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スズメはまだ喋らない。
一緒に修造しようと思ったけれど、口調だけは涼やかに!
でも基盤はやっぱり修造なんだよ。
― 訓練設備 ―
[教えられた場所に辿り着くと、そこには棒にかけられた革鎧が幾つか並んでいた。>>109
自分の場所を確保すると、深呼吸してそれに向かい合う。
柄に布を巻いただけの刀子を、軽い握りで顔の前に構えた]
やはり、あやつの武器のようには馴染まぬか……。
[数十年の時を経ても、なお体に残る感覚に懐旧の情がわく]
だが、あの子はまだ熱い鉄のようなもの。
鍛えれば、如何様にもなっていくであろう。
[ふっ、と鋭い呼気と共に、握り直した刀子を革鎧に向け振るう。
突き刺す、というよりも裂き、削るのに近い動きで傷をつけていく]
[一般的に、エルフは非力だ。
まともに切り結べば、大体の相手には力押しで負けてしまう。
ゆえに、エルフの戦士は異なる力を身に付ける]
――烈風!
[叫びと共に振り下ろした切っ先から、魔法の風が生まれる。
それは先に鎧に付けた傷にそって鋭い力を生み、パァンという破裂音と共に、中の木が覗くほどの裂け目を作った]
さすがに何の細工もない刀子では、これが限界か。
しかし、魔法を生み出せるということは、確かに竜器であるという証拠よな。
[竜器が宿す魔法の性質は相棒竜の力にもよるから、実際にこの武器の実力をどれだけ引き出せたかはわからない。
それらの条件を鑑みて]
うむ。現時点では上出来というところよの。
[刀子をくるくると手で回しながら、機嫌良さそうに笑顔を見せた]
え?リーマンの店じゃないの?
んだよ…何が「ここら一体の鍛冶屋は俺の物」だよ、全然違うじゃないか。
あ、ごめんごめん、違うならいいや。
[手に持った串をヒラヒラさせながら店を出た]
−Side・おかん−
へぇ…なかなか利発な子だね。
だいたい合ってるよ。
元・だけどね。
[風呂の状況と修理できない理由、それに元・戦士だということ。
ピンクの竜…ミルファと呼ばれた鍛冶師の呼ぶにはアルゴル…が言い当てた事柄>>142>>143は、そのほとんどが的中している]
付け加えて言うなら、効果が長続きするように魔法をかけるよりは、一時水止めて、その間に固形物でも詰めた方が楽だね。
[温泉の竜の使いこなす力として予想できる範囲では、その辺りが最も『固形物』として扱いやすかろう、と言う判断だった]
いや、湯の花は最初の一度で十分だから、そこまでしてもらう必要もないだろうと思うよ。
[アルゴルの問い>>144にそう答える。
そうでなくともこちらは力を貸してもらう立場だ。余り多くを求めるのも決まりが悪い]
どうだい?力を貸してもらえるかい?
[今後の予定を話す内に、串焼きは所々啄ばまれてボロボロだ。
それにようやく気付いた頃には殆ど失われていて]
これは一体!!
恐ろしいことだ、俺の串焼きが風化してしまったぞ!?
『油断大敵ですよ、ギャラン?』
[仕方なく、残った肉を食べて串をゴミ箱へ放る。
それを笑うかのような静かな声が、後ろから聞こえたのは
その後。]
……スズメ、身体に悪いから人間の食べ物はダメってあれほど
言ったのに!…まあ良い。次やったらお前食うから!
『やれるものならやって御覧なさい。』
[これもまた「二人の常」。
男にはそれぞれの常があり、場は変われどその本質は全く
変わらない事に安堵と喜びを感じている。]
[相棒との励ましの人生に、途中から加わった喧嘩相手の鳥。
火山生まれの割に口調は静か、しかし気質は熱い。
なんだかんだで気の合う二人と一匹なのだった。]
とにかく、訓練の様子を見学しに行こう!!
スズメのお仕置きはそれからだ!
『お仕置きだなんてまぁ怖い。』
[相棒は人生の途中から加わった、この「別の常」は
どう思っていたのだろう。
時折考えるそんな事柄に思考を傾けながら、賑やかな男達は
訓練設備のある所へと向かって行った。]
『「元」?>>149
じゃあ、御前試合には出ないんだね?
……そういうことなら教えてあげるよ。僕はミルファ君の漏らしたように「温泉」の相棒竜。
別に利発って訳じゃないさ。
風や火と違って、「温泉」は半自然半人工物だからね。
人間の世の中の仕組みや、習慣にも詳しいだけだよ』
[わたしはびっくりして、アルゴルと女将さんを見比べる。
女将さんが元・戦士というのも驚いたが、
アルゴルがそれに気付いた上で、ライバルに情報を与えないように言葉を選んで喋っていたというのも驚きだった]
わ、分かりました。
わたしで良ければ、出来るだけやってみます。
『ちょっと待った。
代償として御前試合進行中の宿代免除、あと朝食もつけて貰えるかな』
[アルゴルはほんと、しっかり……というかちゃっかりしてる]
(やっぱりこの子は彼女の娘さんか)
[グレダのことを母と呼んだ少女を、どこか懐かしむように見つめる。
などとしていると、急に少女がぶるぶると震えだした]
な、ど、どうした?
[リーマンはその変化に対応しきれずに慌てる。
傍らに居る相棒竜のミコも、少女に触れてあげようかどうしようかとソワソワしだす]
―リーマンの脳内―
落ち着け、冷静になれ!
……よし落ち着いたぞ。
まず状況を確認しろ。
何故この少女は急に震えだした?
何者かに魔法でも掛けられたか?
いや、そんな気配はまるで無かった。
ならば局地的な地震か?
この少女の半径30センチに局地的地震が。
いや、そんなわけあるか。
ちゃんと推理しろ推理。
まずこの子はグレダさんのことを喋っている時に震えだした。
ならばそれに関係する。
ハッ! まさか幼児虐待!?
いや、そんなわけあるか。
グレダさんはいじめっ子を逆にいじめるようなタイプだ。
ましてや実の子にそのようなことするわけなかろう。
それに最初に『かーちゃん』と発した声には恐怖は感じられなかった。
となると、かーちゃん自体に恐れを感じているのではなく、それに付随する何かに恐れを感じているのだ。
―リーマンの脳内―
母、子ども、親愛、恐怖……………。
……そうだ! 説教だ!
この少女は説教を恐れているのだ!
それに最初に少女は『お風呂が壊れている』と言っていた。
しかしこれは少女がお風呂を壊した、と言う推理すらも成り立つ。
ふ、冷静に考えれば簡単な問題だったな。
ならば俺がどのような行動を取るのが正解か……。
それは!
―『煙る水かき』亭の前 ―
[リーマンは胸ポケットから小切手を取り出し、少女に渡そうとする]
この小切手に好きなだけ『ゼロ』を書き足すといい。
風呂の10個や20個買ってやれば、グレダも怒りはしないさ。
[リーマンは爽やかな笑みを少女へと向けた]
−Side・おかん−
ああ、相棒の鍛冶師も、今は、まぁ、なんだ…遠いとこにいるからね。
今のアタシは元・戦士ってだけの、ただの宿屋の女将さ。
[元、と言うところを確認するアルゴルにははっきりと答えておいた。
相棒の鍛冶師、については、少しばかり言いよどみ、言葉を濁しはしたけれど]
その、『元・戦士』として言わせてもらうけどね。
御前試合に出るってんならあんまりそう、隠したって仕方ないよ?
御前試合に出るって以上、相手は出し惜しみなんてできない手練れだし、手の内を隠しきれなくなってからの方が、もっと強い相手と戦うことになるんだからね。
ま、その慎重さは悪かないと思うけど。
[若さかね。と、アルゴルの慎重さをそう評価する]
ああ、なんせこの風呂はウチで一番の売りだ。
逆にそのくらいさせてもらわなくちゃ困るってもんさ。
なんなら昼飯と晩飯もサービスしたっていいよ。
まかないだけど。
―鍛冶屋『ブルースチール』前―
…看板見た感じ、鍛冶屋だよな。ここも。
もうパートナー決めちゃってるって事が無いと良いけど…
[看板を見上げながら、どうした物かと考え込む。
…ジャマダハルを打ち直してもらえるかどうか以前に、
パートナーが居るかどうかから考えなくてはならないわけで…]
…いや、入らないと始まらないよな。
玉砕するにしても聞いてからだ。うん。
[だいぶ後ろ向きな事を考えながら、一つ頷いて扉を潜った。]
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