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担ぎ込まれた近くの村で、僕のことを知る人はいなかった。焼け落ちたあの村とも交流があった商人の言によると、僕はどちらの住人でもなかったらしい。
親切な人たちに助けられて体を癒し、記憶が戻るのを待つことにした。隣村の悲劇はその村でも盛んに取りざたされ……この言い方は控えめで、寄ると触るとその話ばかりだったそうだ。
(なぜ、『そうだ』などと言うのか、気になるかもしれないね。ここは実際、後で人に聞いたことなんだ。少し下を読めば分かるよ)
好奇の目や警戒を向けられることも多かったが、僕は何の答えも持ち合わせていなかった。ただ、人の言葉の端々に聞こえた一つの単語に、反応を示した――らしい。
『人狼』
次の異変が起こったのは、その村での生活にも馴染みはじめてからのこと。
また記憶が消えていた。
目を閉じると、焼けただれた赤と黒の光景が瞼の裏に浮かぶ。川べりで目覚め、あの村にたどり着いた記憶もある。自分の名前も分かる。けれど、それだけ。この数か月間に起こったことを、他には何一つ思い出せなかった。
周りの人の助けを借りながら、段々と状況が分かってきた。どうやら、僕の記憶はそれほど長く持たないようだ。もって数か月、ひどいときには数十日。
記録を付け始めた。
出会った人、話した内容、そのすべてを忘れてしまう。
けれど、大丈夫、なんとかなるものだよ。朝起きて全部忘れていても、左手にはこの手帳を見ろと書いてある。ここにはすべてが記録されている。君がいまどこにいて、何をしているのか。どのようにふるまえばいいのか――細かい生活の工夫は後で紙面を割くとして、端的に言おう。
・君は(僕は)、自分がこうなった原因を探して旅をしていた。どうやら「人狼」がかかわっているらしい。
・君がどこかに住もうと思ったなら、それは手がかりを見つけたか、諦めたときだと思う。
・この手帳には、君が見た、聞いた、会った、言った、そのすべてをできる限り記録しておくこと。
・記憶が消えたのは、最初は十か月後だった。次第に短くなっているようだ。きっと、今後も縮まる。あの焼け跡の記憶も薄れつつある。自分の名前を思い出すのも、時間がかかるようになってきた。
【重要事項】
悲劇ぶることはない。これは、昨日までも直面してきたことだから、今日になって平気でいられないことはない。
何より君は結構図太くて、たいていのことには落ち込まない。
そもそも、そんなに頭の出来はよくないです。このことがなくても、記憶力は良くなかったと思うぞー。
【最重要事項】
人との関わりを断とうとはしないで。
きっと誰にも言えないけれど、裏切りかもしれないけれど、君がそのときの君でいられるうちに、出会えた人が向けてくれる言葉や気持ちは、やはり、とても大切なものだから。
出来るだけこの手帳に書きつけて、残しておいて。
記憶には残らなくても、いつかきっと、すべてが解決して――そんな日が本当に来るかは分からないけれど――その日が来たら、ごめんなさいって、謝りに行こう。
許してくれるかは分からないけれど、想ってくれてありがとうと伝えよう。
いまこの手帳を読んでいる君は、あと数か月で、あるいは数日でいなくなるのと同じかもしれない。
木の花と同じだよ、あんなにきれいなものじゃないけれど。
同じ花は二度と咲かない。でも、幹はそこに、ずっとあるよね。
だから、大丈夫。
【最重要事項】
人との関わりを断とうとはしないで。
きっと誰にも言えないし、裏切りかもしれない。でも、君がそのときの君でいられるうちに、出会えた人が向けてくれる言葉や気持ちは、やはり、とても大切なものだから。
出来るだけこの手帳に書きつけて、残しておいて。
記憶には残らなくても、いつかきっと、すべてが解決して――そんな日が本当に来るかは分からないけれど――その日が来たら、ごめんなさいって、謝りに行こう。
許してくれるかは分からないけれど、想ってくれてありがとうと伝えよう。
いまこの手帳を読んでいる君は、あと数か月で、あるいは数日でいなくなるのと同じかもしれない。
木の花と同じだよ、あんなにきれいなものじゃなくても。
同じ花は二度と咲かない。それでも、幹はそこに、ずっとあるよね。
だから、大丈夫。
−シモン宅−
[シモンに全てを話したカタリナは、今度は恐怖と安堵が入り交じったような顔をして]
…怖かった…シモンが…あの時お父さんとお母さんを食べた、黒くて大きな化け物(…に当時5歳のカタリナには見えたのだが実際はどうなんだろうか…?)に噛まれたんじゃないか…って。13年の時を経て、ここにも来たのかって…
…シモンにも…わかるの?
あの…独特の怖さ…
[紙に書いたメモを見せずともそのとおりにパンを袋に詰めるオットーを、机に頬杖をついて見て待つ。>>229ヨアヒムの話をふられると]
ヨアちゃん、ちゃんとここ来れたんだね。
道で困ってたから、教えてあげたんだー。
ヤコちゃんのところも行きたかったみたいだから、そっちには一緒についてってあげたのよ。
…あっ、それ、カリカリのやつ!ありがとう!
[プレッツェルの名前は知らないが、独特な形から触感を思い出す。色とりどりのそれに、目を輝かせて飛び跳ねる。
お金はがま口の財布から取り出して机の上で数えて渡し、袋を受け取った。]
うん、また。またくるね!
[紙袋を両手でかかえて手を振り返せなかったかわりに、次の約束を元気な笑顔と一緒に。**]
/*んー、でもね。
「普通の村」に人狼騒動経験者これだけ居るのも変ですし、
経験者が前兆感じて何も対策しないのもおかしいですよね。
狼が暴れるのはクローズドサークル。前兆としての嵐。
トラウマになるような経験者なら、まず、僻地に住みたくは無いだろうし、遅くても嵐の情報得たら逃げますよね。
付近住民に逃げる説得するでもなく…
実際なら、真っ先に吊るなあ*/
/*何が言いたいかと申しますと
もちっとギャグパートしようぜ、と(血涙)。
少年探偵団が行きの車のなかで、
[なー、コ●ンー。今回は何人死ぬと思うー?]
とかいっちゃダメ!
― パン屋→小道 ―
[パン屋を出てもパンのにおいにつつまれて、足取り軽く家までの道を歩いた。
――ふと、今日言われていた宿題を思い出す。
課題は、「図書館で本を借りてくる」というものだった。
それぞれ何を借りたのか、明日発表し合うことになっている。]
そうだ、お本、借りなきゃ。
[寄り道しては温かいパンが冷めてしまうことなど、少女の頭からはぬけてしまっているようで。両手で紙袋を抱えて、図書館への道へと逸れた。]
/*リーザちゃん可愛い…(*´ω`*) */
[少女の笑顔に癒されて、午後の仕事も頑張れそうだ。「ロリコン」だのなんだの言ってる親方は、気にしない事にした。]
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