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―竜王祭り―
はいごめんなさいね!!!ちょっと危ないぞ!!
おおおおおおおおおおっと、はいキャッチした!!
彼氏の元へお帰り!!
地響き?大丈夫大丈夫!!
俺の故郷じゃ毎日よ!?
[相棒の弾き飛ばす人々>>10を受け止めては下ろしを繰り返し、
咎めるでも宥めるでも無くその後ろを駆けて付いて行く
やたらと声の大きな男が一人。]
こっちは任せろ!!
お前は……全力で犯人を捕まえるんだ!!
大丈夫、お前なら出来る!!
そしてあの屋台で買い物をするんだ!!
[むしろ、煽っていた。
諦めているからだとか、止めても無駄だからとか
そういう理由からではない。
これが二人の常だから。
謎めいた励ましと怒号が交互に響く祭の最中。
それはある種のイベントか何かかと勘違いされる事も
あるだろう。**]
サイラスとギャランwww
いいキャラwwww
ここが風城カップルかな。
で、アサドがりおたま。
ジミーがすずかけ様かな。
宿屋の女将 グレダ がきたらしいよ(8人目……だったかなあ?)。
宿屋の女将 グレダ は ただの人 になれるよう、天に祈った。
−竜の王国・街外れ・宿屋『煙る水かき』亭・風呂場−
うぅーン…
[竜王御前試合に賑わう街の中にあって、祭りの喧騒から隔絶された静かな浴場。
そこで、宿屋の女将は唸る声を混ぜたようなため息を漏らした]
参ったね。書き入れ時だってのに。
[目線の先には、大きなひび割れからちょろちょろと水を零す浴槽。
祭りと言えば宿屋の稼ぎ時で、街外れの城壁に程近い、この辺鄙な宿屋だって、予定通りなら今頃満室で忙しく切り盛りしていたはずなのに。
『煙る』って名前が示す、自慢の大浴場がこんな有り様では、おいそれと営業もできない。
祭りの酒と空気に酔ってバカ騒ぎした勢いでこの破壊を招いたバカは、コテンパンに伸して叩き出してやったからいいとして、だからといって壊れた浴槽が元通りになるわけでもない]
『かーちゃーん、まーつーりー! きのう寝てきょう起きたら行くって約束した!』
[背中のほうからはそんな声が遠慮なしに響き渡る。
正直それどころじゃない宿屋の危機だが、かといってこんなところで唸っていたところで直るわけでもない。声に振り向くのに合わせ、頭を切り替える]
うん、確かにかーちゃん、約束した。
でも、『いい子にできたら』って条件付だよ。
ちゃんといい子にできたのかい?
『うん!布団は自分で片付けたし、朝ごはんのさかなもがんばって食べたし、歯もみがいた!』
よぉし、いい子だ!
それじゃ着替えて出かける準備しておいで!
『がってんだ!』
[元気よく声を上げて走り去る背を見送る。
さて、どうしたものかともう一度浴槽に視線を投げて。
すぐに気を取り直し、浴場を後にした**]
廃墟の鍛冶師 リーマン・ワーカホリック がきたらしいよ(9人目……だったかなあ?)。
廃墟の鍛冶師 リーマン・ワーカホリック は 求婚者 になれるよう、天に祈った。
―竜王御前試合受付会場―
ええ、剣士兼鍛冶師のリーマン・ワーカホリックの登録を削除してください。
それから改めて鍛冶師としてリーマン・ワーカホリックの名前を登録願います。
パートナーの名前は……。
―竜王御前試合受付会場・出入口付近―
ああ、登録変更は終わらせたよ。
君は例のコンテナを近く試合会場近くのホテルへ届けさせてくれ。裏手にくらいは置かせて貰えるだろう。
文句を言ってくるようだったら、適当な額を握らせても構わない。
とにかくコンテナの警備はくれぐれも怠るなよ。
俺はアイツを探しに行くがてら、ちょっと寄り道をしてくる。
ここに来るのは久しぶりだからな、ついでに昔なじみに挨拶回りもしておく。
ああ、心配するな。ちゃんと晩餐会には出席するようにする。
[指示を飛ばされた部下の男は、リーマンに一礼を残してその場を後にする]
さて、行くか。
こっちだ、ミコ。
[リーマンの傍らに立つ巫女服姿の少女がコクンと頷く。
そうして二人は祭りの喧騒の中へと歩き出す]
―回想―
リーマンは13年前までは一介の剣士であった。
天才双剣士と呼ばれ、数ある大会で優勝を果たし、数ある邪竜を葬ってきた。
自分に勝てるものは居ないと、そう信じていた。
そんなリーマンに剣の師匠が言った。
「お前には絶対的に足りないものがある」
――俺に足りないものなど無い。
師への反骨心がさらなる増長を生み、それを起因に多くの敵を作ることとなった。
そんなリーマンにかつて友人だった男が言った。
「どんなに腕が良くったって、所詮、戦士や剣士は鍛冶師が居なければただの人さ」
――俺には鍛冶師も必要ない。
リーマンはその日から、鍛冶師の修行を始めた。そしてわずか二年で一流と呼べるレベルの竜器を製造するようになった。
―回想―
さらなる増長を続けるリーマンに、とある酒場で出会った人のいい男が言った。
「あんたはまさしく天才だ。あんたに出来ないことなんてないのかも知れん。しかしそれでも一人で出来ることには限りがあるものだ」
――ならば一人でなければ良いのだろう。
一年後、リーマンは『リーマン・ハンマーズ』と呼ばれる竜器専門の鍛冶師の会社を設立した。徹底した効率化を標榜し、設立から4年で、すでに500人近くの従業員を抱える会社へと成長させている。
─ 回想・数か月前 ─
リーマンは相棒竜のミコと共に、邪竜が潜む森の中に居た。
その手には自作の竜器が握られている。
試し切り。
数ヵ月後に行われる。竜王御前試合に使うための竜器を試すために、ここを訪れた。
竜王御前試合で勝利することは、リーマン・ハンマーズのブランド価値を高める絶好の機会だ。
だが竜王御前試合は数ある大会の中でも、最もレベルの高い試合だ。
いかなリーマンと言えども、生半可な準備では心もとない。
そのための試し切りだ。
この森の邪竜の防御力は恐るべきものだとのこと。
試し切りにはまさにうってつけと言えた。
─ 回想・数か月前 ─
近くで何か大きな気配、それから物音がした。
邪竜が近くにいる。
とてつもなく大きな気配だ。中々に厄介な邪竜のようだ。
リーマンは相棒竜のミコにその場に留まるよう指示し、森を駆ける。やがて視界が開けた場所へとたどり着いた。
そこには一人の男が立っていた。
その背後には倒れ伏したAクラス相当の邪竜の姿。
――このレベルの邪竜を一人で苦も無く倒したのか?
邪竜は倒れている。しかし大きな気配は依然としてここにある。大きな気配は邪竜からではなく、この男から発せられているのだ。
リーマンは自然と爪先立ちになり、いつでも素早く動ける態勢を取っていた。
しかし、男はそんなリーマンに対して、気の抜けた言葉を吐き出してきた。
「お前─────食い物持ってるか?」
─ 回想・数か月前 ─
この時、リーマンは剣の師匠が言っていた自分に足りない物の一つを理解した気がした。
リーマンは男に即座に答えた。
――ああ、たらふく食わせてやるぞ。
― 現在・竜王祭り ―
しかし賑やかだな。
ミコ、くれぐれもアイツのように迷子になるなよ。探すのがえらく手間だ。
[リーマンはミコを連れて、祭りの喧騒の中を歩く]
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