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私は6戦目なので。まだまだ初心者村なのー。
村騙りと真凸を連続でひいて、
心が折れて気分転換しにきてるの。
20戦……い、いつか同村できるといいなぁ。
>>-279
私は普通村行ったことないの。
でも、初心者村だと真凸とか村騙りとか
そこそこあるから……たぶん、そのせいだと思うの。
私も真凸3回目って人と同村したことあるし。
手のひら
「手のひらに、何が見える?」
「手のひら……」
なだらかな坂道を青年と男の子が上っていきます。
あおく冷たい空気の中で、木々も、屋根も、ふたつの体も深い青色に染まっていきます。
「手のひらに何が見える?」
「手のひらには…海」
「海の上には何がある?」
「バイオリン…」
「どんな音の?」
「青い…真珠。ネックレスの紐が千切れて、コロコロとどこまでも転がっていく。
楽譜の床を…ポンポンと飛び跳ねながら…海に溶けていくの」
「すてきだ。それから…?」
「……扉がある」
「どこに?」
「空。でも高くて届かない…」
「オレなら届くよ。腕が長いから」
「空までも届くの?」
「あぁ。空までも届く」
「わぁ、すごい。どんどん伸びる」
男の子は魔法の手のひらを持っていました。
そのカギを開けられるのは青年だけでした。二人はとても小さく、痩せていたので手のひらを潜り抜けて自由に向こう側に行くことが出来たのです。
向こう側には二人が大好きな坂道と青い空気と、無限に広がる夢想の王国がありました。
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