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―――山荘:廊下
[私は今日、この異変を解決する為に最後の詰めの為にもう一度屋敷を見回っていました。でしたが…突如爆発音と、七色の虹を思わせる様な閃光が窓から差し込み、私はその異質さに感付きます。]
(山荘の外までには時間停止が利かない…?いえ、これは別の理由…魔力の奔走……?!)
[そこまで感じた瞬間に、私は気付きます。
あの七色の光に、爆発音。そんな事をする人物の名前を。そして、それに感付いた瞬間に私は正に"一瞬"で、山荘の外に出ました。しかし…]
(…間に合わず、ですか。)
[…そこにはその人物…魔理沙の姿はなく、箒と八卦炉だけが残されていました。つまり、彼女もまた"閉じ込められて"しまった事を意味していました…。私は無言で魔理沙の形見を手に取り、そのまま一度だけ雪だるまの方へと向き―]
(魔理沙……この形見は、私が預かっておきます。死んでいないのはわかってますから。
…ですから、頑張って"取り返し"に来て下さいな。)
[そうとだけ心の中で呟いて、再び屋敷の中へと入りました。]
―――咲夜自室
(結局、私に矛先が行かなかったのは何が原因なのでしょうかね…)
[私は自分の自室に魔理沙の形見を置いた後、そう考えていました。その答えを考えても、結局堂々巡りなので…]
―――?!?!
[―――私は突然襲った眩暈に抗えず、意識を失いました。]
―――夢と現実の"隙間"
"何故貴女はそんな事をするのかしら?"
[そう呟くのは、傷だらけのレミリア。]
―私は、貴女に会いたかったからです。
ずっと、探しておりましたから。
[そう返すのは、牙を尖らせた咲夜。
だが、その空気は人間のそれではなく―レミリアと同じ―]
"がああああああっ…!!!!"
[レミリアの断末魔が紅魔館に響く。咲夜がレミリアの首筋に牙を立て、血を吸い上げていったからだ。そのまま咲夜は一心不乱にレミリアの血を吸い上げ―
―――そうして、レミリア・スカーレットは殺された。]
これは…夢?それとも、現実…?
こんな事をしたくて、私は生きていたのでしょうか…?)
[混乱する咲夜。しかし、その混乱も長く続かなかった。残酷な夢は切り替わり、今度はレミリアと咲夜が仲慎ましく星空を眺める景色<<夢>>が広がる。]
"星を隠すなんて、洒落た事をするのね。"
"いえ、お嬢様。私はあの星の意味を知らないで欲しかったですから。それに…1つの星に執着するより、この沢山の星々が落ちる景色を見せたかったですからね。"
"あら。そう。でも、1つの星に執着するのもそれはそれで幸せなものよ。咲夜、ちなみにあの星の名前は?"
"ええ、あれは―"
妖怪は悪くないといけませんから。
怖いと人間に思われないと存在が危うくなってしまいます。
[重なるように別の音程の鍵盤を動かし二重奏に。]
幻想郷で怪異は珍しくないんですよ。
そういうことですね。
雪だるまさんも同じ本に描いてあったのですから同じなんでしょう。
生憎、私はどんな妖怪だったのかすら覚えてはいませんけれど。
>>19
よーむさんって仰いましたっけ。
それでやめる妖怪いると思います?
[至極当然といった顔で答えます。]
>>26
全く思いませんね。
[スッパリと答える。異変というのはそういうものだ]
……殺しはしません。それが幻想郷のルールです。あなた達の存在が消えないよう、下山した後計らいます。
なので、切ります。
[傍から見れば矛盾しているような宣言をして、スペルカードに力を込める]
……七星剣「餓鬼暴食の報い」!!
[雪だるまに放ったものと同じ斬撃が、真っ直ぐカナへと伸びていく。直撃すればカナが異変の為に起こしている力を全て引き裂き、再発動も出来ない状態にするだろう]
>>25
その辺りは御主人の書斎で読んだよ。
当然と言えば当然かもしれんな。
[突然の二重奏に目を丸くするが、すぐに含み笑いと共に
調子を戻した]
ふーむ、幻想の楽園も単に楽園とはいかねぇか。
苦労してたんだな。
―騒霊嬢、今を楽しんであるかい?
ルールもだいぶ変わったみたいですねぇ・・・。
前はもう少し殺伐としてた気がしましたのに。
私は前の方が好きだったんですけど。
[妖夢が剣を構えるのと同じくして手を広げ複数の輝く鳥を眼前に出現させ、妖夢へ向かって解き放つ。]
そういう名前があると恰好良いですよね。
[いくらか戻したとはいえ弾幕を構成できるほどの力はまだ戻ってはいない。
スペルカードに対抗するべくもなく鳥は切り裂かれ、その余波が直撃する。]
>>30
……
[彼女はスペルカードルールが生まれる前からいた存在だったのか、前の方が好きだったと言った。外の戦いにはスペルカードルールが生まれてから出るようになった妖夢には、それを否定することも肯定することもしようがない]
恰好良くなど、ありませんよ。私一人では真実にたどり着くなど到底出来なかった。私はただ、終わらせただけです。
[直撃した手ごたえは確かに感じた。二人の犯人を倒したことで異変を起こす魔術は使えなくなっただろう]
今は倒れて、夢の中で眠っていてください。その夢はきっと、現実になるでしょうから。
>>31
[胸から血潮を吹きだして倒れた彼女に慌てる事もなく近くに寄る。
小さな弾幕で自分の服の袖を根元から切り裂き、意味があるのかは謎だが少しでも血を抑えて寝かせるだろう]
>>30 >>31
[決着は、随分簡単についてしまった
彼視点、どうにも後味が悪かったが]
[妖夢がまだその場にいるなら、「お疲れさん、嬢ちゃん」と声を掛けただろう]
[相棒"ギター"を担いで倒れる騒霊の下へ]
霊も血が出るんだな、驚いた。
[驚いている様子は無かったが]
おーい、意識はあるか?騒霊嬢。
[とんとんと、彼女の肩を叩くだろう]
>>33
……ありがとうございます。
[猛吹雪に晒され、新しいスペルカードを連発したせいで体が辛いが、なんとか答える]
時間がかかってしまい、すみませんでした……カナさんを任せても、よいでしょうか?
[カナの血の勢いは抑えた後、そう頼んでみる。切った自分がやるよりは、カナにとって気休めにはなるはずだ]
村の設定が変更されました。
>>34
そう固くなるな、お手柄だ。
恐らく明日の朝には全員戻ってくるだろうさ。
とりあえず、今日は休むと良い。
[「若いもんに色々頑張らせてすまんねぇ」と付け加えて]
あぁ、任せときな。
俺も要らんと思うが、な。
[しれっと聴こえた幻聴を踏まえ、妖夢に肯定のウインクをする]
>>35
そうであってほしいです。私には隙間に落ちた人を助け出す事は出来ませんから。
では……お任せします。突然押し入って失礼しました。
[ふらふらとした足取りで談話室から出ていく。風呂に入った後、久しぶりに熟睡するだろう**]
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