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[…が、その瞬間は訪れなかった。目を開けると]
…!?ミ…ツル…?貴方…何を…!?
[彼の背中から血が出る。美しくも見える紅に目を見開く。]
なんで…私なんかを…
ねぇ…!!
[泣きながらミツルに問いかける。その間に攻撃がくるならば魔法で彼を庇っただろう。]
[>>42なんでおいてくの!という上官を置いて駆けだしたのは基本が単独行動な仕事ばっかりやってきたからかもしれない。
後方で立ち止まったコトブキへ、「静かに」というように指を立てた。
横手でぱちんと静電気が帯び始めれば、瞳の色を見て少し困ったような眼の色をした。]
――、(やっぱり気付かれたか。)
[>>57魔法の気配に気づいて隣のコトブキから視線を戻せば、兵の手が燃えていた。
魔法の炎ならば捕虜となっている兵には燃えうつらないのだろうか。
じきにボロリと手首が燃え落ちて、捕虜は地面へと落ちるのだろう。
死人兵も地面へと消えた。
昔から制御も上手な彼女だったけれど、やっぱり上手だ。小さい頃は酷く羨ましかったその力。自分が力を身に付けた今も相性的に敵わない。]
[だから、誰何の声に一瞬の躊躇いを覚えた。姿を見せるメリットが自分の能力にはないことと、シエラになにも告げていない心残りのせいで。
けれど自分が心を決める前に、隣のコトブキが>>55軽く明るい挨拶をしていたのだろう。]
……シエラ、立場は私たちの方が上だよ。
投降するなら、あなたは聖職者のはずだ。手荒なことはしない。
セシルは、隻眼の ミツル を投票先に選びました。
[小さな身体で荒く息をつきながら、ミツルの動向を見守る。
狙い通り、攻撃は千早を庇ったミツルに直撃していた]
はぁ、はっ――…。
[残った魔力のほとんどを注ぎこんで、地に膝をつく。
何とかぱちんと指を鳴らして変身魔法を解くも、変身前後は魔力で召喚している拳銃を呼び出す事もできずに千早とミツルの様子を見つめた]
……ふん、その女が大事か?
…完全に狂ったかと思ったが、拍子抜けだな。
――ならば、先にその女を殺せば、どうなるのだろうな?
[つまらない、とばかりに吐き捨てれば、『ああ、そうだ』と悪戯を思いついたかの様に。何でも無いように――、そう非情に笑った。完全に制御を外れるだけの力は獣には無いが、グレンが戦いを選ぶ以上はそれは支配の範囲内の事で。
アレクシスに情はあれど、獣は根底は同じなれど情はさして無い。
単純に獣は何時か暗夜で彼に去り際に述べた様に――彼の力を見たい、という感情で動いていた。
>61目を見開く彼女に目を向けては、容赦する事無く、再び地を蹴っては重力で空間を圧縮させれば一気に二人に詰める。至近なれど本来範囲外の場所で人指指に当たる部分の爪を千早の左胸部分を狙って、貫かんと伸ばすが――――]
グレンは、隻眼の ミツル を投票先に選びました。
/*メモにも書きましたがグレン狙いとかなら飛び込むので自分死んでも。セシルとかと絡みたいなら。そして悪役乙なロール*/
ぐはっ、お、俺は、ま、まだ死ねない…こ、こんな所で…
まだ、俺はエリィゼとクロロのために何もしていない…
それに千早にあれを…
[ミツルの元から小さな箱が落ちてきた、その中には千早に渡そうとした指輪が…
(/*これがきっと千早を守ってくれると思います…)*/]
―闇の底―
[手にした花は、白い大きな花弁を持っていた。
くるり、くるりと揺らしつつ、歩いていく。
時折現世の喧騒が耳を掠めるのは、
自分の一部を妹が持ち歩いているからだろうか。
足元に広がっていく花畑は、
彼らの癒しを祈っているようにも見えた]
[そして、彼と別れることになる前日。
もう演奏を聴いてもらうことができないことへ残念そうにしながらも、木箱の入った紙袋を取り出しながら、困ったように微笑んで]
これ、もしお荷物でなければ、どうぞ。
寝付きがよくなるかは、わかりませんが。
[渡したのは、発条仕掛けのオルゴール**]
/*
ログをのんびり投下していたら、ミツルさんが…!
僕、見物人なのに喋りすぎな気もするんですが、
黙っているのも寂しいので、つい、こう。
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