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―回想・深夜の談話室―
ゲルト…
[誰もいない談話室で無防備に寝ている男。
今日の“晩餐”は彼に決めた。]
…すまないね。
あんたに恨みはないんだけど。
[まだ間に合うと思っていた。
人間の犠牲者が出ないうちは、処刑が始まることもない。
自分がこの衝動を抑えれば、自分が殺されることもないのだと。
しかし、どうにもならないのだと知った。
どうしても、異常な食欲を抑えられない。
動物ではダメなのだ。
人間の肉が食べたい――]
―――いただきます。
[せめて、苦しむ時間は短いように。
首筋に牙を立て、息が止まったのを確認すれば、仲間にも分け与え、満足するまでその肉を喰らい続けただろう。]
リザは嘘つきなの。
嘘ついたらご主人さまたちが喜んでくれるって思ったから。
村人さんたちに嫌われたって、ご主人さまたちが嬉しいって思ってくれたら、それでいいの。
ご主人さま。リザはね、
一緒に生きて、お本を読んだり、
お花畑で追いかけっこしたり、お花の冠をつくって遊んだり、
一緒にお布団で寝て暮らしたいよ。
リザの願い、叶えてくれる…?
―談話室―
…っ―――
[騒ぎを聞きつけ、談話室へと足を踏み入れた瞬間、鼻をつく匂いに、顔をしかめる。]
―――本当に、始まってしまったのですね…
[おびただしい量の血と、食い散らかされた肉片。
残されたわずかな情報から皆が言う通りゲルトであろうことはわかったが、それ以上正視することはできなかった。
顔をそむけた先で、真っ先に目に付いたのは、昨夜のやり取りがすべて記された議事録。
正直なところ、昨日までは人狼の存在など半信半疑だった。
しかし、現実に犠牲者が出た。
今日からは処刑が始まるだろう。
今のままではダメだ。もっと真剣に人狼を探さなければ。
やらなければ、自分がやられる。
議事録を手に取り、食い入るように読み始めた。]**
− 談話室 −
[タタタタタ……
起きてから急いで占いの結果を伝えようと階段を駆け下りる。最後の一段を降りた時、異様なにおいに気づく。
おそるおそる開けて、中へ入ると、談話室に咲いた、おそろしい赤を見た。
持っていたウサギのぬいぐるみをぽとりと落とし、声にならない声を上げて、口を手で抑えた。
あの透き通っていただろう金色の髪に、鈍い赤がこびりついている。
それを見れば、誰だったかなんて、容易に想像ができた。
先に誰かが部屋に居れば、部屋の隅の壁に背中をつけてうずくまっただろう、誰にも近寄らないように。
昨日は気丈に振舞ったものの、実際に死体を見れば震えは止まらず。慰めようとする者がいても、その手を振り払うことだろう。**]
[ゲルトの身体から溢れた、赤の中。
まるで、その血を求めるかのように、
散り染まっていた、幾枚かの薄紅のはなびら。
花瓶に生けた桜から、また。
はらり…ひとひら、無惨な血肉の上に舞い落ちる]
……なあ。
あんたは…そこで、見ていたんだろう?
ゲルトを殺した人狼…頼むから、教えてくれよ…
[縋るような響きを帯びた、小さな囁き。
空色がじっと薄紅を見つめ、暫しの沈黙の後、微かな溜息の気配]
…さすがのあんたでも、
そこまでの罪滅ぼしは、しちゃくれねえか…
……ゲルト。
怖かっただろうな、痛かっただろう…
すまない…。俺が…また、担いででも、
部屋に連れ帰っていたら――生きていたか…?
ごめんな…ごめん。
また、俺のせいだ…俺のせいで死なせたのと同じだ…
お前を殺した人狼…必ず、見つけてやる…っ。
[答えなどあるはずもないのに。問いかけずにはいられない様子で、
絞り出すような声で囁きかける]
髪や顔らしきものは、まだそこにあったろうか。
残っていたなら、微かに震える指先でそっと髪を撫で、
開いたままであったなら、瞼を閉じやり、数瞬の瞑目を捧げた]
>>22 ……クララ。
ああ。―――悪夢の、始まりだ。
人狼がいると分かった以上、今日から処刑を始めるしかない。
[クララの現実を認識するかのような呟き>>22に、小さく頷く]]
誰か、シーツを持って来てくれないか?
このままじゃあんまりだろ。ゲルトを、部屋まで運んでやりたい
……ジム、あんた腐っても神父だろ?
なにか……少しでも安らかになるようなこと、
言ってやってくれ。
[ジムゾンの方を見たくないのか、見ることができないのか、
視線を向けずに、吐き捨てるようにそう呟いて。
手伝ってくれる人があれば、共にゲルトを部屋まで運び、
再び談話室へ戻って来た**]
……それで、占いの結果はどうだったんだ?
誰か、人狼を見つけたのか?
[談話室に全員が揃ってから、
3人の占い師の結果を聞いたのだったか。]
……3人とも、人間という結果、か。
本物の占い師は、一人だけ。
狂人は、人狼だと予測する者を、
庇うつもりで占って、実際に人狼の可能性もあるし、
人狼は、もう一人の人狼を、
他の占い師に占わせないよう先に占って、
人間と言っている可能性もあるな…
それぞれの占った理由や結果については、少し検討したい。
アルウェン、俺の考えを聞きたいのは、了解したよ。
信じられるかどうかは置いて、
占い師が人狼を見つけてくれればと、願っていたんだが…
[溜息と共に、失望の滲むような呟きが唇から零れ。
ついで、はっとした様子で、口を噤む]
……すまない、つい…。
本物の占い師は、それこそ、
命懸けで探してくれたはずだよな…
ごめんな、ありがとう…今日こそは、見つかると信じている。
つらいとは思うが…本物なら、
たくさん味方がいるのを、忘れないでほしい。
[かつての人狼騒動で、占い師の名乗りを上げた男は。
本物の占い師の肩に懸った重責と、人狼を見つけられぬ謗りを、
よく覚えていたから。
まだ誰とは分からぬものの、本物の占い師に向けて、
せめて一人ではないと思ってほしいと、言葉を紡ぐ]
人狼ではない人を、殺したくないから…
本当の占い師の占いで、見つかるのが、一番いいんだが…
だが、エルナ、どうしても、
今日から処刑も、必要になる……。
[エルナを振り向き、彼女にも、
既に分かっているはずだとは思うも、ぽつり、伝える。]
みんなの意見があったとしても、
最終的に、誰を処刑するかの判断を下すのは、
とても、つらいことだとは思うが…
まとめと決定を、頼むよ。時間はどうしようか。
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