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もういい…。分かったわ。
[敵意を収めない彼女>>130はかつてとは違うとわかる。]
殺さないから。あなたは絶対に殺さないから。
[呪文のようにつぶやき、魔法を唱える。]
『インサレイション・ポルタ』
[エリィゼにむけて、5発の弾丸を腕、足、頭に一発づつ。当たったならばエリィゼは黒い球体の中に閉じ込められただろう。]
この魔法は隔離魔法。私が解かなきゃ戻れないわ。
そこで反省しなさい。
[エリィゼに初めておこった顔を見せる。だが、般若のように恐ろしいものではなく、もう少し、悲しげな物だったが。]
…クロロ。この中では時間が進まない。永久に世界を見なきゃいけなくなるかもしれないわ。私を殺したら、解けるかもしれない。けれど、解けないかもしれない。私にとく意思がないから。
残酷なことをしたくないなら…その刃を収めて。
やっぱり、戦闘か・・・!!
[もし千早を殺すことになってしまうのなら、この短期間で孤児院の人を3人も殺ったことになる。
でも、それでも。クロロの中で、エリィは特別だった。孤児院で人に上手く接することができず、花ばかり眺めていたときに、自分でも触れる綺麗な造花をプレゼントしてくれた、あの少女の笑顔を守りたかった。]
・・・ごめんね。千早・・・!!
[クロロは、エリィに続くように、千早へと向かっていった。
が、移動に魔法を使っているわけでもないため、エリィには追い付かない程度の速さ。そこで、>>133エリィにむけて、何かが放たれたのを見た。]
ー自室ー
誰が?
さぁ、誰だろう
[曖昧に濁し、そっぽを向く。自分も協定をぶっ壊してくれた張本人は知らないが、なんとなくの目星はつく。知っているような、そんな口調で笑う。クロロについて聞かれれば、ミツルは彼の本業を知らないのだったかと思いながら口を開く。>>98]
クロロはねぇ、お遣い
ちょーっとしたネズミ退治
[そこまで言って、気付かれたかなと内心思いながら席を立つ。そろそろ呼び出しがあるだろう。仕事の時間より大幅に遅れている。]
ね、ミツル
僕仕事行かなきゃ。戦う準備もしなきゃいけない
もういいよね?
[扉に手をかけ廊下を示す。何も無いようならそのまま外に出るつもりで。]
ジロは、エリィゼ を投票先に選びました。
千早は、エリィゼ を投票先に選びました。
[刀を構えたまま、クロロの足が止まる。]
そんな・・・エリィ?ねえ、返事してよ?
[クロロの目の前には黒い球体が。エリィがうまくそれを避けて、球体の陰に隠れていると・・・そう信じつつ、絶望したような、震えた声で、声をかけ続ける。]
エリィ、言ったじゃないか。
昔みたいに、花を一緒に眺められるって!!
― 朝・医務室 ―>>129
[彼が自分を抱きしめるのを拒みはしなかった。単純に体に力が入らなかったのもあるけれど、人肌が恋しいとらしくもないことを思っていた所為でもあった。]
大丈夫。そんなには辛くないんだ。
[少し誤解されてるような気もしたが、訂正する必要もない。彼の言葉が正しくない訳でもないのだから。]
ありがとう。ジロは、優しいな。
[これで自分を抱く腕がもう少し柔らかだったなら、母親みたいだなんて小さく呟く。でも銃器で鍛えられた腕の方が彼らしくていい。
抱きしめられたまま、彼の腕の中で意識が遠のくのを感じた。暴走の影響はまだ色濃いらしい。彼にもたれ掛かるようにして気を失ってしまった。]
クロロ…
…連合にもどる…?それとも、エリィのいない独立組織にいく?
[あえて、自分たちの元にくるかとは問わない。そんな資格はないから。]
シエラは、エリィゼ を投票先に選びました。
――な、
[避けきれない。二つ交わしたが、隙だらけのままで攻撃全てを交わすことは出来なかった。
ぱさり。
クロロにいつか渡そうと、そう思って持っていた花がポケットから落ちる。
赤いチューリップ。初めて彼にあげた花と同じもの。
彼の声に答える言葉はなく、代わりだといわんばかりに赤い花が存在していた*]
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