぶ事だらけなのだ。
御前試合で他者の試合を見る事も考えると、もう手帳が必要になるかもしれない。
そんな事を思っていると、心配する様な声>>173を聞いて苦笑する。]
…や、流石に明日に響くような無茶はしてないんで大丈夫です。
それに、合わなかったらそもそも武器落としとか狙えませんって。
[そう言って刀子をケースに戻し、ソレックスに返して鍛冶師を探しに訓練施設を後にして…]
それって、過ぎたるは及ばざるが……、
ええと、
ありがとうございます。
[結晶の山が、女将さんの手で削られていく。>>178
たぶん竜をイメージしたのだと思うけれど、
なんだかサンショウウオ……アルゴルにそっくりだ]
『良かったね。
これで三食宿付き、相棒付きだ』
[アルゴルがお風呂の縁に手をかけ、笑い顔を覗かせながら言う]
[そういえば、
竜器な「お風呂の栓」が存在するのは、
すでに女将さんも知っての通り、説明不要として]
そのタライが竜器なのは……。
水の少ない場所でもお風呂に入りたかったからです。
そのタライには、中に入っている物をきれいにする効果があります。
湯の花は……つまり、「混ざっている物」なので……。
だから「きれいに」、取り除かれたのだと思います……。
[工夫すればもっと色んな使い方があるのかもしれない。
メリッサは膂力と速度で勝負するタイプ。
魔法は苦手だったから、ただ水をきれいにするっていう使い方以外を、したことはなかった]
うむ、わからん!!
どがーんとかばごーんとするとか、お前は西の国の婦人か!
[余談だが、そんな擬音で会話する民が居ると聞いた事がある。
それはさておき、少々難有りのようではあるが]
おぶっ!!
更にわからん!!しかしやる気があるのだけは解った!!
何、その武器自体は昔から農作業で扱っているものだから
心配はないだろう。
奮う相手が作物から対戦相手に変わる、それだけだ。
[やめて背骨が折れる。
しかし等しく鍛えている男、耐え切った。]
[工夫する。
……そうだ。武器ではない道具を、武器として使うのだから、
工夫は必要だろう]
お風呂の栓……「通さない」という効果も、
他のことに使えるんでしょうか。
もちろん、ただの鎖分銅として使っても充分な強度はあると思いますけど……。
…あ。
ジャマダハルどうしよ…
[…流石にすぐ戻るのは気まずい物が有るし、
かと言って預けたままというのもそれはそれで駄目だし…
暫し悩んでその結果、明日取りに行くことにした。]
…んで、問題は鍛冶師だけど…
流石に今相棒が居ない鍛冶師も居ないよねぇ・・・
[そんな事を思いながら歩いていると、
何処か見覚えのある看板が目に留まる。
もしかしてと思いながら扉を開けると…]
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