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― 回想:朝の談話室 ―
[シモンの問い>>18に、暫し考えて]
いると思います。
直接姿を見たことは有りませんが、
鹿…見ないでしょう?
[村の森には鹿が居るが、数が増えて村まで降りて来たという話は聞かない。]
鹿の天敵なんて、狼か野犬か…うちの親方位です。狼に準じる肉食獣は居ると考えるのが妥当かな、と思います。
伝承なんて、実在しないから伝承なんです。それに、物語の化け物は人を襲うのでしょう?羊なんかより、ずっと隙だらけのゲルトですら無事なんですから。
[シモンの懸念>>28を大して気にも留めずに答える。
しかし、そんな獣が村に降りてきているのであれば、確かに出歩くのは危険だろう。]
念のために親方の猟銃でも借りて来ますか…
[誰に言うでもなくぼそりと呟く。]
さて、昼食は何にしよう…
[皆が大真面目に狼のごっこ遊びを始めたものだから、食事の支度をする者が自分1人になってしまった。
普段の様にゲルトと自分だけなら、適当に済ませるのだけれど…。リーザにはまともな物を食べさせてあげたいし]
―ねえ、ねえってば―
[何度目かのゲルトの声に振り向くと…]
何…それ?
―多分鯉じゃないかなあ?―
[大きな魚(しかも生きている)を抱えた友人からは、直球な返事が返ってきた。道端で拾ったのだと彼は続ける。
狼だのなんのと皆が騒いでいる時に、何処までも平常運転な友人に言葉を詰まらせる。]
…鯉の…ムニエル、で。
[突っ込みさえ放棄すれば、取り敢えず。悩みは解決した。]
/*
巻かないと多分、1d2d、微妙そうな気がするので、
巻急ぎ気味すみません。
とりあえず、シモンは今日は進行優先かな……
うっかりしすぎの中身で、ぐだぐだ進行ですみませんです…
[昼食後、談話室のソファで寝転ぶゲルトを見て、いつも通りの光景に少し安堵感を覚える。
他の人より楽観視しているとはいえ、この非常事態には少し疲れを感じていたから。
彼の頭元にはシモンの活けた桜の花。
外の桜は嵐で大方散ってしまっていたが、難を逃れたこの枝は、以前よりも美しく咲き誇っているように見える。]
ゲルトさん…食べてすぐに寝ると牛になりますよ?
[話しかけてみるも、返事がない。まるで屍の様だ。]
―桜の木の下には死体が―
[頭に浮かんだフレーズをぼそりと呟き、頭を振る。
こんな屍を植えたら、逆に桜が根腐れを起こしてしまいそうだ。
せめて風邪をひかない様に、とゲルトに自分の上着を被せておいた]
/*
ふう。漸く見れたけれど、ヨアヒムが対抗ね。
ふーん…3COになるかもしれないから、COは伸ばそうかしらね。(にたり)
─宿・談話室─
[そうだ。人狼なんて、居るわけがない。それも、こんな日溜まりのような村で。悪意の存在はいくらでも否定できる。いつかジムゾンはこの手を「命を育む手だ」と言ってくれた>>38。自分の心は誰かを処刑するだなんて考えない。考えたくない ]
誰かが人狼だなんて、考えない。考えたくない。
[「考えられない」ではなく、「考えない」。無意識にこう表現したことにも気付かず、厨房へと向かうのだった]
ただ──
[流石に今日誰かを処刑するだなんてことにはならないだろう。それなら、占い能力くらいなら、と、声を絞り出す]
──【私は占いなんてできない】。
……流石に、今日誰かを処刑するだなんてしない……よね?それなら、人狼を信じたわけでも、誰かを疑うわけでもないけど、これくらいのことなら、少しは協力する。
夕御飯、野菜の調理は私がやるよ……。
[言い残して、厨房に入った。誰かが調理するならサポートをしただろう。**]
─厨房─
いや、でも……恐らく人狼はいるのだろう。それがわかったとき、果たして私は誰かを疑うことなんてできるのだろうか。
どうせなら私が狼になってしまった方が楽だった。それなら、誰も殺しなんてしないのに……。
もし、本当に人狼がいるのなら、私を殺して欲しい……それで、満足して欲しい。
[命を育んで生きてきた為だろうか。命の遣り取りが行われる可能性を考えると心が沈み、息が苦しくなるのだった]
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