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―→爆発現場付近―
本当にこの辺りなんですかね……
[指令を言い渡された時に読まされた書類の内容を思い出しながら地面を踏む。
先に現場を訪れた偵察によると爆発の跡はあるものの、人や物が吹っ飛んだ形跡は無いらしい。
残っているのは地面が少しだけ抉れたような跡と、火薬の匂いだけ。
連合か我が軍の投げた爆発物がたまたま無人の場所で爆発したか、それとも文字通り塵も血も跡形もなく消し飛んだだけなのか。
行方不明者が関係している可能性もあるからと、自分が派遣されたわけだが。]
殺伐とした匂いしか残って無さそうですね…
無駄足、か。やれやれ。
[無駄口を叩きながらも、周辺調査を続ける気は一応あるらしく足を止める様子は無かった。]
―→国境付近―
本当にこの辺りなんですかね……
[指令を言い渡された時に読まされた書類の内容を思い出しながら地面を踏む。
先に現場を訪れた偵察によると爆発の跡はあるものの、人や物が吹っ飛んだ形跡は無いらしい。
残っているのは地面が少しだけ抉れたような跡と、火薬の匂いだけ。
連合か我が軍の投げた爆発物がたまたま無人の場所で爆発したか、それとも文字通り塵も血も跡形もなく消し飛んだだけなのか。
行方不明者が関係している可能性もあるからと、自分が派遣されたわけだが。]
殺伐とした匂いしか残って無さそうですね…
無駄足、か。やれやれ。
[無駄口を叩きながらも、周辺調査を続ける気は一応あるらしく足を止める様子は無かった。]
――!
覚えて、ないのか……。
[ホッとした様子の彼の言葉>>43に、少し意外そうに目を瞬かせる。
あの獣のアレクシスが「半身」などと言ってアレクの記憶や事情に詳しいようだったから、てっきりその逆も然りなのだと思っていた]
あの後、あんたが倒れて。
――たぶん、アレクの中の獣の心が、身体を動かしてるみたいだった。…セシルも、心配してたぜ。
[ともかく、無事に戻ってきてくれたようで良かった。見たところ大きな怪我もないようだし、これで今後の相談なり行動も取れるだろう]
あいつは、身辺整理をするって言ってた。アレクの意思どおりにすると――。それが何なのかわかんねえけど、済んだって事でいいみてえだな。
ーB地区南部ー
『ポート』
…ここにもいない…魔力痕が少しだけ残ってる気がするし、この辺りにいたのは確か見たいだけど…。
[B地区にきて見たが、痕跡のみしか見つけられない。それも、かなり薄くなっているため、追うこともできない。]
…当てもなく歩くのも無駄に疲れるわね…。
…誰か連れてくれば良かったかしら?
[再び、歩を進める。]
隻眼の ミツルは、コトブキ を投票先に選びました。
隻眼の ミツルは、コトブキ を能力(襲う)の対象に選びました。
―少し前・帝国本部・廊下―
えっ?同行するんですか?僕に?
[とりあえず自分が持っている情報を出せる限りシエラに話す。
謎の爆発があった事。自分はこれからそれを調べに行く事。
アレクの行方が分からない事、捜索は千早にお願いした事。
だいたいこんな物か、と話終わった頃には荷物の準備ができていて。
邪魔だからと制帽は自室へと投げ入れてきた。
アレク捜索の方へと同行するのかと思っていたクルークからは間抜けな声が漏れただろう。
そして、つい先ほどの千早とシエラの様子を思い出し、何となく察した。>>45]
……良いですけれど、自分の身は自分で守ってくださいね。
[他人を守れる程の力量は自分には無いから、と苦笑。*]
/*
襲撃していただけるなら、それはそれでとっても嬉しいので、墓下(狼から見える?)で愛を籠めてその瞬間のロル回しますよ
*/
―4d―
[アレクの黒い軍服を引っ掛けて帝国領から脱出した後、今は帝国と連合の国境を移動する。
アレクの軍服は途中で脱ぎ捨てて、連合軍の拠点を目指していた。
移動にも使える魔法を持つ身と違い完全な徒歩だ。目だないルートで死した馬を駆けさせた。
拠点に辿りつきさえすれば、移動用魔道具や連絡手段もあるだろう。]
[どこにいるとも知れぬコトブキへと魔力を辿った鳥が一羽。
アレクが帝国から独立組織へと身の置き場を変えたこと、
自身が帝国での潜入活動がもう困難なこと、
戦場にも出るので必要なら指示を欲しい旨が簡潔に届けられた。]
―少し前・帝国本部・廊下―>>48
[道中、クルークから話を聞く。特にアレクシスが行方不明で裏切りの可能性ありと上層部が考えていることは、自分の知りたかったことだった。なんだかんだ噂は、当たっていたらしい。苦い気持ちになりながらも、手がかりもなく自分が探しに行くのは馬鹿らしい。千早にその辺を任せてあると聞いて、優秀なクルークらしい適材適所な配置だなと思う。話ついでに彼の請け負う任務について聞いて、折角だからと同行を申し出た。彼らしくない間の抜けた声で返されて、苦笑いする。]
察してくれてありがとう。僕には機動力がないからね。……千早と相性も良くないし。
なら、君と同行して、千早が情報を持ってくるのを待った方が効率がいい。手がかりが見つかれば、推測することは僕の得意分野だから。
[口角を上げて理由を述べる。]
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