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隻眼の ミツル は クロロ に投票した
千早 は クロロ に投票した
グレン は クロロ に投票した
アレクシス は クロロ に投票した
クロロ は 千早 に投票した
シエラ は クロロ に投票した
ジロ は グレン に投票した
セシル は クロロ に投票した
コトブキ は クロロ に投票した
クルーク は クロロ に投票した
千早 に 1人が投票した
グレン に 1人が投票した
クロロ に 8人が投票した
クロロ は村人の手により処刑された……
次の日の朝、ジロ が無残な姿で発見された。
《★霊》 クロロは 【人狼】 のようだ。
現在の生存者は、隻眼の ミツル、千早、グレン、アレクシス、シエラ、セシル、コトブキ、クルークの8名。
/*
どうも私、感情の発露が苦手で説得されるのもするのも苦手だわ。理屈の方を考えてしまって思いきれないというか……
→結果:頑な系不器用
―闇の底―
ここ、どこなんだろう・・・
[暗い、暗い、闇の底。
自分が死んだのだろうということだけは、何故か認識できていて。千早に撃ち消されたはずの四肢は元に戻っていて、人狼化の後遺症もなくなっているのには不思議だったが]
そんなのもう、どうでもいいことか。
[こんな場所にきてしまったのも、表でしてきたことの報いなのだろうか。エリィは今、どこにいるのだろう。他の・・・死んでしまった、僕が殺してしまった皆はどこに。]
・・・ツリガネやアルフにもし会ったら、墓で仕返しされるのかなあ。
[2度以上死ぬなんて、そんなことできるのだろうかと。でも、もし死者にまた会えるのならば。また殺される前にエリィに会いたいなあと思いながら、なんとなく暗い空間を歩いて行った。**]
>>4:+29
―闇の底―
[地上から続く死者にしか歩めぬ道をぐんぐんと下っていけば、そこは闇の底。
アルフはロングコートのポケットに掌を突っ込んで、ただひたすらに歩んでいく。迷いは無い。ただ、死んでいるのに頬を撫ぜる風を感じるのが、おかしかった。
ふと、視界の端に闇でないものが見えて、足を止める。]
アルフ・ディドロ……安らかに眠れ、か。
[真新しい自分の墓石が、そこに立っていて。自分が墓石を見つけ出したのか、墓石がさまよう死者の魂を見出したのか、さだかではなかったが、アルフにはお似合いの場所だ。
アルフは一人、自嘲気味に笑って]
いいじゃない、まさにここがおまえの墓場ってワケ……。
くくっ。傑作ね。
[墓石を力任せに蹴り倒して、そこにどかりと座る。
そして、目を覆って、穴の開いた胸をかきむしるようにして、拳を握った**]
[>>74セシルの戸惑った表情を気にする事も無く。
>>76何処か安堵した表情の彼女が、自分の言葉を受けて数回瞬きする様を見ては、返される平坦な声に、首を傾げて]
……俺、何か可笑しい事言ったか?
[自覚なんて無い様に、不思議そうに彼女を見て]
セシルがちゃんと自分の意思で連合を選ぶならいいんだよ。
俺も、そうなら本気で相手してやるさ。
でも俺みたいに縛られてる様に見えてさ。
この儘残して行ったら――何だか後悔しそうだったから。
…俺が言えた事じゃねえし、お節介だよな。悪い。
[そう言えば苦笑交じりに、少しすまなさそうに頭を掻きつつ。
少し前に彼女に言われた様な事を彼女にへと返す。彼の死に意味を求めるのを、自分はどうする事も出来ないけれど。]
……さあな。
でもきっと――お前自身が望む道を反対しねえと思うけど。
[彼が妹の事を思ってたのは孤児院での日々で、分かっていたから。
昔をぼんやりと――、脳裏へと蘇えらせていた。それから再び立ち上がり、捨てた妖刀を鞘へと納めて。]
……今は難しいかもしんねえけど。
――いつか、一緒に同じ景色見れたらいいなって言っとく。
[ニィ、と笑って。グレンの方へと再び歩み寄ろうとして――。
ぐらり、と視界が揺れた。魔力暴走が未遂であろうと膨大な魔力の放出が行われていた事は変わりない。
使用直後はその疲弊の感覚が麻痺していたのだろうが。
重力魔法の消費魔力もまた、馬鹿にならないもので。其れに連日、身体を休める暇も無く――、コストの高い魔法を立て続けてに使ってはどうなるかは、自明の理だった。]
(そう言えば、ちゃんと休めって――ジロに言われたっけ)
/*んー、アレク乗っ取りルートは避けたので機会見てこっち死ぬつもりなのは変わりませんが。どうします?人間としてアレク生きるつもりなので人狼の力は本当の瀕死時にしか使わないと思いますが*/
[苦い顔をしながら、どさり、と身体は地面に崩れ落ちて。
『アレクシス』としての意識は暗転する。
そして目覚めるのは、獣――狼としての心。
先程人間へと戻った身体は、再び獣としてのソレに包まれて行く。
唯、人狼と言うよりかはココアブラウンの毛並に金の瞳をした狼の姿。
彼の名残を大きく残しているのは、彼の『人間』としての心が強く優っているからだろう。狼は、しゅたり、と駆けては倉庫の上へと駆け上がる。]
……ふん、獣として生きる事を選ぶなら――呑み込んでやろうと思ったのだがな。それも彼奴の支配が強くて出来ぬ。
…くくっ――、其れでも彼奴と私は異質ながら同一。
人間として選んだ道を、裏から存分に鑑賞させて貰うとするか。
[獣はそう闇夜に独りごちては。人の言葉でそう呟いて。
金色の――獣の瞳は二人を捉えて、アレクシスとのものとはまた違う、重みを帯びた声音で語り掛ける。]
……ああ、私はアレクシスの奴の意識が無くなったので出て来ただけだ。別に彼奴が獣の……、私に呑み込まれた訳でも無いから安心しろ。
…根底は彼奴と私は同じ。
だから彼奴の感情は私の感情でもあるからな。
(――その逆もまた、然りではあるが)
[ニヤリ、と獣が心中で嗤うのを二人は察する事は無いだろうが、この儘彼の身体を乗っ取ろうなんて気は更々無く。唯、身体を『回収』しに出て来ただけだった。二人に対しての敵愾心は微塵も感じられる事は無い。]
―――では、少し寄り道する所があるのでな。
私の半身が失礼した。私はこれで去らせて貰おう。
[狼の目線は二人から帝国の拠点の方へと。
二人の反応はどうだろうか。恐らく獣は構う事も無く、淡々と続けるのだろうが。その獣は倉庫の屋根を蹴ろうとして、思い出したとばかりに、すんすん、と鼻と、耳をを動かして。]
……もう直ぐこの辺りに兵が来るだろう。
恐らく、其処に青い目の。お前が紛れた事でな。
[人の気配、獣の耳ならではの聞こえる声に気付いてはグレンを顎で指示して。付け加える様に用事が済み次第アレクシスを其方の拠点まで送り届ける旨を伝えて。]
……何、ちと少し身辺整理をするだけだ。
私としては軍も戦争もどうでも良いのだが――、
現状、彼奴の支配下にある以上はその意思の通りに動いてやるだけさ。
[獣は『それでは、』と今度こそ身を翻して、屋根を蹴り出しては。
重力による空間圧縮をしながら駆けていく故、見る見る内に姿は遠退いていくだろう。]
あんまり期待をもたせることを言わないで欲しい。
[首を傾げて自覚のなさそうな相手に>>2そう少し拗ねたような顔をした。]
[そうして続いた言葉にもう一度ゆっくり瞬きをした。
自分が言った言葉と似たような言葉。人に言った癖に自分の意思って難しい物だと思う。自分の意志であることは間違いない。けれど、――赤く燃える風景を思いだす。お兄ちゃんがもしあの時に、]
……。……大丈夫。後悔なんてしないで残して行って。
悪いなんてことないよ、気にかけてくれただけで嬉しい。
私は、組織を選ぶことはできない。うん、間違うとこだった。
アレク君やグレン君が優しくしてくれるって期待して、組織に行くのは違うもの。
[望む道を反対しない、というあなたの返答に、そうだろうな、と腑に落ちるものがある。きっと兄なら、と思う。]
……うん。私も一緒にみたいな。
――もし、全部終わって、
[そんな仮定を話しかけた時、ぐらりと彼が揺れた。>>3>>4どさりと崩れ落ちたアレクに駆け寄りかけて、その目の前で狼へと姿を変える。しゅたり、駆けた先を追って視線を跳ね上げる。]
[>>4闇夜に独りごこちる、彼と違う彼の言葉に、心臓がドキリと跳ねあがる。人を彼は選んで、制御したように見えたのに別の誰かに意識を取られている。
金色の獣の瞳を赤紫が見上げた。]
……。……本当だと、良いのだけれど。
それはアレク君の身体だ。
[>>5敵愾心やあざけるような色が見受けられないことで、その言葉を完全に信じることはできずとも、完全に疑う事もできなかった。]
――ちょっと!私は去るって、だからそれはアレク君の、
[屋根を蹴ろうとするあなたに言い募ろうとして、此方に構う事なく淡々と告げられる言葉に染み付いた思考が一瞬逃げ道を探すべく動く。続いた、何ともきっちりとしたグレンへの連絡に拍子抜けした。そんな間に獣は最初の一歩を蹴りだして、姿は遠くなっていったんだろう。]
[死者の兵が追いつける速度ではないし、先回りして生み出すにも帝国領でそこまで目立つ真似はできない。]
――グレン君、アレク君をよろしくね。
もし、拠点まで送り届けられなかったら、……探すの手伝い、たいなってだけ。
[幾らアレクのことでも、違う陣営のことに手伝うと言って良い物か迷った。]
今は停戦なんだし、そっちも無事に逃げれるように。
[先だってアレクが脱ぎ捨てた帝国軍を示す黒衣のコートを拾い上げて肩から羽織った。身長体格差が若干あるものの、聖職を示す白いコートよりは夜目にまぎれるし、帝国軍にまぎれることもできると踏んで。
そうして、兵が集まってくる前に夜闇の隙間を縫って拠点から抜け出した。]
/*
更新見届けた記憶はあるんだけど、なぜか四時間ほどタイムスリップしてるんだ。こんなの絶対おかしいよ!(すごく朝型)
やりたい事だいたい済んで、割と燃え尽き状態なPLである。
グレンの立ち位置うめえ…お付き合いありがとうございます。後は、皆の希望と村全体のオチのフォローが少しでも出来るように頑張ろう。
/*今日襲撃失敗or誰かが死亡なら一番近いの自分かコトブキさんですかね?割とやりたい事はやりきったのでミツルとのフラグを回収しないなら自分死んでも大丈夫です。襲撃失敗でもいいけれど多分最後3人とかならだれそうだから今から吊切目指した方がいいのかなあとか。
ミツルさんが狼勝ちに持ってきたいなら任せますが。*/
[アレクとセシルのやり取りを、ただ静かに見守っていた。
これ以上、自分から何かを言う筋でもないだろうと思ったから]
(――いつか、一緒に同じ景色を……か)
[多くの血を流し、陣営の対立や生死に分かたれた孤児院の面々。
それぞれの信念の果てに同じ景色を見る事が出来たなら、瑕疵のない幸せではくてもベストな結末に至れるのかもしれない。
エリィゼとクロロの顔を思い浮かべる。彼女らの身に何が起きたかまだ知らず、二人もまた自分にとって納得のいく答えを――幸せを得られればいいが、と思いながら。そっと目を閉じ]
っ……、
アレク!?
/*
縄やフラグの話を履歴にしながら。
能力について明確にしとかないと戦闘とかで困りそうなので再度考えたものを()人狼モードでの戦いは仲間(狼狂相手)にのみ予定。
その時になれば載せます。
妖刀
→剣時(切れば切る程対象を重くor軽くするエンチャント付与
フランベルジュ(フランベルク/片手剣))
→銃時(ショットガン/重力銃。圧縮した重力の弾丸→重力半径を増大して吹っ飛ばします。主にモブ殺し等用or牽制)
→捕食時(刀身が二つに分かれて上下で狼の口の様に。重力作用で吸い込みながら捕食。肉を魔力変換可能)
妖刀との一体化:人狼モード(制御での意図的)
◎魔法
ここまで書いて戦闘になったら貼ろうと諦めた。()
というか重力銃の仕組みがガチで分かって無い。参考にした漫画ではマイクロブラックホールが登場したんですがチートの臭いしかしないんだよなあ…。ミツルとの戦いでブラックホールでるならこちらも弾丸の種類増加って事で使いだすけど(
銃をエリィゼに打てなかったのはPLの頭が痛かったからだなんてそんな。(物理苦手勢)
/*そして重力について改めて勉強しましたがついてけなさすぎた()ので割と知識とノリで書いてます。結構適当。色々指摘されたら土下座の勢い。重力の空間圧縮や時間に触れるシステムがまだあまり分かっていない。*/
[反応が遅れて、崩れ落ちる彼の身体をどうする事も出来なかった。
重々しい声音、再び獣らしさを増した様子にハッと緊張したものの、その身にアレクの色を纏い、敵意が無いのを認めれば少しばかり和らぎ]
安心も何も……てめえなんぞにアレクが呑まれる訳ねえだろ。
ばっちり押さえ込まれたくせに、偉そうな口聞いてんじゃねえよ。
[むすりと眉を寄せて毒づいた。思わぬ事態に胸は騒いだが、信じている。「人間」を選んだアレクを]
ぅ……だろう、な…。
[気まずげに、倉庫の上の獣を追った視線をさ迷わせた。
しっかり注意と業務連絡を受けて、確かに妙に面倒見がいい所はこいつも変わらないのか?と拍子抜けした様子のセシルの横で脱力しながら]
おい、――えっと…「アレクシス」!
身辺整理とやら、さっさと済ませて早くうちのアレクを返せよ。
……こき使ってやる約束なんだからな!
[獣をどう呼ぶべきか分からず、とにかくその背が遠ざかりきる前にそう叫んだ]
/*狼さんは楽しけりゃなんでもいいんです。後半分はアレクの人格。破壊衝動はありますが獣の力の優勢な時。あくまでルート回避したから主人格はアレク。ルート回避しなけりゃわんわんおさん。拍子抜けは根底から性格似るから仕方ない()
と赤で説明。ただ衝動はVSミツル・コトブキならひょっこり気なり波なり受けて「やあ」ってする予定。後付けまくり。*/
/*狼勝利したい理由は
闇が村を覆い、村人達は自らの過ちに気付いた。人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった…
が見たいだけなのです。
自らの過ちに気付いたの文だけですけど…
このシスメじゃなかったら(土下座
*/
[みるみる遠ざかる姿を見送って、やや呆然としながら息をつく]
――あぁ、任された。
万一、そんな事態になったら…頼らせてもらう。
あんたとアレクが。それから俺たちが。同じものを見られるかもしれないうちはな。
[セシルにそう答え、黒衣のコートを羽織る彼女を見つめた。
自分が早々に気付かれた要因であるわけだし、少しばかりここで待機しようと考えながら]
あんたも。勿体ないようなつまんねえ死に方すんなよ。
[ひらり、手を振って。
集まってきた兵を引き付けていくらか銃で蹴散らした後、いつもより小型の黒い鳥になって闇に溶けていっただろう]
/*シスメわろwww
自分は死にたいので個人的には死にに行く予定ですが。
(以前戦争もので生存しちゃったから死にたいとかじy)*/
/*死ねるフラグが無ければお願いするかもしれませんが。
セシル辺りに殺して貰えたらそれが一番理想だけど、あのあとじゃなあ。*/
―3d夜/完全独立組織拠点・自室―
[帰還し、身体を休めながらも手は止めない。アレクに言った通り、やるべき事は多かった。
シエラが今どうしているかは分からない。
ひとまず、自分の身に何か起きた場合を鑑みて簡単に伝えられる情報と自身の考察をまとめた手紙――というには報告書じみているが――をまとめていた]
『地方の女神のモデルと思しき人物の伝承がある地域の分布図を付記。参照されたし。
また、ムラなどの集落に調和や豊穣を与えるモノの存在や土着信仰が確認されている。これは像の形態であるとは限らないらしい。
魔法によって力を付与されたか厳しい環境の中で頼るものを持ちたい集団心理によるものではないかと考えている。女神の伝説や教えについて知らないから、関連については分からないが。
俺は、女神像の消失は妙な魔法に仕組まれたものか、何らかの黒幕がいると思っている。
戦争で儲けてる武器や魔導具商店の連中か、頭のおかしい狂信者辺りを疑ってるが、あんたが他に可能性を追求できるなら試みて欲しい。
とりあえず、何かあった時のために同志にこれを託す。』
/*何なんだろう。敵国に縛られるヒロイン(セシル)を主人公(グレン)と主人公に救われたモブ(アレク)を引き込もうとする図?()*/
俺が死ぬか、数日帰ってこなかったらシエラという女に届けてくれ。帝国の、紅髪で火を操るやつだ。見た事あるって言ってたろ。
[少し書きなぐったが、字の上手さは*02一等賞*程度だろう。
部屋を出て、エリィゼよりも幼く自分と同じく戦闘よりも諜報や調査に長けた少年に手紙を託す]
あ? そういう事言ってるやつから死んでくってか?
……うっせえよ馬ぁ鹿。
エリィゼにも言ったがな、俺はそう易々と退場してやる気はねえからな。
[不安げながら、からかうように言ってくる少年の額を小突く。
いまだA拠点で爆発があったとは聞かず、それどころか死者を出した戦闘の噂さえ聞く]
……。
[――エリィゼ。彼女は無事だろうか]
/*ミツルがグレンと戦ったら、そこでアレクシスが出て来てグレンを庇う!
アレクシス倒れる。そしてグレンがミツルを倒す!(明日エピ(震え*/
/*あれ?これもしかして死ねないフラグ…?
(正直割と強めに作り過ぎた気がして庇うとかでも無いと死ねないって言うのもあったという。当初はグレンに殺されたかったけど戦力差ェっていう。)*/
/*灰で落としたけどメモでその内落とそうかと思う戦闘能力。
妖刀
→剣時(切れば切る程対象を重くor軽くするエンチャント付与
フランベルジュ(フランベルク/片手剣))
→銃時(ショットガン/重力銃。圧縮した重力の弾丸→重力半径を増大して吹っ飛ばします。主にモブ殺し等用or牽制)
→捕食時(刀身が二つに分かれて上下で狼の口の様に。重力作用で吸い込みながら捕食。肉を魔力変換可能)
妖刀との一体化:人狼モード
人格としては完全にわんわんおさん。
武器は剣の様な切れ味/伸縮自在の鉤爪、外見としては+牙
魔法効果と身体能力増強、但し肉体に物凄く負担(リミッター解除的)
意図的な暴走が可能→但しほぼ自爆の勢い
どっちかの腕を捕食モード対応にしつつ。
魔法は基本防御よりはアタッカーかなあ。重力VS重力って面倒そう
*/
/*コトブキ!コトブキワンチャン!(地位的にもつよそう)
但しクロロ見てて思ったけど能力の相性から考えると千早くらいしか…*/
/*なんか人狼モードの方が劣化しそうだけど諸刃の剣みたいにしたい
もう少し弱体化させるべきか(今更)唯魔力は多くてもその分コストがかかるからなあ。大気の重圧操作はMAX5回くらい?(戻すのにも同エネルギーと考えて)
割と重力はチート分野ですからねー。ブラックホールとか時空操れるとかマジ。そっち暴走しそうなら最悪はこっちも暴走させて共倒れの未来が見えた*/
/*ブラックホールならホワイトホールと考えたがさっぱりだぽん。
(割と色々勉強してる)重力銃の効果、流し込む魔力によっては参考にした漫画みたいにマイクロブラックホールが生み出せるなんてチートはさすがにやめるか。*/
/*というかアレク、セシルと組めば死者の兵食って魔力無限錬成出来るから割とチートという事に気付いてしまったがそんな展開はないさ。うん。*/
[>>8獣はアレクシスの身体だと言うセシルの言葉を聞くも何処か見下す様子で歯牙にもかけていない様子。獣からしても、また、この身体は自分のもので有るのだった。獣とアレクシスの根底は、獣の言う通りに何処か繋がっているのもあって。
今は『アレクシス』としての部分が強く出ている為にお節介焼きだなんてらしくない部分もあるのだろうが。獣にして見ればそれは無意識のものである。]
……それでも私の自我はあるのだからお前を喰らう事なぞ簡単だがな?
[じろり、と>>11を睨みつけるも恐らくその気はさらさら獣には無いようだ。視線を彷徨わせる彼と、拍子抜けした様子のセシルを置いて獣は駆けて行くの、だが。]
[>>12器としての名を呼ばれれば、駆ける足が一瞬止まる。
この狼もまた、人格こそ違えど『アレクシス』という存在には変わりないもので。グレンの方を一瞬振り向いては、『ふん、』と鼻を鳴らせばまた前を向いて、地を蹴り。瞬く間に見えなくなるのであった。]
―回想/4d早朝・拠点―
[獣が降り立ったのは、拠点の裏手。
見張りの余り居ないポイントは有る程度アレクシスを介して知っている。記憶の共有は獣からアレクシスは流れないがその逆は流れる様になっているのだった。其れは未だ、行方不明扱いになる前の事なので見つかっても良いと言えばいいのだが――、現状単独で動いた以上は厄介な事になるだろう。]
(―――いっそ全て喰らって潰してやるのも一興だがな)
[そんな物騒な事を考えながらも実行は動きにくくなるだけの為、実際にはしやしないが。流石に狼の彼の方が魔力も戦闘力もあるのだが、魔力は有限。特に拠点では多勢に無勢ではあって。
人の形――アレクシスの姿に戻れば、その瞳は赤味を帯びた金。但し姿はアレクシスのものと言えど、本体の意識が無い以上は中身にある人格は狼のものの儘であるが。出来るだけ警備の少ないこの時間に、用意を済ませてしまうべきだろう、と人に見つからない様に、自らの執務室へと向かう]
―4d早朝/執務室―
[誰にも気付かれる事無く部屋へと向かえば、胸ポケットから鍵を取り出しては一番下の鍵の付いた引き出しを開けて。取り出したのは古びた本とノート。]
(………破り捨ててやろうか、)
[それを獣は冷たい眼差しで眺めながら。
古びたノートに書かれたのは、呪いの解き方。其れでも書きかけの文字列――術式は未だ未完成である事を示していて。根底に支配があれど、自我があるのは変わらない。多少――無理をして逃れる事も出来ると言えば出来るのだ。その分ダメージは入るのだが。
もしこの式が完成してしまえば、アレクシスが望むならば獣は消え去るだろう。最も、他の人狼と化している者にとっては有効なのかは分からないが。暫くそのノートを見つめては獣は無言で近くに有った鞄に乱暴にノートと本を放り込んで。
ふと、A地区の方へのある方角へと視線へ向ける。窓はあれど、勿論見える事などは無いが。先程は特に追おうとはしなかったが――、一つの同胞の気配が消えている事に気付いたのだった]
(……魔剣に呑まれ――、
挙句の果ては愛する者の死に怒りに任せて狂って逝ったか。
――――――――――――全く、哀れなモノだ)
[其れが性質であろうか。
大方同胞の気配や様子には、何となく分かるのだ。
少し前の、夜の散歩で出くわした仲間の事を思い出して。
既にクロロが魔剣に呑まれている事にはアレクシスは知らなくても、
獣は知り得ていたが。後天的な人狼である彼ともう一人。
彼らとは先天的な人狼である自分とは違う、
と壁を作り突き放したが――、]
[――こういう場面になると、
不思議と憐れみの様な情が生まれるのだった。]
……ふん。
いつだって弱い者と自らの感情に支配された者は消えやすいからな。
[淡白な口調でそう言いながらも。暗い部屋で一人、呟かれたその声の感情の奥深くを知る者は居ない。]
/*クロロがこんな事を…
【赤】 クロロ
今後どこかでコトブキさんが人狼を見てうはうはするシーンが見たいです!とアレクセイさんとミツルさんに無茶振りして…(震え
今、気づいたけど…ここでもアレクセイ…
*/
/*あっ…()
多分クロロのアレクセイが何処から来てるか分かる気がする。
というか自分でもクロロのせいで打ち間違える件。*/
/*現在
連合国軍→ミツル、コトブキ、セシル
帝国同盟→クルーク、シエラ、千早
完全独立組織→アレクシス、グレン
こんな感じ?*/
/*明日でもいいんじゃよ。
アレクは割といつでもだけど時間が明日からそれなりに取れるので出来れば明日以降の方がロル回せるから嬉しいという。*/
ー4d朝・孤児院付近ー
ここなら寂しくないだろう…
なぁ?クロロ、エリィゼ…
誰も邪魔できないようにしておくからな(残1
[クロロとエリィゼの墓を作ったミツル。
墓の周りにはたくさんの花が咲いていた…
ミツルは誰も入って来ないよう花の周りに障壁を張った。花を傷つけないように…]
じゃあ、俺は行くぞ…
クロロ…エリィゼを守ってあげるんだぞ…
エリィゼ…クロロをよろしくな…
[この時、全ての人間を殺すことを決めたミツル…
その目は翠色から緋色に変わっていた…]
― 闇の底 ―
[造形魔法は、使い手の気持ちや心の状態によって変化が生じる。だから荒んだ心のまま使うと、きっとうまく行かないと言われてきた。
人を傷つけるものは生み出せても。誰かを、喜ばせるものは――生み出せないと。]
……あの言葉の意味が、ようやく分かったわ
[クロロと連絡が取れなくなってから、花を造ろうとしてもずっと失敗していた。
黒ずんで触れれば消えてしまう、そんなものばかり。
それはきっと、誰かを想って造らなかったから。この闇色の世界で、もし自分以外に彷徨う人がいるのならば。]
[――その人たちの為に、花を造ろう。]
[皆に見てほしかった。喜んでほしかった。
単純で、でもきっと難しい願い。両手を祈るように組む]
そうやって人は、繋がるのですね。
[クロロやグレン。アレクシスにツリガネ、シエラ、千早――かつての孤児院の仲間たちを思い浮かべて。
少女は祈る。願う。彼らがどんな終わりを迎えても、幸せだったと思える時間があるようにと。]
[やがて、少しずつ周囲には色とりどりの花が咲く。
それはまるで、何かを祝福するように。
かつての思い出が花開くように、明るく染まる。]
クーちゃん。
――――……大好きですよ。
[死んでも疲れることはあるのですねと、どこかズレたことを思いながら花の中に倒れ込む。
目を閉じて眠る少女の周囲には、赤いチューリップが咲いた**]
−朝・小会議室−
[珍しく苦虫を潰したような表情をしながら、見つめる先には総司令官に参謀長。
彼らは確かにこう言った。
原因不明の謎の爆発を調べに行ってこいと。
そして行方不明となったアレクシスを探し、もしも裏切っていたのなら]
(殺せ、か。当然と言えば当然ですが……)
[彼が帝国に尽くしていた姿を一番知っていたはずの人間に言われるとは。
アレクシスが知ったら怒るだろうなと息をつく。
裏切る筈がない。そう信じているクルークは捜索任務として引き受ける事にした。
ついでに千早に会えれば報告を聞こう。]
了解しました。これより任務遂行のための行動に移ります。
[ぴしり、と敬礼を。そのまま退室するためにドアノブを握った。]
[廊下へと出れば、髪をかきあげ制帽をかぶり直し。
出掛けますよ、と誰かに声をかけようとした。
それは無意識の行動。声を発する寸前で動きが止まる。
…………帝国に復讐を。
それならば何故、彼女は隙だらけの補佐官では無く、司教と隊長を殺害し逃亡したのだろうか。
考えても答えがでないのは分かっていながらも、ぐるぐると回り続ける思考に舌打ちをした。*]
―闇の底―
[ふと香る花の匂いに足を止める。
どこか懐かしい香り。
いつの間にか手に握られている、あの頃にもらった『花』。]
…あの子もここに。
[足元に広がる眩しい花畑は夢か幻か。
その光に彼女の祈りを、願いを感じた気がして。
あの頃に戻れた気がして、目を閉じる。
――せめてここでは、エリィゼにもささやかな幸せを。
そう願ってまた、歩き出した**]
ー回想・孤児院に来た日ー
[魔法が全く制御できないというのは、クロロにとってどうしようもない問題だった。産まれて5歳の頃に魔力が発現したが、抑える方法は全く分からず。
他人に影響を与えぬよう過ごしてはきたが、近所の同年代の子供に友人になろうと握手を求められ、左手で応じ…相手を失神させてしまってからというもの。周囲のクロロへの当たりは一層きついものとなった。]
「どっかいっちまえよ、電気人間!」
「俺たちに近づくな!!」
[同年代の子たちには罵られ、石を投げられ。親にも接触を避けられた。…クロロはそれでも、笑って返した。]
ー僕が誰にも触れなければ、皆幸せになれるんだ。
[その、一心で。]
[そして三年後…孤児院に来た日。クロロが8になる頃の出来事だった。
外で一人で遊んでいる時に、こちらに転がってきたゴム製のボール。思わず受け止め、転がってきた方を見ると、持ち主らしき少年がかけてくる。]
「拾ってくれたんだ!ありがとう!」
[そう行って差し出す手にボールを渡す、その一瞬で…左手が彼の手に触れてしまった。]
ばちっ…ばちばちばちばち……!!
[一瞬の出来事。見も知らぬ少年が、ぷすぷすと体から煙を挙げながら白目を向いて倒れる。]
え…あ、あああ!!
[なんで。どうして。僕はゴム手袋をしていたはず。
繊維に穴があって、電気を通してしまったのだろうか。その結果、ゴムの内部に溜まり放出の機会が与えられなかった大量の電気が、少年へと流れて行ってしまったのだろうか。]
僕、僕は…!!こんな、つもり、じゃ
[ただ、少年には他の子供と同じように楽しく遊んでいてほしかった。そのためにボールを返した、だけだったのに。]
ー自室ー
[転移で直接自室に戻る。先程までの出来事を振り返る。大切な妹を殺し、その妹と仲のいい男の子をも殺した。失いたくない一心だったのに。
彼女に伝えたかった。所詮、宗教は宗教なのだと。そんなものに憎しみを抱いても何も始まらない。]
それだけだったのに…。
[自分の醜い本性を、見てしまった。憎しみを、抱いてしまった。一度に失ったものが多すぎる。涙を流し、ベッドに倒れこんだ。]
[…その後のことは、よく覚えていない。
その少年は命だけは取り留めたらしいが、未だに目覚めぬ植物人間のようになってしまったらしい。両親には今まで以上に避けられるようになれ、罵声を浴びせられ、恐れられ。
僕のせいなのに、家には毎日非難中傷を浴びせる声が届く。]
ねえ…お母さん、お父さん。
僕は、いらない子なのかな。家を出て行った方が、二人とも幸せになれる?
[そう問いかけた瞬間にびくりと肩を震わせた母の姿。なんで、実の親に恐れられることになってしまったんだろう。魔法なんて無ければ…せめて、能力を弱められればよかったんだ。
皆が幸せになれるならと、あまり考えず言った言葉はそのまま受け入れられてしまい。親に連れられて着いた先は様々な境遇の少年少女達が集まる、こ綺麗な孤児院だった。]
/*
あと寿強そう(>>*37)について
死ぬのも怪我も怖くない(寧ろ大歓迎)ので最低限の防御で戦える。で、ロッドの核になっている宝石が魔力増幅したりなんたらかんたらで身体的不利(身長とか体重とか)をカバー出来るかなーどうかなーって感じ
あとは相手が強ければ強い程テンション上がるとか、魔法の反動も喜んで受けるから底無しでは無いにしろ人より無茶出来るんじゃないかなーとか
自分がされて嬉しいことを人にも、と倫理観のズレで誰かを手にかけることも躊躇わないから動きは速いかもしれないなー程度
(他に考えたのは他の人と被るから独り言で昇華)
戦場楽しい!できりきり働いたから昇進早かったけど、仕事は出来ないし専門外の魔法(治癒他)は苦手、ついでに言うと生き残ろうって意思が弱めだからいつか絶対死ぬ
まで考えてすっごいどうでもいいって気付いた
*/
ー回想、孤児院でのその後ー
[孤児院では、常に鉄パイプを持つようにしていた。電気をため続けるのが…一番危険だから。
右手なら誰かに触れても平気だとわかってからも、極力人には触れないようにしていた。]
[そうして孤児院に入ってからも塞ぎこんだ日常を送っていると…声をかけてきてくれたのは、一人の少女。いつものように夜中抜け出して、花壇のそばの木陰にいるときだった。]
「うわぁ…ここ、夜にくるとこんなに綺麗なのですね…!」
[君は僕が怖くないのかと問うと、どうして?という風に首をかしげる。こんな風に接してくる子は、他にはいなくて。
エリィゼと名乗るその少女もクロロと同じく花が好きらしい。
その日はエリィゼとたわいもない話をして…クロロが孤児院の中で少しずつ明るくなって行ったのは、それからだった。]
[初めての邂逅を得た少年は、目覚めるなり図書室に向かいました。倒れていたことも寝ていろと言われたこともすっかり頭から抜け落ちてしまっているのです。
児童向けの絵本から専門職の者が読むような分厚い本まで、隅から隅へと目を走らせます。どれも人狼伝説が主題のものでした。
少年はすっかり人狼に魅入られてしまったのです。]
……無い
[何日も何時間も掛けて図書室にある分だけの伝説を調べました。けれどどんな本を漁っても、あの夜人狼が自分を食わなかった原因は見つかりません。当たり前です、人狼にだって個性がありますから、その一瞬に何を考えたかなんてわかるわけが無いのです。
わからないとわかれば、少年は次の調べ物を始めました。人狼の生態と、ーー人狼になるための方法を。
なってしまえば早かろうと思ったのです。同じものになれば少しは理解出来るだろうと。]
……これ、これなら…
[狂気。人を人成らざる物に変えてしまう一つとして挙げられた原因でした。他にも遺伝子や病気だという説もありましたが、少年は健康そのものですし両親はどちらも代々魔法使いの家系です。少年が人狼になれる可能性は、「狂気」という曖昧でぼんやりとした形の無いものだけでした。]
[少年には元々自分がおかしいという自覚がありましたから、これならばと意気揚々とその時を待ちました。瞳の色が元よりもずっとずっと紅く朱くなることを、牙が尖り爪が鋭利なものになることを。
人の与り知らぬ未知の力は、少年を愛してはくれませんでした。
少年は歪んではいましたが、それは狂気と言うにはあまりにも軽く些細なものだったのです。
そしてそれに気付いたその日から、彼は更に人狼へ魅入られるようになったのでした。
自分の持ち得ない狂気を宿す、姿も知らぬ誰かのことを愛するようになったのです。]
ー翌朝・自室ー
[泣き疲れて、1日中寝てしまっていたようだ。]
…はぁ…
…報告くらいしないとダメよね…。
[壁にかけてあった銃をホルダーに収め、弾薬を補充する。16個のマガジンと、合計651発の弾丸を、弾薬ケースに詰め込んだ。]
クルークのところに報告でいいのかしら…?報告っていうのも可笑しいけど
[クルークの元へ転移した。]
ー再び、闇の底ー
[…僕が人と接することができるようになったのは、全部エリィのおかげ。あの後、少し顔を赤らめて嬉しそうに渡してきたチューリップをもらった時は、本当に嬉しかったなあ。]
…花の、香り…?
[行くあてもなく歩いているとふと漂ってくるは花の香り。エリィの顔が浮かび、胸に手をあてるもそこにあるはずの花はなく。]
貰った花は置いてきちゃったってわけか…。
…うん、行ってみよう。
[花の香りを頼りに進む。エリィがいるかもとか、そんな考えはなく。(行かなければいけない)そんな根拠のない強い思いが、クロロを動かしていた。]
[匂いが強くなるにつれ、段々と足が早まる。最初は歩いていたのが早足に、そして駆けるように…最後には、必死で、全力で駆けていくクロロの姿]
[ただ、それより考えても詮無いそれを思考するより、先に考えるべき事は有って、一旦セシルの事は頭の片隅へと。見張りの凍て付く様な視線を受けながら、獣からアレクシスへの共有する記憶が無い分、困ったように、ぽつりと。]
…さて、どうすれば良いんだか。
[グレンが居るならともかく、居ない状況で放り出されて。其処は内の獣の関与する所では無く。抱えた最小限の荷物と共に悩んでいれば見張りに不審がられたに違いないだろうが。]
[…ふいに発生した突風に、思わず目を閉じる。ふわふわとした、慣れ親しんだ花の匂いと、頬に何か欠片があたっては飛んでいく感触。
目を開けると、そこには。]
…花、畑…!?
[先程まで薄暗い空間を歩いていたのが嘘のようで、ここ一帯だけ何故か明るく。咲き乱れる花々に、舞う花弁。広々とした花畑は、中心にいくにつれ、チューリップの本数が増えていく。
その赤いチューリップを目で追うように視線を移動した先には。生前、かつての仲間を殺そうとしてまで、生き返るのを願った…大切な少女の姿があった。]
エリィ…
[この花畑はエリィが造ったものなのだろうと思い至ったクロロは、エリィに近づくと側に座り、赤いチューリップを一本摘み取り、花を持ったまま、エリィの手に重ねる。]
お疲れ様、エリィ。
こんなきれいな花畑を…ありがとう。
[だいすきだよ、と。その言葉は音にはせず口の形だけ作って…孤児院を離れてからは一度も見せなかったような、優しい笑顔で、そう言ってエリィの手を撫でるのだった。]**
ー廊下ー
[クルークを見つける。髪を掻きあげ、横を見た…ような気がした。ツカツカ音を立て、クルークに近寄る。]
こんなところにいましたか。昨日の朝帰還しました。
[淡々と業務を果たすように話しかける。いつものような話し方など忘れてしまったかのように。]
…"無断で"外へ出たことについての謝罪と、"結果報告"に来ました…。
[あくまでも、無断でいったことになっている…はずだ。目を閉じ、息を整え、報告を始める。]
エリ……いえ、"裏切り者"の説得、奪還を目的にしていましたが…止むを得ず、殺害しました。
また、一緒にいたクロ…じゃない…連合軍の者1名の射殺。以上です。
…今から何かの任務ですか?
――ん、
[どれくらいの時間が経ったのだろうか。
そもそもここに、そんな概念があるのかは分からない。やがて目を覚まして起き上がれば、たくさんの花があって一瞬どきりとする。]
(え、あ……そっか。エリィが造ったのでしたね)
[疲れて記憶が飛び飛びだ。
まだクロロはいただろうか。自分の周囲に赤いチューリップがいっそう多く咲いていることに気付けば、そっと苦笑を浮かべる。]
[物音がして後ろを振り返ると、きょとんとするエリィの姿。花畑を眺めて状況を理解したのか、苦笑を浮かべるエリィに]
おはよう。エリィ。
[そっと、エリィの頭に載せたのは花で作った冠。
クロロはこういう作業は不得意だが、素敵な花畑を造ってくれたエリィにお礼がしたいと…エリィが寝ている内に試行錯誤をして、作ったもの。花畑の様々な種類の花を使った、不恰好だが、彼なりの想いを込めて作られた冠。
笑顔で冠をプレゼントしてくれたクロロをみて、エリィはどう思うだろうか。]
[人の声に>>32肩を揺らしそちらへと振り向けば、見慣れない軍服姿の千早が。
ご苦労さまです、と言いかけた所で口を閉じる。
外向きには彼女は無断で単独行動をした事になっていた。]
……もう少し遅ければ私が探しに行く所でした。
単独行動は問題ですが、裏切り者については、
…よくやりました。
参謀長には私から報告しておきましょう。部屋で休んでいるといい。
[やっぱりか、と諦めたような笑みを浮かべながら彼女へと指示を出す。
千早にも、彼女にも悪い事をした。そんな考えが浮かぶ前に無理やり沈め、小さく息をすい、はく。
少しだけ、息が苦しいのは気のせいだ。何時ものクルークの顔を張り付けて音を出す。]
えぇ。久々に前線での任務ですよ。
そういえば、アレクシス補佐官に会いませんでしたか?
[ちらり、と千早の瞳を見つめながら、事務的なトーンで問いかけた。]
え……クー、ちゃん…?
[おはようという声が聞こえて振り向けば、そこには確かに彼の姿>>+13。
大きく目を見開いて、思わず夢ではないかと疑った。
ぺちんと自分の頬を叩いてもやはり意識はそのままで、これが現実であることを知り。
――同時に、彼が死んでしまったことを察した]
………あの人に、ですか…?
[思い浮かべるのは千早の姿。ああ、また。
また、護ることが出来なかった。
少し顔を俯かせて問いかけると、頭に何かが乗せられたのを感じて思わず手でそれに触れる。]
―お花の、冠?
[作ってくれたのだろうか。自分の為に、これを。
そう考えると嬉しくて、微笑んで『ありがとうございます』とお礼を告げた]
……アレク!
[表へ出れば、最小限の荷物を抱えなぜか困った様子のアレクの元へ駆け寄っていった。
――身辺整理が済んだ、ということなのだろうか?]
−3d夜・自室−
[どういう説明がなされていたのやら、同僚達にやたらと心配され今日は仕事をしなくていいとまで言われてしまった。ソファに仰向けに寝転んで、考え事に耽る。
結局あれから自室に戻って様子を見ていたが、アレクは戻ってこないらしい。それどころか、彼が裏切ったのではという噂さえ流れ始めていた。滅私奉公ともいえる働きを見せていた彼が、そんな簡単に帝国に反旗を翻すとは思えないが、事実彼は単独で行動したまま行方知れず。現実的に考えれば、戦闘で負傷したか捕虜として捕えられたか。あとは裏切ったか。彼の実力を思えば前者は考えにくい。]
……礼を言いたいだけなのに、こんなに悩ませられるなんてな。
[いつまでも気になってしまうのは、自分が誰かに貸しを作ることが珍しいからだろうか。何だか誰かに弄ばれてる気分にさえなる。]
今度会ったら覚えておけよ。
[八つ当たりのように呟いて、天井に伸ばした手を握った。
翌朝早く、彼が人知れず戻ってくるとは予想だにしていなかった。]
−4d夜・自室−
[ここ二三日は同僚から始終病人扱いで、謹慎処分と変わらないような生活になってしまった。珍しく時間が有り余っていたので、室内に散乱した資料やメモの整理に精を出してしまう。
結果机に積まれたのは、表面的な仕事の裏で、少しずつ集めていた女神についての調査を記した手帳が山程。大抵は頭に刻み込むためか、その場で何らかの結論を見出すために筆記することが殆どなので、使い切ったものは雑に放っておいてしまう。気付いたら、こんな数になっていたのか。中身をざっと確認して、必要なさそうなものはその場で燃やした。残った数冊の表紙には、指先で女神の紋章を焼印して引き出しにしまう。本が隅に積まれているなど物の多いのは変わらなかったが幾らか片付いた部屋を眺めて、多少の満足感を得て就寝する。]
−朝・廊下−
[日付が変わっても、アレクシスの帰還の連絡はない。とりあえず、誰かに軍上層部が何を考えているのか聞いてみよう、と思い立って自室を出る。
廊下を歩いていれば、クルークを見つける。隣にいるのが千早だと知って、つい顔が引き攣るが、とにかく声を掛けてみようと口を開く。]
クルーク。ちょっと聞きたいことがあるんだけど……。
[上司に対する態度ではなかったが、彼は怒るだろうか。彼が問いかけに答えたなら、アレクシスについて尋ねただろう。用がないので、あえて千早には話しかけなかったが、反応があったなら応えるだろう。]
あぁ、シエラ。どうしました?
[丁度千早に頼みごとという名の任務を言い渡した所。
久々にシエラの姿を見た気がするが、この広い本部内で顔を合わせないなんて珍しい事でも無い。
ゆるりと首を傾げながら彼女の要件を聞こうとしたものの、時計が視界に入ると動きを止めた。]
…すいません、少し急いでいるので歩きながらでも良いですか?
心当たりが多すぎて、どの事を聞かれているかもわかりませんし。
[シエラからの許可が下りれば、足を動かしながら要件を聞いただろう。]
ー3d深夜ー
[たん、たん、と軽やかに太い枝を蹴り飛び移る。静かな夜に、遠い遠い何処かから誰かの戦う音が聞こえるのに気付き立ち止まった。
近い、と真っ暗な空を見上げる。風に運ばれる微かな硝煙の匂いに知らず瞳の色を濃くして、風上を探した。]
…あっち、かなぁ
[また他の木目掛けて跳び、時折肌を擦る小枝を鬱陶しそうに払いのけながら移動する。移る木が無くなれば、だんっ、と鈍い音を立てて飛び降りる。と、誰かから飛ばされた殺気に気づき。]
…っ!!
[勢いを殺しながら立ち止まり、携えていたロッドに手を添え辺りの様子を窺う。状況を把握しようと視線をあちこちに彷徨わせていると、姿を隠していたらしい誰かが暗闇から自分を呼んだ。
目を凝らして見れば、ここらに派遣されていた隊の部下で。思わず漏れた気の抜けた溜息は、交代で火の番をしていた兵の「ハタタガミ様も一緒に」という声に掻き消された。]
/*
はたたがみは霹靂神と書いてはたたく神のことであり、激しい雷という意味
名前どうするか悩んで、雷使いだからこれでいいやって漢字だけ変えました
暁寿とかなんかすごいめでたい名前でもいいかなって思ったけど、秦田上気に入ったのでこれで良かったなと思っている
遅いし皆知ってるしでマジどうでもいい情報
―→爆発現場付近―
本当にこの辺りなんですかね……
[指令を言い渡された時に読まされた書類の内容を思い出しながら地面を踏む。
先に現場を訪れた偵察によると爆発の跡はあるものの、人や物が吹っ飛んだ形跡は無いらしい。
残っているのは地面が少しだけ抉れたような跡と、火薬の匂いだけ。
連合か我が軍の投げた爆発物がたまたま無人の場所で爆発したか、それとも文字通り塵も血も跡形もなく消し飛んだだけなのか。
行方不明者が関係している可能性もあるからと、自分が派遣されたわけだが。]
殺伐とした匂いしか残って無さそうですね…
無駄足、か。やれやれ。
[無駄口を叩きながらも、周辺調査を続ける気は一応あるらしく足を止める様子は無かった。]
―→国境付近―
本当にこの辺りなんですかね……
[指令を言い渡された時に読まされた書類の内容を思い出しながら地面を踏む。
先に現場を訪れた偵察によると爆発の跡はあるものの、人や物が吹っ飛んだ形跡は無いらしい。
残っているのは地面が少しだけ抉れたような跡と、火薬の匂いだけ。
連合か我が軍の投げた爆発物がたまたま無人の場所で爆発したか、それとも文字通り塵も血も跡形もなく消し飛んだだけなのか。
行方不明者が関係している可能性もあるからと、自分が派遣されたわけだが。]
殺伐とした匂いしか残って無さそうですね…
無駄足、か。やれやれ。
[無駄口を叩きながらも、周辺調査を続ける気は一応あるらしく足を止める様子は無かった。]
――!
覚えて、ないのか……。
[ホッとした様子の彼の言葉>>43に、少し意外そうに目を瞬かせる。
あの獣のアレクシスが「半身」などと言ってアレクの記憶や事情に詳しいようだったから、てっきりその逆も然りなのだと思っていた]
あの後、あんたが倒れて。
――たぶん、アレクの中の獣の心が、身体を動かしてるみたいだった。…セシルも、心配してたぜ。
[ともかく、無事に戻ってきてくれたようで良かった。見たところ大きな怪我もないようだし、これで今後の相談なり行動も取れるだろう]
あいつは、身辺整理をするって言ってた。アレクの意思どおりにすると――。それが何なのかわかんねえけど、済んだって事でいいみてえだな。
ーB地区南部ー
『ポート』
…ここにもいない…魔力痕が少しだけ残ってる気がするし、この辺りにいたのは確か見たいだけど…。
[B地区にきて見たが、痕跡のみしか見つけられない。それも、かなり薄くなっているため、追うこともできない。]
…当てもなく歩くのも無駄に疲れるわね…。
…誰か連れてくれば良かったかしら?
[再び、歩を進める。]
隻眼の ミツルは、コトブキ を投票先に選びました。
隻眼の ミツルは、コトブキ を能力(襲う)の対象に選びました。
―少し前・帝国本部・廊下―
えっ?同行するんですか?僕に?
[とりあえず自分が持っている情報を出せる限りシエラに話す。
謎の爆発があった事。自分はこれからそれを調べに行く事。
アレクの行方が分からない事、捜索は千早にお願いした事。
だいたいこんな物か、と話終わった頃には荷物の準備ができていて。
邪魔だからと制帽は自室へと投げ入れてきた。
アレク捜索の方へと同行するのかと思っていたクルークからは間抜けな声が漏れただろう。
そして、つい先ほどの千早とシエラの様子を思い出し、何となく察した。>>45]
……良いですけれど、自分の身は自分で守ってくださいね。
[他人を守れる程の力量は自分には無いから、と苦笑。*]
/*
襲撃していただけるなら、それはそれでとっても嬉しいので、墓下(狼から見える?)で愛を籠めてその瞬間のロル回しますよ
*/
―4d―
[アレクの黒い軍服を引っ掛けて帝国領から脱出した後、今は帝国と連合の国境を移動する。
アレクの軍服は途中で脱ぎ捨てて、連合軍の拠点を目指していた。
移動にも使える魔法を持つ身と違い完全な徒歩だ。目だないルートで死した馬を駆けさせた。
拠点に辿りつきさえすれば、移動用魔道具や連絡手段もあるだろう。]
[どこにいるとも知れぬコトブキへと魔力を辿った鳥が一羽。
アレクが帝国から独立組織へと身の置き場を変えたこと、
自身が帝国での潜入活動がもう困難なこと、
戦場にも出るので必要なら指示を欲しい旨が簡潔に届けられた。]
―少し前・帝国本部・廊下―>>48
[道中、クルークから話を聞く。特にアレクシスが行方不明で裏切りの可能性ありと上層部が考えていることは、自分の知りたかったことだった。なんだかんだ噂は、当たっていたらしい。苦い気持ちになりながらも、手がかりもなく自分が探しに行くのは馬鹿らしい。千早にその辺を任せてあると聞いて、優秀なクルークらしい適材適所な配置だなと思う。話ついでに彼の請け負う任務について聞いて、折角だからと同行を申し出た。彼らしくない間の抜けた声で返されて、苦笑いする。]
察してくれてありがとう。僕には機動力がないからね。……千早と相性も良くないし。
なら、君と同行して、千早が情報を持ってくるのを待った方が効率がいい。手がかりが見つかれば、推測することは僕の得意分野だから。
[口角を上げて理由を述べる。]
アレクシスは、コトブキ を能力(襲う)の対象に選びました。
[>>46意外そうに目を瞬かせる彼には、きょとんとした瞳を向けながら。
確かに獣はアレクシスの記憶を知っている。けれど、自分の中の『違う声』が何者なのかは彼は知る事も無く――。
けれど、自分の中の獣、と聞いて漸く結びついた様な気がした。
その言葉を聞けば、彼は少し顔を少し強張らせて。確かに自分の内に、眠っているのだ。自分とは違う、異形のソレが。]
……身辺整理?そりゃまあ、御丁寧に。
(――!そう言えば、ノート…!)
[人狼の呪いを解く術式。未完成なソレをパズルのピースを嵌めるかの様に解析して、暇さえあれば組み立てていたソレ。もし内に獣が居たとしてその存在に気付いていれば――。
いや、気付いていない場合でも。
ノートを置き去りにされていた時も、その時で回収が酷く大変である事この上無い。咄嗟に気になって、小さく纏められた鞄を人の目を気にする事なくノートを探り出す。]
(…有った、)
[其れからそれを見つければ、握る手に力が籠る。
それでも安堵は中の無事を確認しなければできない、とばかりにぱらり、と捲りだせば何処も傷付けられた様子も無く。]
アレクシスは、コトブキ を投票先に選びました。
投票を委任します。
グレンは、シエラ に投票を委任しました。
―現在・国境付近―
(僕も十分強い、か。)
[少しでも手がかりをと視線を動かす事は辞めずに、先ほどの会話をぼんやりと思い出していた>>51
迷わうより動いた方が良い。その通りだと感じたからこそ自分はここに居て、普段よりも数倍積極的に動いていた。
それは今度こそ後悔しないためか、それとも。]
……シエラ、僕もう少し連合側へ行ってみますね。
連合の兵が居れば捕まえてきます。何か知っているかもしれませんし。
[そう伝えればシエラはどんな反応をしただろうか。
着いてくるようだったら、もう少しこの辺りの調査を、とお願いしたかもしれない。
そこまで離れるつもりは無いから、とも添えて。]
―現在・国境付近―
(僕も十分強い、か。)
[少しでも手がかりをと視線を動かす事は辞めずに、先ほどの会話をぼんやりと思い出していた>>51
迷わうより動いた方が良い。その通りだと感じたからこそ自分はここに居て、普段よりも数倍積極的に動いていた。
それは今度こそ後悔しないためか、それとも。]
……シエラ、私もう少し連合側へ行ってみますね。
連合の兵が居れば捕まえてきます。何か知っているかもしれませんし。
[そう伝えればシエラはどんな反応をしただろうか。
着いてくるようだったら、もう少しこの辺りの調査を、とお願いしたかもしれない。
そこまで離れるつもりは無いから、とも添えて。]
(…本当に、俺の意思の元で動くのか?)
[もしくは、このノートが全くの答えから外れた結論なのか。
多数の疑念が渦巻いては錯綜そうるが――、ハッと我に返る。
此処はグレンの前だった事を一瞬忘れかけて。
セシルも心配してた、と言葉を聞けば目を一瞬伏せては、少し複雑な心境で。自分とは明確に再び敵対したと言うのに相も変わらず自分を心配してくれる彼女に抱いた感情は嬉しさの様な、申し訳なさの様な。
……自分の答えは、これで良かったはずだ。
だけれど、示した答えは後から悩めば悩む程揺らぎ、答えを求められたと言うのに今更此処で迷い悩む自分が嫌だったけれど。そんな姿は、内へと抑えつけて表には出さない様に。]
―国境付近―
[彼から半ば無理やりのように許可をもらい、任務に同行して爆発地点に到着する。建物も付近にはあるが、要所と呼べるような場所ではない。何故こんな所で爆発が起きたのだろう。何か、対象となる人や物があったのか。爆発の規模が比較的小さいのも気になる。]
(敵方の陽動ってことも、ありえなくはないかも、ね。)
備えあれば憂いなし、か。
[爆発が、同盟独立どちらによるものかもわからない。元から警戒はしていたが、更に集中を高めてクルークの後を適度に距離を取りながら歩く。
彼がごく近辺の探索を終えて、こちらを振り返る。連合側を見に行くらしい。>>53確かに、別れて調べる方が効果的だろう。同意を示して、自分はここに残って付近を調べると告げる。]
何かあったら、お互いに合図を。
―闇の底―
…ツリガネ?
[足を止めた彼女につられて振り返ると、その手には花が。
不思議そうに首を傾げるのと同時、足元には美しい花畑が広がっていく。その幻想的な光景は、しかし何処か懐かしくもあった]
―――――…。
[あの子、という言葉で思い出すのは、孤児院の丁寧に世話されていた花壇。花を愛していた少女]
[それでも、この事に関しては、考える事を止める。
逃げたのではない、今更選んだ答えに責任が持てないのはグレンにもセシルにも申し訳ないから。正解なんて無いけれど、この道だと決めた以上は突き進もう、と。そう思う。]
……獣…、一瞬大きな事言って制御出来てねえのかと思ったけど。
今はどうやら大丈夫みてえだ。…悪さはしねえだろうよ。
…根拠はねえけど。なんとなく、そう思うんだ。
[そして、再びノートを、今度はゆっくりと捲りながら。
彼にソレが何かと問われれば、化け物の呪いを解く術式である事を未完成である事と共に率直に話すだろう。
そして何か悪巧みをしているのかも知れないが。
けれどノートの事も併せてだが――今この、獣は。自分に反して抗う事は無いのだろう、となんとなく思えた。その内に語りかける声は、前までの獣に引きずりこもうとする囁きが嘘の様に何も無いが。
身辺整理の語を聞いて、再び荷物を漁り。妖刀は下げた儘、あとはひき出しの本にノート、それから雑多なもの。一度チェックして彼の言葉に頷いた]
…ああ、別に問題ないみてえだ。
[一つ、気にかかるとすれば帝国の自分に対する処遇か。
実際、獣もその辺りの細工をする事はリスクから出来なかった。
裏切りならば――帝国の捧げた忠誠とは裏腹に、今まで自分が背負ってきた事例の様に簡単に処分命令が下されるのだろうか。それでも、現実を。受け入れるしか――無いのだが。]
[能力……魔法と頭脳を見込まれて軍に入った。
忠誠を誓わされ、存分に自身の能力を発揮したつもりだ。
時には駒のように一般兵を扱い、駒が何百何千死のうと作戦遂行のために軍を進めてきた。
顔見知り……同じ孤児院出身の彼らを見るまでは、非情な参謀長補佐官だった。
連合軍へスパイを忍ばせ情報を抜き取り、時には暗殺さえもやらせてきた。
それが出来なくなり、軍の頭脳の一部として動けなくなったのは、何時の話かもう思い出せない。]
……そんな無能に成り果てた僕に何の用かな?
[国境付近、連合側に位置する廃墟に足を踏み入れた瞬間。
視線と殺気がクルークに注がれているのは分かったのだが、気配が読めない。
微かな音でも何でも拾えれば良いのだけれど、と更に建物内へと歩みをゆっくり進める。]
…魔力痕もあんまり感じなくなったわね…
…感じるものと言ったら…
[空間把握で得られる情報。敵が6人ほど。どこの所属かどうかは関係がない。銃をホルダーから取り出す。]
出てこなくていいわよ?撃ち抜いてあげるから
『ディレクトリ・ポート』
おとなしくしてて頂戴…
[放つ。放つ。放つ。6発すべてを脳天に当てる。]
…移動しましょうか…。これ以上この地区にいても無駄だわ。
次は…2(3)
(1.独立組織近くのD地区 2.3勢力の中心部H地区 3.連合近くのC地区)
[背後で微かに靴底を引きずったような音が聞こえる。
そこからは、一瞬の出来事。
背後から槍のひとつきが胸へと突き刺さる。痛みよりも、熱さを感じた。
それでもなんとか、相手の首を雷を溜めた手で容赦なく掴み取る事に成功し、思わず口の端が上がったのを感じる。
腕っぷしは昔から無い。それでも軍人としてはまだ死んでない。]
千早は、クルーク を投票先に選びました。
千早は、コトブキ を投票先に選びました。
セシルは、コトブキ を投票先に選びました。
[クルークを襲撃した男は自分の身内が参謀長補佐官に殺されたと苦しそうに喚く。
自分と違う軍服を着ていた。それならば、きっとコイツは。
自由な片手を力を振り絞り、高く上げる。辺りに響くのは、微かな電気が弾ける音。]
……つかまえた。
[僕はお前に、詫びるつもりは無いと告げニタリと笑う。わらう。
怯えた男の目には血を流しながらも笑う気味の悪い赤毛がうつる。
引きつった悲鳴を上げたのと、赤毛が指を鳴らし、雷が建物に落ちたのは同時。
きっと、同行者はこれが何らかの合図だと、気が付いてくれただろう。]
隻眼の ミツルは、クルーク を投票先に選びました。
グレンは、コトブキ を投票先に選びました。
シエラは、クルーク を投票先に選びました。
ー4d・未明ー
[小隊長と作戦やら配置やらをすり合わせ、情報の共有を終えた後。ふと空を見上げると、一羽の鳥がこちらに向かって飛んでくるのが見えた。>>49
腕を差し出せばばさばさと羽を畳みながら止まる。爪を食い込ませるその脚を見れば、丸めた紙が括り付けられている。]
セシル…?…いい、いらない
[鳥を受け取ろうとする兵に首を振り、紙を片手で器用に開く。
書かれていたのは、帝国同盟の人間が独立組織に移動したことと、セシルがもうスパイとして帝国で動けないこと。何があったか詳しくは書かれていないが、聞けば答えてくれるだろうか。]
紙とペン貸して
[紙に簡単な地図を描き、「この辺で落ち合おう」と添える。字も地図もかなり稚拙なものだが、彼女ならきっとわかってくれるだろう。
再度鳥の足にそれを括り付け、飛ばす。小隊長に一言告げて、地図に描いたその場所へ向かう為、地を蹴った。]
グレンは、クルーク を投票先に選びました。
セシルは、クルーク を投票先に選びました。
投票を委任します。
クルークは、アレクシス に投票を委任しました。
隻眼の ミツルは、クルーク を能力(襲う)の対象に選びました。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
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[10]
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[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
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